プロポーズに贈る花束の選び方|贈り方や保存方法も紹介

記事の監修
シンフラワー株式会社
シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

プロポーズではサプライズで花束を贈る方が多いです。しかし、どんな花を選べばパートナーに喜んでもらえるか…と悩む方も多いのではないでしょうか。プロポーズで花束をプレゼントするなら、喜んでもらえるようしっかり計画しておきたいですね。
そこで今回は、プロポーズにおすすめの花束の選び方をはじめ、贈り方や保存方法まで紹介します。思い出に残る素敵なプロポーズになるよう、心を込めて花束を贈りましょう。
- プロポーズを控えている方
- 花束を贈りたいが、選び方がわからない方
- 思い出に残るプロポーズをご希望の方
プロポーズでは花束を贈るのがおすすめ

そもそも、プロポーズで花束を受け取ること自体、パートナーは喜んでくれるのか?と不安な方もいるかもしれません。シンフラワーが2021年に独身女性300名を対象に行ったアンケート(※)では、プロポーズで花束をもらうと嬉しいと回答した女性が約75%もいました。プロポーズで花束をプレゼントされるシチュエーションに憧れている方が多いことからも、前向きに考えて問題ないでしょう。
ただし、どんなギフトを選ぶ場合でも、パートナーの希望に合ったプレゼントをするのがベストです。花が好きかどうかわからない場合などは、日頃の会話などからさりげなくリサーチしておくといいかもしれませんね。
※参考サイト:シンフラワー「東京PROPOSE」
花束がプロポーズで人気の理由とは?
では、なぜプロポーズで花束を贈ると喜ばれるのでしょうか。花束をもらうプロポーズに憧れる気持ちには、以下のような花束の魅力が影響していると考えられます。
- 非日常的なシチュエーションがロマンチックなため、印象的なプロポーズになる
- 美しい花束が空間を彩るため、プロポーズの場が華やかになる
- 花束をプレゼントされると、相手が大切に想ってくれている気持ちが伝わる
かつては、男性から女性に花束を贈ることは珍しくありませんでした。日常的なデートでも花を贈る機会はたくさんあったようです。しかし、現在はお祝いなどの場で贈られるのが一般的で、パートナーから花束をプレゼントされたことがない方も少なくありません。
花束を贈ることが日常的ではない方にとっては、特別感の強いアイテムと位置付けられるでしょう。だからこそ、重要なシーンではより強い憧れを抱く女性が増えたのかもしれませんね。
プロポーズで贈る花束の選び方のポイント
本記事ではプロポーズで贈るのにふさわしい花の種類を具体的に紹介します。その前に、花束を選ぶ際にはどんなことに気を付ければいいのか、ポイントを押さえておきましょう。
- 見た目の美しさ・華やかさ
- 花言葉(プロポーズにふさわしい意味であること)
- 本数(ボリューム感・その本数に込められた意味もチェック)
- 色(相手の好みを優先・色によって異なる花言葉もチェック)
花束はプロポーズの場を華やかにする役割もあるため、美しく華やかな花を選ぶことが望ましいです。しかし、一般的には地味といわれるような花でも、相手の好みを重視して選ぶなら問題ありません。
プロポーズにふさわしい花言葉を持つ花を選ぶことも大切です。ダイレクトな求婚のメッセージを持つ花もあれば、相手への想いや愛情を伝えやすい花言葉もあります。ご自身の想いに合う花言葉を選ぶといいでしょう。
花によっては、本数や色によって意味が変わるものもあります。そのため、プロポーズにふさわしい意味かどうか調べてから決めると安心です。また、本数はボリューム感を、色は相手の好みを重視して選ぶと喜ばれるでしょう。
花の種類で選ぼう!プロポーズにおすすめの花束

プロポーズに花束を贈る際に、最も悩ましいのがどの花を選べばいいか?ということではないでしょうか。花を飾る習慣を持たないなど、花に触れる機会がほどんどない方もいるかもしれません。そのような場合、花の種類や名称もよくわからない…と悩むことも少なくないでしょう。花屋さんに入るのも緊張してしまうかもしれませんね。
プロポーズに贈る花には決まりはありません。前述のとおり、見た目の印象や花言葉、ボリューム感などを重視しつつ、パートナーが好みそうな花から選ぶのがおすすめです。ここからは、プロポーズにふさわしい代表的な花を紹介します。ぜひ花束選びの参考にしてください。
バラ
プロポーズの花といえばバラといわれるほど定番で、昔から多くの方に選ばれてきました。花びらがたくさん重なり合った上品な姿が魅力的なバラは、まさに花の女王。プロポーズのほかウェディングシーンやさまざまなお祝いごとで贈られる、フラワーギフトに欠かせない花です。
「愛」や「美」のほか、「あなたを愛しています」という花言葉を持つことからも、プロポーズにぴったりな花といえるでしょう。
バラは、色によって花言葉が変わります。とくに、「情熱的な愛」を象徴する赤いバラが人気です。
ほかにも、「感謝」「愛を誓う」「可愛い人」のピンク、「信頼」や「絆」のオレンジ、「尊敬」「純潔」「私はあなたにふさわしい」の白など、プロポーズ向きの花言葉を持つ色がたくさんあります。
また、バラは本数によっても多様な意味が込められていますので、伝えたいメッセージに合った本数を贈るといいでしょう。とくに、以下の本数がプロポーズの定番とされています。
- 12本 : 私の妻(恋人)になってください
- 108本 : 結婚してください
12本はダズンローズと呼ばれ、結婚式の演出に用いられることも多い本数です。12本の意味に加え、1本ずつに異なる12個の意味があり、パートナーへの誓いを込めたギフトにもなります。
ユリ
上品で清楚な印象のユリは、比較的花持ちがよく独特の香りが特徴の花です。ウェディングブーケや式場の装花としても人気を集めています。自宅で飾る花というよりは、セレモニーに用いられる花というイメージが強いかもしれません。
ユリの花言葉は「幸福な愛」です。
プロポーズにもふさわしい素敵な花言葉のため、パートナーに伝えると喜んでもらえるのではないでしょうか。
ユリは大ぶりな花のため、花束にして贈ると本数が少なくてもボリュームが出ます。大人の女性によく似合う、特別感のあるギフトになりそうですね。ただし、やや香りが強いため、プロポーズする場所や持ち運びなどには配慮が必要です。
チューリップ
可愛らしい雰囲気のチューリップは春が旬のため、冬~春にプロポーズする場合におすすめです。夏や秋にはそもそも販売されていませんので、季節限定という特別感も魅力ですね。
チューリップには、「博愛」「思いやり」という花言葉があります。
色別の花言葉では、赤の「真実の愛」「愛の告白」、ピンクの「誠実な愛」がプロポーズ向きです。
チューリップは見た目も華やかで花束に用いるととても可愛らしいギフトになります。女性からの人気も高い花で春らしい印象があるため、ぜひ春のプロポーズで贈ってはいかがでしょう。
ガーベラ
まっすぐに伸びた茎と、明るい印象の花が可愛らしい雰囲気の花です。通年多くのフラワーショップで出回るため、どの季節のプロポーズにも用いることができます。
ガーベラの花言葉は「希望」「前進」です。さらに色が豊富で、それぞれの色にも独自の花言葉がつけられています。
プロポーズ向きなものの例としては、赤の「情熱」やピンクの「熱愛」、黄色の「究極愛」などが挙げられます。
一色を選んで複数本束ねてもいいですし、さまざまな色を何色か組み合わせてカラフルな花束にしても素敵です。グリーンやかすみ草を加えるとボリュームが出て、サプライズ感が増すでしょう。
ヒマワリ
夏の花といえば真っ先に挙げられるのがヒマワリです。太陽に向かって咲く姿が印象的で、多くの方に好まれています。夏季限定の花のため、プロポーズの時期も夏に限られます。その分特別感が強く、花そのものもインパクトがあるため、プロポーズで贈るとサプライズ感も増すのではないでしょうか。
ヒマワリには「あなただけを見つめている」という情熱的な花言葉があります。
黄色と茶色のコントラストが映えるヒマワリには、意外とオレンジや茶色に近い色など、さまざまなバリエーションがあります。色の選び方を工夫すれば、明るい雰囲気だけでなくシックな印象にまとめることもできます。パートナーの好みに合わせて選ぶといいでしょう。
ダリア
大輪で豪華な雰囲気のダリアも、プロポーズにぴったりな花です。旬は夏~秋で、さまざまな色があります。一輪でもインパクトがありますので、少ない本数で印象を与えたい場合にもおすすめです。
キク科の花で和の雰囲気も持ち合わせているため、和風を好むパートナーにも喜ばれやすいのではないでしょうか。
ダリアの花言葉は「華麗」や「気品」です。
また、色別では赤が「華麗」「栄華」、白が「感謝」「豊かな愛情」、黄色が「優美」のため、プロポーズシーンでも差し支えないでしょう。
なお、ダリアには「裏切り」や「移り気」というネガティブな花言葉もあります。そのため、プレゼントする際はポジティブな花言葉を強調して伝えることが大切です。
ブルースター
きれいな淡い青色と小ぶりな花が可愛らしいブルースターは、ナチュラルで優しい印象が魅力的な花です。出産祝いやウェディングのサムシングブルーにも用いられることが多く、目立つ花ではないですが密かに人気を集めています。
ダリアには「信じあう心」という花言葉があります。プロポーズを含め、さまざまなシーンで贈りやすい花です。
自然界には青系の花が少ないため、花束の脇役としても重宝します。ブルースターのみででも素朴で可愛らしい花束になりますが、ややボリュームに欠けるかもしれません。青色が引き立つよう、プロポーズの花束にはグリーンやかすみ草、白色の花などと組み合わせて贈るといいでしょう。
カスミソウ
白い小さな花がたくさん咲くカスミソウは、優しくナチュラルな印象の可愛らしい花です。素朴なイメージでどんな花とも相性がよく、フラワーギフトには欠かせません。花束やアレンジメントでは脇役となることが多いですが、プロポーズではカスミソウ単独の花束が密かに人気を集めています。
カスミソウの花言葉は「幸福」「感謝」です。
さらに、色別でも「清らかな心」「夢見心地」の白をはじめ、「感激」「切なる願い」のピンク、「無邪気」「清い心」の水色など、ポジティブでプロポーズでも贈れる花言葉ばかりです。
プロポーズでは避けたほうがよい花束とは?

ポジティブな花言葉を持つ花が多い反面、ネガティブな意味の花言葉も存在します。ネガティブな花言葉の花をプロポーズで贈るのは、できる限り避けることが望ましいです。とくに、色で花言葉が変わる花は、色によってネガティブな意味になるものもあります。パートナーを傷付けてしまうことのないよう、事前にチェックしておきましょう。
- 白色のチューリップ : 「失われた恋」
- 黄色のチューリップ : 「報われぬ恋」
- 黄色のバラ : 「嫉妬」「愛情の薄らぎ」
- 黄色のカーネーション : 「嫉妬」「軽蔑」
- アネモネ : 「儚い恋」「恋の苦しみ」
なお、花言葉がプロポーズにふさわしくなくても、見た目や色が魅力的なため贈るという考えの方もいるかもしれません。その場合は、なぜその花を選んだか、ご自身の想いを相手に伝えれば誤解を避けられます。また、複数色をミックスすることで色の持つ意味を和らげる方法もあります。
また、ダリアのようにポジティブな意味とネガティブな意味を併せ持つ花もあります。前述のとおり、ポジティブな花言葉を強調して伝えることで、贈られた相手も安心するでしょう。
バラは本数に注意
バラをプロポーズで贈る際は、本数によって意味が変わることを踏まえておくことが大切です。パートナーに愛を伝えるのにふさわしい本数がほとんどですが、一部ネガティブな意味を持つものもあります。とくに以下の本数は、プロポーズで贈ることは避けたほうが望ましいです。
- 13本 : 永遠の友情
- 15本 : ごめんなさい
- 16本 : 不安な愛
- 17本 : 絶望的な愛
上記の本数に近い12本は「結婚してください」という意味で、プロポーズに最適です。13本はポジティブな意味ですが、友情を示すためプロポーズにはふさわしくありません。1本変わるだけで意味がまったく違うものになるため、慎重に選びましょう。
自分たちらしさを生かした花束の選び方

代表的な花の種類を紹介しましたが、プロポーズに贈る花選びには決まりがありません。パートナーのことを想い、贈りたいと思った花を選ぶのがおすすめです。一般的に選ばれることの多い花ではなく、個性を出したいという方におすすめの選び方を紹介します。
- 相手の好みやイメージで選ぶ
- 誕生花や季節の花から選ぶ
- 思い出やゆかりのある花を選ぶ
相手の好みやイメージで選ぶ
パートナーの好きな花を束ねて贈れば、喜ばれること間違いなしでしょう。自分のことを想って選んでくれたという気持ちが伝わります。とくに好きな花がない場合は、好みの色や相手のイメージに合わせて選ぶのも素敵です。花束は、可愛らしい雰囲気にもスタイリッシュな雰囲気にもできます。花だけでなくラッピングで印象付けることも可能ですので、花屋さんに相談してみてください。
誕生花や季節の花から選ぶ
季節感のある花束も魅力的です。前述のチューリップやヒマワリのほか、アジサイやミモザなど、季節限定の花束でプロポーズするのもいいでしょう。また、パートナーの誕生日や記念日のある月の誕生花を選ぶのもおすすめです。誕生花は、以下のとおりです。
- 1月 : シンビジウム
- 2月 : フリージア
- 3月 : チューリップ
- 4月 : かすみ草
- 5月 : カーネーション
- 6月 : バラ
- 7月 : ユリ
- 8月 : ヒマワリ
- 9月 : リンドウ
- 10月 : ガーベラ
- 11月 : 菊
- 12月 : カトレア
思い出やゆかりのある花を選ぶ
ふたりで一緒に出かけた場所やパートナーの出身地などにちなんだ花を選ぶのも素敵です。海外のワイルドフラワーを束ねた花束や、花畑をイメージした色とりどりの花束など、受け取った瞬間思い出が蘇るようなギフトはいかがでしょう。プロポーズの定番の花も魅力的ですが、ふたりらしさの詰まった花束なら、唯一無二のサプライズになるはずです。
プロポーズで喜ばれる花束の贈り方とは?

どんな花を選ぶか決まったら、ぜひ贈り方にもこだわりたいところです。プロポーズの際には、どのようにして花束を渡すと喜ばれるのでしょうか。押さえておきたいポイントを紹介します。
- サプライズがおすすめ
- 花言葉や本数の意味を伝える言葉を添えて
- 手配のコツ
- タイミングや場所にも工夫を
- 贈ったあとのことも考えて
5つのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
サプライズがおすすめ
プロポーズに花束を贈るなら、サプライズで渡すのがおすすめです。外出先で渡す場合は、待ち合わせの際に持参してすぐに渡すのもいいかもしれません。ですが、持ち運びに困ってしまうため、デートの終盤に渡せばよりスマートです。レストランなどで事前に預けておくのもいいでしょう。また、お家で渡す場合も、早い段階で気付かれないように隠しておきましょう。
パートナーの誕生日やふたりの交際記念日など、特別な日にプロポーズするのも素敵です。
バレンタインデーやホワイトデー、いい夫婦の日など、カップルにちなんだイベントに合わせる方も多いようですが、サプライズ感を出すならあえて何もない日を選ぶのもいいでしょう。
花言葉や本数の意味を伝える言葉を添えて
花束を贈る際には、なぜその花を選んだのかが相手に伝わるようにしましょう。花言葉の意味を伝えながらプロポーズすると、より感動的です。受け取る側はプロポーズについて調べたりしないことがほとんどのため、花の本数や色にこだわりがあっても気付いてもらえないかもしれません。パートナーを想って選んだことがしっかり伝わるよう、ぜひ言葉を添えてくださいね。
口で伝えるのが苦手な方は、花束にカードや手紙を添えるのもいいでしょう。
文字で伝えればあとから見返せますし、ずっと手元に残すこともできます。
手配のコツ
プロポーズの花束は、当日に束ねたものを渡すのが基本ですが、手配は事前に行っておきましょう。渡す当日に花屋さんに駆け込んでも、希望の花がお店にない可能性もあります。オーダーは事前にしておき当日に受け取るのが安心です。とくに108本のバラなどプロポーズで王道とされる花束は、オンラインショップでも購入できます。新鮮な状態でプレゼントするためにも、プロポーズする日が決まったら花束の手配も早めに始めましょう。
花束を受け取ってから相手に渡すまでに時間があく場合は、必ず涼しい場所で保管してください。
また、寝かせて置くと形が崩れたり鮮度が落ちやすくなったりするため、立てた状態で置いておきましょう。
タイミングや場所にも工夫を
花束は、単なるギフトではなくプロポーズの瞬間を彩る重要な役割をします。その効果を生かすには、プロポーズするタイミングや場所をよく考えておきましょう。デートの終盤がおすすめと伝えましたが、隠しておいた花束を出すには、たとえば以下のタイミングでプロポーズするのがスムーズです。
- デザートタイム : 一緒に食事を楽しんでリラックスしているタイミング
- 帰り際 : デートの終盤で寄り道をしながら、または別れる間際
- 誕生日や記念日を祝ったあと : お祝いが終わったあとにサプライズで
デザートタイムでプロポーズする場合は、レストランを予約しておけば花束を直前まで預かってもらえます。帰り際でのプロポーズは、ドライブデートや自宅デートで花束を隠しておきましょう。誕生日や記念日に合わせてプロポーズする場合は、まずお祝いをしてからプロポーズすることで、ダブルの喜びを感じてもらえます。
レストランやホテルを利用すれば、花束をスタッフに預かってもらえるため隠し場所に困ることはありません。しかし、それ以外の場合、花束を渡すまでの保管も考えて場所を選ぶ必要があります。涼しい時期ならコインロッカーに入れておくこともできます。または、車を出す、プロポーズ場所の近くの花屋で手配しておくなど、スムーズに渡せるよう計画を立てておきましょう。
贈ったあとのことも考えて
花束を贈る場合、どんな種類の花を選ぶか、どこで購入してどのように保管するか考えておく必要があります。しかし、花束を渡してプロポーズを受け入れてもらったら、そのあとのことは考えていないという方が少なくありません。とくに、大きな花束をプレゼントする場合、受け取った側は取り扱いに戸惑う可能性があります。
外出先でのプロポーズの場合、大きな花束は持ち帰るのも一苦労です。また、生花はそのままにしておくと傷んでしまうため、花瓶などに生けて吸水させなければなりません。
持ち帰りのこと、自宅で飾る際のお手入れのこと…。そこまで考えて花束を贈る方はあまりいないのではないでしょうか。プロポーズをする前に、花束を贈ったあとのことまで想像してみてください。そして、生花でも美しいまま手元に残す方法があることも、あわせて知っておくと役に立ちます。このあと、詳しく説明していきます。
プロポーズの花束を記念に残す方法はある?

プロポーズの花束は、一生の記念になるものです。できればずっと手元に残しておきたいところですが、そのままにしていると数日~2週間程度で傷んでしまいます。切り花を生けた状態のまま長期保存することはできません。ですが、少し手を加えれば、長持ちさせることが可能です。
生花が日持ちしないのは、水分を多く含んでいるからです。長持ちさせるには、新鮮なうちに乾燥させる必要があります。ここからは、プロポーズの花束を記念として手元に残す方法をお伝えしていきます。
乾燥させて押し花やドライフラワーに加工加工
生花を乾燥させるには2つの方法があります。立体的な形で水分を抜いたドライフラワーと、平面状になるよう圧力をかけて乾燥させる押し花にする方法です。どちらの形で残したいか考えて選ぶといいでしょう。なお、一般家庭でドライフラワーにするにはさらに多様な方法があり、花を吊るして自然乾燥させるハンギング法と、乾燥剤に花を埋め込むシリカゲル法がよく用いられています。
花によっては、押し花やドライフラワーに向かないものもあります。
水分の多い花を自然乾燥させると色や形の変化が大きいため、シリカゲル法で乾燥させましょう。
花びらが厚く重なり合う花を押し花にする場合は、花びらをバラバラにしてから押すなどの工夫が必要です。
押し花とドライフラワーの作り方を詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
美しいまま長期保存したいなら保存加工専門店の利用がおすすめ
花に合った方法を用いても、一般家庭で作る押し花やドライフラワーの寿命は1年程度とされています。仕上がりも、褪色やシワを避けることは難しく、記念品としての長期保存には向きません。美しさを損なわずできるだけ長く手元に置いておきたい場合は、保存加工専門店で加工しましょう。費用はかかりますが、一般家庭で作ったものとはまったく異なる色鮮やかな美しい乾燥花ができます。
なお、ニーズが高まり保存加工専門店も増えていますが、技術や仕上がりはお店によって異なります。失敗を避けるためにも、信頼できるお店を選ぶことが大切です。
シンフラワーの保存加工でプロポーズの花束を記念品にしよう

プロポーズの花束を美しく長期保存したいなら、保存加工専門店のシンフラワーにぜひご相談ください。シンフラワーでは、お客様の大切なお花を一つひとつ心を込めて手作業で丁寧に加工します。そのため、仕上がりにムラがなく生花のころと変わらない美しさが半永久的に続きます。創業20年以上の豊かな実績により、さまざまな種類の花をそれぞれに合った適切な方法で押し花・ドライフラワーに仕上げますのでご安心ください。
ここからは、シンフラワーの特徴やおすすめ商品などを紹介します。
丁寧な手作業で隅々まで美しいまま保存

一般家庭で作る押し花やドライフラワーは、経年劣化が避けられません。とくに色あせによりくすんだように見えてしまうため、美しい状態を保つのは難しいのです。シンフラワーでは、色あせによる劣化を避けるために、色の定着作業を行います。手間のかかる作業でも手仕事で丁寧に進めるため、鮮やかで自然な色合いが長期間保たれます。くすみが目立つ淡い色も、生花のイメージのままでお楽しみいただけます。
押し花は花びらを一枚ずつに分け、こちらも手作業で一枚一枚丁寧に押していきます。そのためシワがよることもなく、美しい仕上がりが保たれます。
※シンフラワーの保存加工商品について、こちらからご覧いただけます
プロポーズの花束をまるごと記念に残せる

シンフラワーでは、丁寧に作成した押し花やドライフラワーを、元の花束の形に組み立て直すため、まるごと保存することができます。108本のバラなど一般家庭では加工すら難しいボリュームのある花束でも、美しいままフレームやガラス製のボトルに閉じ込めて保管できるため、一生の思い出として手元に置いておけますよ。
押し花の場合も、一枚ずつに分けて押した花びらを丁寧に元の花の形に戻し、さらに花束の形に組み立てます。プロポーズの花束がそのまま平面状になったようなアート作品に仕上がるため、壁に掛けたりしてコンパクトに飾れるのも魅力です。
独自の密封技術により数十年単位で保存可能

シンフラワーの専門技術により丁寧に作られた押し花アートとドライフラワーは、色の定着作業が行われ、美しいだけでなく保存性の高いものに仕上がっています。また、独自の密封技術ですべて高品質なケースで覆われているため、埃や汚れなどからも保護され、お手入れも簡単です。美しい状態が数十年単位で維持できるものとなっていますので、半永久的に大切に手元に置いておけるとご好評いただいています。
シンフラワーの加工花も、一般的な押し花やドライフラワーと同様に、直射日光などの強い光や湿気に弱いです。
日差しの強い場所や湿度の高い場所は避けて飾りましょう。
※シンフラワーの108本のバラの保存について、こちらからご覧いただけます
まとめ
花束をプロポーズに贈られたいと思う方は多く、婚約指輪に代わる定番のギフトともいえるようになってきています。花束の選び方に決まりはありませんが、愛情を伝えるのに適した花言葉を持つ花を中心に、ある程度のボリュームが出る本数を選ぶのがおすすめです。パートナーの好みやイメージに合った花や季節の花、思い出の花を選ぶのも素敵ですね。
生花の花束は日持ちがしないため、記念に残したい場合は新鮮なうちに保存加工専門店に依頼しましょう。一般家庭で加工するよりも美しく保存性の高い押し花やドライフラワーを手にすることができます。大切なプロポーズの花束保存加工は、ぜひシンフラワーにおまかせください。
- プロポーズの花束は、花言葉やパートナーの好きな花などから選ぶのがおすすめ
- 花束はサプライズで贈ろう!隠しておく場合は涼しい場所に立てて保管を
- プロポーズの花束を記念に残したいなら、保存加工専門店を利用しよう





