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花束保存・アフターブーケの種類や方法

花束は何日持つの?長持ちさせるためにできること

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

花束は何日持つの?長持ちさせるためにできること

花束をもらったら、嬉しい反面お手入れをうまくできるかな…と不安になる方もいるかもしれません。せっかくの美しい花束ですので、できるだけ長く生けて楽しみたいですよね。では、花束は実際のところ何日持つものなのでしょうか。

今回は、生花の花束が何日持つのか、また、長持ちさせるために行うとよいことをお伝えします。生き生きとした姿を長く楽しむためのお手入れのコツや、生花の保存期間を超えて手元に残したい場合におすすめの方法も紹介します。花束を最後まで楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 花束が何日持つか知りたい方
  • 花束(切り花)を長持ちさせるためのお手入れ方法を知りたい方
  • 特別な花束を記念に残したい方

花束は何日持つ?

花束は何日持つ?

花束(切り花)の日持ちの目安は、だいたい10日間程度とされています。ただし、これはあくまでも目安です。気温(室温)や花の種類によっても、実際どのくらい持つかは異なります。そこで、季節ごとの目安や長持ちしやすい花の種類なども含め、花束が何日持つのか紹介します。

また、花束は気温により日持ちが左右されますので、季節に限らず温度変化のある環境下では影響を受けやすいです。さらに、温度のほかにも、日持ちに影響を与える要因があります。この花束を置く・生ける環境に関しても詳しく見ていきましょう。

季節によって異なる

切り花は涼しいほうが長持ちします。一般的には、寒い時期(冬)が最も長く2週間程度、春や秋は1週間~10日ほど、夏場は4~5日ほどが日持ちの目安です。ただし、気温が低ければ低いほどよいというわけではありません。家庭の冷蔵庫内のような低温すぎる環境では、花束は逆に傷んでしまうため注意が必要です。

冬は、暖房の効いた部屋では20℃以上になるのが一般的ですね。室温20℃程度なら部屋に飾っても日持ちはしますが、25℃を超えると夏場のエアコンの効いた部屋とあまり変わりません。つまり、夏場の日持ちが目安となるでしょう。冬季でも暖房でポカポカの部屋は避け、なるべく涼しい場所に飾ったほうが長持ちします。

目安日数はお手入れをした場合のもの

切り花を観賞する間はお手入れが必要です。

何もお手入れをせず生けっぱなしの場合は、目安よりも早い段階で傷んでしまいます。

花束を長持ちさせるお手入れ方法は、後ほど詳しく紹介します。

花の種類によっても変わる

花束を長持ちさせたい場合は、日持ちしやすい種類の花を選ぶのもひとつの方法ですが、もらうことの多いアイテムですのでご自身で選ぶことは難しいかもしれません。ですが、長持ちする花はお手入れ次第で観賞できる期間も延ばせます。一般的に日持ちしやすいとされる花を紹介します。

まず、通年入手しやすい花では、カーネーションやガーベラが日持ちしやすいとされています。とくに、スプレーカーネーションは枝分かれになっている花が順に咲くため、長く鑑賞を楽しめます。ユリや洋ランなども順に咲くという意味で日持ちしやすいです。菊やマーガレットも、長持ちする花の代表格といえるでしょう。

必要に応じて剪定も

切り花の場合は、枝分かれになっている花を生けるときに剪定してスッキリさせたほうが、長持ちすることもあります。

枝分かれが多くて花が混み合っている場合は、剪定した小枝を別の花瓶に生けて楽しみましょう。

日持ちが悪くなる要因

夏の日持ち目安が最も短いことからもわかるように、花束(切り花)は高温に弱いです。季節による気温の変化に加えて、暖房の効きすぎた部屋で飾ったり、熱源のそばに置いたりすることも、花束を傷める要因となります。

また、植えた花は日光に当てると元気に成長しますが、花束は逆。花瓶の水の温度が上がり腐敗しやすくなるため、直射日光の当たらない場所に置いてください。 風通しの悪い環境も、花束にはよくありません。切り花も呼吸をしているため、湿度が高すぎると蒸れてしまい傷みやすくなります

ラッピングしたままはNG

もらった花束をラッピングをしたままの状態で置いておくと、蒸れてしまいます。できるだけ早くラッピング材を外し、花瓶に生けましょう。

ただし、「そのまま飾れる花束」はラッピング材が花束の役割を兼ねているため、この限りではありません。

水を替えない、傷んだ部分をそのままにするなど、お手入れが不十分なことも、切り花を傷める要因です。適切なお手入れを行うことで、花の美しさを最大限に楽しめます。無理のない範囲で、こまめなお手入れを心がけることが大切です。

花束を長持ちさせる生け方

花束を長持ちさせる生け方

ここからは、花束をできるだけ長持ちさせるために行いたいことを詳しく紹介していきます。花束を長く楽しむには、最初が肝心です。ラッピング材を外したら、花瓶に生ける前にひと作業行うことで、花の持ちがグンとよくなります。生けるときにぜひ行ってほしい「葉や蕾をスッキリさせる作業」と「水揚げ」を中心に、見ていきましょう。

余分な葉や蕾を除去

一般的な花束は、ブーケと異なりそのままの形で花瓶に生けるのが難しいです。長さもありますし、「三方見」といって背面のあるデザインのため、どの角度からもきれいに見えるように生けるには、カットしなければならない部分がたくさんあります。このカットをする際に、余分な葉や蕾を取り除いておくのがポイントです

花束を作る段階では、ボリュームを出す目的もあり、葉や蕾はあえてそのままたっぷりとついた状態で束ねることも多いです。そのため、生ける際には花が窮屈にならないよう上手に間引くことが大切です。葉や蕾を適度に取り除いてスッキリとした状態にしてから生ければ、水分が行き渡りやすくなり、鮮度も保たれやすくなりますよ。

水に浸かる部分はすべて取り除く

花瓶のサイズに合わせて茎をカットすると、葉っぱや枝が下のほうまで残った状態になります。

水に浸かる部分に葉などがついたままだと、ふやけて腐敗の原因になるため、すべて取り除いてから生けましょう。

たっぷり水を吸わせる

花束を生き生きとした状態に保つには、水分を十分に行き渡らせることが大切です。そこで、生ける前に「水揚げ」という作業を行いましょう。手順は簡単です。清潔なバケツに水を入れ、切り花の茎を浸して水中でカットします。その後、30分~1時間程度そのまま浸けておくと、水を吸い上げていきます。

茎は斜めにカット

茎を垂直ではなく斜めにカットすることで、切り口の面積を広げるのがポイントです。

切り口が広くなるとより効率的に吸水できます。必ず消毒した切れ味のよい刃物でカットしましょう。

この水揚げというひと手間を加えるだけで、花束の持ちがよくなりますし、花もより生き生きとしてきます。とくに、もらってから時間の経ってしまった花束などは、しおれはじめている場合もあるでしょう。水揚げにより不足している水分を補えば、きれいな姿が復活しますのでぜひ試してみてください。

清潔な花瓶と適量の水

水揚げを行ったら花瓶に生けましょう。ご自宅に花瓶がなければ、ピッチャーやグラスなどの食器のほか、代用できる器を使っていただいてかまいません。重要なのは、花瓶や花器を必ず清潔な状態にしておくことです。きれいな水を入れても容器が汚れていたり菌がついていたりすると、水もすぐ汚染されてしまいます。汚れた水を吸えば花も傷んでしまいますので、洗剤で洗ってよく乾かした花器を用いましょう。

水の量は、基本的に浅めに入れます。5cm程度が一般的な目安です。水の量が多すぎると茎がふやけて傷みやすくなってしまうため、入れすぎないようにしましょう。切り口がしっかり浸かる、枯渇しない程度の水分量を保つようにしてください。ただし、水の量には例外もあります。

花や季節によって水の適量は変わる

菊や枝ものなどは、植物自体が重く水もよく吸います。水量が少なすぎるとすぐに枯渇したり、花瓶が軽すぎて倒れてしまったりするため、やや多めに入れましょう。

また、湿度が低いと水も減りやすくなります。部屋が乾燥しがちな冬季は、やや多めに入れておくと蒸発を防げます。

生けたあとのお手入れのコツ

生けたあとのお手入れのコツ

花束が何日持つかは、生けたあとの管理の仕方によっても変わります。花に水を十分に吸わせる必要があるのは、最初の水揚げのときだけではありません。生けている間にも、しっかりと清潔な水を吸わせ続けることが、長持ちさせるためのコツです。そのために、日頃のお手入れとして「水替え」「花瓶の洗浄」「茎のカット」の3つを行いましょう

また、観賞中に花がしおれてしまったら、水揚げで復活できる可能性があります。お手入れのコツを詳しく紹介します。

水替えや花瓶の洗浄で清潔を保つ

花束を生けている水は、日に日に汚れていきます。そのままにしていると水が雑菌だらけになり花も傷んでしまうため、水替えが欠かせません。そして、水を替えるタイミングで花瓶の洗浄も行うことが大切です。さらに、茎のぬめりなどもやさしく取り除きましょう。

水替えの頻度は?

水替えは、気温の高い時期は毎日行いましょう。涼しい時期でもできれば毎日入れ替えるのが望ましいです。

最低でも2日に一回は新しくして、常に清潔な状態を保ちましょう。

水替えを毎日行うのが難しい方は、市販の切り花専用延命剤を使用するのもおすすめです。花に必要な栄養成分に加えて、雑菌の繁殖を防ぐ成分も含まれています。ただし、延命剤を使えば水替えが不要というわけではありません。水道水のみに生ける場合と比べれば頻度は少なくても日持ちしますが、数日に一回程度、水が濁らないうちに替えるようにしましょう。

茎の断面を新しくする

茎は水にずっと浸かっていますので、次第にふやけて切り口も古くなっていきます。そのままにしていると水の通る導管の入り口が潰れてしまい、うまく吸水できなくなってしまいます。そのため、少しずつ茎をカットして切り口を新しくしてあげましょう。

カットのポイント

カットする際は、水揚げの際と同様に断面を潰さないよう鋭利な刃物で斜めにスパッと切りましょう。

何度も少しずつ切っていくことを想定して、あまり茎を短くしすぎないことが大切です。

こまめにカットしていれば起きにくいですが、花の種類によっては水に浸かっている部分がすべてふやけてしまっていることも。ふやけて腐ってしまった部分は、思い切ってすべてカットしてしまいましょう。

しおれた花は水揚げで復活

生ける前に行った水揚げは、しおれた花の復活方法としても効果的です。水中で茎をカットする「水切り」が一般的ですが、ほかにも「湯揚げ」などがしおれた花によく用いられています。湯揚げは、80℃程度の熱湯に茎を浸けることで導管に入った空気を抜き、その後水に浸けて吸水の効率を上げる方法です。水切りであまり効果が得られない場合に試すといいかもしれません。湯気で花や葉が傷まないよう、新聞紙で覆って行いましょう

枯れた部分は取り除こう

水を効率よく行き渡らせるためには、余分なものを取り除くことも大切です。

枯れて硬く閉じてしまっている小さな蕾なども、そのままつけていても開くことはありません。傷んだ部分、枯れた部分はこまめに取り除きましょう。

花束を長期保存したいなら加工しよう

花束を長期保存したいなら加工しよう

花束は、涼しい環境のもと、お手入れをこまめに行い清潔な水を十分に吸わせ続けることができれば、長持ちするとお伝えしました。ですが、何日持つかというと長くても2週間程度。それ以上飾り続けていると、少しずつ劣化して、やがては傷み枯れてしまうことは避けられません。特別に思い入れのある花束は、傷んでしまう前に長期保存のできる花材に加工するのがおすすめです。

美しさのピークを迎えた花束を保存するには、乾燥させてドライフラワーか押し花にするといいでしょう。では、加工したものは何日持つのか、また、長持ちさせるにはどうしたらいいのか見ていきましょう。

加工した花束は何日持つ?

花束をドライフラワーや押し花に加工すると、水分が抜けているため日持ちがよくなります。生花では2週間ほどが限度ですが、数ヶ月~数年の期間、手元に残すことができます。一般的にはドライフラワーは数ヶ月~1年程度、押し花は1~3年程度で寿命を迎えるといわれています

ドライフラワーも押し花も元々は生花だったものですので、時間が経つにつれゆっくりと劣化はしていきます。ですが、保管状態が悪くなければ腐ってしまうことはほぼありません。そのため、寿命の捉え方も人それぞれです。ご自身にとって美しく感じられなくなるまでは、手元に置いておいてもいいでしょう。

加工方法によっても異なる

ドライフラワーも押し花も、乾燥するまでに時間がかかると色あせが進行しやすいです。

さまざまな加工方法がありますが、ドライフラワーの場合は部屋の湿度に影響を受けにくいシリカゲル法で作ると、仕上がりも美しく長持ちしやすいと考えられます。

押し花やドライフラワーを長持ちさせるコツ

まずは長持ちする加工花にするためのコツとして、新鮮なうちにできるだけ早く作成することが大切です。傷みはじめてから加工しても、乾くまでに劣化がどんどん進んでしまうため、きれいに仕上げられません。新鮮な生花を使って押し花やドライフラワーに仕上げたら、湿気を吸わないように気をつけましょう。水気は大敵ですので、水回りに飾ることは避けてください。ハンドメイド資材として保存する際は、乾燥剤と一緒に密閉(密封)しておくと安心です

また、直射日光を浴び続けると色あせやひび割れが起きてしまいます。強い光を直接当てることは避けましょう。湿気と直射日光(強い光)を避けた環境で保管することを心がければ、より長く楽しめます

ほこりは早めに取り除こう

花にほこりが付着したまま放置すると、空気中の水分や油分と混ざってこびりついてしまいます。

掃除ができない状態になる前に、こまめに取り除くようにしましょう。

美しいまま長期保存できる専門店での加工

ご自宅でもドライフラワーや押し花を作ることはできますが、数ヶ月~数年の寿命では短すぎる…と感じる方もいるかもしれません。大切な花束をもっと長い期間お手元に置いておきたい場合は、保存加工専門店を利用する方法もあります。一般家庭での方法とは異なる専門技術による加工で、美しさが長続きする加工花に仕上げるため、数年~数十年間に渡る保存が可能です。

お店選びも重要

数多くの保存加工専門店がありますが、加工方法(技術)はお店によって異なります。

早い段階での劣化やイメージ違いなどの失敗を避けるためにも、特徴を比較しながら慎重に選ぶことをおすすめします。

大切な花束の保存はシンフラワーへ

大切な花束の保存はシンフラワーへ

ブーケ保存専門店のシンフラワーでは、ウェディングブーケやプロポーズの花束などを中心に、お客様の大切なお花をお預かりして押し花かドライフラワーに加工します。すべての工程を手作業にこだわり、ひとつひとつ丁寧に仕上げますので、生花の頃の美しさをそのまま半永久的に楽しんでいただけます

また、加工した花はすべてそのまま飾れるおしゃれなインテリアアイテムにアレンジします。もちろんケース入りのため、お手入れも簡単。記念品を兼ねたお気に入りのインテリアとして、お楽しみください。花束やブーケの形に組み直したデザインを選べば、生花の花束のイメージを損なうことなく、お手元に残しておくことができますよ。

まとめ

花束が何日持つかは、季節や花の種類、お手入れの仕方によって変わります。なるべく涼しい環境を維持し、新鮮な水をしっかりと吸い上げられるようお手入れを行うことで、2週間程度は観賞を楽しめるでしょう。こまめなお手入れが難しい方は、市販の延命剤を活用するのもひとつの方法です。

生花として楽しめる期間だけでは短いと感じる方は、ドライフラワーか押し花に加工すればより長持ちさせられます。ご自宅でも加工できますが、より美しく長く手元に残したい場合は、専門店のご利用もぜひご検討ください。

この記事のまとめ
  • 花束は数日から2週間程度観賞できるが、何日持つかは環境や花の種類、お手入れの仕方にも影響を受ける
  • 水揚げや水替えを中心とした適切なお手入れを行うことが、生花の日持ちをよくする
  • 大切な花束を長期保存したいなら、ドライフラワーか押し花に加工しよう

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花束保存・アフターブーケの種類や方法

切り花を長持ちさせるには?基本のお手入れ方法と保存方法

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

切り花を長持ちさせるには?基本のお手入れ方法と保存方法

切り花は生きているため寿命があります。長持ちさせるには、適切なお手入れが必要です。何もせずただ花瓶に生けっぱなしにしておくよりも、お手入れを行うことで美しいお花を長く楽しめますよ。そこで今回は、切り花を長く楽しむためのお手入れ方法を紹介します。

また、大切なお花をできるだけ長く手元に置いておきたい場合は、生花を加工して保存性を高めることもできます。記事後半では、生花を長期保存する方法についても紹介します。美しいお花を長持ちさせたい方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 切り花の基本のお手入れ方法を知りたい方
  • 花を飾ってもすぐに枯れてしまうことの多い方
  • 大切な花をできるだけ長く手元に残したい方

切り花を長持ちさせるために最初にすること

切り花を長持ちさせるために最初にすること

切り花には水が必要ですので、花瓶に水を入れて生けることは多くの方がご存知ですね。買ってきた切り花をそのまま生けるだけでもある程度の鮮度は保たれます。ですが、長持ちさせたいならぜひ最初にやっておきたいことがあります。それが、「水揚げ」「余分な葉の除去」「花瓶の洗浄」です。

切り花の鮮度を保つには、新鮮な水を十分に吸わせることが大切ですので、そのための準備を最初にしておきましょう。それぞれの内容を詳しく紹介します。

水揚げをする

水揚げは、花屋さんでも日頃から行われる作業で、切り花に十分に水を吸わせるためのものです。水分を花の組織に十分に行き渡らせることで、花が生き生きとします。しおれてしまった花を元気にしたいときにも有効です。切り花は茎の切り口から水を吸い上げる必要があるため、吸水しやすい状態の茎に整える作業を行います。

「水切り」という方法が最も一般的で、さまざまな花に適用できます。バケツなどに張った水のなかで茎をカットする方法です。水中でカットすると茎に空気が入らないため、より効率的に水分を吸い上げられます。バケツ、水、刃物のいずれも、清潔なものを用意しましょう

水切りのコツ

水切りは、切れ味のよいハサミやナイフなどの刃物で、茎を斜めにカットするのがポイントです。

切れ味が悪いと茎を潰してしまうため、うまく吸水できません。斜めに切るのは、水をよりたくさん吸えるよう茎の断面を広くするためです。

カットしたあとは、そのまま水中に茎を浸けたままにして、30分~1時間ほど置いておきましょう。お花が生き生きしてくるはずです。一般的には水切りを行えば水揚げできるケースがほとんどですが、花の種類によっては他の方法が適している場合もあります。水切り以外には、以下のような方法で水揚げができます。

水揚げの方法いろいろ
  • 湯揚げ:80℃程度の熱湯に茎の切り口を浸け、茎に入った空気を抜く方法
  • 水折り:水のなかで茎をねじるように折り、繊維質の茎をほぐす方法
  • 深水:深く入れた水に茎を浸し、切り口に水圧をかける方法
  • 割る:枝ものの茎にハサミで十字の切り込みを入れ、水に触れる面積を増やす方法
  • 焼き揚げ:茎の先端1㎝程度を火であぶり、深水に浸ける方法

湯揚げや焼き揚げは、火傷に注意することはもちろん、花が傷まないように気をつける必要があります。湯気や熱は花にダメージを与えるため、花や葉の部分は新聞紙で包んでから行いましょう

余分な葉を取り除く

花瓶に生ける際に、葉っぱが水に浸かっていると水が腐りやすくなってしまいます。また、葉っぱの量が多すぎると必要な水分量も増え、花に十分に水が行き渡らなくなってしまうことも。水に浸かってしまう位置の葉はすべて取り除き、花瓶から出ている葉や蕾も、バランスを見て間引きするのがおすすめです

必要に応じて剪定も

柔らかい葉は手でも取り除けますが、硬い枝葉や蕾が多い場合はハサミを使って剪定するといいでしょう。

清潔な花瓶に生ける

水揚げが終わった切り花を生ける際は、必ず清潔な花瓶や花器を用いましょう。花瓶の内側が汚れていると、いくらきれいな水を注いでも雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。生ける前に、花瓶は十分に洗浄して乾燥させておくと安心です。最初に生けるときだけでなく、水替えを行う際や花瓶を取り替える際も、洗ってきれいにしてから生けるようにしましょう。

花瓶がない場合は?

サプライズで花束をもらった場合などは、ご自宅に花瓶がない方もいるかもしれません。

花瓶がない場合は、ピッチャーやグラスなど、食器で代用することもできます。おしゃれなバケツなら、水揚げ後そのまま花器として使ってもいいでしょう。

生けた切り花を長持ちさせる方法

生けた切り花を長持ちさせる方法

これまで紹介してきた方法で切り花を生けたら、観賞を楽しむ間も管理やお手入れを心がけましょう。生けっぱなしにするのではなく、適切なお手入れを続けることでより長持ちさせられます。切り花にとって快適な環境をキープすることで、生き生きとした状態が長続きします。

切り花が苦手とする環境を避けながら、新鮮な水を十分に吸い続けられるようにすれば、数週間単位での観賞も可能です。お手入れのポイントを見ていきましょう。

涼しい場所で管理

切り花を飾る場所は、涼しいところが望ましいです。高温になると水も傷みやすく、雑菌が活動・繁殖しやすくなるため気をつけてください。夏場はエアコンの効いた涼しい部屋で飾りましょう。冬場は暖房の効いた部屋を避けて、玄関などできるだけ影響の受けにくい場所に飾ると長持ちしやすいです。

直射日光は避けて

切り花は直射日光も苦手です。温度が上がりやすくなることに加えて、花の色あせも起きやすくなってしまいます。

涼しい場所を好む切り花ですが、冷蔵庫での管理は低温すぎるため避けましょう。花屋さんの専用冷蔵庫(フラワーキーパー)は、家庭の冷蔵庫より設定温度が高いです。一般家庭で切り花を管理する場合は、常温の涼しい場所を選びましょう。

水替えをこまめに

生き物である花が浸かっている水は、毎日汚れていきます。汚れた水に生けていると花が傷んでしまうため、できるだけこまめに水替えを行うことが大切です。気温が高い時期は毎日、涼しい時期も毎日か2日に一回を目安に取り替えましょう。水替えの際は、花瓶を洗うことに加えて、茎のぬめりを取り除ききれいにすることも大切です。茎のぬめりは、流水で優しく洗うようにしましょう。

延命剤を使用した場合

毎日水替えが必要なのは、一般的な水道水に生けている場合です。

市販の延命剤を加えて生けている場合は、毎日ではなく数日おきに水替えを行いましょう。毎日水替えを行うのが難しい方は、延命剤を使うのもひとつの方法です。

延命剤には花の栄養となる成分のほか、雑菌の繁殖を防ぐ成分も含まれています。生き生きとした花をより長く楽しめるほか、お手入れの頻度が抑えられるため、花を飾るハードルも下がるすぐれものです。切り花専用のものを使いましょう。

茎を少しずつカット

切り花を生け続けていると、茎の切り口が少しずつ傷んでいきます。傷んだままではうまく水を吸えませんので、水替えのタイミングでカットして、切り口を新しくしましょう。このとき、あまり長くカットすると茎が短くなって、花瓶に生けにくいだけでなくカットできる回数が減ってしまいます。ふやけたり変色したりして傷んでいる部分はすべてカットしますが、傷みのない場合は少しずつ短くしていくのがポイントです

花瓶のサイズも変えよう

カットして茎が短くなったら、花瓶のサイズもだんだん合わなくなっていきます。

生ける花の量や長さが最初と変わったら、花瓶も花に合わせて変えるようにしましょう。花瓶の長さと出ている茎の長さが1:1程度がバランスよく見えます。

茎のカットとともに、傷んでいる花や葉があれば、取り除くことも大切です。そのままにしていると元気な部分も傷みやすくなったり、必要な養分が取られてしまったりと悪い影響が出てしまいます。こまめにチェックして、きれいな部分だけを残すようにしましょう。

切り花を加工して長持ちさせよう

切り花を加工して長持ちさせよう

切り花は清潔な水を吸わせ続けられるよう工夫すれば、鮮度を保つことができます。ただし、延命剤を使ったりこまめなお手入れを続けたりしても、寿命は長くて数週間程度です。それ以上長持ちさせたい場合は、生花のままでは難しいため保存用に加工する必要があります。

生花の保存加工は、ウェディングブーケやプレゼントされた花束など、特別なお花を手元に残したいときにおすすめの方法です。生花のようなお手入れもいらなくなるため、より簡単に長持ちさせられます。どのような方法があるのか、美しく残すためのコツなどを見ていきましょう。

どんな花材に加工できる?

切り花を保存加工するには、水分を抜き乾燥させる必要があります。立体的に保存する「ドライフラワー」と、平面的に保存する「押し花」の2種類が保存加工できる基本の花材です。この2種類の花材は、咲いた花を乾燥させて作るため、ウェディングブーケやプレゼントされた花束の加工にも適しています。

生花を使った長期保存のできる花としては、プリザーブドフラワーも有名です。しかし、観賞を楽しんだ切り花の保存加工には、以下の理由で向きません。

プリザーブドフラワーは蕾を加工

ドライフラワーや押し花は咲いた花を保存する方法ですが、プリザーブドフラワーは咲く前の蕾を加工して作られます。

また、プリザーブドフラワーは特殊加工を施して仕上げる花のため、誰もが気軽に作れる花材ではありません。一方、ドライフラワーや押し花への加工に関しては、ご自宅でも挑戦しやすい方法が広まっています。

新鮮な切り花を使おう

きれいなドライフラワーや押し花を作るには、新鮮なうちに加工することが大切です。切り花として観賞を楽しんでからでも可能ですが、あまり日が経ってから乾燥させると、乾く前に傷みはじめてしまい、色あせや形崩れが目立つ可能性があります。数日間観賞したら、なるべく早く加工をはじめるのがおすすめです。

花束など、花の量が多い場合は生花として楽しむものと、加工して残すものに最初から分けておくと、より鮮度のよいものを使えますね。

加工前の水揚げもおすすめ

水揚げを行ってから加工すると、生き生きとした姿からスタートできます。

しっかり乾燥するまでに傷んでしまうリスクも下がるため、加工直前に水揚げを行うのもいいでしょう。

用途に合わせて加工すると便利

生花は、ドライフラワーと押し花のどちらにすることもできます。選び方で迷ったら、どんな形で残したいか考えてみてください。スワッグやリース、ボックスフラワーなどの立体的なアレンジを楽しみたいなら、ドライフラワーが適しています。フレームアートなど、平面状に飾りたいなら押し花を選ぶといいでしょう。

また、ボタニカルキャンドルやレジンアクセサリーには、どちらの花材も使えます。ドライフラワーと押し花を作って、ハンドメイド資材として保管しておけば、多様な作品を楽しめますね。

資材として保存するときのポイント

いずれも乾燥剤と一緒に密閉容器や保存袋に入れて、直射日光の当たらない暗所で保管しましょう。

特別な切り花はシンフラワーでの加工がおすすめ

特別な切り花はシンフラワーでの加工がおすすめ

ドライフラワーも押し花もご自宅で作ることは可能ですが、美しい姿を楽しめるのは数ヶ月から1、2年程度が限度です。また、乾燥が不十分だったり保管環境に問題があったりすると、もっと早い段階で劣化してしまうケースも少なくありません。

たとえば、大切な方からもらったお花は、半永久的に保存したいと望む方も多いでしょう。一般家庭では難しい保存性の高さや美しさを実現したいなら、保存加工専門店のご利用がおすすめです。手元にずっと残しておきたい大切な切り花は、保存加工専門店のシンフラワーで加工されてはいかがでしょう。ここからは、シンフラワーの保存加工について詳しく紹介します。

ウェディングブーケや花束を美しいまま保存できる

シンフラワーでは、ウェディングブーケやプロポーズの花束を中心に、特別な生花を長期保存できる花材に加工します。ウェディングなどで用いた最も美しい状態のイメージが変わることなく、保存性の高い花になるため、手元に末永く残しておくことが可能です。

ドライフラワーと押し花から選べる

シンフラワーでも、ドライフラワーか押し花の2種類の花材に加工します。

立体的に残したいか、それとも平面的に残したいか、好みやインテリアに合わせて選べます。

シンフラワーでは、お客様からお預かりした大切なお花を、ひとつずつ手作業で丁寧に加工します。一般的には色あせが目立ちやすい花や加工の難しい花でも、それぞれの種類に合わせた適切な方法で加工するため、色や形の劣化が起きにくくなります。どちらの花材を選んでいただいても美しい状態が長持ちしますので、大切なお花をずっとそばに置いておきたいという願いが叶います。

多様なバリエーションのインテリアアイテム

ドライフラワーか押し花に加工したあとは、さらにそのまま飾れるおしゃれなインテリアアイテムにアレンジして、お客様の元にお戻しします。ドライフラワーも押し花も、ウェディングブーケの加工依頼が多いため、ブーケの形に組み立てたデザインが人気です。立体的なフレームかボトルにドライブーケを閉じ込めたデザインや、押し花ブーケのフレームアートは、眺めるたびに結婚式の思い出が蘇るとご好評いただいています。

シンフラワーで選べるアイテムは、デザインもサイズもバリエーションが豊富です。手のひらサイズの小さなアレンジを楽しめるタイプもあります。ご自宅用にもギフト用にも、特別な花をおしゃれに残してインテリアを楽しみましょう。

飾る場所を決めて選ぼう

多様なアイテムから選ぶ際は、お部屋のどこに飾るか考えて決めるといいでしょう。

特殊な技術により半永久的に飾れるアイテムですので、後悔しないよう、サイズもデザインもインテリアにマッチしたものを選ぶのがおすすめです。

美しさを長持ちさせるには?

シンフラワーで加工したドライフラワーや押し花は、一般家庭で作られたものより保存性が高いです。しかし、保管する環境が悪いと劣化につながってしまうため、気をつけたいこともあります。

ドライフラワーや押し花全般にもいえることですが、直射日光の当たる場所は避けましょう。色あせやひび割れの原因になります。また、湿気の多い場所を避けることも大切です。乾燥した花材が湿気を吸うと、見た目が劣化しやすくなるだけでなく、カビや腐敗の原因になることもあるため、十分注意してくださいね。

お手入れは簡単

シンフラワーのインテリアアイテムは、すべてケース入りです。ほこりや汚れが付着しても、花には直接影響がありません。

ケースの表面をやわらかい布などでやさしく拭き取るだけで、きれいな状態を保てます。

まとめ

切り花を長持ちさせるには、新鮮な水をしっかりと吸わせるために、水揚げを行うのが効果的です。加えて、花瓶や水を清潔に保つこと、涼しい場所で飾ること、必要に応じて栄養を与えることで、長く鑑賞を楽しめます。生けっぱなしにするのではなく、花の変化に合わせて随時お手入れを続けていくことが、切り花を最後まで楽しむポイントです。

そして、大切な切り花をできるだけ長く手元に残したいなら、鮮度が落ちないうちにドライフラワーか押し花に加工しましょう。ご自宅での加工も可能ですが、特別なお花を美しく長く保存するには、専門店の技術に頼る方法がおすすめです。手作業にこだわるシンフラワーで加工すれば、大切なお花がお気に入りの記念品となり、暮らしに寄り添ってくれるでしょう。

この記事のまとめ
  • 切り花を長持ちさせるには、水分を行き渡らせることや温度管理、清潔に保つことを心がけよう
  • 切り花はお手入れ次第で寿命が変わるが、忙しい場合は延命剤を役立てるのもおすすめ
  • 長期保存を求める場合は、ドライフラワーか押し花に加工するとよい。特別な花は専門店に依頼しよう

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シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
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最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

もらった花束を残したい!長期保存できるおすすめの方法

お祝いやプロポーズなどでもらった花束は、できるだけ長く手元に残したいと思う方が多いですよね。切り花は寿命が短いため、お手入れを心がけていても長期保存はできません。そこで、大切な花束を記念に残す方法を知っていると便利です。

今回は、もらった花束を長く楽しむための方法を詳しく紹介します。生花として長く鑑賞を楽しむためのお手入れ方法と、美しさを長持ちさせるための加工方法に分けて見ていきましょう。生花だからどうせ枯れてしまう…と諦める必要はありません。大切なお花をより長く楽しむために、ぜひお役立てください。

この記事はこんな人におすすめ
  • もらった花束をできるだけ長く手元に残したい方
  • 花束など切り花のお手入れ方法を詳しく知りたい方
  • 生花を美しい姿のまま長期保存したい方

もらった花束を長持ちさせるには?

もらった花束を長持ちさせるには?

大切な人からもらった花束は、眺めるたびに幸せな気持ちになるものです。でも、ずっとそのままの状態にしていると、あっという間に傷んでしまうため注意が必要。できるだけ長くきれいな花束を観賞できるように、もらったあとにするべきことを押さえておきましょう。

花束によってはラッピングが花瓶の役割も兼ねていて、そのまま立てておくだけで飾れるものもあります。ですが、一般的には花束を受け取ったあとはできるだけ早くお手入れする必要があるのです。詳しく見ていきましょう。

速やかに水に生ける

もらった花束は、持ち帰ったら速やかにラッピングをはずし、水に生けてください。花瓶がなければバケツでもかまいません。束ねたままで入れるのが難しい場合は、小分けにして生けましょう。

ラッピングされたままの保管はNG

ラッピングをした状態で長時間放置すると、花が蒸れて傷んでしまったり、茎の部分が乾いて水枯れしたりします。長く楽しめなくなってしまうため、絶対に避けましょう。

時間がない場合はとりあえず水に生けておくだけでもOKですが、ただ生けるだけでは鮮度を保つのは難しいかもしれません。できれば、後ほど紹介する「水揚げ」を早めに行っておくのが望ましいです

涼しい場所に置く

切り花は高温に弱いため、暑い場所に置いておくと傷みやすくなってしまいます。花自体も弱まりますし、生けた水にも雑菌が繁殖しやすくなるため、高温には注意が必要です。花束はもらったあとも贈る場合も、必ず涼しい場所で管理してください。冬場は室温も低めですが、暖房器具を使っていると意外と高温になることも。その場合は、玄関など温度の低い場所に置いておくと安心です。

エアコンの風に注意

夏はエアコンの効いた部屋に置くことが望ましいですが、花に風が直接当たらないようにしてください。

水切りと水替え

切り花の鮮度を保つには、花のすみずみにまで水分を行き渡らせることが大切です。そこで行いたいのが「水揚げ」ですが、水切りが一般的な方法として用いられています。バケツなどに張った水に切り花の茎を浸け、切れ味のよい刃物でスパッと茎をカットしましょう。水中でこの作業を行うことで、茎の道管(水分や養分の通り道)に空気が入らないため吸水しやすくなります。さらに、斜めにカットすれば切り口が広くなるため、より効果的です。

水揚げ後は清潔な花瓶に生けて飾りましょう。あまり水をたくさん入れすぎると茎が傷みやすくなるため、切り口がしっかり浸かり蒸発しない程度の量でOKです。こまめに水替えを行うことで水量だけでなく衛生面も保てますので、長持ちにつながります。

花瓶の洗浄も大切

水替えをするタイミングで、花瓶の内側を洗うようにしましょう。

ぬめりなどが付着している場合もあるため、チェックしてこすり洗いすると安心です。

生花の花束の寿命は?

花の種類や気温にもよりますが、生花は数日~2週間程度で寿命を迎えてしまいます。ラッピングを外すのが遅れた、水揚げをしなかったなど、傷みやすい要因があると早いタイミングで傷みはじめる可能性もあるでしょう。これまで紹介してきたように、涼しい場所で管理し、しっかりときれいな水を吸わせることが寿命を縮めないためにも大切です

長持ちさせるにはお手入れが必要

水切りは、花を生けた直後だけでなく、タイミングを見て何度か行うことをおすすめします。

生けているうちに切り口が傷んで吸水しにくくなるため、カットして新しい切り口にしてあげると長持ちしやすくなりますよ。

もらった花束を残したいときにおすすめの方法

もらった花束を残したいときにおすすめの方法

大切なお花でも、生花のままではやがて傷んで枯れてしまいます。そのときだけの美しさが魅力に感じられますが、長く手元に残したい場合は、その気持ちを叶えられる方法もあります。記念に残したいお花は、傷んでしまう前に保存しましょう。

ここからは、もらった花束など残したい大切なお花を保存する方法を詳しく紹介していきます。花束などに使われた花を残す方法は、基本的に次の2つです。

花束を残せる2つの方法
  • ドライフラワー
  • 押し花

プリザーブドフラワーも生花で作られるものですが、咲いた花ではなく開花前のものを使うため、花束の保存には向きません。ドライフラワーと押し花の特徴や加工の注意点について見ていきましょう。

ドライフラワーにする

立体的な状態で残したい方におすすめなのがドライフラワーです。最もよく用いられる「ハンギング法(自然乾燥法)」で作ったアンティーク調のものが有名ですが、ドライフラワーは手法によって仕上がりが大きく異なります。乾燥剤(シリカゲル)に花を埋め込む方法で作ると、ハンギング法よりも早く乾き、色や形の変化が少なく済みます。

ドライフラワーにするには、花によって向き不向きがある点にも注意が必要です。花びらが厚いものは水分量が多く、乾燥に時間がかかります。逆に薄すぎるものも、乾いたときに形が大きく変化するため美しく仕上げるのが難しいです。失敗のリスクも高いため、不慣れなうちはミモザやカスミソウ、スターチスなど、乾燥しやすく変化しにくい花からはじめるといいかもしれません。

新鮮なうちに加工しよう

ドライフラワーをきれいに仕上げるには、新鮮なうちに乾かしはじめることが大切です。

十分に水揚げした状態からはじめると、色あせや変形などが起こりにくく、美しさをキープしながらドライにできますよ。

押し花にする

昔ながらの重しをのせて作る方法で、簡単に作れるのが押し花です。花束すべてを保存するのは少し大変かもしれませんが、一部だけ残したい、花束のなかのお気に入りの花を残したいという場合には最適でしょう。ドライフラワーとは異なり平面状に変形するため、フレームアートなどにアレンジして残すのがおすすめです。重しをする方法は仕上がりまでに1~2週間程度かかるため、急ぐ場合は以下の方法を試してみてはいかがでしょう。

電子レンジやアイロンを使う方法
  • 電子レンジ:ダンボールで花を挟んで少しずつ加熱しながら乾かす方法
  • ペーパー越しに低温設定で熱を加え、少しずつ乾かす方法

電子レンジやアイロンを使う方法は早く押し花ができるため便利ですが、加熱しすぎると失敗するため注意が必要です。慎重に行うようにしましょう。手順などを含め、以下の記事で押し花の作り方を詳しく紹介しています。

もらった花束の保存は専門店での加工がおすすめ

もらった花束の保存は専門店での加工がおすすめ

ご自身でドライフラワーや押し花に加工して保存することもできますが、もらった花束などを記念に残したいなら、保存加工専門店のご利用もおすすめです。一般的な方法とは異なり、専門技術による加工のため、費用が発生する代わりにさまざまなメリットがあります。

プロポーズの花束、お祝いの花束など、もらった大切なお花のほか、ウェディングブーケを残したいという方も多く、生花の保存加工専門店の需要が高まっています。ここからは、花束やブーケを残せる保存加工専門店について詳しく見ていきましょう。

自宅での加工との違い

ご自宅で生花をドライフラワーや押し花に加工する場合、慣れていないと失敗するリスクがあります。イメージと違うものになってしまった、美しく仕上がらなくて結局廃棄することになった…という方も少なくありません。とくに自然乾燥法ではしっかりと水分が抜けるまでに時間がかかり、色あせや形崩れが目立った仕上がりが一般的です。その風合いの変化を楽しめる方は問題ありませんが、生花のときの見た目に近い状態で残したいとなると、一般家庭では難易度が上がります。

乾燥剤を用いたシリカゲル法でドライフラワーにすると、生花に近い見た目が保たれます。ですが、花束やブーケをまるごと残すとなると、大量のシリカゲルや容器が必要です。専門店で加工すれば、設備が整っていますので、大きな花束でも問題なくドライフラワーにできますし、実績がきちんとあるお店を利用すれば失敗のリスクもほとんどないでしょう

寿命も長くなる

一般家庭で行う方法と異なり、色を定着させる作業など特殊な技術を取り入れて行います。

褪色が少ないなど、美しい状態がより長続きする点も、専門店での加工の大きなメリットです。

加工の難しい花でも保存が叶う

先ほどお伝えしましたように、水分が多く厚みのある花をドライフラワーにするのは難しいです。押し花も同様で、乾くまでに時間のかかる花を美しく仕上げるのは簡単ではありません。

そのような、一般的には加工が難しいといわれるような花を残したい場合は、保存加工の経験に富んだ専門店に任せましょう。専門店でも加工が困難というケースもあるかもしれませんが、その場合は見た目の似ている花材と差し替えるなど、花束のイメージが損なわれないよう対応してくれます。

早めに依頼することが大切

生花は生きているため、専門店に依頼する場合もご自宅で作るときと同様に、早めに加工をスタートすることが大切です。

配送に時間がかかることも考えて、鮮度のよいうちに依頼しましょう。

専門店選びで失敗しない方法

保存加工専門店の需要が高まるにつれ、専門店の数も増えてきました。そして、お店によって、加工の仕方や料金、アレンジの種類などは異なります。せっかくお金をかけて専門店を利用したのに、満足のいく仕上がりにならなかった…と後悔しないためにも、重要なのがお店の選び方です。

生花の花束を美しいドライフラワーや押し花に加工するためには、熟練された技術が必要です。価格のみで選ぶと、安かろう悪かろうな業者に当たってしまうリスクもあります。価格の安さだけでなく、どのような方法で加工するのか、制作事例、選べるアイテム、保証の内容など、総括的に比較して選ぶようにしましょう

見学もおすすめ

サプライズでもらった花束を加工する場合は難しいですが、ウェディングブーケなど前もって保存を決めておける場合は、事前に店舗を見学するのもおすすめです。

実際の仕上がりやアイテムを見たり、直接相談したりできるので、より安心して依頼できるでしょう。

もらった花束をシンフラワーで美しく保存しよう

もらった花束をシンフラワーで美しく保存しよう

大切な花束を美しい姿のまま、半永久的に残したい…。そんな願いを叶えるのがシンフラワーです。シンフラワーは、お客様の幸せを一番に願い、特別な花束やブーケを残せる花に加工する保存加工専門店です。ウェディングブーケやプロポーズの花束をはじめ、お誕生日や母の日などでもらった多様なお花を加工してきました。ご自宅では加工の難しいお花でも、それぞれの種類に合わせた適切な方法で丁寧に残せる花に仕上げます

シンフラワーのこだわりである手作業、お部屋になじむおしゃれなアレンジについて詳しく見ていきましょう。

手作業ならではの仕上がり

生花の保存加工をどのように行うかはお店によって異なるとお伝えしました。リーズナブルなお店の多くが採用しているのが、機械による作業です。短時間で効率よく加工できるため、一度に大量の作業が可能ですが、丁寧さに欠けるというデメリットがあります。その結果、仕上がりや保存性の面で劣ってしまうケースも少なくありません。

シンフラワーでは、機械作業に頼るメリット・デメリットを踏まえ、すべての工程を手作業で行っています。機械で行うほうが早い作業でも、仕上がりの美しさや保存性の高さを優先し、丁寧に一つひとつのお花を手作業にて扱います。これも、お客様の幸せを最優先にするという理念によるこだわりです。心を込めて丁寧に仕上げたドライフラワーと押し花は、生花と変わらない美しさを多くのお客様に喜んでいただいています。

保証付きだから安心

シンフラワーで加工したお花には、1年間の保証がつきます。

保証期間は無料でお直しを行い、その後は有料にてメンテナンスできますので、末永く楽しんでいただけます。

そのまま飾れるインテリアアイテムに

シンフラワーで加工したドライフラワーと押し花は、そのまま飾れるインテリアアイテムにアレンジしてお手元にお返しします。ドライフラワーは、以下の3種類の商品から選んでいただけます。

ドライフラワー商品
  • 3D額:立体的なフレームにドライフラワーを入れたアイテム
  • ボトルブーケ:ガラス製のボトルにドライフラワーを入れたアイテム
  • クリスタルフラワー:透明の樹脂にドライフラワーの一部を入れたアイテム

3D額とボトルブーケは、フレームやボトルのサイズが豊富なため、花束をまるごと閉じ込めて残すことも可能です。花束やブーケの形に組み立て直したり、ボックスフラワーやボトルフラワーのように花の部分のみをアレンジしたりと、さまざまな残し方ができます。コンパクトなクリスタルフラワーは、ペーパーウェイトとしても使える実用性の高いアイテムです。

なお、押し花にする場合は、すべてフレームアレンジとなります。

押し花商品

サイズやフレームのデザインを選べます。押し花のレイアウトは、サイズによって選べるものが異なりますが、大きめのフレームなら花束の形に組み立てることもできます。

花束型のほか、リース型やハート型、敷き詰めなど、好みの形にレイアウトできます。もらった花束をまるごと平面状にして残したい場合や、一部を記念に残したい場合など、ニーズに合ったものを選べる点も魅力です。

刻印もできる!末永く飾れる記念品に

刻印もできる!末永く飾れる記念品に

シンフラワーで作るインテリアアイテムには、さまざまなサービスがつきます。なかでも人気なのは、刻印サービスです。もらった花束やウェディングブーケなど、思い入れのある花を記念品として残したい方も多いですよね。記念日やおふたりのお名前を印字したプレートをフレームやボトル、クリスタルフラワーの土台などにつけることが可能です。

押し花の場合は、台紙に直接印字できるデザインもあります。記念品を兼ねたお部屋のインテリアポイントとして、ぜひ末永くお楽しみください。

結婚式のウェルカムコーナーにも最適

パートナーからプロポーズや記念日、お祝いなどでもらった花束を保存加工して、結婚式のウェルカムアイテムとして活用される方もたくさんいらっしゃいます。

本物の押し花を使ったウェルカムボードなどは、注目を集めること間違いなしでしょう。

まとめ

花束をもらう機会があまりないと、嬉しい反面扱い方がわからず戸惑うこともあるかもしれません。生花のうちは、涼しい場所で立てて保管し、できるだけ早く水揚げして生けることが、長持ちさせるコツです。そして、こまめな水替えや水切りを行えば、寿命を最大限まで延ばすこともできるでしょう。手放したくない、残したいという場合は、新鮮なうちにドライフラワーか押し花に加工するのがおすすめです。

もらった花束を美しく長期保存したい方は、仕上がりのよさや保存性の高さに定評のある専門店での加工もご検討ください。手作業で丁寧に仕上げるシンフラワーなら、お客様の「もらった大切な花束をきれいに残したい」という願いを叶えられます。

この記事のまとめ
  • もらった花束は速やかに水揚げをして、水替えや水切りをしながら鑑賞を楽しもう
  • 花束を残したいなら、新鮮なうちにドライフラワーか押し花に加工しよう
  • 大切な花束を美しく残したい場合は、専門店での保存加工がおすすめ

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花束保存・アフターブーケの種類や方法

花束の保管方法とは?美しく長持ちさせるコツを紹介

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

花束の保管方法とは?美しく長持ちさせるコツを紹介

生花の花束は見た目も美しく、心を癒してくれるアイテムです。せっかくの美しさをできるだけ長持ちさせるには、適切な保管方法を知っておく必要があります。大切な花束を少しでも長く楽しめるよう、保管のポイントをおさえておきましょう。

今回は、花束の基本的な保管方法として、生花の状態で長持ちさせるコツを詳しく説明します。受け取ったあとだけでなく、贈る側が花束を渡すまで管理する際に配慮したいことについても触れます。さらに、記事後半では、花束を長期保存するための加工方法についても紹介します。ぜひ最後までお読みください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 花束の適切な保管方法を知りたい方
  • もらった花束の取り扱い方がわからない方
  • 大切な花束を長持ちさせたい方

基本の花束保管方法

基本の花束保管方法

生花の花束は生ものです。保管の仕方を間違えると傷みやすくなったり、すぐに枯れたりしてしまいます。できるだけ長く美しいお花を楽しめるよう、基本の保管方法をチェックしておきましょう。まずは、花束を受け取ったときの取り扱い方をお伝えします。

ポイントは、温度と風通し。そして、しっかり水を吸わせることも、お花を長く楽しむためには大切です。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

涼しい場所で保管

花束に限らず、切り花は高温が苦手です。受け取ったらなるべく涼しい場所に置くようにしましょう。切り花にとって最適な温度は、5~10℃ほどとされています。室内ではこの温度を確保することが難しいですが、冬季は暖房の影響を受けない涼しい場所に置く、夏季はエアコンをかけた部屋に飾るなどの工夫で長持ちさせられます。

ただし、エアコンの風が花に直接当たると、花が乾燥して傷みやすくなってしまいます。風向きには気をつけながら、涼しい環境を確保して保管しましょう。直射日光も傷む原因となるため避けてくださいね。

立てて保管しよう

花束は、横や逆さにすると傷みやすくなり形も崩れてしまいます。必ず立てた状態で置いておきましょう。

ラッピングをはずして生ける

花束に風を当てると乾燥して傷んでしまうとお伝えしましたが、逆に、湿気が多く蒸れた状態が続いても傷みを早めます。花束はきれいにラッピングされていることが一般的ですが、受け取ったあとはなるべく早く取り出して花瓶に生けましょう。ラッピングがされたままで長く置いておくと、吸水もできなくなってしまうためNGです

そのまま飾れる花束もある

最近は、ラッピングを外さずに立ててそのまま飾れるタイプの花束も販売されています。栄養剤などを含んだ水が十分に茎部分に行きわたっているため、生けなくても飾れるのです。

この場合は、商品の保存期間や取り扱い方法を確認し、ラッピングをした状態で飾ってOKです。

一般的な花束はできるだけ速やかにラッピングを外し、水を入れた花瓶に生けましょう。

花瓶がなくてもOK

予期せず花束をもらった場合などは、花瓶のご用意がないかもしれません。

花瓶がなくても、バケツやピッチャーなど、花を生けられるような器を使えば大丈夫です。

水揚げ

とりあえずラッピングを外して花瓶に生ければOKではありますが、花束を長持ちさせるためには水揚げを行うことが望ましいです。水揚げとは、茎からしっかりと水を吸わせる作業のことで、花に水分が十分に行き届くため、鮮度のよい状態が長続きします。バケツに入れた水のなかに茎を浸し、水中で斜めにカットする方法が一般的です。

水揚げのポイント
  • 水中で茎をカット:空気を遮断してカットすることで、水を効率よく吸い上げられる
  • 斜めにカット:切り口の面積が広くなるため、よりたくさん吸水できる
  • 切れ味のよい刃物を使う:切れ味が悪いと切り口が潰れて吸水しにくくなるため、注意が必要

水揚げにはさまざまな方法があります。一般的な花の場合は上記のやり方で問題ありません。枝の硬い花、茎が太い花を水揚げする際は、茎の切り口に十字の切り込みを入れると、さらに吸水しやすくなります

水替えと延命剤

花束を生けて楽しむには、水の交換も大切です。とくに気温の高い時期は、雑菌が繁殖しやすくなるためこまめな水替えを行いましょう。いつも清潔な水を与え続けることで、切り花を長く楽しめます。夏場は毎日、それ以外の季節も2日に1回程度を目安に水を替えるようにしてください。花瓶の洗浄も同時に行います。また、花によっては水に浸かっている部分の茎にぬめりが付着していることもあります。水替えの際に傷んだ部分なども含め、ぬめりを取り除くことが大切です

また、切り花用の延命剤を使う方法もおすすめです。栄養補給や雑菌繁殖の抑制に役立つもので、使用すると花束を生き生きとした姿に保ちやすくなります。種類が豊富なため、使用方法は製品によって異なります。希釈タイプやそのまま加えるタイプなどがありますので、使用方法を必ず確認してから使いましょう。

自己流の延命方法は慎重に

延命剤の代用として、漂白剤や10円玉、砂糖などを用いる方法も知られています。

それぞれ栄養補給や殺菌に役立つ方法ではありますが、自己流で行うと逆に花を傷めてしまう可能性も。

試す場合は、花屋さんなどプロが推奨する方法を選び、使用量なども十分に確認しておくと安心です。

花束を贈るまでの保管方法

花束を贈るまでの保管方法

花束をプレゼントする場合、渡すまでに萎れたり傷んだりしないよう配慮が必要です。風の当たらない涼しい場所に、立てて置いておきましょう。花束が倒れると形が崩れてしまうため、安定させながら立てておくことも大切です。また、花束には保水のために茎の切り口に水やゲル状の栄養剤を含ませてあるため、寝かせたり逆さにしたりするとこぼれてしまうかもしれません。優しく取り扱うようにしてくださいね。

オーダー時のポイント

購入後、渡すまでに時間がかかる場合は、その旨をフローリストに伝えておくと安心です。

傷みにくい花を選ぶ、保水ゼリーの量を調整するなど、時間を考慮して花束を仕上げてくれます。

生花の花束はできるだけ早めに渡すことが望ましいため、購入のタイミングなども事前に計画しておくようにしましょう。そして、渡したあとのことにも気を配れるとベストです。

相手が花束を持ち帰る場合の配慮

外出先でプレゼントする場合などは、相手に渡したあと持ち運びに負担をかけないようにしたいです。

持ち帰り用の袋を用意することはもちろん、公共交通機関を利用して持ち帰る場合は、コンパクトなサイズの花束を選びましょう。大きな花束を贈りたい場合は、自宅に届けるなどの配慮ができるといいですね。

花束をさらに長期で保管する方法

花束をさらに長期で保管する方法

生花の花束はお手入れを心がけていても、長くて2週間程度で寿命を迎えてしまいます。大切な方からもらった花束など、特別なお花はできるだけ長く手元に残したい方も多いですよね。そこで、花束を長期で保管できる方法を紹介します。ポイントは、水分を抜くことです。生花には水分が含まれていますが、十分に乾燥させることで保存期間が延びます。ドライフルーツなどの保存食が長持ちするのと同じですね。

では、花束を乾燥させて保管するためにはどのような方法があるのでしょうか。ここからは、花束を長期保存したい方のために、おすすめの加工方法を紹介していきます。

ドライフラワーに加工

まずは、生花を立体的に保存できるドライフラワーへの加工があります。花束の場合、そのままの状態で乾燥させることもできますが、花が重なり合っているため時間がかかるのが難点です。面倒でも、一輪ずつにばらして乾かすことをおすすめします。水揚げして水分を行き渡らせたら、鮮度の高いうちにドライ加工しましょう。観賞を楽しんで傷みはじめてから乾かしても、きれいなドライフラワーにならないため注意が必要です。

自宅でできる4つの加工方法
  • ハンギング法:天井などから花を逆さに吊るして、自然乾燥させる方法
  • シリカゲル法:乾燥剤(シリカゲル)に花を埋め込んで乾燥させる方法
  • グリセリン法:グリセリン溶液を花に吸わせる方法
  • ドライインウォーター法:ごく少量の水に生けて少しずつ水分を蒸発させる方法

適切な方法は、花によって異なります。また、ドライフラワーの仕上がり方も変わります。くすみカラーが好みの方にはハンギング法が向きますが、できるだけ形や色の変化を抑えたい方には、シリカゲル法がおすすめです。いずれもメリットとデメリットがあるため、花や用途に合わせて選びましょう。ドライフラワーの作り方を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

押し花に加工

花束を平面状にして保管できる押し花もおすすめです。ドライフラワーと比べてもボリュームダウンするため、飾るスペースを広く確保する必要もありません。押し花への加工方法は、花によって選ぶ必要があります。花びらが重なり合っている花や厚みのある花は、そのまま押すと形が崩れやすく乾燥にも時間がかかるため、花びらを一枚ずつに分けて押す方がおすすめです。逆に、花びらが薄い花や茎の細い花は、茎も含めてまるごと押し花にすることもできます。

太い茎は厚みを削ぐ、分厚い花はガクの部分を削るなど、押し花にする前に手を加えるのもきれいに仕上げるポイントです。大切な花束を押し花にしたら、しおりやボタニカルキャンドルなど、さまざまなアイテムに活用して楽しみましょう。

押し花アートがおすすめ

花びらを並べてフレームに閉じ込めたものを、お部屋に飾って楽しみましょう。

並べ方にこだわったり、花束の形に組み立て直したりと、手作りの素敵な押し花アートができます。

押し花の作り方を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

プリザーブドフラワーにはできないの?

生花を長期保存できるよう加工した花材には、プリザーブドフラワーもあります。生花に限りなく近いみずみずしい姿が魅力的ですね。しかし、残念ながらプリザーブドフラワーは花束の保存加工には向きません。咲いた花ではなく咲く前の蕾を使って作る花材だからです。

花束は、受け取ったときに一番美しく見えるよう作られています。プリザーブドフラワーにして保管する場合は、開花前の花を選ぶようにしましょう。

鮮度のよいうちに加工

ドライフラワーや押し花にする場合も、花びらが開きすぎず鮮度が落ちないうちに加工することが大切です。

加工した花束の保管方法

加工した花束の保管方法

花束をドライフラワーや押し花に加工したら、生花と比べて保存期間がグンと長くなります。長く美しい姿を楽しむためにも、大切なのが保管方法です。押し花もドライフラワーも、乾燥させた花という点が共通しているため、適切な保管方法も似ています。保管する際に避けるべきものや、おすすめの保管の仕方について詳しく見ていきましょう。

直射日光や湿気を避ける

押し花やドライフラワーは、直射日光を浴び続けると色あせが進んでしまいます。また、乾燥しすぎてパリパリに割れてしまう場合も。直射日光の当たりやすい窓際に飾るのは避けましょう。お部屋の日当たりを確認して、明るい日陰に飾るのがポイントです。

室内の強い光にも注意

直射日光に限らず、蛍光灯の強い光なども苦手です。電灯のすぐそばに置くことも、傷む原因になるため気をつけましょう。

乾燥している花に、湿気は大敵です。乾物は必ず乾燥剤と一緒に保存しますが、ドライフラワーや押し花も同様で、できるだけ湿気に触れさせないようにしましょう。湿度の高い水回りなどに飾ると傷みやすくなるため注意が必要です。風通しのよい場所を選んで飾ってくださいね。飾らずに保管する場合は、乾燥剤と一緒に保存袋やケースに入れて密封するといいでしょう

フレームやケースに入れて飾る

長期保存できるドライフラワーや押し花は、どうしても飾りっぱなしになりがちです。同じ場所にずっと置いておくと、ほこりをかぶりやすくなります。そこで、最初からフレームやケースに入れておくのもおすすめです。バラなど花びらが重なり合っている花は、ほこりが奥まで入り込むと取り除くのが難しくなってしまいます。また、ほこりを取り除くときの力加減によっては、花を傷付けてしまうことがあるかもしれません。

お手入れも簡単

フレームやケースに入れて保管しておけば、表面をやわらかい布やブラシでさっと払うだけでいつでもきれいな状態を保てます。

こまめなお手入れが難しい場合でも、ストレスなく飾れるでしょう。

加工した花束の寿命は?

花束をドライフラワーや押し花に加工すると、生花では長くて2週間程度だった保存期間が、数ヶ月~1年ほどに延びます。押し花では、数年に渡り美しさを保つことができる場合もあります。ただし、保管している間にも色や形の変化はゆっくりと進んでいきます。明確な寿命はないため、美しいと思えなくなったタイミングで廃棄しましょう。

大切な花束をご自宅で半永久的に保存できるものに加工することは難しいです。そこで、長期保存を望む方には専門店での加工をおすすめします。特殊な技術で加工するため、ドライフラワーも押し花も、より長く美しい姿を楽しめますよ。

大切な花束を長期保存するならシンフラワーへ

大切な花束を長期保存するならシンフラワーへ

花束の保存加工専門店は数多くあり、シンフラワーもそのひとつです。シンフラワーでは、お祝いやプロポーズの花束やウェディングブーケなどを中心に、お客様の大切なお花を美しいドライフラワーと押し花に仕上げます。自己流で加工して失敗したくない、できるだけ長く美しい姿のまま残したいという方は、シンフラワーにお任せください。ここからは、シンフラワーのブーケ・花束保存加工の特徴やアイテムについて紹介します。

丁寧な専門技術で美しさが長持ち

保存加工専門店では効率化を重視し機械作業がメインのお店も少なくありません。シンフラワーでは、お客様に喜んでいただくことを一番大切にしていますので、機械には一切頼らずすべての工程を手作業で行っています。一つひとつのお花を丁寧に加工するため、仕上がりの美しさに自信があります。漬け込み作業や色を定着させる作業など、一般家庭では行わない工程を経て、美しさが長続きするドライフラワー、押し花に仕上がります。加工の難しい花でも、ご相談ください。

保証付きだから安心

シンフラワーで加工したアイテムは、1年間の保証付きです。保証期間内に万が一のことがあれば、無料でお直しが可能のためご安心ください。

保証期間後は有料となりますが、引き続きサポートいたします。

シンフラワーのドライフラワー

シンフラワーのドライフラワー

シリカゲル法を用いて丁寧に加工したドライフラワーを、そのまま飾れるおしゃれなインテリアアイテムにアレンジします。花束の保存には、立体的なフレームにアレンジする「3D額」シリーズや、さまざまなサイズ・デザインのボトルに入れる「ボトルブーケ」シリーズがおすすめです。いずれも、一度バラバラにしてドライにしたお花を再度花束の形に組み立てて保存することができます。新しいアレンジに生まれ変わらせることも可能です。

インテリアに合わせて選べる

多様なデザイン、サイズがあるため、インテリアに合ったものを選べます。お気に入りのアイテムになるよう、楽しみながらお選びください。

シンフラワーの押し花

シンフラワーの押し花

押し花の場合も、花束の形に組み直してフレームに閉じ込めたものが人気です。平面状に飾れるため、お部屋の好みの場所に飾ってアクセントにしてはいかがでしょう。花束に使われていたラッピング材も、一緒にアレンジに使って保管することができるのも魅力のひとつ。こちらはドライフラワーでも同様のサービスですので、花束の雰囲気をそのまま残したい方は、ラッピング材も捨てずに保管し、お花と一緒にお預けください。

デザインも充実

押し花に使うフレームだけでなく、お花の配置の仕方も選べます。

ブーケ・花束型のアレンジのほか、リース型、ハート型、敷き詰め型など、好みのデザインを楽しみましょう。

まとめ

花束を長持ちさせるには、保管方法が重要です。受け取ったあとはしっかりと水揚げをして、花に水分を行き渡らせることで鮮度が保たれます。贈る前の保管方法も同様ですが、涼しい場所に置いておくようにしましょう。

生花は長期保存できないため、長く手元に残しておきたい場合は乾燥させるのがおすすめです。ドライフラワーか押し花に加工して、直射日光や湿気を避けて保管しましょう。より美しく保存性の高いものに仕上げたいなら、専門店にお任せください。シンフラワーでは大切な花束を手作業で丁寧に加工します。記念に残したいお花のある方は、ぜひご検討ください。

この記事のまとめ
  • 花束の保管方法では、涼しい場所で立てて置いておくのが基本
  • 受け取ったあとは水揚げをして鮮度を保ち、長期保存するなら早めにドライフラワーか押し花にしよう
  • 大切な花束を美しい状態で手元に残したいなら、専門店での保存加工がおすすめ

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スタッフブログ

108本のバラの花束 制作風景

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

こんにちはꔛ‬♡

本日は栃木県にお住まいのお客様よりご依頼頂きました、プロポーズでご使用された花束の保存加工【ベンティ】の制作風景をお見せいたします♡

プロポーズの108本バラ🌹と一緒にお送り頂いた、メッセージカードもアレンジの中へお入れ希望でしたので、しっかり『Will you marry me?』の素敵な文字が見えるように配置、そして、パールをバラに散りばめました✨✨

お二人の幸せが末長く続いていくを願いながら一つ一つ丁寧にお作りさせていただいております。

これから挙式を迎えられる方、挙式やプロポーズに限らず母の日や卒業式、お誕生日やプレゼントなどのお花の加工も承っております。

ぜひシンフラワーで想い出を残してみませんか?

♡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈♡
商品:ベンティ
額:ショコラ
アレンジ:d-1花束風
♡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈♡


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制作事例のご紹介

神奈川県ご在住のお客様より押し花商品「メゾ」への制作事例のご紹介♪

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

こんにちはꔛ♡

本日は神奈川にお住まいのお客様よりご依頼頂きましたブーケの保存事例を

ご紹介します♡
 

薄サーモンピンクのガーベラや黄色のコスモス、紫色のトルコキキョウなどの

大きいお花をメインを使ったブーケを押し花《メゾ》にて

素敵な想い出を保存させていただきました☺

大きいお花の中にブルースターや葉っぱなどの小花も混ざることで

バランスも取れ、とても柔らかく可愛いらしいです♡

お二人の幸せが末長く続いていくを願いながら一つ一つ丁寧に

お作りさせていただいております。

 

これから挙式を迎えられる方、挙式やプロポーズに限らず母の日や卒業式、お誕生日やプレゼントなどのお花の加工も承っております。

ぜひシンフラワーで想い出を残してみませんか?

♡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈♡
商品:メゾ
額:ルコキG
アレンジ:d-1花束包み込みタイプ
印字:カリグラフィー
台紙:クレイベージュ

♡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈♡

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ご質問や、ご要望がございましたら、
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東京都港区虎ノ門5丁目11-1

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岡山県岡山市中区桑野704-1

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0120-118-087 (いいわ お花)

 


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制作事例のご紹介

岡山県ご在住のお客様より押し花商品「メゾ」への制作事例のご紹介♪

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

みなさん、こんにちはꔛ‬♡

本日は岡山にお住まいのお客様より結婚式でご使用されたブーケの保存事例をご紹介します♡

バラやカラー、カーネーション、レースフラワーなどのオレンジ色の暖色系を使ったブーケを押し花《メゾ》にて素敵な想い出を保存させていただきました☺︎

雪柳や、ツルウメモドキの
葉や実もブーケから飛び出してアレンジに動きがあり素敵です✴︎

お二人の幸せが末長く続いていくを願いながら一つ一つ丁寧にお作りさせていただいております。

シンフラワーでは、これから挙式を迎えられる方、挙式やプロポーズに限らず母の日や卒業式、お誕生日やプレゼントなどのお花の加工も承っております!
挙式後や、お花を頂いた後からでも加工が間に合います。
ぜひシンフラワーで想い出を残してみませんか?

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商品:メゾ
額:ラネージュ
アレンジ:a-1:クラッチブーケ/
リボン:流し/ブートニアなし
印字:カリグラフィー/③
台紙:サンドホワイト
リボン:①シャンパン

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千葉県にご在住のお客様より「アダット」のご紹介✿

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花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

今回は千葉県ににお住まいのお客様より挙式でご使用のブーケを保存させていただきました𓅯 ⸒⸒

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商品名:アダット
名入れ:プレート ゴールド/筆記体
アレンジ:クラッチブーケ
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東京虎ノ門サロンに記念日の花束のお持ち込みがありました♬

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花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

 

こんにちわ ᵕ̈* 

東京虎ノ門サロンです⋆*ೄ

東京都ご在住のお客様より記念日の花束をお持ち込みいただきました💐

 

鮮やかな青色のバラやガーベラ・カーネーション等のお花と

白いかすみ草とトルコキキョウのコントラストがとても素敵な花束です‼︎

ハートのデザインで押し花商品でご注文いただきました♪

 

大切な想いの込められたお花を思い出として、これからもずっとそばに♡

シンフラワーにお任せくださいˊᗜˋ

 

事前の見学のみも承っております*・.。*

お気軽にお越し下さいませ

ご予約お待ちしております!

 

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東京都ご在住のお客様より、ボトルブーケ商品「パール」への制作事例のご紹介♪

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花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

皆さんこんにちは☺

本日は東京都ご在住のお客様よりプロポーズの花束を

ボトルブーケ商品「パール」へ加工致しました事例をご紹介いたします💐

白バラとピンクバラを、360度どこからも楽しんでいただけるボトルブーケで制作させていただきました🫧
パール商品ではデザインが選べるので、包装紙も一緒にお入れして花束の雰囲気を残したいお客様にもおすすめです🌼

特別な日の思い出を、これからもずっとそばに♡
シンフラワーにお任せください◡̈*

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商品:パール
デザイン: リボン有り・包装紙有り

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