素敵なテーブル装花で結婚式を彩ろう!選び方のポイントとは?

記事の監修
シンフラワー株式会社
シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

結婚式では花が使われる場面が多いですが、目を引くもののひとつに「テーブル装花」があります。テーブル装花は、結婚式の雰囲気を作る重要なものです。美しいテーブル装花で披露宴会場を華やかに、そして自分たち好みの雰囲気にしましょう。
今回は、結婚式のテーブル装花の選び方について、具体例を紹介しながら説明します。また、記事後半では結婚式後の花の楽しみ方についても紹介します。これから結婚式を行う方、テーブルを彩る花の選び方でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
- 結婚式を予定している方
- 素敵なテーブル装花の選び方を知りたい方
- 結婚式で用いた花の楽しみ方を知りたい方
結婚式のテーブル装花とは?

結婚式でのテーブル装花は、披露宴・ウェディングパーティーで用いるテーブルを飾る花のことです。まずは、結婚式のテーブル装花の役割や特徴について見ていきましょう。
披露宴会場の雰囲気を作る重要なもの
テーブル装花は、基本的に新郎新婦の希望によって花の種類や色、デザインが決められます。テーブルや椅子といった備品は会場備え付けのものを利用しますが、装花に関しては一回ずつ異なるものを使用します。そのため、同じ会場でも花の選び方によって雰囲気が大きく変わります。
テーブル装花は、披露宴会場に入った瞬間目を引くものです。会場の雰囲気を作るうえで、最も重要な役割を担っています。満足できる披露宴・パーティーにするためにも、希望どおりのテーブル装花になるよう選び方にこだわりたいところです。
メインテーブルとゲストテーブルがある
披露宴会場では、一般的に新郎新婦の席となるメインテーブルと、ゲスト用テーブルが用意されます。メインテーブルは大きなものがひとつ、ゲストテーブルは円卓(丸テーブル)や長テーブルが複数台設置されることが多いです。会場によって使用できるテーブルのタイプは異なるため、事前に確認しておきましょう。装花は会場備え付けのテーブルに合わせてデザインされることになります。
また、ゲストテーブルはゲストの数によって配置や数が決まります。当然ながら、テーブルが多くなるほど装花も多く必要となります。
テーブル装花の選び方と注意点

テーブル装花が完成した状態の披露宴会場は、とても華やかです。こだわって選んだテーブル装花に大切なゲストが集まった光景は、幸せな思い出として残り続けるでしょう。そんな満足できる結婚式にするためにも、装花の選び方や注意点を事前に押さえておきましょう。ポイントは以下の4点です。
- 好きな花や色、理想のテイストを十分にプランナーと共有する
- 花器や生け方にこだわる
- 季節感を出すとより素敵になる
- 費用を節約する方法も知っておく
それぞれのポイントについて、詳しく説明します。
好きな花や色、理想のテイストを十分にプランナーと共有する
満足できる空間にするためには、パッと見たときの印象に加えて、使用されている花や色が好みのものであることが重要です。しかし、テーブル装花は自分たちで飾るのではなく会場のスタッフに依頼して行ってもらいます。そのため、希望を十分に伝え、スタッフとイメージを共有しておく必要があります。
共有が不十分な場合、当日になって「思っていたのと違う」という事態にもなり兼ねません。たとえば、ピンク色でも濃いもの淡いもの、青みがかっているもの、オレンジに近いものなど、色味は多様です。テーブル装花のプランニングを行う担当者に、口頭だけでなく文字や画像で明確に伝えるようにしましょう。
理想のイメージに近い装花や花の組み合わせ方を見つけたら、画像をメールで送るなどして担当者と共有しましょう。言葉だけでなく視覚的にイメージを伝えることで、行き違いを防げます。
花器や生け方にこだわる
花の種類だけでなく、どんな花器を使うか、どんな生け方をするかによって、テーブル装花の印象が変わります。たとえば、同じ花でも陶器なら重厚感を、木箱ならナチュラルさを出すことができます。緑を彩りとして加えたいなら、透明の花器を用いて茎を見せる生け方をするのもいいでしょう。花の色は控えめにして、花器で色味をプラスすることも可能です。
大きめの透明ガラスの花器に花をすっぽりと入れた水中花は、涼しげな印象を与えてくれます。
花の量が少なくても存在感が出るため、注目を集める飾り方のひとつです。
季節感を出すとより素敵になる
バラやガーベラなどは一年中流通している花のため、季節を問わず用いることができます。一方、ヒマワリやチューリップなどは、季節限定の花です。そのような花を取り入れると季節感のあるテーブル装花になり、その季節らしさが感じられる雰囲気を作ることができます。
また、色の選び方で季節感を出すことも可能です。それぞれの季節をイメージさせるような花、色を上手に選びましょう。ご自身で考えるのが難しい場合は、担当のフローリストに相談してみてください。季節感のあるテーブル装花にするアイディアを提案してもらえるはずです。以下に四季のテーブル装花の例を挙げますので、参考にしてみてください。
- 春 : チューリップやスイートピーなど、色とりどりのパステルカラーの花を用いる
- 夏 : ヒマワリをメインに明るく、またはアジサイなどブルー系の花で爽やかにまとめる
- 秋 : 深みのある赤やオレンジ系の花と、穂や実を取り入れてナチュラルさと温かみを出す
- 冬 : 白い花をベースにシックにまとめる。クリスマスに近い場合はモミや松ぼっくりを加えて雰囲気を出す
費用を節約する方法は?
テーブル装花は、結婚式の総費用のなかでも大部分を占めるものです。理想をすべてそのまま叶えようとすると、莫大な金額となり予算オーバーになるかもしれません。そこで、費用を抑える方法もあらかじめ知っておくと便利です。しかし、費用を削ったような印象を与えないようにする必要があります。そこで、見栄えを維持しながら費用を抑えるコツをまとめました。
- 大輪の花を使う
- 旬の花を使う
- 一部をアーティフィシャルフラワーにする
- グリーンを多めにする
大きめの花を選べば、本数が少なくても見栄えがします。前述の水中花など、飾り方を工夫すればチープに見えることもありません。また、その季節の花を使うことは、季節感を出すだけでなく費用を抑えるのにも役立ちます。季節外の花、高価な花はアーティフィシャルフラワー(高品質な造花)で代用するのもひとつの方法です。
グリーン(葉物)は花と比較して安価なため、ベースをグリーンにすればテーブル装花の費用を抑えやすくなります。
結婚式でおすすめのテーブル装花例

続いて、好みのテイストに合うテーブル装花にするために、いくつかテイスト別の例を紹介します。さまざまなタイプがありますが、ここでは以下の4種類を提案します。
- シンプルでナチュラルに
- カラフルで可愛らしく
- シックで大人っぽく
- 和風のコーディネートも
それぞれのテーブル装花の特徴や花の選び方などを詳しく見ていきましょう。
シンプルでナチュラルに
結婚式は、あまり華美ではなくナチュラルな雰囲気で行いたいという方は多いようです。そのような方におすすめなのが、白を基調としたシンプルかつナチュラルなテーブル装花です。
白いバラやカスミソウ、ガーベラなどをブーケやテーブル装花に用いましょう。ブルースターやミモザなどの小花で色味を加えるのもおすすめです。花器はシンプルなガラスの器や木箱、バスケットなどが合います。
ナチュラルさを出すには、グリーンを取り入れるといいでしょう。アイビーなどで花の隙間を埋めると素敵です。
カラフルで可愛らしく
明るく華やかな雰囲気にしたいなら、さまざまな色の花を用いたテーブル装花がおすすめです。赤やピンクなどの暖色系の花を組み合わせると、可愛らしさが出ます。とくに、ガーベラやラナンキュラスなどは花の形も可愛らしい印象です。
また、前述のように花器で色味を出すこともできます。テーブルごとに違う色の花器を置くのもいいでしょう。あえて統一感を出さないように、花の組み合わせ方をテーブルごとで変えるのもおしゃれです。
ゲストテーブルには、花だけでなくさまざまなアイテムが置かれます。
色合わせにこだわりたいなら、ナフキンや席次表などの色選びも、テーブル装花と併せて考えるといいでしょう。
シックで大人っぽく
大人っぽい印象の装花にするなら、白や寒色系、または深みのある色の花を選ぶのがおすすめです。白いカラーやユリ、濃い赤色や薄紫色、青いバラなどを、スタイリッシュに飾ることでシックな雰囲気が出ます。
ペーパーアイテムやナフキンをモノトーンにして、花だけで色味を加えると落ち着いた印象のテーブルになります。白い花を選ぶ場合は、ほかのアイテムを深みのある色でまとめるといいでしょう。花器は、重厚感のある厚手のガラス製のものか、陶器、または金属製などがおすすめです。
さまざまな花を組み合わせると華やかで可愛らしくなるため、大人っぽくしたい場合は逆に種類も色も絞るのがコツです。
ブーケもテーブル装花も一種類の花でまとめることで、明るい色の花でも落ち着いた雰囲気が出ます。また、結婚式のテーマフラワーとなり、ゲストの心にも残りやすくなります。
和風のコーディネートも
和風のウェディングでは、マムや桜、千日紅など、和装にも合う花を選ぶのがおすすめです。一般的にテーブル装花に用いられることの多いバラやガーベラに、マムや桜を少し加えるだけでも和風になります。
色味は、朱色や山吹色などを取り入れると和の雰囲気が出ます。また、和風のテーブル装花にしたい場合は花器の選び方が重要です。
磁器や陶器、籐などの素材を用いた和風の花器に花を生けると、落ち着いた和風のテーブルになります。
盃や竹筒などを花器として用いるのも雰囲気を出すのにおすすめです。
テーブル装花、結婚式後はどうする?

結婚式を美しく彩ってくれたテーブル装花ですが、披露宴・ウェディングパーティーが終わったあとのことは、あまり考えていないという方が少なくありません。生花の場合は、結婚式当日が最も美しい状態です。しかし、適切な方法で保存すれば、しばらくは美しい姿を楽しむことができます。結婚式直後の対応としては、主に以下の3つの方法が考えられます。
- ゲストに持ち帰ってもらう
- 一部を自宅に持ち帰って飾る
- 保存加工専門店で記念に残せるものに加工する
それぞれの方法について、詳しく説明します。
ゲストに持ち帰ってもらう
ゲストテーブルに飾った花は、ゲストに持ち帰ってもらうことも多いです。また、メインテーブルの花も小分けにして持ち帰ってもらう場合もあります。披露宴やウェディングパーティーの終盤にスタッフが花を預かり、ゲストのお見送り時に間に合うよう小分けにしてラッピングしてもらうといいでしょう。持ち帰ったあと、カットなどせずそのまま花瓶に生けられるようなミニブーケが喜ばれやすいです。
ただし、遠方の場合や寄る場所がある場合など、花を渡されても困惑してしまう方もいます。多くの場合、テーブル装花の持ち帰りは希望者のみとしています。
テーブルに飾る時点で、花を持って帰ってもらうことを前提にアレンジすることもできます。ミニブーケをひとつの花器にまとめて生ける、最初から複数のフラワーアレンジメントにして飾るなどの方法があります。
一部を自宅に持ち帰って飾る
テーブル装花のすべてを持ち帰ることは難しくても、記念に一部を持ち帰って飾ると結婚式の余韻を楽しめます。こだわって選んだテーブル装花を飾ることで、幸せな気持ちをしばらく味わえるでしょう。
花瓶に生けて飾るほか、乾燥させてドライフラワーや押し花にするのもおすすめです。生花の保存期間は数日から数週間程度ですが、乾燥させれば1~3年程度保存できます。ドライフラワーは水の入っていない花瓶に挿して飾ったり、リースやキャンドルの材料にしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。押し花は、額縁に入れて飾るほか、シールやしおりにするといいでしょう。
保存加工専門店で記念に残せるものに加工する
自宅で作ったドライフラワーや押し花は自然乾燥させただけのため、経年劣化が避けられません。また、仕上がりの時点で見た目が変わってしまう場合もあります。そこで、結婚式での美しい装花のイメージを維持するには、プロの手を借りるのもひとつの方法です。
専門技術により高品質なドライフラワーや押し花に加工するため、生花に限りなく近い姿のまま長期保存できます。また、多くの専門店では、加工後にアレンジしてそのまま飾れるアイテムに仕上げます。大切な結婚式の花を記念品として美しく長く手元に残したい方は、専門店での保存加工も検討してみてください。
シンフラワーでテーブル装花の一部を記念に残そう

保存加工専門店の選び方で迷ったら、申し込み前に相談や見学をするのもおすすめです。創業20年以上のシンフラワーは、岡山に本社工房を、東京虎ノ門にサロンを営業しています。事前予約のうえ、保存加工に関するご相談やサンプル品のご見学が可能です。お気軽にお問合せください。
シンフラワーでは、加工・制作におけるすべての工程を職人の手作業で進めます。機械を用いないため完成までにお時間をいただきますが、その分仕上がりの美しさが違います。乾燥した花なのに、まるで生花のような印象をお楽しみいただけます。
ウェディングブーケやプロポーズの花束のご依頼が多いですが、テーブル装花の一部を保存加工することも可能です。ここからは、シンフラワーでのテーブル装花の保存加工について詳しく紹介します。
テーブル装花はどのように保存できる?

どのようなアイテムでも、お預かりした生花はすべてドライフラワーか押し花のいずれかに加工します。立体的に保存したいならドライフラワーを、平面的に保存したいなら押し花を選ぶといいでしょう。加工後、以下のようなアイテムにアレンジしてお客様の手元にお戻しします。
- 押し花アート : 押し花を美しくレイアウトして額縁に保存したアイテム
- ボトルブーケ : ドライフラワーを高品質なガラスボトルに保存したアイテム
- 3D額 : ドライフラワーを奥行きのある立体的な額縁に保存したアイテム
- クリスタルフラワー : 1輪(小花なら2~3輪)のドライフラワーを透明度の高い樹脂に保存した手のひらサイズのアイテム
すべて、高品質なケースに密封された状態のため、外気やほこりなどから保護されています。お手元に届いたら、そのまますぐにインテリアアイテムとして飾ってお楽しみいただけます。湿気や直射日光を避けて飾ることで、長く美しい状態を維持できます。
シンフラワーで作るドライフラワーと押し花は、褪色を防ぐ加工などを施すため、一般的なものより保存性が高いです。
さらに、独自の技術を用いて密封するため、保存期間は数十年単位に及びます。20~30年後も色あせず、幸せな思い出とともに楽しむことができます。
複数個のアイテムも制作可能

大きなアイテムをひとつ制作することもできますが、押し花アートとドライフラワーアイテムに分けて保存するなど、複数個のアイテムを制作する方法もあります。花のレイアウトによっても印象が変わるため、例えば押し花アートなら、ブーケの形、リースの形、敷き詰めなど、異なるデザインに仕上げても素敵です。
大きなドライフラワーアイテムを飾るとなると、スペースの確保で悩む方も少なくありません。押し花アートなら、大きなサイズでも壁に掛けて飾れるため省スペースです。保存期間が長い分、お部屋にどのようにして飾るかイメージして選ぶことをおすすめします。
披露宴の終盤でご両親にプレゼントをするのが一般的ですが、結婚式後に保存加工した装花を贈るのも素敵です。
結婚式の思い出をご両親も共有でき、簡単なお手入れで花のある暮らしを長く楽しんでもらうことができます。
結婚式の花には、生花以外のものを用いる方も増えています。しかし、当日最も美しく咲く生花を保存加工することで、より思い入れの深いものとなるでしょう。大切な思い出をベストな形で残す方法として、シンフラワーのご利用もぜひご検討ください。
まとめ
結婚式の披露宴やウェディングパーティーでは、テーブル装花が会場の雰囲気を作ります。好みの種類や色の花を組み合わせて、季節感も意識しながら選びましょう。希望のテイストを実現できるよう、装花の担当者と十分にイメージを共有することが大切です。
テーブル装花は、披露宴後にゲストにおすそ分けして持ち帰ってもらったり、自宅で飾ったりして最後まで楽しみましょう。新鮮なうちに専門店に預ければ、美しいまま長期保存できるため、記念品として残すこともできます。シンフラワーのご利用もぜひご検討ください。
- テーブル装花は披露宴・パーティー会場の雰囲気を作り出す重要なもの
- 好みの色味やテイストを明確化して、スタッフとイメージを共有することが大切
- テーブル装花は持ち帰って飾るほか、保存加工して手元に残せば結婚式の思い出を楽しめる





