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花束保存・アフターブーケの種類や方法

もらった花束を残したい!バラを美しく保存する方法

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

もらった花束を残したい!バラを美しく保存する方法

お祝いや記念日、プロポーズなどでもらった花束は、特別な思い入れのあるものです。でも、自然の切り花を楽しめる時間は限られているため、そのままでは長く手元に置いておくことができません。そこで、大切な花束をできるだけ長く楽しむために、保存加工について知っておきましょう。

今回は、花束やアレンジメントなど、フラワーギフトに用いられる定番の花であるバラの保存方法をお伝えします。もらった花束を残したいときに、ぜひお役立てください。

この記事はこんな人におすすめ
  • もらった花束をきれいに残したい方
  • バラの保存加工について知りたい方
  • 生花のイメージを損なわずに長期保存したい方

もらった花束、どうすればいい?

もらった花束、どうすればいい?

花束をもらうときは、相手もサプライズで用意してくれているため、ほとんどの場合が突然です。予期せずもらった花束は嬉しいものの、どう扱ったらいいかわからない方もいるかもしれませんね。

自然の切り花でできた花束は、茎から吸水させることで鮮度が保たれますので、ラッピングしたまま置きっぱなしにしていると傷んでしまいます。せっかくもらった花束をできるだけ新鮮に保つためにも、適切なお手入れを行うことが大切です。

まずは、花束をもらった後に何をすればいいか、詳しく見ていきましょう。

花瓶に生けて飾る

花束をご自宅に持ち帰ったら、できるだけ早くラッピングを外しましょう。包んだまま長時間置いておくと通気性が悪く花が傷みやすくなってしまいます。ラッピングを外したら花瓶に生けて吸水させますが、長持ちさせるにはその前にひと手間かけることが大切です。

水揚げで鮮度を保つ

花瓶に生ける前に、バケツに張った水に茎をまとめて浸け、水中で茎をカットしましょう。

鋭利な刃物でスパッと斜めに切ることで、水を効率よく吸い上げて花がみずみずしくなります。

また、バラは、とくに葉っぱが多く付いていることが多いですが、葉っぱがありすぎると生けたときに見栄えが悪いだけでなく、水分や養分を摂るため花の鮮度が落ちやすくなります。また、水に浸かっている部分に葉っぱが付いていると、ふやけて腐敗してしまいます。水に浸かる部分はすべて、水から出ている部分も適度に葉っぱを取り除いておきましょう

30分~1時間程度バケツの水に浸けたまま水揚げをしたら、好みの花瓶に生けましょう。花瓶の代わりにグラスやピッチャーなどを使ってもOKです。

まずはバケツでもOK

花束が大きい場合は、花瓶に生ける作業も手間がかかります。

ゆっくり生ける時間がない場合は、そのままバケツに入れた状態で吸水させておいても問題ありません。

すぐに保存加工したい場合は、作業前までバケツに浸けて水揚げした状態で置いておくといいでしょう。

水替えと茎のカットで長持ち

花瓶に生けて飾る場合は、常に新鮮な水を吸わせるために水替えをこまめに行いましょう。水替えの際には、花瓶をきれいに洗うことも大切です。気温の高い時期はぬめりが付着しやすいため、花瓶の内側を念入りに、また、茎もきれいに洗うことで長持ちします。

水替えの頻度は?

水替えは基本的には毎日行うことが望ましいです。

難しい場合は、市販の切り花用延命剤を使いましょう。花に必要な栄養分や除菌作用のある成分が含まれているため、2~3日に一回程度の水替えでも鮮度が保たれます。

水替えのタイミングで、茎を少しずつカットして切り口を新しくすると吸水しやすくなります。茎は水に浸かりっぱなしの状態のため、切り口が古くなると水の通り道(道管)の入り口が塞がってしまいます。茎のカットを適時行うことで吸水が促されるため、より長持ちするのです。

残したいなら保存加工しよう

切り花をお手入れしながら飾り続けた場合、涼しい場所での管理を徹底すれば2週間程度は美しい姿を楽しめます。バラは比較的花持ちがよいため、ほかの花ではもう少し早く傷みはじめてしまう場合もあります。そこで、切り花の寿命を超えて残したい場合は、保存加工するのがおすすめです。

保存加工にはさまざまな方法がありますが、もらった花束の保存に適しているのは乾燥させる方法です。生花から水分を抜くことで保存性が高まります。

2つの形で残せる
  • 押し花:圧力をかけて平面状に乾燥させたもの
  • ドライフラワー:立体的に乾燥させたもの

押し花とドライフラワーは、いずれも現在は複数の手法により一般家庭でも作られています。なお、保存加工花というとプリザーブドフラワーも有名ですが、6~7分咲きの花を用いて特殊加工により作られるため、もらった花束の一般家庭での保存方法としてはおすすめできません。ここからは、もらった花束のバラを押し花やドライフラワーにして残す方法を詳しく紹介していきます。

もらった花束を残したい!保存加工する方法

もらった花束を残したい!保存加工する方法

押し花もドライフラワーも、乾燥した花という点は変わりません。湿気を避けて風通しのよい場所、直射日光の当たらない場所で管理すれば、一般家庭で作成した押し花は1~3年、ドライフラワーは1年程度保存できるといわれています

平面と立体という形の違いがあることをお伝えしましたが、形が違うため用途も変わります。どちらの形を選ぶかは好みで決めて差し支えありませんが、違いを理解しておくと選びやすいです。

押し花とドライフラワーの違いと選び方

押し花は平面状に乾燥させるため、コンパクトに保存できる点が大きなメリットです。額縁に入れてフレームアートとして楽しんだり、スマホケースの装飾やボタニカルキャンドルの材料にしたりと、平面の形状を生かしてアレンジしましょう。また、すぐに使わない場合もかさばらないため、大量の押し花もスッキリと保管することができます。

一方、ドライフラワーは立体花のため、生花の形により近い状態で残せる点が魅力です。ふんわりとした形を生かして、リースやスワッグ、アレンジメントのほか、ハーバリウムやキャンドル、ポプリなど多様な作品に使えます。茎が付いたまま乾燥させれば、水の入っていない花瓶に挿して飾ることもできます。

生花にはさまざまな種類がありますが、押し花に向くものもあれば、ドライフラワー向きのものもあります。なお、水分量が多い花は乾燥に時間がかかるため、押し花でもドライフラワーでもきれいに仕上げるのは難しいです

バラはどちらでもOK

花びらが重なり合っているバラは、花びらを分解してから押し花にするのがポイントです。

ドライフラワーなら、そのままの状態で乾燥させられます。

花びらが薄い花は水分量が少なく乾燥しやすいですが、薄すぎると縮んだり形が崩れたりしやすいため、ドライフラワーより押し花に向いています。よりきれいに仕上げるには、このような花の特性を踏まえてどちらにするか決めるのも大切です

押し花の加工方法

押し花は、ティッシュペーパーと新聞紙で花を挟んで、厚みのある本など重しとなるものを乗せて、圧力をかけた状態で乾燥させるのが一般的な方法です。この方法では、風通しのよい場所で数日~2週間程度放置する必要があるため、電子レンジやアイロンを使って短時間で乾燥させる方も少なくありません。

完成までの時間は花の水分量や部屋の湿度によって異なります。乾燥させている途中で、1~2回ほどティッシュペーパーを取り替えましょう。電子レンジやアイロンを使う場合は、加熱しすぎると焦げてしまうため、少しずつ熱を加えるようにするのがポイントです。

押し花の作り方を詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

ドライフラワーの加工方法

ドライフラワーには多様な作り方がありますが、最も知られているのはハンギング法です。吊るして自然乾燥させる方法で茎もまるごと残せます。ただし、空気に当てて時間をかけて乾かすうちに、花びらが縮んだり色がくすんだりするため、見た目の変化が大きくなります。

ほかに有名なのがシリカゲル法です。ドライフラワー専用のシリカゲル(乾燥剤)に花を埋め込んで乾燥させる方法で、見た目の変化が少ないというメリットがあります。いずれの方法でも花の種類によって完成時期は変わりますが、押し花と同様に数日~2週間程度、様子を見ながらしっかりと乾燥させましょう。

以下の記事で、ドライフラワーの作り方を詳しく紹介しています。

バラの花束を美しく残すには?

バラの花束を美しく残すには?

バラは水分量が特別多いわけではありませんが少なくもないため、美しく残すには下準備や方法の選び方に工夫が必要です。一般家庭での加工には限界がありますが、工夫次第で美しく残すことはできます。大切なバラを少しでも良好な状態で保存するためにも、コツを押さえておきましょう。

自分で押し花にする場合

バラは、前述のように分解した花びらを並べて押すと比較的きれいに仕上がります。色あせを防ぐには、乾燥シートを使って作るといいでしょう。また、色の薄いバラは時間の経過とともに茶色っぽいくすみが目立ってきます。もらった花束のバラが淡い色しかない場合は難しいですが、濃い色のバラを中心に保存加工すればくすみが気になりにくいでしょう

自分でドライフラワーにする場合

ハンギング法では見た目の変化が大きくなるため、生花のイメージに近い姿で残したいならシリカゲル法がおすすめです。バラの茎を数mm残してカットしたものを、シリカゲルを敷いた密閉容器に入れ、うえからもたっぷりとシリカゲルをかけて埋め込みましょう。

バラの花びらの隙間にもシリカゲルを入れるのがポイントです。密閉した状態で乾燥させるため、効率よく乾かすことができます。

新鮮なうちに乾燥させるのがコツ

押し花もドライフラワーも乾燥させるのに時間がかかります。加工をはじめた時点で傷みかけていると、完成するまでに劣化が進んで見た目の悪いものになってしまいます。もらった花束を生けて楽しみたい場合は、最初から生ける花と保存加工する花に分けておくといいかもしれません。

水揚げをしておこう

保存加工をはじめる前に、しっかり水揚げをしておきましょう。

直前まで水分を行き渡らせて新鮮な状態にしておくことで、乾燥が完了するまで鮮度を保てます。

なお、押し花もドライフラワーも、完成した後の保管の仕方も重要です。湿気の多い場所や直射日光の当たる場所に置いておくとすぐに劣化してしまいます。また、埃をかぶりやすくなる点にも注意が必要です。額縁に入れたりボトルに閉じ込めたりと、ケースやカバーで覆った状態で飾るとお手入れも簡単になり長持ちします

自分で加工する場合の注意点

もらった花束を一般家庭できれいな押し花やドライフラワーにするコツをお伝えしてきましたが、自然のものを乾燥させるという単純な方法のため、完成度や保存性には限界があります。シワや色あせ、形崩れのないものを作るのは極めて難しく、美しいものができたとしても、それが保たれるのは1~3年と決して長くありません。一般家庭での保存加工は、大切な花を切り花よりも少し長く手元に残したい場合に適した方法といえるでしょう

とくに、プロポーズでもらった花束などは、できれば永久保存したいくらい思い入れが強いギフトになるのではないでしょうか。保存加工で見た目がイメージと違うものになった、劣化が早かったというような失敗は、できるだけ避けたいものです。

専門店の利用を選択肢に

美しい状態をできるだけそのまま残したいなら、保存加工専門店のご利用がおすすめです。

専門技術により、美しさが長続きする押し花やドライフラワーになりますよ。

保存加工専門店は、ウェディングブーケやプロポーズの花束の保存を中心に行うのが一般的で、現在は複数の専門業者が営業しています。加工方法や仕上がり、料金はお店によって異なりますので、情報を比較して信頼できる業者を選びましょう

もらった花束の保存加工はシンフラワーがおすすめ

もらった花束の保存加工はシンフラワーがおすすめ

シンフラワーは、創業20年以上のブーケ保存加工専門店です。もらった花束を、美しく高品質な押し花・ドライフラワーに加工します。いずれも数十年単位で手元に残せる保存性の高さが特徴で、多くのお客様にお喜びいただいています。ここからは、シンフラワーの保存加工の特徴を紹介していきます。

花束をまるごと残せる

花束をまるごと残せる

シンフラワーでは、完成した押し花やドライフラワーを、そのまま飾れるおしゃれなインテリアアイテムにアレンジしてお戻しします。もらった花束をできるだけそのままのイメージで残したいというご要望もお受けできます。花束を包んでいたラッピング材も使ってアレンジします

押し花の場合は、花びらを一枚ずつに分けて丁寧に押したあと、元の花束の形に組み立てたフレームアレンジに仕上げます。無料の刻印サービスもありますので、記念品としてお部屋の好きな場所に飾って末永くお楽しみください

バラの加工実績も豊富

シンフラワーではたくさんの種類の花を保存加工してきましたが、とくに実績豊富なバラの保存加工に強みがあります。バラを自然で美しい姿のまま数十年単位で残せる技術を有していますので、安心してお任せください

淡い色のバラも美しく残せる

一般家庭ではくすみが目立ちやすい淡い色のバラも、シンフラワーでは特殊加工により美しい色に仕上げます。

さらに長持ちするような加工も施すため、完成時だけでなく美しい色味を長期に渡り維持できます。

シンフラワーでは、バラを含めどのお花も一つひとつ丁寧に、手作業だけで加工します。そのため、仕上がりにムラがなく、隅々まで美しく生花のようなみずみずしいイメージに完成します。高品質で美しい押し花・ドライフラワーは、毎日の暮らしのなかでお手入れの負担なく心を豊かにしてくれるインテリアアイテムとなるでしょう。

サイズやデザインが選べる

サイズやデザインが選べる

シンフラワーでは、1輪だけ残せるサイズから100本以上のバラをまるごと閉じ込められるサイズまでご用意しています。押し花シリーズでは花束型のアレンジのほか、リースやハートの形、敷き詰めアレンジなど、多様なレイアウトを選べます。

ドライフラワーは、立体的な額縁に保存できる3D額、ガラス製のボトルに入れるボトルブーケのほか、手のひらサイズの樹脂に閉じ込めるクリスタルフラワーの3種類がベースとなります。3D額とボトルブーケは、容器もアレンジもさまざまなデザインがあります。

プロポーズのバラ

プロポーズでもらったバラの花束にぴったりなアイテムもご用意しています。

定番の108本のバラをまるごと残せる商品もあります。お名前や記念日を刻印して、ウェルカムボードとして活用するのもおすすめです。

バラの保存加工に適した商品は、以下のページからご覧いただけます。

【バラ~オススメ商品~】

まとめ

もらった花束はできるだけ長く手元に残したいと思うものです。一般家庭でも、押し花やドライフラワーにすれば保存は可能です。バラは水分量が多いため、見た目の変化を抑えたいなら、押し花は花びらを分解してから、ドライフラワーはシリカゲル法で加工するのがおすすめです。できるだけ美しいものに仕上げるには、生花のうちに十分に水揚げを行い、鮮度が落ちないうちに加工しましょう。

ただし、一般家庭で作ったものは保存期間が短く、記念品として残すには完成度も高くありません。高品質で保存性の高い押し花・ドライフラワーにして残したい場合は、保存加工専門店に依頼しましょう。バラの保存加工実績が豊富なシンフラワーなら、ご希望どおりのイメージに仕上げて数十年単位でお楽しみいただけます。残したいお花のある方は、ぜひ一度ご相談ください。

この記事のまとめ
  • もらった花束を残したいなら、水揚げをして新鮮なうちに押し花かドライフラワーに加工しよう
  • バラを美しく残したい場合は、花びらを分解して押し花に、またはシリカゲル法でドライフラワーにするとよい
  • 一般家庭で行う保存加工には限界があるため、専門店の利用も検討しよう

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花束保存・アフターブーケの種類や方法

プロポーズのバラ、どう保存する?記念に残すおすすめの方法

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

プロポーズのバラ、どう保存する?記念に残すおすすめの方法

プロポーズギフトの定番になったバラの花束。思い入れの強い特別なバラは、枯れてしまう前に保存するのがおすすめです。適切な方法で保存加工すれば、美しいまま長く手元に残すことができます。

今回は、プロポーズのバラを記念に残すための保存加工について紹介します。基本的な保存方法に加えて、記念に残すメリットやより美しく加工する方法についてもお伝えします。大切なバラを美しいまま手元に残し、豊かな暮らしに役立てましょう。

この記事はこんな人におすすめ
  • プロポーズのバラを美しいまま手元に残したい方
  • バラの切り花の適切な保存方法を知りたい方
  • 保存加工したバラを暮らしに取り入れたい方

プロポーズのバラを保存するメリット

プロポーズのバラを保存するメリット

プロポーズも感動的ですが、バラの花束をプレゼントしながら想いを伝えられたら、より幸せな気持ちになりますよね。そんな特別感の強いバラの花束ですが、切り花として水に生けたままでは、やがて寿命を迎えてしまいます。バラの切り花の寿命は、水替えなどのお手入れを行い涼しい場所で飾っても2週間程度とされています。水替えを怠ったり高温の環境に置き続けたりすれば、たった数日で傷んでしまいます。

適切なお手入れを行い生花の状態で長持ちさせることも大切ですが、2週間を超えて長期保存できる方法もあります。詳しい方法は後ほど紹介しますが、プロポーズのバラを保存加工すれば、以下のようなさまざまなメリットが得られます。

プロポーズの感動を形で残せる

プロポーズでもらったバラを手元に残すことができたら、プロポーズされたときの感動をいつでも思い出せます。パートナーの想いが込められた記念の花束が形として残れば、結婚後やふたりの暮らしが慣れた頃に渡っても、当時の初々しい気持ちが蘇りそうですね。お互いをより大切に想えるきっかけを作ってくれるアイテムになるでしょう。

花のある暮らしを毎日楽しめる

切り花を生けて飾る場合、毎日の水替えをはじめ茎のカットや花瓶の洗浄など、お手入れが欠かせません。忙しい方にとってはこれらのお世話が負担に感じるケースも多く、花を飾りたくても一歩踏み出せないという方が少なくありません。

保存加工された花を飾る場合は、水が不要ですので自然の切り花のようなお手入れを行わずに済みます。直射日光や湿気に弱く埃をかぶりやすいため、置き場所に気を付ける必要はあります。それでも、切り花と比べると暮らしに花を取り入れるハードルが格段に下がるでしょう。プロポーズのバラなら、なおさら眺めているだけで心の踊るアイテムとなるに違いありません。

思い出の写真と飾るのもおすすめ

ふたりの思い出の写真や思い入れのあるグッズと一緒に飾るのも素敵です。

プロポーズのバラや写真を並べた思い出コーナーを作ってみてはいかがでしょう。

ウェディングアイテムに活用できる

プロポーズのバラをきれいに保存できれば、結婚式で飾るアイテムとして使うのも素敵です。押し花にしたバラを額縁に閉じ込めて、ウェルカムボードにすることもできます。押し花は平面状のため、持ち運びしやすいというメリットもあります。立体的なアイテムにした場合も、ウェルカムコーナーやメインテーブルに飾れます。

挙式後はインテリアに

長期保存可能な保存加工花に仕上げられたら、結婚式が終わっても手元に置いておけるでしょう。

挙式後はウェディングアイテムを新居に飾り、お気に入りのインテリアとして楽しめます。

なお、ウェディングアイテムとして用いる場合は、見た目の美しさにもこだわりたいですよね。そのため、完成度や保存性の高いものに仕上げる必要があるでしょう。プロポーズのバラを美しいまま長期保存するには、保存加工の方法を選ばなければなりません。保存性の高さや完成度を求める場合に最適な保存方法も、後ほど詳しく紹介します。

プロポーズのバラを保存する方法

プロポーズのバラを保存する方法

先ほども少し触れましたが、プロポーズのバラは押し花に加工し、平面状に保存できます。また、立体的な保存をご希望ならドライフラワーにするといいでしょう。押し花とドライフラワーのどちらかにすることで、生花の状態よりも長く手元に残すことができます。

バラを保存加工する場合、押し花もドライフラワーもきれいに仕上げるには工夫が必要です。一般的に、水分量の少ない花のほうが乾燥させたときに形や色が変化しにくく見た目よく仕上がります。しかし、バラは水分量が少なくはないため、単純に圧力をかけたり自然乾燥させたりするだけでは、変形や色あせが目立ち見た目が悪くなってしまいます

プロポーズのバラをできるだけきれいに保存するために、押し花作りとドライフラワー作りそれぞれのコツを押さえておきましょう。

押し花に加工

押し花は、花びらの薄い花や枚数の少ない花ならそのままの形でまっすぐ圧力をかけて作れます。バラは花びらの厚みは問題ないのですが、枚数が多く重なり合っています。そのままの状態で押し花にすると、重なり合っている部分の水分が抜けにくくきれいに仕上がりません。そこで、バラを押し花にする際は、以下のポイントを覚えておくと便利です。

花びらを分解してから押す

花びらを根元からバラバラにして、間隔を空けて一枚ずつ並べましょう。

花びらを分けてから押せば、より早くまんべんなく乾燥するため、色も形も比較的きれいな押し花ができます。

乾燥した花びらは、並べて額縁に入れたり、スマホケースやシールに閉じ込めたりして飾れます。元のバラの形に組み立ててアレンジするのも素敵ですよ。

ドライフラワーに加工

立体的な姿で保存できるドライフラワーは、さまざまな方法で作れます。最も一般的で簡単なのは、吊るして自然乾燥させるハンギングです。水分量が少なく花がふんわりとした形状のかすみ草やミモザは、この方法でも生花とほとんど変わらない姿に仕上がります。バラの場合は乾燥に時間がかかるため、花びらが縮みシワができるほか、色もくすんだような仕上がりになります

色や形の変化も自然の風合いのため、楽しめるなら問題ありません。ですが、華やかなウェディングアイテムとして活用したい場合や、生花のイメージのままで保存したい場合には適さないため、ハンギング法ではない方法を選びましょう。

美しさ重視ならシリカゲル法

ドライフラワー専用の乾燥剤(シリカゲル)に花を埋め込んで乾かすシリカゲル法では、ハンギング法と比べて色や形の変化が少なく済みます。

生花のイメージに近い姿に仕上げたい場合は、シリカゲル法を選ぶのもひとつの方法です。

ちなみに、水分量が少なく花びらが薄い桜やコスモスなどの花は、花びらが変形しやすいためドライフラワーには向きません。これらの花は平面的に仕上げる押し花にしたほうが、きれいに保存できるでしょう。

自分でバラを保存加工するメリットとデメリット

自分でバラを保存加工するメリットとデメリット

ご自身で押し花やドライフラワーを作った経験がない方は、どのような仕上がりになるのか想像しにくいかもしれませんね。バラの保存加工は一般家庭でもできますが、メリットだけでなくデメリットもあります。

後悔しないためにも、自分で保存加工するメリットとデメリットを知っておくことをおすすめします。代表的なものを見ていきましょう。

メリット①気軽にできてリーズナブル

自分での保存加工のメリットとしてまず挙げられるのが、いつでも取りかかれて費用を抑えられることです。必要な道具や材料さえ用意できれば、自分の好きなタイミングで作業をはじめられます。押し花の場合は、ティッシュペーパーや新聞紙といった紙類、重しなど一般家庭にあるものだけで作れます。よりきれいに仕上げたい場合でも、乾燥シートを用意する程度で済みます。

ドライフラワーは方法によっても準備物が変わりますが、ハンギング法の場合、バラを吊るすために使う紐と風通しのよい空間があれば、すぐに取りかかれます。シリカゲル法はドライフラワー専用のシリカゲルと密閉容器が必要ですが、少量のバラを加工する程度なら費用もそこまでかかりません。

ただし、大量のバラを保存したい場合は現実的に難しいため、専門店への依頼をおすすめします。

メリット②制約なく好みの形で保存できる

自分で加工する場合、タイミングや方法から仕上がりのデザインまで、すべてご自身の好きなようにできます。花びら一枚だけ残したい、ドライフラワーと押し花のどちらにも加工したいなど、一般家庭で対応できる範囲であれば自由に残し方を決められます

また、自分で作る場合は制約がないため、技術やセンスさえあれば自分だけのオリジナリティの高い作品にアレンジできるというメリットがあります。専門店ではある程度形のベースが決まっていて、選択肢が提示されるなかでオーダーすることがほとんどです。枠にとらわれず自分の好きなように残したい場合には、自分での保存加工に挑戦してみてもいいかもしれません。

ハンドメイド資材に最適

花束の一部を押し花やドライフラワーにして、キャンドルに入れたりハーバリウムを作ったりしてはいかがでしょう。

完成度が高くなくても、ハンドメイド資材としてさまざまなアイテムにアレンジすれば、比較的見た目よく残せます。

デメリット①美しく仕上がらない場合がある

一般家庭で作る押し花やドライフラワーは、単純に乾燥させただけです。ナチュラルさが魅力ではありますが、生花のイメージを損なわず残したいとなると限界があります。新鮮なうちに加工すれば劣化はある程度カバーできるものの、乾燥させている間にも少しずつ色あせや形崩れは続きます。単純に乾燥させただけでは、仕上がりがイメージとは違ったものになるかもしれません。

淡色は難しい

とくに、クリーム色や淡いピンクなどの薄い色のバラは、乾燥させると茶色っぽくくすんだような色味に変化しやすいです。

濃色は色あせが目立ちませんが、淡色の花を自分できれいな押し花・ドライフラワーに仕上げるのは簡単ではありません。

自分で保存加工する場合は、花そのものの美しさを長期に渡り楽しむというのではなく、思い出として一部を手元に残すという目的で行うといいでしょう。完成度の高さを求めるなら、専門店のご利用がおすすめです。

デメリット②保存できる期間が短い

単純に乾燥させただけの押し花の寿命は1~3年程度、ドライフラワーは約1年といわれています。あくまでも目安ですので、保存環境が悪い場合はもう少し短くなるかもしれません。1~3年程度では、記念品として手元に残す期間としては短いと感じる方がほとんどではないでしょうか。保存加工された花の寿命の捉え方は人それぞれです。寿命を過ぎて色あせや形崩れが目立ってきても美しいと感じるなら、手元に残しておいてもいいでしょう。

ですが、プロポーズのバラをせっかく保存加工しても、数ヶ月~数年のうちに見た目が劣化していくのは悲しいものです。せっかくなら、美しいまま長期保存できるものにして、もらったときと変わらない姿で手元に末永く残したいと思うのが、多くの方の本音ではないでしょうか。

専門店で保存加工するメリットとデメリット

専門店で保存加工するメリットとデメリット

プロポーズの花束やウェディングブーケを記念に残しておきたいという方のためにできたのが、保存加工専門店です。専門技術により生花を保存性の高い押し花やドライフラワーに加工するため、一般家庭で加工する場合よりはるかに長い期間手元に残すことができます。

専門店を利用する場合は当然料金が発生しますので、自分で加工するよりも費用の負担は大きいです。また、店に花を預けて加工してもらうことになるため、しばらくの間は手元から花がなくなります。人気店の場合は完成までに数ヶ月要するケースもあります。完成品は、専門店が独自で用意したラインナップから選ぶ形になるため、自由度もやや下がります。

専門店を利用する場合、費用面や制約ができる点などのデメリットもあります。ですが、アレンジの仕方は多くの場合相談できるため、希望に沿った形で残せます。何よりも、大切なバラを生花のころと変わらない美しい姿で長期保存できるのは、大きなメリットといえるでしょう。さらに、一般家庭では難しいたくさんのバラのまるごと保存も、専門店で加工すれば叶います

記念に残すなら専門店で加工しよう!バラの保存はシンフラワーへ

記念に残すなら専門店で加工しよう!バラの保存はシンフラワーへ

プロポーズのバラを美しいまま長期保存したい方は、専門店での保存加工を検討されることをおすすめします。保存加工専門店は多数あり、店によって技術や料金、仕上がり、商品(加工後にアレンジされるアイテム)は異なります。大切なバラを預ける際には、料金の安さだけでなく、丁寧な加工や完成度・保存性の高さが強みの信頼できる専門店を選びましょう。

シンフラワーは、すべての作業工程を機械に頼らず職人の手で行うブーケ保存加工専門店です。お客様の幸せを第一に考え、大切なお花をベストな状態で長期保存できるよう丁寧に保存加工します。ここからは、シンフラワーの保存加工についてご紹介していきます。

創業20年以上でバラ加工実績が豊富

シンフラワーは、創業20年以上の保存加工専門店で、プロポーズの花束やウェディングブーケを中心に、これまで数多くのお花を加工してきました。とくに、バラの保存加工実績が豊富なため、バラを美しく残したい方は安心してお任せください。花それぞれに合ったベストな方法で加工しますので、淡い色の花や一般家庭ではきれいに仕上げるのが難しい花でも、美しさが長持ちする完成度の高い加工花に仕上げます。

数十年単位で保存できる

シンフラワーでは花の美しさが長持ちするような特殊な加工を行います。そのため、一般的な押し花やドライフラワーの寿命をはるかに超えた、数十年単位での保存が可能です。直射日光や湿度の高い場所を避けて飾れば、半永久的に手元に置いて楽しめます。また、押し花もドライフラワーも、すべてケース入りのインテリアアイテムにアレンジしますので、埃や汚れが直接付着する心配もありません

プロポーズのバラの花束をまるごと残そう

プロポーズのバラの花束をまるごと残そう

シンフラワーでは、花束の一部を加工することもできますが、まるごとの保存も可能です。押し花やドライフラワーが完成したら、額縁やボトルに入れたアレンジに仕上げてお返しします。この額縁やボトルのサイズが豊富なため、アレンジのデザインも多様なタイプをお選びいただけます。

バラの押し花は、花びら一枚一枚を丁寧に押して、元のバラのイメージに限りなく近い形で組み立て直します。ご自身で行うとなるとかなりの作業量となるうえ、技術もセンスも必要です。シンフラワーにお任せいただければ、ボリュームのある花束でもまるごと残せます。一つひとつ手作業で丁寧に仕上げていきますので、ムラがなく美しく仕上がります。

108本のバラも保存可能

プロポーズの定番でもある108本のバラも、すべて美しい押し花にして花束の形に組み立てます。

ドライフラワーにして立体的な花束に組み立てて保存することも可能です。

シンフラワーでは、花束に使用していたリボンや包装紙も、アレンジに使用して一緒に保存できます。また、刻印サービスを無料でご利用いただけます。記念日やお名前を印字して、結婚式のウェルカムボードとして活用するのもおすすめです。挙式前や新婚生活では、お部屋に飾って末永くお楽しみください。

※「シンフラワーの108本のバラの保存」はこちら

まとめ

プロポーズにバラをもらったら嬉しい反面、どのように扱えばいいかわからない方も少なくないようです。大切なお花だからこそ、美しいままできるだけ長く手元に残せる方法を知っておきましょう。生花として寿命の限り楽しむもいいですが、記念に残したいなら新鮮なうちに押し花かドライフラワーに加工するのがおすすめです。

自分で保存加工することもできますが、記念品として長く楽しむには、保存性や完成度が十分とはいえません。シンフラワーにお任せいただければ、美しい姿のまま数十年単位で保存できる押し花・ドライフラワーに仕上げます。プロポーズのバラの保存をお考えの方は、ぜひご相談ください。

この記事のまとめ
  • プロポーズのバラを保存加工して手元に残せば、思い出が形となり花のある暮らしも楽しめる
  • 一般家庭で加工したものは、完成度や保存性が低いため記念品ではなくハンドメイド資材向き
  • プロポーズのバラを記念に残したいなら、専門店での保存加工がおすすめ

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制作風景♪~プロポーズの花束をフィリスへ加工保存~

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

 

今回は、制作風景をご紹介致します♪

お客様の花束に使用されていた包装紙やリボンもアレンジにお入れできるので、花束の雰囲気を残されたい方にオススメです!

お二人の幸せが末長く続いていくことを願いながら一つ一つ丁寧にお作りさせていただいております🤍

是非、シンフラワーにお任せください◡̈*
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
商品名:フェリス
アレンジ:花束仕上げ
(お客様の包装紙・リボン使用)
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼


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制作事例のご紹介

神奈川県のお客様よりお預かりのブーケを「押し花のピエニ」に保存させていただきました|2024.06.16

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シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

こんにちはꔛ♡

本日は神奈川県にお住まいのお客様よりご依頼頂いたブーケの保存事例をご紹介します♡

 


素敵なブーケを押し花【ピエニ】へ加工をさせていただきました。

大きな白バラをメインに濃さの違う赤バラやピンクカーネーション。
そこにレースフラワーとユーカリが入りとても可愛いらしいハートになりました♡

お二人の幸せが末長く続いていくを願いながら一つ一つ丁寧に

お作りさせていただいております。

 

これから挙式を迎えられる方、挙式やプロポーズに限らず母の日や、

お誕生日やプレゼントなどのお花の加工も承っております。

ぜひシンフラワーで想い出を残してみませんか?

♡┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈♡
商品:押し花ピエニ

額: ブラン 

台紙:ホワイト

アレンジ:fハート

印字:カリグラフィー

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【保証】——————————————-

1年完全保証 10年サポート

————————————————–

ご質問や、ご要望がございましたら、
お気軽にご連絡くださいませ↓

東京サロン

東京都港区虎ノ門5丁目11-1

オランダヒルズ森タワーRoP

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岡山本社
岡山県岡山市中区桑野704-1

お電話によるお問い合わせもお待ちしております

0120-118-087 (いいわ お花)


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制作事例のご紹介

メゾサイズの制作事例のご紹介!!

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

 

本日たくさんの押し花商品が完成しております!!
その中よりメゾにて保存加工させて頂きましたお客様の事例をご紹介いたします。

同じサイズですが額やお花によっても雰囲気が変わって素敵です。

大切なブーケを自分好みに選んで
自分だけの宝物を作りませんか!!

これから挙式を迎えられる方、挙式やプロポーズに限らず母の日や、


お誕生日やプレゼントなどのお花の加工も承っております。

ぜひシンフラワーで想い出を残してみませんか?
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一枚目⇨商品名:メゾ
名入れ:印字5
額:ソフィアWT
アレンジ:d-1

3枚目⇨商品名:メゾ
名入れ:印字3
額:シャンパン
アレンジ:デザイン:d-1
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花束保存・アフターブーケの種類や方法

プロポーズの花束を残したい!もらった後に楽しむ方法

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

プロポーズの花束を残したい!もらった後に楽しむ方法

プロポーズでもらった花束は、特別感が強くてできるだけ長くそばに置いておきたいものですよね。ですが、切り花はそのままにしていると枯れてしまうため、記念に残すには手を加える必要があります。大切な花束をできるだけ美しいまま手元に残すためにも、もらった後どうすればいいか知っておくと安心です。

今回は、プロポーズの花束をもらった後に楽しむ方法を詳しく紹介します。ご自宅でできる方法と、記念品として長期保存する方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • プロポーズでもらった花束を長持ちさせたい方
  • プロポーズで花束をプレゼントしようと考えている方
  • 花束をもらった後のメンテナンス方法を知りたい方

花束はプロポーズの定番ギフト

花束はプロポーズの定番ギフト

かつてはプロポーズギフトといえば婚約指輪が定番でしたが、最近は花束を贈るのがトレンドです。プロポーズを受ける側も、花束をプレゼントされることに憧れる方が多く、今や花束はプロポーズで贈るものの定番のひとつとなりました。

花束は、お祝いなどで贈られることはあっても、日常的に手にする機会は少ないのではないでしょうか。だからこそ、特別感があり気持ちの伝わりやすいギフトといえるでしょう。華やかで美しい花束は、もらった瞬間思わず笑顔がこぼれそうですね。

バラの花束が人気

プロポーズに贈る場合、とくに人気なのがバラの花束です。バラには「愛」や「美」などの花言葉があり、花びらが重なり合った上品で優美な印象の姿も魅力的ですね。バラは、色によっても異なる花言葉を持ちます。プロポーズでは「愛しています」「情熱的な愛」といったストレートな愛情が込められた赤いバラがよく選ばれています

さらに、色だけでなく本数でも異なる意味が込められています。プロポーズでは、赤いバラを108本集めた花束がとくに有名です。108本のバラには「結婚してください」という意味があるからです。108本のほかにも、以下の本数がプロポーズ向きといえるでしょう。

本数により異なる意味
  • 12本:私の妻になってください、私と付き合ってください
  • 21本:あなただけに尽くします
  • 50本:無条件の愛、永遠、偶然の出逢い

たくさんのバラも素敵ですが、ボリュームのある花束は、相手によっては負担に感じる可能性もあります。花を扱い慣れていない方にはコンパクトな花束を選ぶなど、相手に合わせたギフトを考えるといいでしょう。

たとえば、3本は「愛しています」、5本は「あなたに出逢えて本当によかった」、9本は「いつまでも一緒にいてください」という意味を持ちます。1~10本の少ない本数のバラでも、愛情を伝えることは可能です。

バラの本数別の意味を詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。

プロポーズでもらった花束はどうする?

プロポーズでもらった花束はどうする?

サプライズでプロポーズを計画する方がほとんどのため、多くの場合、想定外で花束をもらうことになるでしょう。切り花を飾り慣れている方なら問題ありませんが、もらった後どうすればいいかわからない方もいるのではないでしょうか。そのまま置いているだけでは、時間の経過とともにどんどん傷んでいってしまいます

もらった花束をできるだけ長く楽しむために、美しい状態で長持ちさせる方法を紹介します。もらった後すぐにするべきことをはじめ、保存して手元に残す方法まで見ていきましょう。

まずはなるべく早く吸水を

切り花は茎の切り口から吸水することで鮮度が保たれます。そのため、花束のラッピングをできるだけ早く外して、水に生けてあげることが大切です。もし時間に余裕があるなら、バケツなどに張った水のなかで茎をカットする「水切り」を行うと、より吸水しやすくなるため水分が行き渡り、生き生きとした状態になります(水切りを含め、花が吸水しやすくする作業全般を「水揚げ」といいます)。

水切りのコツ
  • 鋭利な刃物を使う:切れ味が悪いと断面が潰れて吸水できなくなるため
  • 刃物は消毒しておく:雑菌が付着していると花が傷みやすくなるため
  • 斜めにカットする:断面が広くなることで、より効率よく吸水できる

水揚げをしている間は、1時間程度バケツの水に浸けたままにしておきましょう。また、バケツの水に浸かる場所に葉っぱが付いている場合は、この時点で取り除いておいてください。

切り花として枯れるまで楽しむ

水揚げをしたら、好みの花器に生けて飾りましょう。花束が多い場合は、小分けにして生けるのもおすすめです。花瓶がない場合は、ピッチャーやワインの空き瓶などを使ってもいいでしょう。切り花として最後まで観賞したい場合は、水替えや茎のカットを繰り返し、寿命をむかえるまで楽しみましょう。

切り花の寿命

気温や花の種類によっても異なりますが、数日~2週間程度が目安です。

こまめに水替えや茎のカットを行うことで、より長持ちさせられます。市販の切り花専用延命剤を使用してもいいでしょう。

生けている間は、必ず涼しい場所で管理しましょう。切り花は高温が苦手なため、日当たりのいい場所や暖房の近くは避けてください。また、夏季は乾燥防止のため、エアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。

ドライフラワーにする

切り花のままでは長くても2週間程度しか手元に置いておけませんが、新鮮なうちに乾燥させればもっと長い期間保存することも可能です。プロポーズで花束をもらった後、ドライフラワーにして手元に置く方も少なくありません。

ただ、花の種類や方法によっては、ドライフラワーにしたときに生花のイメージと違ったものになるため注意が必要です。代表的な方法は以下のとおりです。

自宅でできる方法
  • ハンギング法:花を吊るして自然乾燥させる方法
  • シリカゲル法:乾燥剤に花を埋め込んで乾燥させる方法
  • グリセリン法:グリセリン(アルコール)溶液を茎から吸わせて乾燥させる方法
  • ドライインウォーター法:少量の水に生けた状態で少しずつ水分を蒸発させる方法

たとえば、プロポーズの定番でもあるバラの花束は、ハンギング法で乾かすと花びらが縮み色もくすんだように変化します。生花の姿とは違ったアンティーク調の仕上がりになるため、それでも問題のない方にのみおすすめします。生花のイメージと近い姿をご希望なら、シリカゲル法が適しています。ただし、一般的な方法では茎をカットするため、まるごと残せないというデメリットがあります。

なお、カスミソウやラベンダー、ミモザ、スターチスなど水分量の少ない花は、ハンギング法でも比較的きれいに仕上げることができます。ドライフラワーにしたら、リースやスワッグ、ボックスフラワー、ハーバリウムなど、さまざまなアレンジで楽しみましょう。

押し花にする

ボリュームのある花束をコンパクトに残したい場合や、一部のみ残したい場合には、平面状にして乾燥させる押し花もおすすめです。一般的な方法ではシワや色あせを避けることは難しいですが、工夫次第できれいなものに仕上げられます。バラなど花びらが重なり合っている花は、そのまま押すと水分が抜けにくく見た目が悪くなってしまうため、まず花びらを分解しましょう。花びらを一枚ずつに分けて押すことで、早く水分が抜けるため色も比較的悪くなりにくいです。

押し花にしたら、額縁に入れて押し花アートにして飾ったり、スマホケースやしおり、シールの装飾として用いたりと、さまざまな楽しみ方ができます。また、ドライフラワーや押し花にする方法のほかにも、以下のような楽しみ方ができます。

その他
  • 育てる:切り花を挿し木にして、鉢植えで育てる
  • お風呂に入れる:バラの花びらを浮かべる
  • 香りを楽しむアイテムに:崩れたドライフラワーをポプリやサシェに使う

花束をもらった後きれいに残すコツ

花束をもらった後きれいに残すコツ

花束はドライフラワーか押し花にすれば保存できますが、きれいに仕上げるにはコツが必要です。プロポーズの花束は特別なギフトですので、失敗しないためにもコツをしっかり押さえておきましょう。

新鮮なうちに乾燥させる

ドライフラワーも押し花も、瞬時にできるわけではありません。鮮度が落ちてから乾かしはじめると、乾燥する前に劣化が進んでしまい、仕上がりが悪くなってしまいます。新鮮なうちは切り花として観賞していたいかもしれませんが、保存したいなら早めに加工に取りかかりましょう。

乾かす前に水揚げを

萎れた状態で乾燥させると、シワシワになってしまいます。加工をはじめる直前までしっかり水を吸わせましょう。

ドライフラワーや押し花を作りはじめる前に、水揚げを行って鮮度をキープしておくのがおすすめです。

大きな花束をもらった場合は、切り花として飾るものと保存加工するものとに最初に分けてしまうのもいいでしょう。なお、大きな花束をまるごと保存するとなると一般家庭では難しいため、ほかの方法を後ほど紹介します。

乾燥しやすい環境を整える

湿気の多い環境では乾燥に時間がかかり、完成する前に花が傷んで見た目が悪くなってしまいます。そのため、できるだけ早く乾燥させられるよう、環境を整えることも大切なポイントです。ハンギング法で自然乾燥させてドライフラワーを作る場合は、必ず風通しのよい場所で行いましょう。室内の湿度は、サーキュレーターやエアコンなどでも調整できます。

乾燥剤や乾燥シートを活用

乾燥剤(シリカゲル)や押し花専用の乾燥シートを使うと、効率よく乾燥させられるため仕上がりもきれいです。

乾燥剤や乾燥シートは、作ったドライフラワーや押し花を保存する際にも使うといいでしょう。

花に合った方法を選ぶ

花の種類によって、ドライフラワー向きと押し花向き、どちらにも向かないものがあります。水分量が少なく立体的な花はドライフラワー向きで、どんな方法でも比較的きれいに乾燥します。ただ、桜やコスモスなどの花びらが薄すぎる花は、縮みやすく形が崩れてしまうため、押し花のほうが向いています。

水分量が多い花は乾燥に時間がかかるため、効率よく乾燥できる方法(乾燥剤や乾燥シートを使うなど)を選ぶといいでしょう。また、押し花は以下のような下準備を行うことで仕上がりがよくなります。

押し花をきれいに作るコツ
  • できるだけ平らにして押す(花びらが曲がらないよう指などで広げるとよい)
  • 厚みのある花は薄くしてから押す(ガクなど裏面となる部分をカッターなどで削ぐ)
  • 花びらが多く重なり合う花は、花びらを1枚ずつに分解してから押す

専門店に加工を依頼する

一般家庭で作ったドライフラワーは1年、押し花は1~3年が保存期間の目安とされています。その間も少しずつ劣化が進むため、環境によってはもっと早い段階で寿命を迎えてしまう可能性もあります。また、一般家庭で加工したものは、色あせやシワを避けられません。とくに淡い色の花は、早い段階で茶色っぽくくすんでしまうケースが多いです。また、ボリュームのある花束をまるごと加工するのは難しいなど、一般家庭での保存加工には限界があります。

そこで、プロポーズの花束を記念品として残したい方には、保存加工専門店での加工をおすすめします。プロの手に任せることにより、大切な花束をより美しくより長く、手元に残しておくことができます。

記念品として長期保存できる

多くの保存加工専門店では、特殊な技術により色持ちがよく形がくずれにくいドライフラワー・押し花に仕上げます。

一般家庭で作ったものよりも仕上がりが美しく保存期間も長いため、記念品として手元に残したい場合に最適です。

プロポーズの花束を保存したいならシンフラワーへ

プロポーズの花束を保存したいならシンフラワーへ

シンフラワーは、創業20年以上の保存加工専門店です。主に、ウェディングブーケやプロポーズの花束を中心に、高品質な押し花とドライフラワーに保存加工します。シンフラワーのこだわりは、すべての作業工程を機械ではなく職人の手で進めること。効率のよさよりも確かな仕上がりに重点を置き、お客様の幸せを一番に考えて保存加工を行います。

ここからは、プロポーズでもらった花束をシンフラワーで保存加工するメリットや、選べるアイテムについて紹介します。大切な花束を美しいまま記念に残したい方は、ぜひシンフラワーのご利用をご検討ください。

108本のバラもまるごと保存可能

108本のバラもまるごと保存可能

シンフラワーで加工した押し花やドライフラワーは、すべてケース入りのインテリアアイテムにアレンジしてからお客様の元へお戻しします。サイズのバリエーションが豊富なため、一部のみ残したい場合でも、花束をまるごと残したい場合でも、対応可能です。

バラの保存加工実績が豊富なシンフラワーでは、プロポーズの定番でもある108本のバラをまるごと保存できる商品もご用意しています。一般家庭では108本のバラを保存加工すること自体に無理がありますので、まるごと保存をご希望の場合は、もらった後できるだけお早めにシンフラワーにご予約のうえお預けください。

※「シンフラワーの108本のバラの保存」はこちら

数十年単位で美しい姿を楽しめる

シンフラワーでは、花に合わせた最適な方法で保存加工します。一般家庭では美しく仕上げるのが難しい淡い色の花に関しては、色あせを避けるために色の定着作業や、自然な風合いで色が美しく維持されるような着色を施します。花びら一枚一枚にまで目を配り、手作業により丁寧に仕上げていくため、シワや形崩れもないみずみずしい加工花が完成します。

アフターフォロー

シンフラワーで保存加工したアイテムは、すべて1年保証付きです。保証期間中に万が一のことがあれば、無料でお直しできます。

保証期間が過ぎてからも有償でお直しを承りますので、いつまでも美しい姿のままお楽しみいただけます。

押し花やドライフラワーが苦手とする直射日光や室内の強い光、湿気を避けて飾れば、数十年単位での保存が可能です。半永久的に手元に置いて楽しめるため、どんな形で残すか、デザインやサイズなどもよく考えて選ぶことをおすすめします。

シンフラワーのおすすめ商品

シンフラワーのおすすめ商品

ドライフラワーは、立体的な額縁にアレンジする3D額シリーズ、ガラス製のボトルにアレンジするボトルブーケシリーズから選べます。また、一輪だけ、小花を数輪だけ残したいという方のために、手のひらサイズのクリスタルフラワーというアイテムもご用意しています。

数十年単位での長期保存を考えると、平面状にアレンジする押し花シリーズがとくにおすすめです。108本のバラは立体的な保存ではかなりスペースを要しますが、押し花にすれば壁にかけて飾れるためコンパクトに保存できます。花束の形に組み立てたデザインのほか、額いっぱいに花びらを敷き詰めたデザイン、ハート型やリース型のアレンジなどが選べます。

飾る場所を決めて選ぼう

どのアイテムを選ぶ場合も、まず飾る場所を決めておくとイメージが湧きやすいです。

模様替えなどで移動する可能性を考えると、押し花シリーズならスペースの確保も無理なくできるでしょう。

なお、押し花もドライフラワーも、刻印サービスを行っています。プロポーズでもらった花束を保存し、お名前や記念日を刻印してはいかがでしょう。新婚生活を彩るインテリアアイテムになるほか、結婚式でのウェルカムアイテムとしても活躍しますよ。

まとめ

プロポーズで花束をもらった後は、まず鮮度を保つために水揚げを行うことが大切です。その後、切り花として飾って楽しむか、手元に置いておくために保存加工するといいでしょう。大きな花束の場合は、切り花として生けるもの、保存加工するものに分けるのもひとつの方法です。保存加工は、ドライフラワーか押し花を選べますが、一般家庭で美しく長期保存できるものに仕上げるのは難しいため、記念品として残すなら専門店のご利用をおすすめします。

シンフラワーなら、108本のバラのまるごと保存や、美しく残すのが難しい淡い色の花の保存加工も可能です。大切なお花をできるだけ美しく長く保存したい方は、ぜひシンフラワーにご相談ください。

この記事のまとめ
  • プロポーズで花束をもらった後は、鮮度を保つために水揚げを行うことが大切
  • 新鮮なうちに押し花かドライフラワーに加工すれば、長期保存できる
  • 記念品として美しさを維持しながら花束を長期保存したい場合は、専門店で保存加工しよう

関連ワード

結婚式

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花束保存・アフターブーケの種類や方法

バラを保存しよう!自分でできる方法と記念に残す方法

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

バラを保存しよう!自分でできる方法と記念に残す方法

バラの花は、切り花のなかでは比較的日持ちしやすいですが、手元に残すには保存加工する必要があります。方法によっては、自分でできるものもあるため、思い入れのあるバラを保存したい場合は挑戦してみてはいかがでしょう。

今回は、バラの保存方法を紹介します。自分でできる簡単な方法をはじめ、記念品として長期保存する方法までお伝えしていきます。お祝いでもらったものなど、大切なバラを美しく残したい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 自分でできるバラの保存加工を知りたい方
  • バラの花を記念に残したい方
  • バラの保存に挑戦したものの、うまくいかなかった方

バラの切り花を長持ちさせるコツ

バラの切り花を長持ちさせるコツ

バラの切り花は花のなかでは比較的茎が硬く、傷みにくいです。適切なお手入れをして新鮮な水を吸わせ続けることができれば、涼しい時期なら2週間程度は美しい姿を楽しめます。切り花として飾って楽しむ場合も、保存加工して手元に長く残す場合も、まずは水分を行き渡らせて鮮度を保っておくことが重要です

そのために行いたいのが、「水揚げ」です。茎の切り口からしっかりと水を吸い上げられるようにする作業を最初に行いましょう。水揚げが終わり花瓶に生けたあとは、こまめに水替えを行い新鮮な水を与え続けることで長持ちします。水揚げと水替えの仕方をはじめ、切り花の状態のバラを長持ちさせるためのコツを見ていきましょう。

水揚げと水替え

水揚げにはさまざまな方法がありますが、まずは基本の「水切り」をマスターしておくと安心です。バケツなどに水を張り、バラの茎を浸した状態で、水中で茎をカットします。切れ味のいい刃物でスパッと斜めに切りましょう。斜めに切ることで断面が広くなるため、より効率的に吸水できます。切れにくい刃物を使うと切り口が潰れてしまい吸水が妨げられるため、気を付けてくださいね。

刃物は消毒を

水切りを行う前に、刃物を消毒しておきましょう。雑菌が付着したまま切ると、茎が傷む原因になります。

水切りができたらそのままバケツに浸けておき、水分を行き渡らせましょう。また、葉っぱが多い場合はこの時点で取り除いておくと花の持ちがよくなります。

水揚げが終わったら、花器に生けます。花瓶がなければピッチャーや空き瓶などでもかまいません。生ける際に茎の長さを調整する場合も、なるべく水中でカットすることが望ましいです。水替えは、できれば毎日行いましょう。花器の内側や茎にぬめりが付着している場合は、水替えの際にきれいに洗い流しましょう

延命剤の活用

市販の切り花専用延命剤には、栄養成分や除菌作用のある成分が配合されています。

毎日の水替えが難しい場合は、延命剤を使えば頻度を2~3日に切り花の管理は、涼しい場所で行うことが大切です。高温になると水中の雑菌が増え腐敗しやすくなってしまいます。

また、直射日光の差し込む場所に置いておくと、水が傷むことに加え花の色あせや葉焼けの原因にもなります。日当たりのよい場所や高温になりやすい場所は避け、室温の低いところを選んで飾りましょう

風通しのよい場所が望ましいですが、エアコンの風を直接当てると乾燥しすぎてダメージを与えてしまいます。涼しさは保ちつつ、エアコンの送風にもご注意ください

バラを自分で保存する方法

バラを自分で保存する方法

水揚げや水替えによりバラの鮮度を保ちつつ、手元に残したい場合は、平均的な寿命を迎える前に保存加工にも取りかかりましょう。一般家庭でバラを保存するなら、ドライフラワー加工か押し花加工のいずれかを選べます。なお、保存加工というとプリザーブドフラワーも有名ですが、6~7分咲きの花を使い特殊加工を施すため、一般家庭で観賞を楽しんだバラの加工には向きません。

ドライフラワーは立体乾燥花、押し花は平面乾燥花のため、仕上がりが大きく異なります。立体的に残したいならドライフラワーを、平面状にしてコンパクトに残したい場合は押し花を選ぶといいでしょう。それぞれの方法を詳しく紹介していきます。

ドライフラワーにする

生花の水分を抜くことで、2週間程度だった寿命を1年くらいまで延ばせるのがドライフラワーの魅力です。乾燥させるだけなので一般家庭でも気軽に取り組めます。また、バラはドライフラワーにしやすい花のひとつでもあり、仕上がりも悪くなりにくいです。

ドライフラワーにする方法は複数あり、最もポピュラーなのが「ハンギング法」という、吊るして自然乾燥させる方法です。自然乾燥により花びらが縮み色もくすんだように変化するため、元の生花の姿とは違ったものになりますが、アンティーク調の風合いがインテリアと調和しやすいため、好む方も少なくありません。

生花のイメージを維持しながら乾燥させたい場合は、「シリカゲル法」を選ぶといいでしょう。ドライフラワー専用シリカゲル(乾燥剤)にバラを埋め込んで効率的に乾燥させるため、色や形の変化を抑えられます。その他の方法も含め、代表的な加工方法と仕上がりについて以下にまとめました。

方法により異なる仕上がり
  • ハンギング法(吊るして自然乾燥させる):乾燥に時間がかかり、くすみや縮みなどの変化が出る
  • シリカゲル法(乾燥剤に埋め込む):生花に近い姿で仕上がるが、茎をカットするため花の部分のみ残る
  • グリセリン法(グリセリン溶液を吸わせる):生花に近い姿で仕上がるが、乾燥までに腐敗するリスクがある
  • ドライインウォーター法(少量の水に生けたまま徐々に乾燥させる):自然乾燥と同様

ハンギング法やドライインウォーター法は、カスミソウ、ミモザなど、乾燥しても形や色がほとんど変化しないような花の加工に向いている方法です。バラは方法により仕上がりが大きく変わるため、どの方法で加工するか慎重に考えることをおすすめします。

バラのドライフラワー加工については、こちらの記事もご覧ください。

押し花にする

ドライフラワーは生花とあまりボリュームが変わらないため、コンパクトに保存したいなら押し花がおすすめです。ただし、バラはあまり押し花にしやすい花とはいえません。花びらが重なり合っていて水分量も多いため、そのまま押し花にしても美しく仕上がらないからです。そこで、バラを自分で押し花にして保存したい場合は、以下のように下準備しましょう。

バラは花びらを分解しよう

押し花にする前に、花びらを一枚ずつバラバラにしておきましょう。

分解した花びらを平らに押せば、乾燥も早くきれいに仕上がります。

バラの押し花加工については、こちらの記事もご覧ください。

加工した花の保管方法

ドライフラワーや押し花にしたバラは、インテリアに取り入れたりハンドメイド資材として活用したりして楽しみましょう。茎のあるドライフラワーは、花瓶に挿して飾っても素敵です。軽くてお手入れが簡単なため、置いておくだけでなく、壁に吊るしたり貼り付けたりと、多様な飾り方ができます

さまざまなアレンジを楽しもう
  • ドライフラワー:スワッグ、リース、ボトルフラワー、ボックスフラワー、ハーバリウム、ポプリなど
  • 押し花:フレームアート、しおり、シール、スマホケース装飾、ボタニカルキャンドルなど

なお、乾燥した花は湿気を吸うと傷んでしまうので、水回りなど湿度の高い場所を避けて飾ってください。また、直射日光を浴びると色あせやひび割れが起こるため、日当たりにも気を付けましょう。すぐに使わず保管しておく場合は、乾燥剤と一緒に密閉できる容器や保存袋に入れ、壊れないよう引き出しなどにしまっておきましょう

自分で保存したバラは長持ちしない?

自分で保存したバラは長持ちしない?

一般家庭でも、ドライフラワーか押し花に加工すれば自分でバラを保存することは可能です。ただし、記念品として長期に渡り手元に残すとなると、自分で行う方法はあまりおすすめできません。前述のように寿命は生花と比べるとはるかに長くなるものの、十分とはいえませんし、花によっては美しく仕上げること自体が難しいからです。

ドライフラワーや押し花の寿命

前述のとおり、ドライフラワーの一般的な寿命は1年程度です。押し花も1年程度ですが、状態によっては3年程度維持されるケースもあるといわれます。ただ、どちらも自然物ですので、保存期間中も少しずつ劣化は進んでいきます。また、どの状態まで美しいと感じられるかは人それぞれです。人によっては、目安期間をむかえる前に寿命が来たと捉える可能性もあります。

環境にも影響される

自分で加工したドライフラワーや押し花は単純に乾燥させただけのため、劣化を止めることはできません。

湿度や日当たりなどの影響を受ければ、さらに劣化スピードは速まるため注意が必要です。

淡い色のバラは保存が難しい

乾燥させている間にも完成後にも劣化は進み、とくに目立つのが色あせです。赤いバラは黒っぽく濃くなります。濃色のバラはまだ許容範囲といえそうですが、白や薄いピンク、クリーム色といった淡色のバラは、茶色っぽく変化するため、汚い感じの印象を与えてしまいます。

褐色が目立ちやすい淡色のバラを美しい姿のままで保存するには、着色などの特殊加工を行う必要があるため、一般的な方法では難しいのです。自分で花を選んで保存加工を行う場合は、淡い色よりも濃い色のものを選ぶことをおすすめします

バラを記念に残すための保存方法

バラを記念に残すための保存方法

保存加工したバラは、適切な環境で管理する必要があります。自然な劣化は避けられませんが、長持ちさせるためにできることもあります。大切なバラをできるだけ長く楽しむための保存のコツを見ていきましょう。

ケースに入れて劣化を防ぐ

ドライフラワーや押し花は生花より長持ちするうえ水替えなどのお手入れがいらないため、つい飾りっぱなしになりやすいです。気付いたら埃だらけになっていた…なんてこともあるかもしれません。

そこで、最初からケースに入れた状態で飾ることをおすすめします。バラに直接埃や汚れが付いてしまったら取り除くのも大変ですが、ケースに入れておけば表面を布で拭くだけできれいになります

レジンやオイルなどで閉じ込める

バラの花びらやミニバラをレジンアクセサリーやハーバリウムに使用すれば、空気に触れないため長持ちしやすくなります。レジンアクセサリーにすれば、多少の色あせは避けられませんが一般的な寿命を超えて楽しめるでしょう。ハーバリウムの寿命はオイルの劣化次第にはなりますが、お手入れも簡単でコンパクトなため、保存方法のひとつとして活用すると便利です。

専門店で保存性の高いものに加工する

ウェディングブーケや、プロポーズ・記念日でもらった花束など、記念として長期保存したい花は、自分で加工するより専門店を利用しプロの手に任せることをおすすめします。専門的な技術により保存性の高い加工花に仕上がるため、自分で作ったものよりも完成度が高くはるかに長い期間手元に置いておくことができます。

専門店の選び方も重要

保存加工専門店は多数あり、店によって料金や技術、仕上がり商品は異なります。

複数の専門店を比較し、加工実績や制作事例をチェックしながら信頼できるところを選びましょう。

大切なバラはシンフラワーで保存しよう

大切なバラはシンフラワーで保存しよう

シンフラワーは、創業20年以上のブーケ保存加工専門店です。これまで多くのお客様の大切なブーケや花束をお預かりし、心を込めて押し花やドライフラワーに加工してまいりました。とくに、ウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工を中心に承っているため、バラの加工実績が豊富です。大切なバラをお手元に残したい場合は、ぜひシンフラワーにお任せください。

ここからは、シンフラワーで加工した押し花やドライフラワーの特徴を紹介します。

美しいまま数十年単位での保存が可能

シンフラワーでは、単純に乾燥させるのではなく、生花の美しさが長期間保たれるよう特殊な技術を用いて押し花・ドライフラワーを作成します。一つひとつ手作業で、花に合った方法で丁寧に加工するため、仕上がりにムラがなく高品質な加工花が完成します

一般的なものは1~3年が寿命とお伝えしましたが、シンフラワーで作成したものは、数十年単位で美しさが維持されるのが魅力です。

淡い色の花も美しく

自分で加工すると茶色っぽくくすんでしまいやすい色のバラは、色あせを防ぐ加工(自然な着色や色の定着作業)により美しさをキープします。

どんな色のバラも美しい色味が長続きしますので、ご安心ください。

すべてケース入りだから安心

シンフラワーで作成した押し花とドライフラワーは、すべてそのままお部屋に飾れるインテリアアイテムにアレンジして、お客様の元へお戻しします。押し花は高級感のある額縁に、ドライフラワーは立体的な額縁かガラス製のボトルに入れて保存できるため、お手入れも簡単で埃や汚れから大切なお花を守れます。

サイズもデザインもさまざま

額縁やボトルは多様なサイズとデザインをご用意しています。お部屋のテイストや飾るスペースに合わせてお選びいただけます。

バラを一輪だけ残したい場合は、手のひらサイズの樹脂に閉じ込めるクリスタルフラワーというアイテムもおすすめです。どれを選んでも、適切な環境で

保管すれば半永久的に飾れますので、飽きのこないデザイン、お部屋に無理なく飾れるサイズのものをお選びください。

長期保存には押し花がおすすめ

長期保存には押し花がおすすめ

シンフラワーでは、数十年単位で飾れることを考えて、とくに押し花シリーズでの保存加工をおすすめしています。プロポーズで贈られた108本のバラやボリュームのあるウェディングブーケも、まるごと押し花にして飾ることができます。大きな花束を保存する場合、立体的なアイテムではスペースを圧迫しますが、押し花シリーズなら大きなサイズでも平面状のため、壁にかけて飾れます。

移動も簡単

お引越しや模様替えなどで移動したい場合、平面状の押し花シリーズなら簡単に持ち運べるというメリットもあります。

押し花シリーズでは、生花の花束に使用されていたラッピング材(リボンや包装紙)も一緒に額縁に閉じ込めるアレンジがおすすめです。一枚ずつ丁寧に押した花びらを、花束やブーケの形に組み立て直しますので、記念品として末永くお楽しみください。

また、額縁いっぱいに花びらを敷き詰めるデザイン、リースやハートの形など、ブーケ型以外のアレンジも可能です。いずれも、刻印サービスをご利用できますので、お名前や記念日を入れてはいかがでしょう。プロポーズやお誕生日の花束を押し花にして、ウェディングパーティーのウェルカムボードとして活用するのもおすすめですよ。

※シンフラワーの押し花について

まとめ

バラの保存加工をご自分で行う場合は、まず生花の時点でしっかりと水揚げをして、新鮮な水を花のすみずみまで行き渡らせましょう。しばらく観賞する場合はこまめな水替えも忘れずに行ってください。鮮度が落ちる前に、押し花かドライフラワーに加工すれば、ドライフラワーは1年、押し花は1~3年を目安に保存できます。

ただし、自分で作ったものは色あせや形崩れが起こりやすく、記念品として残すには保存期間も十分とはいえません。シワがなく美しい色の加工花に仕上げて長期保存したい場合は、保存加工専門店のご利用がおすすめです。大切なバラを美しいままお手元に残したい方は、加工実績の豊富なシンフラワーにぜひご相談ください。

この記事のまとめ
  • バラを自分で押し花かドライフラワーに加工すれば1年程度は保存できる
  • バラをきれいに保存するには、生花のうちに水揚げをしておき鮮度が落ちる前に加工することが大切
  • 自分での加工では記念品として長期保存したい場合には向かないため、保存加工専門店に依頼しよう

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制作事例のご紹介

愛知県ご在住のお客様より、ボトルブーケ「ティアラ」での制作事例のご紹介♪

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

愛知県にお住まいのお客様より、プロポーズの花束を

ボトルブーケ「ティアラ」へ加工いたしました事例をご紹介いたします💐

ティアラ商品ではデザインが3種類あり、

「花束仕上げ」「花束仕上げ(包装紙なし)」「ラウンド」から選べます♪
おリボンと包装紙をお入れすると、可愛らしいミニ花束風で残せます🤍

特別な日の思い出を、これからもずっとそばに♡
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商品名:ティアラ
名入れ:プレート 筆記体/ゴールド
アレンジ:花束仕上げ
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花束保存・アフターブーケの種類や方法

花束に込める意味を知って、心に響くプレゼントを贈ろう!

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シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

花束に込める意味を知って、心に響くプレゼントを贈ろう!

花束は贈る相手へ想いを伝える、すてきプレゼントです。ただ、意味を知らずに贈ると、想っている気持ちを正しく伝えられないことがあるかもかもしれません。花束には、贈る目的によってそれぞれ意味があります。そして目的によってふさわしい花の色もあるのです。

この記事では、目的別の花束の意味や、色別の花束の意味、バラに関しては本数別にも意味があるので、その内容を解説します。もらった側にとってはいつまでもきれいに楽しみたいものですよね。そんなわけで花束の保管方法や、花を長く楽しめる方法として押し花に関する知識も詳しく紹介します。

この記事はこんな人におすすめ
  • どんな目的で花束を贈ればよいかわからない。花束を贈る意味を知りたい人
  • 花束を贈る際に花の色別の意味やバラを贈る際の本数別の意味を知りたい人
  • 花束を長く飾るための方法や、長く楽しむために押し花で保存するメリットを知りたい人

贈る目的別の花束の意味

贈る目的別の花束の意味

花束を贈る際には、贈る目的に合わせて花束の意味を理解しておくと、贈った相手にきちんと自分の想いを伝えられます。ここでは、目的別に花束を贈る意味を解説しましょう。

プロポーズの花束 : 愛情を意味する

プロポーズの花束は、深い愛情を表現するために贈ります。たとえば花言葉を考えて花を選ぶことで、より相手の心に響くプロポーズができるかも。プロポーズの花束は赤いバラの花が定番です。しかしその決まりはなく、相手の好みに合わせて花の種類を選ぶのも、相手の心をキュンとさせることができるでしょう。

花束のサイズやデザインも重要で、プロポーズの際は、大きな花束はインパクトがあります。しかし、相手がシンプルで洗練されたデザインが好みなら、原色の花は避けて、グリーンや薄いピンクの花や葉物を多めに使い、シンプルな中にも自然な雰囲気を演出する花束をプレゼントしてみては。

またプロポーズの瞬間を特別なものにするために、花束のラッピングやリボンにもこだわってみましょう。

記念日の花束 : 絆を意味する

記念日の花束は、相手との絆を深める贈り物です。結婚記念日や誕生日などに花束を贈ることで、相手への感謝の気持ちを表すことができます。記念日の花束は、相手との絆がより一層強くなることを願って贈ります。

記念日など特別な日には、大きくて豪華な花束を贈ると印象的です。一方、日常的な感謝の気持ちを伝えるには、小ぶりでシンプルな花束がちょうどよいでしょう。

ラッピングの色やデザインも工夫し、メッセージカードを添えると良いでしょう。特に結婚記念日には、二人の思い出の花を選ぶことで、より感動的なプレゼントとなります。

卒園・卒業の花束 : 感謝を意味する

卒園・卒業の花束は、お世話になった先生方への感謝の気持ちや、卒園・卒業おめでとうという気持ちを伝えるために贈られます。色とりどりの花束は、新たな門出を祝福し、今後の活躍を期待する気持ちを表します。

卒園・卒業の際の花束は、デザインがシンプルで持ち運びやすいものが良いでしょう。卒業証書を手にした瞬間や、式後のタイミングに渡すと、思い出に残る瞬間を演出できます。

サプライズの花束 : 驚きと喜びを意味する

サプライズで花束を贈る場合は、予期せぬ贈り物として相手を驚かせ、喜ばせるために贈ります。相手が予想していないタイミングや場所で渡すことで、驚きと喜びが倍増することでしょう。誕生日や特別なお祝いの日に、サプライズで花束を贈ることで、感動を残せるのです。

サプライズの花束は、祝福の意味も込められていることがあります。特別感を出すために、相手の好みや個性に合わせた花束を選ぶと良いでしょう。ラッピングも華やかで目を引くデザインにしたり、リボンやメッセージカードを添えたりすると、サプライズ感をより演出できます。

お悔みの花束 : 故人を偲び、哀悼を意味する

お悔みの花束は、故人を偲び、遺族への哀悼の意を表すために贈られます。同時に故人への感謝と追悼の気持ちも込められている花束です。お通夜や告別式の際に贈るのが一般的ですが、命日やお彼岸に贈ることもあります。

花束のデザインは控えめで落ち着いたものが良いでしょう。白い花が一般的ですが、故人好きだった花を選んでも失礼なことではありません。

色別の花束の意味

色別の花束の意味

ここでは、色別の花束の意味を紹介します。花束を選ぶ際の参考にしてください。

赤系の花束の意味

赤系の花束は、情熱的な愛や強い想いを意味します。特に赤は愛情の象徴として知られている色です。プロポーズや記念日など、特別な日に赤系の花束を贈ると、相手に深い愛情を伝えることができます。

たとえば赤いバラは愛の象徴として広く知られており、深い愛情を伝えるのに最適です。また、赤いカーネーションは尊敬や母性愛を表し、感謝の気持ちを伝える花としても人気です。情熱的な気持ちを込めて贈る場合、赤系の花束が効果的でしょう。

白系の花束の意味

白系の花束は、純粋さや無垢さ、清楚さを意味します。ウェディングブーケとしても人気の色です。お悔みの花束にも白い花が使われ、故人への尊敬と哀悼を意味します。

たとえば、白いユリは誠実さと高潔さを象徴し、特別な人へのプレゼントに最適です。また、白いカーネーションは愛情や無垢を意味し、結婚式やお悔みの場面でよく用いられます。清らかな気持ちを伝えるには、白系の花束がよく選ばれます。

グリーン系の花束の意味

グリーン系の花束は、自然や健康、安らぎを意味します。グリーンは目に優しい色で、リラックス効果があると言われる色です。療養中の方へのお見舞いの花束にグリーンを取り入れると、癒しの気持ちを伝えることができます。

たとえば、グリーンのカーネーションやグリーンのナデシコは、心を落ち着かせる効果があり、癒しのメッセージを伝えたいときによいでしょう。

ピンク系の花束の意味

ピンク系の花束は、優しさや思いやり、感謝の意味を表します。母の日や誕生日など、日頃の感謝を伝えたい時にピッタリの色です。ピンクの花束を贈ることで、相手に優しい気持ちを届けることができます。

たとえば、ピンクのバラやカーネーションは、柔らかな愛情や感謝の気持ちを伝えるのに最適です。また、ピンクのチューリップは新しい始まりを象徴し、希望や期待を込めて贈ることができます。優しい気持ちを伝えるには、ピンク系の花束が効果的です。

オレンジ系の花束の意味

オレンジの花束は、明るさや喜び、情熱や活力を意味します。オレンジの花束は、相手に前向きな気持ちや元気を出してもらいたいときや、応援したいときに贈ると思いが伝わりやすいでしょう。元気な色なので明るくポジティブな性格の人には、オレンジの花束がぴったりです。

たとえば、オレンジのガーベラやバラは、明るさとエネルギーを与え、ポジティブなメッセージを伝えるのに最適です。また、オレンジの花は友情や絆を表し、親しい友人へのプレゼントの花束にもぴったりです。

黄色系の花束の意味

黄色系の花束は、友情や希望、感謝を意味します。卒業祝いや送別会など、新しい門出を祝う際に黄色の花束を贈ると、相手に明るい未来を願う気持ちを伝えられるでしょう。

たとえば、黄色のバラやチューリップは、明るい未来や幸せを願うメッセージを伝えるのに適しています。また、黄色のカーネーションは友情や感謝を表し、友人や家族へのプレゼントに最適です。明るく前向きな気持ちを伝えるには、黄色系の花束も効果的です。

紫系の花束の意味

紫系の花束は、尊厳や高貴さを意味します高貴な気持ちを伝えたいときには、紫系の花束が効果的です。紫の花束は、相手の才能を認め、さらなる発展を願う気持ちを表現できるので、芸術家や音楽家など、クリエイティブな仕事をしている人への花束に最適です。

たとえば、紫のバラや紫のトルコキキョウは、特別な人への敬意や感謝の気持ちを伝えるのに最適です。また、紫のカーネーションは謙虚さや信頼を意味します。紫の胡蝶蘭は、特別な人への敬意や感謝の気持ちを伝えるのにすてきな花束になることでしょう。

バラの花束は本数別に意味がある

バラの花束は本数別に意味がある

なんとバラは紀元前2000年にはすでに栽培されていたと言われ、花の中でも品種も多種多様で、色の種類も豊富です。そんなバラは、美と愛の象徴として「花の女王」と呼ばれ世界中に愛好家がいます。色別にも花言葉があると共にバラには本数によっても意味があり、愛する人へ贈る定番の花としても人気です

そこでここでは、恋人に愛の告白をするときに最高のバラの本数別の意味を紹介しましょう。

本数別のバラの意味
  • 1本 : 一目惚れ
  • 2本 : 二人だけ
  • 3本 : 告白・愛しています
  • 4本 : 一生愛します
  • 5本 : 出会えてうれしい
  • 6本 : あなたに夢中
  • 7本 : 密かな愛
  • 11本 : 最愛
  • 12本(※) : 私の妻になってください
  • 99本 : 永遠の愛
  • 108本 : プロポーズ

 

(※)12本には、1本ずつに込められた意味があります。
参考記事 : 12本のバラにはどんな意味がある?花言葉や活用方法を紹介

受け取った花束の保管方法

受け取った花束の保管方法

せっかくもらった花束を、美しいまま長く楽しむためには、ほんのちょっと手間をかけてあげると、花を長持ちさせることができます。ここでは、花束を受け取った後に行うべき保管方法について説明します。

余分な花や葉を取り除き花瓶に飾る

花束を受け取ったら余分な花や葉を取り除きましょう。咲きそうにない固い蕾や、余分な花は取り除きましょう。花瓶の中に入ってしまう余分な葉は、水の中で腐りやすくなるので取ってしまいます。花瓶の中で葉が腐ってしまうと水の中でバクテリアが増殖し、きれいに咲いている花が早く枯れてしまいます。

最初に、花束を解いて、それぞれの花を丁寧にほどき、茎の下部にある葉や花を取り除きます。水に浸かる部分です。花瓶には水を一杯入れる必要はありません。底から10cmくらいで十分です。ただし花瓶の水は毎日替えること。そうすることで花の鮮度を保つことができます。

長持ちさせるために切り花延命剤を使用する

切り花を長持ちさせるためには、切り花延命剤を使用することも有効です。切り花延命剤は、花の寿命を延ばすための特別な成分が含まれているほか、花の栄養剤も含まれています。花が必要とする成分を補給することができるのです。水に混ぜることで効果を発揮します。

切り花延命剤は花屋や園芸店で手軽に購入できます。花瓶の水に規定量を混ぜるだけです。これにより、花が新鮮な状態を保ちやすくなり、長く楽しむことができます。切り花延命剤を使用することで、水の中のバクテリアの増殖を抑える効果もあります。これにより、水が清潔に保たれ、花が健康な状態を維持しやすくなります。

もし切り花延命剤が手元にない場合は、少量の砂糖やお酢を水に加えることで、同様の効果に期待できる場合があります。適量の砂糖は花にエネルギーを与え、お酢はバクテリアの増殖を抑える効果があるからです。また、花が枯れ始めたら、その部分を早めに取り除くことで、他の花の鮮度を保てます。

押し花やドライフラワーに加工する

花束を長く楽しむ方法として、押し花やドライフラワーに加工することもおすすめです。押し花は、花束を乾燥させて保存する方法で、花の形を美しく保つことができます。押し花にすることで、花束の思い出を長く残すことができることでしょう。

押し花は家庭でも作ることができます。ただし作り方によっては失敗することもあります。また自分で作ると長持ちしないことも少なくありません。押し花で長く楽しみたい場合は専門店に依頼することがおすすめです

押し花で保存した花束はインテリアとしても最適

押し花で保存した花束はインテリアとしても最適

生花を押し花に加工し額に入れると、まるで絵画を飾っているように、壁掛けのインテリアとしても楽しめるのです。花束を押し花加工した際のメリットや活用の仕方を紹介しましょう。

押し花で保存するメリット

押し花は、生花の美しさを長期間楽しむための保存加工方法の一つです。生花は手入れをしてもやがて枯れてしまいます。しかし、押し花にすることで、花の美しい形を長く保つことができます

押し花のメリットは、手軽に作成できることです。特別な道具や材料がなくても、自宅で簡単に始められます。花を新聞紙や吸水性の高い紙の間に挟み、重い本や専用の押し花機を使って圧力をかけて乾燥させるだけで、押し花の完成です。完成度の高さを求めなければ、趣味として楽しむことができ、家族や友人と一緒に楽しむこともできます。

押し花は、額縁に入れて壁に飾ったり、カードやアルバムに貼ったり、オリジナルのしおりやカード、ペンダントなどを手作りしたり、世界に一つだけの特別な花のアイテムを作ることができます。大切な人へのプレゼントとしても喜ばれるでしょう。また、軽量で薄いため、場所を取らずに壁などに飾れるのもメリットの一つです。

専門店に依頼すれば、特別な日の花束を半永久的に美しい姿のまま押し花に加工して思い出を形に残すことができます。たとえば、結婚式のブーケやプロポーズの花束を押し花にして額縁に入れ、新郎新婦やカップルに贈ると、永遠の思い出として喜ばれるでしょう。

押し花の加工は専門店への依頼がおすすめ

プレゼントの花束の生花をきれいに押し花にしたい場合は、専門店に依頼すれば、高品質の押し花のアイテムを手にすることができます。生花の保存加工専門店のシンフラワーでは、プロの技術で花を加工し、美しい押し花を作成します。丁寧に手作業で制作される美しい押し花です。

シンフラワーに依頼すると花の選定から加工、保存までのプロセスをしっかり管理して押し花を作成します。一つひとつ手作業で花を加工し、花の形を最大限に保ちながら、押し花を作成。特別なイベントや記念日の花束を押し花にして保存したい場合、シンフラワーに依頼すれば、思い出をより長く、より美しい形で残すことができます。

さらに、加工後の保管方法や額装してインテリアとしての活用する方法についても提案してもらえます。思い出の花を、費用には代えがたい価値のある花としていつまでも楽しむことができることでしょう。

シンフラワーでは108本のバラも押し花加工できる

シンフラワーでは108本のバラも押し花加工できる

シンフラワーの押し花の保存加工のアイテムの中でも特に注目されるのが、108本のバラを押し花加工するサービスです。108本のバラは、結婚式やプロポーズなどの特別なイベントで贈られることが多く、その美しさを永遠に残したいというお客様の声に応えるためのサービスです。

108本のバラを押し花にするには高度な技術が必要ですが、シンフラワーのスタッフが丁寧に作業を行います。バラの形を美しく保つために、専門的な技術を駆使し、最高品質の押し花を作り上げます。これにより、大切な思い出を長く、美しく残すことができると人気です。

シンフラワーでは、108本のバラ以外にも、さまざまな花束やアレンジメントを押し花にするサービスを提供しています。たとえば、プロポーズの際に贈られた花束や、結婚式のブーケ、卒業式の花束など、さまざまなシーンで贈られる花を押し花にして保存することが可能です。

このように、シンフラワーの押し花のアイテムは、特別な思い出を長く美しく残すためのおすすめの方法です。大切な花束を押し花にして、インテリアとしても楽しめる美しい形で保存してみてはいかがでしょうか。

※シンフラワーの押し花について

まとめ

この記事では、花束に込める意味を紹介し、心に響くプレゼントを贈る方法について解説しました。贈る目的別や色別の花束の意味、さらにはバラの本数による意味を説明してきました。

また、受け取った花束を長持ちさせる保管方法や、押し花として保存する方法も紹介。特にシンフラワーの押し花のアイテムは、大切な花束を美しく長期間保存するのに最適です。花束に込められた意味を理解し、より感動的な贈り物を実現しましょう。

花束のプレゼントは、もらう相手だけでなく、贈る側の心も豊かにしてくれます。花を通して感謝や愛情を表現することで、人と人との絆がより深まるものです。この記事が、読者の皆さまにとって、すてきな花束のプレゼントをする際の参考になれば幸いです。

この記事のまとめ
  • 花束に込められる意味を目的別に解説
  • 花束を作る花の色別の意味、さらにはバラの本数による意味を説明
  • 受け取った花束を長持ちさせる保管方法を紹介し、シンフラワーの押し花について紹介

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神奈川県のお客様よりお預かりのブーケを「押し花のメゾ」に保存させていただきました|2024.06.10

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シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

神奈川県にお住まいのお客様よりお預かりしたブーケを押し花メゾにて保存加工させて頂きました♪

 

白バラと青バラにかすみそうが散りばめられた素敵なクラッチブーケでの仕上がりとなっております♡

これから挙式を迎えられる方、挙式やプロポーズに限らず母の日や、お誕生日やプレゼントなどのお花の加工も承っております。

ぜひシンフラワーで想い出を残してみませんか?

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商品名:メゾ

名入れ:印字②

額:LM733

アレンジ:a-2クラッチブーケ

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