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花束保存・アフターブーケの種類や方法

思い出の瞬間を永遠に!花束を永久保存する方法

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

思い出の瞬間を永遠に!花束を永久保存する方法

花束は思い出を象徴する贈り物ですが、時間が経つとしおれてやがて傷んでしまいます。そのままの状態では、美しさを永遠に保つことはできません。しかし、傷みはじめる前に手を加えることで、美しさを長く保つことができます。

そこで今回は、もらった花束などの大切なお花をできるだけ長く楽しむために、生花を加工して保存性を高める方法を紹介します。花束を保存するメリットをはじめ、長期保存するための加工方法や注意点、加工後のお手入れ方法まで詳しく解説します。大切な花束を手元に残したい方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 花束を長く楽しみたい方
  • 生花を長持ちするものに加工する方法を知りたい方
  • 大切な花束を手元に残したいと考えている方

花束を保存するメリットとは?

花束を保存する魅力とは

思い出の花束はいつまでも大切に飾っておきたいものです。しかし、花瓶に生けて飾った切り花は、水替えなどのお手入れをしても長期間保存することはできません。そこで、花束を保存する方法を知っていれば、一般的な期間よりはるかに長い間手元に残すことができます。花束を保存することには、以下のようなメリットがあります。

代表的な4つのメリット
  • 長期間飾ることができる
  • もらった花束を手元に残せる
  • お手入れに手間がかからない
  • ギフトとしても喜ばれる

それぞれのメリットについて、詳しく説明します。

長期間飾ることができる

花束を保存できるようにすると、劣化のスピードがゆっくりになるため、美しい状態のまま長期間飾って楽しめます。生花(切り花)は通常、数日から数週間でしおれますが、保存するために花を加工すると、数か月から数年、加工方法によっては永久保存に近い期間、美しい状態で飾っておけるのです。

思い出深いイベントや特別な日の花束を保存加工すれば、その時の感動を長く心に留めておけます。たとえば、結婚式のブーケや記念日の花束を保存することで、その日の感動をいつも思い出せるのは大きな魅力です。

もらった花束を手元に残せる

大切な方からもらった花束は、とくに思い入れが強いアイテムとなるでしょう。そのまま飾ってしおれて枯れてしまう姿を見ると、せっかくもらったのに…と悲しくなる方も多いのではないでしょうか。しかし、保存できるよう加工すれば、もらった花束も美しさを維持しながら手元に残すことができます。

たとえば、プロポーズでもらった花束は人生において大切な記念になるギフトです。そのようなメモリアルな花束も、保存すれば手元に残せます。とくに思い入れのある大切な花束は、できるだけ美しく長く残すためにも、保存方法にこだわることが望ましいです。美しさを維持できる保存方法に関しては、後ほど詳しく紹介します。

お手入れに手間がかからない

保存できるよう加工した花束は、生花と違って水の入れ替えや茎のカットなどの手間がかかりません。こまめなお手入れをする必要がないため、忙しい方や花のお手入れを面倒に感じる方でも、気軽に花のある暮らしを楽しめます

美しさを維持するにはある程度のお手入れは必要ですが、生花よりもずっと簡単です。たとえば、ドライフラワーやプリザーブドフラワーは、定期的に埃を払うだけでその美しさを保てます。手間をかけず気軽に飾れることは、多忙な日常を送る方々にとって、花を保存することで得られる大きな魅力といえるでしょう。

ギフトとしても喜ばれる

加工を施し保存性を高めた花束は、ギフトとしても多くの方に喜ばれます。美しさと華やかさを感じられる高品質な見た目だけでなく、長持ちするというメリットから、結婚式や記念日、誕生日などの特別なプレゼントとして人気を集めています。

たとえば、母の日のギフトとしてプリザーブドフラワーを贈ることで、花を見るたびに感謝の気持ちをいつも感じていてもらえます。高齢の方や療養中の方などにも、お手入れ不要で衛生的な保存加工済みのフラワーギフトを贈れば、負担をかけることなく花を楽しんでもらえるでしょう。

花束を保存する方法とは?

花束を永久保存する方法

生花は自然のもののため、永久的に保存することはできません。しかし、永久保存に限りなく近い期間、生花を楽しめるようにする方法はいくつかあります。生花を保存加工した代表的なアイテムは、以下のとおりです。

生花を保存加工した主な花の種類
  • 押し花 : 生花に圧力をかけ平面状にして乾燥させたもの
  • ドライフラワー : 生花を立体的に乾燥させたもの
  • フリーズドライフラワー : 生花を瞬間冷却により乾燥させたもの
  • プリザーブドフラワー : 生花を特殊加工し保存性を高めたもの

4種類の花の特徴や加工方法の概要を、それぞれ見ていきましょう。

押し花にする

押し花は、花を平らにして保存する方法です。重しや花を挟み込む道具を使い、立体的な花を平面状に変形させます。花に圧力をかけてしばらく置いておくことで、ゆっくりと水分を抜いて花を乾燥させる加工方法です。昔ながらの重しを乗せる方法のほかに、現在は電子レンジやアイロンを用いた時短でできる方法もあります。

押し花は家庭で気軽に作れるため人気があり、市販の乾燥シートを使えば色も美しく仕上がります。完成した押し花は額縁に入れてレイアウトすれば、絵画のように飾ることもできます。平面状のためスペースをとらず限られた空間でも美しい花の姿を楽しむことができるため、インテリアとしてもおすすめです。押し花の作り方を詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

花びらを分けて押し花にする

バラなど花びらが重なり合っている立体的な花は、そのまま押し花にしてもきれいに仕上がりません。

花びらを1枚ずつに分解して並べた状態にしておくことで、まんべんなく乾燥し、美しい押し花ができます。

ドライフラワーにする

ドライフラワーは、花を立体的な姿で乾燥させたものです。押し花と同様に、一般家庭でも気軽に作れます。生花の形状を維持したい場合におすすめですが、方法によって仕上がりが大きく異なります。主に以下の4種類の方法があるため、仕上がり方を踏まえて選ぶといいでしょう。

方法によって異なる仕上がり
  • ハンギング法 : 花を逆さに吊るして自然乾燥させる方法で、アンティーク調のくすんだような色味になる
  • シリカゲル法 : 乾燥剤(シリカゲル)に花を埋め込む方法で、比較的生花に近い見た目が維持される
  • グリセリン法 : グリセリン溶液を吸わせて乾燥させる方法で、比較的生花に近い見た目が維持される
  • ドライインウォーター法 : 少量の水を吸わせながら少しずつ水分を蒸発させる方法で、形は崩れにくいが色はくすみやすい

ハンギング法やドライインウォーター法では色の変化が目立ちやすいです。しかし、元々水分量の少ない花(ミモザやカスミソウなど)は、これらの方法でドライフラワーにしても比較的きれいに仕上がります。

なお、ドライフラワーにする花は、花束をほどいたときに茎のしっかりしたものを選びましょう。自宅で作ったドライフラワーはナチュラルな風合いが魅力で、インテリアやクラフトに幅広く利用できます。ドライフラワーで作ったリースやブーケは、インテリアとして自然の美しさを楽しめるでしょう。ドライフラワーの詳しい作り方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

フリーズドライフラワーにする

フリーズドライフラワーは、花を瞬間冷却し、そのあと真空状態で乾燥させて作られます。極めて短時間で加工するため、花の色や形が元の生花に限りなく近い状態で美しく保存できます。

ただし、フリーズドライフラワーは一般家庭では作れないため、専門店に依頼しなければなりません。また、普及している方法とは言えないため、専門店の数も限られています。費用はかかりますが、永久保存に近い期間に渡って生花を美しく保てる点は大きな魅力です。特別なイベントや贈り物に用いてはいかがでしょう。たとえば、結婚式のブーケをフリーズドライフラワーにすれば、その日の美しい思い出をいつまでも楽しめます。

プリザーブドフラワーにする

プリザーブドフラワーは、特殊な液体を使って花の水分を抜き、専用の保存液を染み込ませる専門的な方法で作られます。生花と変わらない色や質感が長期間維持され、高級感のある見た目が魅力です。ただし、ある程度の専門的な知識や技術が必要なため、押し花やドライフラワーのように家庭で気軽に作れるものではありません。

プリザーブドフラワーは、染色して仕上げるため、カラーバリエーションが豊富な点も大きな特徴といえます。インテリアやギフトアイテムとして広く利用されています。プリザーブドフラワーを使ったアレンジメントは、特別な日の贈り物として最適です。

自然界にない色も表現できる

自然界では希少な青いバラも、プリザーブドフラワーで再現できます。また、レインボーカラーなど自然界にはない色の花も作れます。

珍しいものが好きな方へのギフトとしても、よく選ばれています。

もらった花束を残したい場合はどの方法がベスト?

もらった花束を残したい場合はどの方法がベスト?

プロポーズや誕生日、記念日などでもらった花束を手元に残したい場合、美しさが長期間維持できる方法を選ぶことが望ましいです。生花に近い質感という意味では、プリザーブドフラワーやフリーズドライフラワーが一般的には選ばれやすいでしょう。

しかし、ギフト用として保存加工されているプリザーブドフラワーは、6~7分咲きの花を使うことが一般的です。しかし、もらった花束の場合は蕾が開いている状態がほとんどのため、プリザーブドフラワーにするのに最適な状態とはいえないかもしれません。

ドライフラワーや押し花には、素朴な印象を抱く方が多いのではないでしょうか。しかし、保存加工専門店を利用すれば、プリザーブドフラワーのように生花に近い質感に仕上げることが可能です。もらった花束の開いた花でも美しく保存できます。

もらった花束を残したいなら、保存加工前の保管も重要

生花は生き物のため、時間が経つにつれ姿が変化していきます。切り花も同様のため、保存加工を希望するなら美しい状態で加工をスタートできるようにすることが大切です。新鮮な水をしっかりと吸水させ、切り花の状態での鮮度を維持しましょう。しばらく観賞してから保存加工する場合は、以下のポイントを押さえて保管してください。

切り花の鮮度を維持するコツ
  • 涼しい場所で保管する(直射日光の当たる窓際はNG、エアコンで温度管理を)
  • 水をこまめに入れ替える(難しい場合は市販の切り花用延命剤を使用するとよい)
  • 茎の断面をカットし吸水を促す(断面が新しくなることで水を吸い上げやすくなる)

もらった花束をすぐに加工する場合も、一時的に保管する際には必ず涼しい場所に置いておきましょう。また、花束は立てて保管するのが基本です。寝かせると重力で下の花が潰れて変形してしまうため、紙袋や箱を支えにして立たせておいてください。

保存加工前に押さえておきたい注意点

保存前の注意点

花束を保存する前には、いくつか押さえておきたい注意点があります。以下の4点を踏まえて保存することが大切です。

花を保存する場合の4つの注意点
  • 花に適した保存方法を考える
  • 加工する前に適切な下処理をする
  • 加工後の色の変化を考慮しておく
  • 加工後の活用方法を考えておく

この4つの注意点について、それぞれ詳しく説明します。

花に適した保存方法を考える

花束を保存する際には、花の種類や特性に応じた保存方法を選ぶことが重要です。デリケートな花びらを持つ花は、ドライフラワーやフリーズドライフラワーにするときれいに保存できます。また厚みのある葉は押し花向きです。

色が特徴的な花はプリザーブドフラワーにすると、自慢とする色をそのまま長く保てます。ユリのような大きくて華やかな花も、プリザーブドフラワーにすることで、その美しさを長く保てます。また、パンジーやビオラ、デイジーのような小さくて薄い花は、押し花にするのがおすすめです。元々平たい形状の花のため、平面上でも魅力を引き出せるでしょう。

このように、花の特徴に合わせた適切な保存方法を選ぶことで、より美しい状態を長期間保てるものになります。

各保存方法に向いている花の例
  • 押し花 : パンジー、ビオラ、デイジー、サクラ、アジサイ、コスモスなど
  • ドライフラワー : バラ、ビオラ、アジサイ、ミモザ、ラナンキュラスなど
  • フリーズドフラワー : バラ、ユーカリの葉、スターチス、センニチコウ、ラナンキュラスなど
  • プリザーブドフラワー : バラ、プルメリア、胡蝶蘭、ユリ、ガーベラなど

上記はあくまでも向いている花の例です。たとえば、バラは押し花にふさわしい花に含まれていませんが、押し花にできないわけではありません。前述のとおり、花びらを分解して押し花にすれば、きれいに仕上げることができます。家庭では加工が難しい場合は、専門店に問い合わせてみましょう

加工する前に適切な下処理をする

保存前には、花を適切に処理しておくことが重要です。たとえば、ドライフラワーにする際には、花の茎を切り揃えておきましょう。乾燥が均一に進み、美しい仕上がりになるでしょう。

押し花にする際には、花の水分をできるだけ取り除いておくことが大切です。また、花びらが重なり合っている花は分解する、厚みのある花は裏面を削いで薄くするなどの適切な処理を行うことで、より美しくより長く保存できるものに仕上がります。

加工後の色の変化を考慮しておく

保存方法によっては、花の色が変わることがあります。一般家庭で作ったものは、時間の経過とともに色がくすんだり薄くなったりすることが避けられません。そのため、色の変化もあらかじめ考えておくとがっかりせずに済みます。

飾る場所の雰囲気に似合う色を想定して、どの方法が最も美しい結果をもたらすかを検討してみましょう。

加工した後の花色
  • 押し花 : ほぼ元の色が残せるが、水分が抜け切れていないと変色する
  • ドライフラワー : くすんだレトロな色になる。赤色は黒っぽくなる
  • フリーズドライフラワー : 元の色に近い色を残せる
  • プリザーブドフラワー : 元の色をそのまま残せる。自然界にない色に加工もできる

押し花やドライフラワーにしたいけれど色の変化は避けたい…という場合は、保存加工専門店に依頼するのがおすすめです。褪色を防ぐ特殊な加工を施すため、元の色に限りなく近い美しい色味が維持されます。

加工後の活用方法を考えておく

保存加工したあと、どのように活用したいか考えておくことで、より適切な方法を選ぶことができます。たとえば、プロポーズの花束を保存加工してリビングに飾りたいけれど、十分なスペースがない…というのはよくある問題点です。その場合は、額に入った押し花に仕上げる方法を選べば、絵画のように省スペースで飾れるでしょう。

サイズ選びも重要です。大きな花束をまるごと保存すれば、当然大きなアイテムになります。しかし、コンパクトに保存したいなら花束の一部のみを加工するという選択もできます。とくに、専門店で加工したものは保存期間が長いです。どこにどのようにして飾るかということを考えて選ぶことが、花束の満足できる保存につながります。

自宅で加工したものはハンドメイド資材向き

自宅で作ったドライフラワーや押し花の保存期間は1~3年程度とされています。

長期保存できる記念品としてではなく、気軽に飾れるものと考えるといいでしょう。ハンドメイド作品の材料として活用するのもおすすめです。

加工後の花束のお手入れ方法は?

加工後の手入れについて

生花より手間はかかりませんが、加工した花もいつまでも美しく楽しむには適切なお手入れが必要です。お手入れや花束の保護に関するポイントは以下の3点です。

保存加工した花束を美しく保つ3つのポイント
  • 定期的に埃を取り除く
  • 額に入れる
  • ボトルケースに入れる

それぞれのポイントについて詳しく説明します。

定期的に埃を取り除く

加工した花を長く楽しむには定期的に埃を取り除いてあげることが大切です。ケースや額に入れていない剥き出しの状態で埃がたまると、花の色がくすんだり傷んだりすることがあります。柔らかいブラシやドライヤーの冷風を使って、優しく埃を取り除きましょう。

ドライヤーの冷風を使用する際は、花に直接当てるのではなく、少し距離を置いて風を当ててください。そうすることで埃を吹き飛ばしながらも花へのダメージを最小限に抑えることができます。

化粧用の柔らかいブラシや、カメラのレンズを掃除するためのエアブロワーも、ドライフラワーの埃取りに便利です。これらの道具を使うことで、花びらや葉についた埃を優しく取り払えます。

額に入れる

押し花やドライフラワーなどは額に入れて飾ることで、埃や湿気から保護できます。額に入れることで、見た目もより美しくなり高級感が出てインテリアとしても楽しめます。

額装する際は、額の選び方や花の配置にも工夫してみてください。花が潰れないように適度なスペースを確保しましょう。UVカットのアクリルガラスを使用することで、直射日光から花を守り退色を防げます。

ボトルケースに入れる

プリザーブドフラワーや小さなドライフラワーのアレンジメントは、ボトルケースに入れて保存すると効果的です。ボトルケースは透明なガラスやアクリル製のものを選ぶことで、花の美しさをそのまま鑑賞できます。ボトルケースに入れて保存すれば、花が乾燥しすぎたり逆に湿気にさらされたりするのを防ぐことができます。

なお、ボトルケースに花を入れる際には、花のサイズに合ったケースを選びましょう。花が詰まりすぎず、程よい余裕があるケースが理想的です。ボトル内の配置にも工夫を凝らし、花が美しく自然に見えるようにしましょう。

ハーバリウムもおすすめ

小ぶりなガラスボトルにドライフラワーを入れる場合、専用のオイルを注いでハーバリウムにするのも素敵です。

オイルでコーティングされると花の色が鮮やかに見え、ボトルフラワーとはまた違った風合いになります。

花束をきれいに保存するコツ

きれいに永久保存するコツ

花束を美しく保存するためには、以下のようなコツを押さえておくことが大切です。

美しく保存するための3つのコツ
  • 花束が新鮮なうちに保存加工する
  • 保存場所の環境を考慮する
  • もらった花束を記念に残したい場合は、専門店に依頼する

保存加工をしたらもう安心というわけではありません。できるだけ長く楽しむには、保存前から保存加工後までの花束の管理や、保存加工方法も重要です。3つのコツについて詳しく見ていきましょう。

花束が新鮮なうちに保存加工する

生花でできた花束は日に日に劣化が進んでいきます。花が傷みはじめてから慌てて保存加工しても、劣化を抑えることはできません。美しく仕上げるには、タイミングが重要です。生花としても楽しみたい場合は、一部のみを保存加工することもできます。

花が生き生きした状態で保存加工をはじめれば、より元の花束のイメージに近い姿に仕上げることができます。そのためにも、温度管理やお手入れに気を付けましょう。そして、できるだけ早く保存加工をスタートさせてください。

保存場所の環境を考慮する

加工した花を保存する際には、保存場所の環境を考えるのも重要です。押し花やドライフラワーの保存場所は、直射日光が当たらない湿気の少ない場所が適しています。室内の風通しが良い場所が理想的です。直射日光が降り注ぐ窓際や、湿気がこもりやすい浴室・キッチンなどは避けましょう。

風通しがよいところが推奨されますが、エアコンの風が直接当たる場所に置き続けると、乾燥しすぎて花にダメージを与える可能性があります。また、温度変化が少ない場所に置くことで、花の美しい色や質感をより長く維持できます。湿度と温度をできるだけ一定に保つようにしましょう。

もらった花束を記念に残したい場合は、専門店に依頼する

大切な花束をより美しく長く保存したいなら、専門店に保存加工を依頼しましょう。専門店では、プロフェッショナルな技術と適切な設備を用いて、花の美しさを最大限に引き出し、長期間保存できる加工を施してもらえます。家庭で加工するよりも、確実に美しい仕上がりに期待できるでしょう。

専門店では、花の種類や状態に応じて最適な保存方法を提案してくれます。特別な思い出の花束をより美しく保存するためには、専門店の利用を検討してみてください。

花束を美しく長期保存するならシンフラワーにご相談を

花束を美しく長期保存するならシンフラワーにご相談を

花束は特別な瞬間や思い出を象徴する大切な贈り物です。しかし、美しさをそのまま維持しながら保存するのは簡単ではありません。シンフラワーでは、永久保存に限りなく近い期間、生花を美しいまま楽しめるよう、さまざまな方法を提案しています。

プロポーズでもらった「108本のバラ」もまるごと保存可能

プロポーズでもらった「108本のバラ」もまるごと保存可能

108本のバラの花束は、プロポーズで人気を集めています。その理由は「結婚してください」という意味が込められているからです。諸説ありますが、「108=永遠(とわ)」という語呂合わせに由来すると考えられています。

108本のバラをプロポーズで贈る風習がいつから始まったのか、起源については不明です。ですが、現在では永遠の愛を誓うプロポーズの定番のプレゼントのひとつとされています。

バラの花言葉には「愛」「情熱」「美」などがあり、古くから愛の象徴として親しまれてきました。とくに、赤いバラは深い愛情や熱烈な恋心を表現し、 108本という数字にはプロポーズに似合った特別な意味が込められているため、贈る側の強い思いが伝わる花束となるでしょう

受け取る側にとっても圧倒的な量の花束で、そのときの感動はいつまでも覚えておきたいことでしょう。プロポーズという人生の大切な瞬間にふさわしい華やかさと印象深さを持つ贈り物です。

そんな思い出の108本のバラ花束を、シンフラワーは美しく保存する方法を提案しています。お客様のご意向を聞いて、飾る場所やお部屋に似合ったアイテムを紹介します。

108本のバラの花束を受け取った瞬間の感動は、日々の生活の中で目にするたびに、特別な日の記憶がよみがえることでしょう。シンフラワーが提案する保存方法を利用すればさらに長く楽しむことができます。

108本のバラの保存のほかにも、シンフラワーでは以下の方法で大切な花束を美しく保存します。

シンフラワーで実現する3つの保存方法
  • 大きな花束も絵画のように飾れる押し花アート
  • 多様なアレンジが可能なボトルブーケと3D額
  • 思い出の花をコンパクトに保存できるクリスタルフラワー

ここからは、シンフラワーが提供する保存方法について詳しく説明します。

大きな花束も絵画のように飾れる押し花アート

大きな花束も絵画のように飾れる押し花アート

シンフラワーの押し花アートは、花束を平らに乾燥させ、美しくレイアウトして額縁に収めたアイテムです。プロポーズの花束として人気の108本のバラも、絵画のように保存できます。押し花にすることで形がそのまま保たれ、プロポーズの際にもらった思い出の108本のバラの花も、平面的なアート作品として新居に飾れることでしょう。

シンフラワーでは、押し花の加工には専用のプレス機を使って一つひとつ丁寧に手作業で花を押して乾燥させます。乾燥後はご希望の形にアレンジし、アクリルガラスの額に入れて提供しています。用途に合わせて額縁も豊富な種類の中から選べるのは好評です。

押し花アートは、結婚式や特別な記念日の花束を保存するのに最適です。インテリアとしても素晴らしい装飾品となります。

※シンフラワーのおすすめ「押し花シリーズ」はこちら

多様なアレンジが可能なボトルブーケと3D額

多様なアレンジが可能なボトルブーケと3D額

シンフラワーが提供するボトルブーケは、花束を上質なガラス製のボトルの中でドライフラワーを保存する方法です。花の美しさを360度楽しむことができ、どんなお部屋にも相性抜群のインテリアとして活用できます

花束を適切なサイズにカットし、シリカゲルなどの乾燥剤を使用して花の水分を抜き取ります。結婚式当日に新婦が持つブーケをアレンジする方法としても定着しています。プロポーズでもらったメモリアルな花束を保存する手段としても人気です。ボトルの中のドライフラワーは、まるで生花のように美しく、永久保存に近い期間お楽しみいただけます。

※シンフラワーのおすすめ「ボトルブーケシリーズ」はこちら

ドライフラワーを保存するアイテムには、スクエア型で保存できる3D額シリーズもあります。立体的な額にドライフラワーを閉じ込めたクラシックな印象のアイテムです。額縁のデザインも豊富なため、インテリアにマッチさせることができます。

※シンフラワーのおすすめ「3D額シリーズ」はこちら

思い出の花をコンパクトに保存できるクリスタルフラワー

思い出の花をコンパクトに保存できるクリスタルフラワー

クリスタルフラワーは、花束の一部を透明感の高い樹脂に閉じ込め、花の彩りをそのままの状態で保存する方法です。大きめの花なら1輪、小花なら2~3輪入れることができます。

クリスタルフラワーに入れた花は外部から完全に保護されているため、かけがえのない瞬間を小さな樹脂・レジンに閉じ込めて、美しく保存できます。クリスタルガラスのような透明度の高さと輝きが花の美しさをさらに引き立て、おしゃれでエレガントなインテリアアイテムになります。ペーパーウェイトとして用いることも可能です。プロポーズでプレゼントされた花束の一部を、2人の新居にレイアウトできることでも人気を集めています。

※シンフラワーのおすすめ「クリスタルフラワーシリーズ」はこちら

まとめ

花束を保存加工することで、切り花として飾るよりもはるかに長く楽しめます。できるだけ美しい状態を維持するためにも、適切な保存方法を選び、加工した花は定期的に手入れしましょう。特別な日にもらった花束とともに、そのときの感動をいつまでも心に留めておける点は、保存加工の大きな魅力です。

シンフラワーでは、押し花、ボトルブーケ、クリスタルフラワーなど、生花を永久保存に近い期間お楽しみいただける保存方法を提供しています。どの方法でも花の美しさを長く楽しむことができます。特別な日の思い出を大切にして長く楽しみたい方、プロポーズでもらった108本のバラの花束を20~30年後も手元に残して楽しみたい方は、ぜひお気軽にシンフラワーにご相談ください。

この記事のまとめ
  • 花束を保存加工することで、より長く楽しめて手間がかからずギフトとしても喜ばれる
  • 生花の永久保存は難しいが、半永久的な保存は可能。「押し花」や「ドライフラワー」に加工し保管方法を考慮するとよい
  • 保存加工専門店に加工を依頼することで、大切な花束をより美しく永久保存に近い期間楽しめる

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