結婚式のweb招待状とは?利用方法やメリット・デメリット

記事の監修
シンフラワー株式会社
シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

結婚式の準備にはさまざまな項目があり、なかでも時間を要するのがペーパーアイテムです。しかし、最近はアイテムも進化してきており、デジタル形式が少しずつ取り入れられるようになってきました。そのひとつとして注目されているのが「web招待状」です。
今回は、結婚式のweb招待状とはどのようなものか、利用方法やメリット・デメリットまで詳しく解説します。これから結婚式の準備を始める方はもちろん、将来的に結婚を考えている方も、ぜひ参考にしてください。
- web招待状について詳しく知りたい方
- web招待状を見たことがない方、初めて知った方
- 結婚式の準備をこれから始める方、結婚の予定がある方
結婚式のweb招待状ってどんなもの?

結婚式のweb招待状とは、従来の紙製仕様ではなくデジタル形式で送付する新しい形の招待状です。一般的な招待状は結婚の挨拶と結婚式・披露宴の日時や場所の案内が記載されたものが、封筒に入れられています。手渡しまたは郵送で、招待したい方に届けます。一方、デジタル形式のweb招待状の特徴は以下のとおりです。
- 制作から出欠確認までweb上で完結
- 紙の代わりにURLを送付
相手に伝える内容は従来のものと変わりませんが、紙ではなくURLを送付して伝える点が大きな違いです。web招待状の特徴について、詳しく見ていきましょう。
制作から出欠確認までweb上で完結
web招待状は、制作からゲストの出欠確認まで、すべてweb上で行うことができます。招待状のデザインや機能などを選ぶことができ、自分たちの好みや必要に応じた形の招待状を制作します。一般的なweb招待状には、以下のような機能が搭載されています。
- 制作から送付まで
- 出欠の返信・確認・メッセージの回収
- 画像の掲載(ギャラリー機能)
制作はパソコンやスマートフォンででき、送付も同ツールで行えます。ゲストの返信も同様にweb上で確認できます。また、画像を載せることができるため、ギャラリー機能を使えば、新婚旅行や前撮りの写真などもゲストに見てもらうことが可能です。サービスによっては、さらに便利な機能が搭載されている場合もあります。
紙の代わりにURLを送付
紙製の招待状の代わりにURLを送り、相手にはパソコンやスマートフォンでアクセスしてもらいます。また、URLだけでなくQRコードを作成して送付できるケースもあります。普段からweb上でやり取りをしている相手には、日常のコミュニケーションの延長で招待状を送れます。
URLやQRコードを送る際は、相手と普段コミュニケーションで用いているツールを利用しましょう。
メールのほか、LINEやInstagramのDM機能などSNS上で送れるため便利です。
相手には出欠を返信してもらい、当日の情報もいつでもweb招待状にアクセスすれば確認してもらうことができます。
結婚式のweb招待状の使い方は?

web招待状ってなんだか便利そう!と思っても、初めて知った方は使い方がよくわからず不安に感じるかもしれません。そこで、基本的な使い方を見ていきましょう。web招待状作成の流れ、送り方と送るタイミング、web招待状の選び方に分けて説明していきます。
web招待状作成の流れ
基本的な作成の流れは以下のとおりです。
- サービス選択・アカウント登録
- 好みのデザインのテンプレートを選ぶ
- 挨拶文や日時、会場のアクセス情報などを入力
- 必要に応じて写真やアンケートなどを追加
- 内容を確認後、URLを発行
- ゲストにURLのコピーを送付
web招待状の作成中は、途中で内容を保存できるのが一般的です。慌てずにゆっくり確認しながら入力していきましょう。
送り方とタイミング
web招待状を送るタイミングは、挙式日の2~3ヶ月前が目安です。一般的な紙製の招待状と同様に余裕を持って設定することで、ゲストも都合をつけやすいでしょう。直接スマートフォンなどに届くものとなるため、早朝や深夜は避けるなどの配慮も必要です。
web招待状を送る際は、URLを唐突に送り付けるのではなく、結婚の挨拶を兼ねたメッセージを添えましょう。
たとえば、「この度結婚式を挙げることになりました。招待状を送らせていただきましたので、以下のURLよりご覧ください。」というような内容の文章を送るといいでしょう。
なお、相手から出欠の返信をいただく期限は、web招待状送付から3週間後程度を目安にするといいでしょう。ゲストによっては、メッセージを読んだりURLにアクセスしたりするまでに時間がかかる場合もあります。時間的余裕を持って設定することで、お互いに焦らずに済みます。
web招待状はどう選ぶ?
web招待状は、さまざまなサービス会社が提供しています。選択肢が多く、選び方に迷ってしまうかもしれません。満足できるものを選ぶためには、以下の3つのポイントを比較するといいでしょう。
- デザイン
- 機能
- 料金
web招待状には多様なデザインがあります。シンプルなものから、ナチュラルやエレガント、和モダン、スタイリッシュなど、テイストが異なるため、選び方によって印象が大きく変わります。結婚式のテーマや好みに合わせて選びましょう。また、アニメーションのデザインも登場しています。複数のテンプレートを見て、理想に合うものをピックアップしてみましょう。
機能に関しては、どのweb招待状も基本的なものは搭載されています。さらに、連携機能など付加的なものを希望する場合は、サービス会社を複数チェックして比較してみるといいでしょう。
web招待状の利用料金は、無料としているサービス会社が多いです。
有料オプションを利用した場合のみ、費用が発生すると考えてよいでしょう。
結婚式でweb招待状を利用するメリットは?

従来の紙製の招待状の代わりにweb招待状を利用することには、さまざまなメリットがあります。また、デメリットもあるため、理解したうえで利用することが大切です。まずはメリットについて見ていきましょう。主なメリットは以下のとおりです。
- ゲストと自身の手間が抑えられる
- 費用を節約できる
- 情報管理がスムーズになる
3つのメリットについて、それぞれ詳しく説明していきます。
ゲストと自身の手間が抑えられる
web招待状は、パソコンやスマートフォンで手順に沿って一度作成すれば、すべてのゲストに簡単に送付することができます。紙製の招待状も業者に依頼して一括で作成・印刷すれば手間はかかりません。しかし、封筒に入れたあとは、ゲストの住所と宛名を一人ひとり手書きするのが一般的です。ゲストの人数が多いほど、時間も手間もかかります。
また、紙製の招待状は返信ハガキで出欠を知らせます。ゲストは、招待状を受け取ったら、同封のハガキに出欠の返事とともに住所や氏名を記載して郵送しなければなりません。しかし、web招待状なら返信もweb上でスムーズにできます。
新郎新婦側もゲストにとっても、従来のタイプより手間や時間がかからない点が、web招待状の大きなメリットといえるでしょう。
費用を節約できる
紙製の招待状は、ベースとなる用紙、封筒、印刷、切手に費用がかかります。上質な紙を使用すると、切手代を除いても一部あたり500円以上の料金となります。ゲストが多いほど総額が上がり、数万円は予算として考える必要があります。
一方、web招待状の場合は前述のとおり無料で利用できます。オプションを付けても、従来の紙製招待状より大幅に費用を節約できるでしょう。招待状に費用がかからない分、ほかの部分をグレードアップしたり、新婚生活に役立てたりと資金を有効に使えます。
紙製の招待状は、ゲストが多いほど保管場所の確保や持ち運びの問題が起きやすいです。また、ゲストにとっても結婚式後に保管や破棄をどうするか困るかもしれません。
web招待状を選べば、結婚式後には手元に残りません。ペーパーレスのweb招待状は、環境にも優しい選択といえるでしょう。
手間も費用も資源も節約できるweb招待状は、結婚式の準備の負担を大幅に軽減してくれるでしょう。
情報管理がスムーズになる
ゲストの出欠の確認をweb上でできるため、スムーズに管理できます。リスト化機能を活用すれば、誰が出席か欠席か一覧でチェックできるため、把握しやすくなります。ゲストにとっても、いつでもURLからアクセスできるweb招待状なら情報管理が簡単です。紛失のリスクもありません。
オプションとして、席次表やオンライン御祝儀などの機能との連携も可能です。
招待状だけでなく、席次表もweb上で作成、閲覧することができます。オンライン御祝儀は、当日の受付時ではなく事前決済で御祝儀を受け取ることができる機能です。
web招待状の利用料は無料でも、オンライン御祝儀などのオプションは有料としているサービス会社がほとんどです。しかし、有料サービスを利用しても一般的な招待状よりかなり費用を抑えることができます。
web招待状にはデメリットもある?上手な使い方とは

メリットの多いweb招待状ですが、デメリットも押さえておく必要があります。ゲストによっては、従来の形式とあまりにも違いすぎるため、戸惑わせてしまうかもしれません。とくに、目上の方にweb招待状で結婚式をご案内するのは、失礼と受け取られる可能性があるため注意が必要です。また、年配の方などwebの利用に慣れていないゲストは、うまく受け取れないかもしれません。
そのため、web招待状を選択する場合でも、以下のような配慮をするといいでしょう。
- 目上の方やwebの利用に慣れていない方に配慮を
- 確実に相手が受け取れるようにする必要がある
- webと紙を組み合わせる方法もおすすめ
それぞれのポイントを説明していきます。
目上の方やwebの利用に慣れていない方に配慮を
結婚式の招待状は、紙でできたものが一般的です。web招待状はカジュアルな印象のため、目上の方に送る際は送っても問題ないか検討のうえ判断しましょう。普段からコミュニケーションツールでやり取りのある関係の方なら、目上の方でも差し支えないかもしれません。そうでない場合は、紙の招待状を別で用意しておくことをおすすめします。webの利用に不慣れな方に関しても、同様に対応しましょう。
一方、友人や職場の同僚などに送るなら、おしゃれでペーパーレスなうえ、情報量も充実しているweb招待状が喜ばれるでしょう。web招待状は無料で作成できるため、まず作っておき、あとから誰に送るか決めることもできます。
確実に相手が受け取れるようにする必要がある
しばらく連絡を取っていなかった相手の場合、連絡先が変わってしまっている可能性もあります。その場合は、招待状を送る前に、一度連絡を入れてみることをおすすめします。連絡が取れたら、web招待状を送りたいことと連絡先の確認(そのアドレスやアカウントに送っていいか)をしましょう。そのうえで送れば確実に受け取ってもらえます。
返信の期限日までに余裕がある場合、うっかり返信を忘れてしまう方もいるかもしれません。
返信を待ち続けていると、結婚式の準備が滞ってしまいます。返信忘れは早めにチェックし、個別で連絡を入れるようにしましょう。
相手との連絡がweb上で取れるなら、web招待状でのやり取りはスムーズに進められるはずです。相手に合わせて上手に使い分けるようにしましょう。
webと紙を組み合わせる方法もおすすめ
準備を始める前に、あらかじめweb招待状を送る人、紙の招待状を送る人に分けておくのもひとつの方法です。上司や目上の親族は紙の招待状、親しい関係の人はweb招待状というように、明確に分けて準備すればスムーズです。
2タイプを両方用意しなければならなくなりますが、トータルで考えれば、すべてを紙製で用意するよりも手間や時間、費用を節約できるでしょう。
シンフラワーで結婚式のブーケを保存加工しよう

結婚式で用いたアイテムは、記念に残せるものも多いです。インテリアに取り入れておしゃれに飾れば、幸せな思い出をいつでも感じることができるでしょう。
生花で作られたウェディングブーケも、新鮮なうちに保存加工すれば美しい姿のまま記念に残せます。ウェディングブーケに使われているお花によって、向いている保存方法は少しずつ異なります。バラやカスミソウ、ガーベラなど、花材ごとにおすすめの保存アイテムを一覧でご紹介しています。
まずはブーケにどんなお花が入っているかを思い出しながら、ご覧になってみてください。

ブーケのイメージを崩さずに美しく保存したい方は、ぜひ創業20年以上の保存加工専門店シンフラワーにご相談ください。ここからは、シンフラワーの保存加工について紹介します。
数十年単位で飾れるインテリアアイテムに
シンフラワーでは、お預かりしたウェディングブーケを丁寧にほどき、職人の手作業により高品質な押し花かドライフラワーに加工します。加工後は、元のブーケの形に組み立て直し、ケースに入れて仕上げます。また、ブーケ型以外のアレンジも可能です。
ラウンドブーケやキャスケードブーケなど、ブーケの形によっておすすめの残し方も変わってきます。
「今のブーケの雰囲気をできるだけそのまま飾りたい」「形を生かしたデザインにしたい」方には、ブーケの形別に最適な保存アイテムをご紹介しているこちらのページもご覧になってみてください。

お客様のご希望に合わせて、以下の4種類のインテリアアイテムのいずれかを制作します。
- 押し花アート : 押し花を花束型や好みのレイアウトにアレンジして額に入れた、絵画のようなアイテム
- ボトルブーケ : ドライフラワーを高品質なガラスボトルに入れたもの
- 3D額 : ドライフラワーを立体的な額に入れたもの
- クリスタルフラワー : 1~3輪程度のドライフラワーを透明度の高い樹脂に入れた、コンパクトなアイテム
クリスタルフラワーはブーケの一部のみの保存となりますが、ほかの3種類は一部でもブーケまるごとでも保存可能です。褪色と形崩れを防ぎ生花のイメージを維持する特別な加工に加えて、独自の密封技術を用いるため数十年単位でお楽しみいただけます。
※シンフラワーの保存加工商品について、こちらからご覧いただけます
押し花アートやボトルブーケ、3D額、クリスタルフラワーなど、同じブーケでも保存方法によって仕上がりの雰囲気や飾り方は大きく変わります。
それぞれの特徴やおすすめポイントを比較しながら、「自分たちにぴったりの残し方」を見つけていただける保存方法別のご案内も、あわせてチェックしてみてください。

結婚式後のお持ち込みも可能
シンフラワーは、岡山に本社工房を、東京虎ノ門にサロンを営業しています。工房にお花を送付していただくか、工房化サロンに直接お持ち込みいただくことで、お花をお預かりします。お持ち込みの場合は、事前予約をいただきます。持ち込みと同時に保存加工のご相談やサンプル品のご見学ができますので、より理想に近い形での保存加工が実現します。
東京虎ノ門・麻布台サロンは、都内や首都圏各地からのアクセスもよく、結婚式後のお立ち寄りにもおすすめです。新鮮なうちに保存加工をスタートすることで、より美しい仕上がりが期待できます。保存加工をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。
※シンフラワー東京虎ノ門・麻布台サロンについて、こちらからご覧いただけます
まとめ
web招待状は、制作から送付までをweb上で行えるデジタル形式の招待状です。従来の紙製の招待状と比較して、制作の時間的・費用的コストを抑えられるというメリットがあります。ゲストからの出欠の返事もweb上でできるため、連絡や確認がスムーズです。
ただし、webの利用に慣れていない方や目上の方には、従来の形式の招待状がふさわしいかもしれません。相手への配慮のためにも、2タイプの招待状を用意し、相手に合わせて選び分ける方法がベストと考えられます。
なお、結婚式で用いたアイテムは、記念品として手元に残すのもおすすめです。とくに、ウェディングブーケには思い入れの強い方も多いと考えられます。生花のウェディングブーケを美しく保存したい場合は、保存加工専門店シンフラワーにぜひご相談ください。
- web招待状はデジタル形式のペーパーレス招待状。手間や時間、費用を節約でき、多様な機能がある
- 新郎新婦にもゲストにもメリットが多いが、webの利用に慣れていない方や目上の方には紙製の招待状を送ることが望ましい
- web招待状のメリットは生かしながら、ゲストに合わせた形を選べるよう準備するのがベスト





