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花嫁の手紙の書き方!想いを伝えるコツや構成、例文も紹介

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

花嫁の手紙の書き方!想いを伝えるコツや構成、例文も紹介

現在の結婚式や披露宴にはさまざまな形式があります。スタイルが変わっても多くの方が取り入れているのが、「花嫁の手紙」です。披露宴において重要なポイントともいえる手紙ですが、いざご自身が読むとなると、どんな内容を書けばいいのか迷うかもしれません。

今回は、結婚式の披露宴で読む花嫁の手紙について、基本的な書き方や想いの伝わる文章にするコツ、注意点などを紹介します。結婚式をご予定の方、花嫁の手紙を読む方やまだ実施するか決めていない方も、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 花嫁の手紙の書き方がわからずお悩みの方
  • 想いが伝わるような手紙を書きたい方
  • 結婚式の予定がある方

結婚式での花嫁の手紙の役割とは?

結婚式での花嫁の手紙の役割とは?

結婚式の披露宴の中で、花嫁が手紙を読むシーンを見たことがある方は多いのではないでしょうか。結婚式のスタイルが多様化している現在も、花嫁の手紙は一般的によく取り入れられています。結婚式における花嫁の手紙には、以下のような役割があります。

花嫁の手紙の主な役割
  • 両親をはじめ家族への感謝や誓いを伝えるもの
  • 披露宴の重要なイベントのひとつ

花嫁の手紙を取り入れる方にはさまざまな想いがありますが、一般的には上記の2つの役割があると考えられます。それぞれの役割について、詳しく見ていきましょう。

両親をはじめ家族への感謝や誓いを伝えるもの

花嫁の手紙の宛先は、一般的には両親です。かつては、結婚すると娘は実家を出て相手の家に入る(嫁になる)という風潮でした。結婚してお嫁に行く際に、それまで育ててくれたことへの感謝を両親に伝えるために、花嫁が手紙を書いたのです。現在は「結婚=嫁に行く」という考えは廃れていますが、それでも、親への感謝を綴った手紙は素敵なプレゼントとなるでしょう。

また、両親だけでなく兄弟姉妹や祖父母など、家族への感謝の気持ちを込める方も多いです。ゲストの前で読むことで、家族との関係性や本人の人柄がよく伝わります。さらに、結婚生活への誓いを伝えることで、家族やゲストが、祝福や応援の気持ちをより強く持てるようになります。家族に宛てた手紙を通して、ゲストとの距離が間接的に縮まる効果もあるのです。

ゲストに宛ててもよい

花嫁の手紙は、披露宴の中でゲストの前で読むため、両親などの家族だけでなく、ゲストに宛てた言葉を入れる方も少なくありません。

家族への言葉がメインでも、ゲストへの感謝や誓いの言葉が一部でもあるだけで、より好印象な手紙になるでしょう。

披露宴の重要な見せ場のひとつ

花嫁の手紙は、披露宴で読むことに意味があります。個人的な手紙ならわざわざ人前で読むのではなく、実家で渡せば済みます。ゲスト全員の前で読む花嫁の手紙には、披露宴の重要なイベントとして位置づけられています。そのため、個人的な手紙ではなくゲストに披露することを意識した手紙にする必要があります

なお、現在は男女が対等という考え方が普及しています。女性だけが手紙を読むのは時代遅れと考える方もいるかもしれません。手紙を誰が読むか、そもそも手紙の有無に関しても、一般的な形式に捉われる必要はありません。「決まった形式だから」という考えだけで用意すると、義務感が強くなってしまいます。本来、披露宴での花嫁の手紙はご家族もゲストも感動するものです。花嫁の手紙を取り入れる場合は、自分らしい言葉で心からの想いを綴りましょう。

わかりやすく伝わりやすい手紙にしよう

披露宴で読む花嫁の手紙は、家族だけでなくゲスト全員に聞いてもらうことを前提に書くものです。

読み上げたときに聞き取りやすい言葉選びや文章、そしてわかりやすい構成を意識して書くと、伝わりやすい素敵な手紙になります。

人前で読む手紙を書き慣れていない方にとっては、ハードルが高く感じるかもしれません。そこで、ここからは、具体的に構成の立て方や書き方のポイントをお伝えしていきます。

花嫁の手紙の基本的な構成とは?

花嫁の手紙の基本的な構成とは?

披露宴で読む花嫁の手紙は、基本的に以下の構成で書くといいでしょう。

3部構成が基本
  • 前置き・書き出し
  • 具体的なエピソード
  • 結び(感謝や今後への抱負)

この3部構成でそれぞれの内容を考えて組み立てれば、聞き手も流れについていきやすく、わかりやすい手紙になります。具体的に、どのようなことを書けばいいのか見ていきましょう。

前置き・書き出し

手紙の最初の部分です。両親に向けて書く場合は、「お父さん、お母さん」などの言葉から始まり、これまで育ててくれた感謝の言葉や現在の心境を端的に綴ります。また、「これから手紙を読む」「伝えたいことを手紙にしたので聞いてほしい」というような前置きを入れることで、次の文章に繋げやすくなります。

なお、最初にゲストへの言葉を入れるとより丁寧な印象になります。いきなり両親への言葉から始めても問題ありませんが、まずは来てくれたゲストへの感謝を伝えてから内容に進むと好印象です。ゲストへの言葉から入り、「これから両親への想いや家族のエピソードを紹介させてほしい」と述べるといいでしょう。

具体的なエピソード

両親や家族との具体的なエピソードを盛り込むことで、それまでの育ちや家族との関係がイメージできます。選ぶエピソードは、文章だけでも誰もが想像しやすく、人柄が伝わるようなものがおすすめです。辛かったときにずっと励ましてくれたことや、迷惑をかけてしまったけど向き合ってくれたこと、また、クスッと笑いを誘うようなユニークなエピソードを入れてもいいでしょう。

光景を容易に想像できるように、何歳の頃か、どこで何をしていたときかなど、ある程度詳しく書くのがポイントです。両親それぞれとのエピソードを書く場合は、偏りのないようバランスを考慮するといいでしょう。

結び(感謝や今後への抱負)

再度、これまでの感謝を伝えて、「どんな夫婦になりたいか」など今後の結婚生活への抱負を綴りましょう。さらに、夫や義両親へのメッセージを入れ、最後はゲストへの感謝の言葉で締めると好印象です。

結びの言葉はシンプルに、かつ想いを込めて書くといいでしょう。いつも温かく見守ってくれていることへの感謝と、これからも変わらずお付き合いいただきたいという気持ちを伝えて、手紙を終えるとまとまります。

想いの伝わる花嫁の手紙の文例

想いの伝わる花嫁の手紙の文例

花嫁の手紙はご自身の言葉で書くことが大切ですが、実際に書くとなると、うまく言葉が出てこともあるかもしれません。そのような場合は、文例を参考にするといいでしょう。あくまでも一例として、それぞれの構成での文章を紹介しますので、手紙を書く際の参考にしてみてください。

前置き・書き出し

前置き・書き出しでは、両親や家族への感謝の一言や、ゲストへの挨拶の言葉を書きましょう。両親や家族への言葉の例を紹介します。

両親や家族への言葉
  • お父さんお母さん、これまでの〇年間、大切に育ててくれてありがとうございました。
  • 大切な家族のみんなに感謝の気持ちを込めて手紙を書いたので、読ませてください。
  • 普段はなかなか素直な想いを伝えられないけれど、今日はしっかり伝えたくて手紙を書きました。

ゲストへの言葉を入れる場合は、両親や家族へのメッセージの前に書くといいでしょう。例えば、以下のような文例です。

ゲストへの言葉
  • 本日は、大切な皆様に見守られながらこのような結婚式ができて、心から幸せに思っています。
  • 本日はお忙しい中、私たちのためにお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。
  • これから家族に向けて手紙を読ませていただきます。お時間をいただくことをお許しください。

両親・家族やゲストへの挨拶やシンプルな感謝の言葉を述べたら、具体的な話へとつなげていきます。

具体的なエピソード

前述のとおり、文章だけでも光景が想像できるようなわかりやすいエピソードを選ぶことが望ましいです。たとえば、以下のような内容は伝わりやすいのではないでしょうか。

具体的なエピソードの例
  • お父さんは、私が反抗期で口をきかなかった中学生の頃も、いつも優しく見守ってくれていましたね。
  • お母さんが作るごはんが大好きで、私も美味しい料理が作れるようになりたくて頑張っています。
  • お姉ちゃんがいつも言っていた「〇〇〇〇」という言葉が、今でも自分の背中を押してくれます。

エピソードを書く際は、たとえば、家族で出かけた場所の名前や、親に作ってもらって好きだった料理名、きょうだい喧嘩をした理由など、詳しい内容を盛り込むことでより印象付きやすくなります。

結び

改めての感謝と未来への決意、締めの挨拶を入れて結びとします。義両親や夫へのメッセージは具体的なエピソードに入れてもいいですし、結びの内容に含めてもいいでしょう。以下のような文例を参考にして、ご自身の言葉でまとめましょう。

結びの例
  • これからは、〇〇さん(夫)と協力して、温かくて幸せな家庭を築いていきます。
  • お父さんとお母さん、そして〇〇さんのお父さんとお母さん、これからも見守っていてください。
  • 皆様に支えられて、今日という日を迎えられて本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします。

ゲストへの感謝、家族への感謝という順で書き出し、結びでは家族・義家族への感謝のあとにゲストへの感謝を改めて入れて締めるといいでしょう。

花嫁の手紙を書く際のポイントと注意点

花嫁の手紙を書く際のポイントと注意点

構成と文例をお伝えしましたが、最後に花嫁の手紙を書く際に気を付けたいことを押さえておきましょう。注意点を含めた書き方のポイントは以下の5つです。

花嫁の手紙の書き方で重要な5つのポイント
  • 文字数の目安
  • 手紙を書くタイミング
  • 忌み言葉・重ね言葉に注意
  • 便箋・封筒にもこだわる
  • BGMの選び方

5つのポイントについて詳しく説明していきます。

文字数はどのくらい?

花嫁の手紙は、短すぎると味気なくなりますし、長すぎてもゲストが飽きてしまいます。時間にすると2~3分程度で読み終わる文量がベストです。だいたい600~800字程度を目安にするといいでしょう

書き始めるとさまざまなエピソードが思い浮かんで、まとまらなくなってしまうかもしれません。まずは下書きをしてみて、構成に合わせて整理しましょう。一文が長すぎると聞き取りにくいため、適度に区切ることも大切です。同じような言葉の繰り返しや、内容が重複している部分がないかチェックしながら、内容を推敲していきましょう。

書くタイミングは?

花嫁の手紙を用意するには、落ち着いて書ける時間が必要です。とくに結婚式直前はとても忙しいため、余裕がなく焦ってしまう可能性があります。とはいえ、あまり早い段階で書くとまだ現実味がなく、気持ちを込めるのが難しいかもしれません。目安としては、結婚式の1ヶ月前くらいから内容を考え始め、1週間前くらいに書き上げるイメージで進めるといいでしょう

まずはエピソードを選び、構成だけでも箇条書きで立てておくと書きやすくなります。披露宴で今までの想いをすべて伝えようと意気込みすぎる必要もありません。披露宴のイベントのひとつとして、テンプレートを元に自分らしさを加えるくらいの気持ちで用意しましょう。う

忌み言葉・重ね言葉に注意

結婚式のようなお祝い事の場面では、縁起の悪い言葉は避けるのがマナーです。ゲストのスピーチではより厳重ですが、花嫁の手紙でも気を付けたいのが忌み言葉や重ね言葉です。結婚式では、別れや不幸を連想させる言葉は避けるべき忌み言葉とされています。また、同じ音が繰り返される重ね言葉も、結婚式では再婚を連想させるため避けることが望ましいです。

忌み言葉・重ね言葉の例
  • 忌み言葉の例 : 別れる、離れる、失う、去る、切れる、捨てる、逃げる、倒れる、滅びる、消える など
  • 重ね言葉の例 : 重ね重ね、しばしば、たびたび、わざわざ、たまたま、どんどん、ますます など

日常的に使うような言葉も多く含まれているため、無意識に使ってしまう可能性も高いです。下書きをしてみて、忌み言葉・重ね言葉を使っていないかチェックするといいでしょう。

便箋・封筒にもこだわる

披露宴で花嫁の手紙を読む際は、全員から注目を集めます。また、読み終わった手紙をそのまま両親に贈る方も多いでしょう。手紙を書く便箋、また入れる封筒も、見られることを考えて選びましょう。上質な紙のレターセットを選ぶと素敵です。

まずは別の紙に下書きをして、文面が確定してから便箋に清書しましょう。しかし、書き損じの可能性もあるため、枚数には余裕を持って用意しておくと安心です

BGMの選び方

結婚式・披露宴で流すBGMは、会場の雰囲気をつくる重要な要素です。花嫁の手紙を読む際は、家族やゲストが手紙の内容に集中できるような音楽を選びましょう。

とくに、オルゴールのBGMは手紙を読む雰囲気とマッチしやすくおすすめです。どの曲を選ぶ場合でも、手紙を読む声が聞こえなくならないよう、音量を控えめに調整してもらいましょう。

ウェディングブーケの保存ならシンフラワーにご相談を

ウェディングブーケの保存ならシンフラワーにご相談を

結婚式で用いるウェディングブーケは、さまざまな想いが込められた特別なアイテムです。花嫁の手紙も含め、結婚式や披露宴のいろいろなシーンを彩ってくれた大切なウェディングブーケを、ずっと手元に残せたらいいのに…と思いませんか?

生花でできたブーケはやがて枯れてしまいますが、新鮮なうちに保存加工すれば、美しいイメージのまま記念品として飾ることができます。ウェディングブーケの保存加工は、ぜひシンフラワーにおまかせください。

大切なブーケをそのままのイメージで長期保存

大切なブーケをそのままのイメージで長期保存

シンフラワーは創業20年以上のブーケ保存加工専門店です。ウェディングブーケやプロポーズの花束など、メモリアルなお花を美しいそのままのイメージで保存します。加工後の花は、高品質なドライフラワーまたは押し花をお選びいただけます。

すべての工程を職人の手作業で進めるため美しさにムラがなく、花びら一枚一枚までまるで生花のような質感に仕上がります。加工後は、高品質なケースに入ったインテリアアイテムにアレンジしますので、そのまま飾ってお楽しみください。

選べる4種類のアイテム
  • 押し花アート : 押し花を花束型や好みのレイアウトにアレンジして額に入れた、絵画のようなアイテム
  • ボトルブーケ : ドライフラワーを高品質なガラスボトルに入れたもの
  • 3D額 : ドライフラワーを立体的な額に入れたもの
  • クリスタルフラワー : 1~3輪程度のドライフラワーを透明度の高い樹脂に入れた、コンパクトなアイテム

※シンフラワーの保存加工商品について、こちらからご覧いただけます

ご両親へのギフトをつくるのもおすすめ

ご両親へのギフトをつくるのもおすすめ

ウェディングブーケを保存加工する場合、まるごとひとつのアイテムとして残すほか、複数のアイテムに分けることも可能です。ウェディングブーケの一部を、それぞれの実家に飾るアイテムにアレンジすることもできます。結婚式が終わってから、改めてお礼とともにサプライズプレゼントしてはいかがでしょう。

シンフラワーで保存加工したものは、加工技術と密封技術の高さから数十年単位でお楽しみいただけます。結婚式の思い出を20~30年後も振り返りながら、いつでも幸せな気持ちになれます。ブーケお預かりの際は、結婚式後に岡山本社工房か東京虎ノ門・麻布台サロンに直接お持ち込みいただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。

シンフラワー東京虎ノ門・麻布台サロンについて、こちらからご覧いただけます

まとめ

花嫁の手紙は、3本柱の構成を元に、感謝と具体的なエピソード、これからの誓いを込めるのが基本です。両親に宛てて書くのが一般的ですが、厳密な決まりはありません。結婚のスタイルが多様化している現在は、両親に限定せず、感謝を伝えたい方に向けた手紙を読むのも素敵です。あまり気負いすぎず、まずはテンプレートを自分らしくアレンジして書いてみましょう。

結婚披露宴において、花嫁の手紙は見せ場となるシーンのひとつです。終わったあとも、改めて両親・家族に感謝の気持ちを伝えましょう。その際に、ウェディングブーケの一部を記念品としてプレゼントするのも素敵です。大切なブーケの保存加工に関しては、ぜひシンフラワーにご相談ください。

この記事のまとめ
  • 花嫁の手紙は、両親・家族やゲストに感謝の気持ちを伝え誓いを立てる意味があり、披露宴での見せ場のひとつ
  • 手紙を書く際は3本柱の構成に沿って、600~800字程度を目安に自分らしい言葉で綴る
  • 感謝の気持ちを込めて、手紙に加えてウェディングブーケの一部を両親にプレゼントするのもおすすめ

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