バラの本数に込められた意味とは?選び方と色別花言葉と合わせ方を紹介

記事の監修
シンフラワー株式会社
シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

バラは、古代から愛と美しさの象徴とされてきました。恋愛にまつわる花言葉も多いバラは、恋人に贈る定番の花でもあります。そんなバラは、本数によっても意味があることをご存じでしたか?
今回は、バラの本数に込められた意味をはじめ、選び方や色別の花言葉との合わせ方などを紹介します。おすすめの本数だけでなく、避けるべき本数とその意味、配慮すべきポイントについても説明します。さらに、思い出のバラを美しく保存する方法もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
- バラの本数別の意味を知りたい方
- バラを贈りたい場合の本数と色の選び方を知りたい方
- 大切なバラをいつまでも美しく保存しておく方法を知りたい方
バラの花言葉と本数によって異なる意味とは?

バラは、全般的に「愛」や「美」という花言葉が付けられています。冒頭でもお伝えしたように、バラは愛を象徴する花として大切にされてきましたが、花言葉もバラの印象どおりの意味となっています。バラは本数や色によっても意味が変わりますが、全般の花言葉である「愛」と「美」は、どの本数や色でもベースとして変わりません。
では、本数別ではどのような意味が込められているのか、一覧で見ていきましょう。
- 1本 : 「私にはあなたしかいない」「一目惚れ」
- 2本 : 「この世界はふたりだけ」
- 3本 : 「愛しています」「告白」
- 4本 : 「一生愛します」「死ぬまで気持ちは変わりません」
- 5本 : 「あなたと出逢えて心から嬉しいです」
- 6本 : 「互いに敬い愛し合いましょう」「あなたに夢中」
- 7本 : 「隠れた愛」「ひそやかな愛」
- 8本 : 「あなたの思いやりに感謝します」
- 9本 : 「いつも一緒にいてください」
- 10本 : 「あなたは完璧な人です」「可愛い人」
- 11本 : 「最愛」「最も愛おしい人」「あなたは私の宝物」
- 12本 : 「私と付き合ってください」「私の妻になってください」
- 13本 : 「永遠の友情」
- 14本 : 「誇りに思っています」
- 15本 : 「ごめんなさい」
- 16本 : 「不安定な愛」「気配り」
- 17本 : 「絶望的な愛」「愛した人を信じる」
- 18本 : 「誠実」「誠意のある告白」
- 19本 : 「忍耐と期待」
- 20本 : 「真心あるのみ」「私のひとひらの愛」
- 21本 : 「真実の愛」「あなただけに尽くします」「心から愛しています」
- 22本 : 「あなたの幸運を祈ります」「あなたは私にとって特別」
- 23本 : 「情熱と願い」
- 24本 : 「24時間あなたを思っています」
- 25本 : 「あなたの幸せを祈ります」
- 26本 : 「あなたが一番です」
- 27本 : 「お互いに愛し続ける」
- 28本 : 「あなたが一番です」「あなたを愛し続けます」
- 29本 : 「永遠の愛」
- 30本 : 「ご縁を信じます」「ご恩に感謝します」
- 31本 : 「いつもあなたを思っています」
- 33本 : 「生まれ変わってもあなたを愛します」
- 36本 : 「覚えています」「ドラマチック」
- 37本 : 「豊かな愛」
- 38本 : 「あなたと一緒にいたい」
- 40本 : 「死ぬまで変わらぬ愛」「真実の愛を誓います」
- 44本 : 「出会い」「変わらぬ愛を信じます」
- 50本 : 「永遠」「偶然の出会い」
- 66本 : 「あなたへの忠誠」
- 77本 : 「私を覚えていてください」
- 88本 : 「幸せと繁栄」「フォローに注意せよ」
- 99本 : 「永遠の愛」「ずっと一緒にいてください」「ずっと好きでした」
- 100本 : 「100%の愛」
- 101本 : 「これ以上ないほど愛しています」
- 108本 : 「私と結婚してください」
- 365本 : 「あなたが毎日恋しい」
- 999本 : 「何度生まれ変わってもあなたを愛する」
- 1000本 : 「一生一度の愛」「あなたの愛をずっと」
- 1001本 : 「永遠にあなたを愛します」
本数が変わっても、上記のようにほとんどが愛にまつわる意味となっています。では、愛を表現する花ともいえるバラの花言葉は、どのような由来で付けられたのでしょうか。
バラの花言葉の由来
ギリシャ神話では、バラは愛と美の女神・アフロディーテから生まれた花とされています。アフロディーテが生まれたとき、海の泡から彼女が現れた際に、その泡から最初のバラが咲いたといわれています。
赤いバラは、アフロディーテが恋人アドニスを救おうとした際に、彼女の流した血から生まれたと考えられています。その伝説が由来となり、赤いバラには情熱的な花言葉が付いているそうです。
バラは、色によっても花言葉が変わり、愛情にまつわるものをはじめ多様なポジティブな意味が込められています。さらに、本数によっても愛の深さや意味が変わる点が興味深い花です。
シーンに合わせたバラの本数の選び方

バラは、優雅な美しさと香りでたくさんの人々を魅了し、さまざまな感情を伝えるために贈り物にされる定番の花です。先ほど一覧で紹介した意味に加えて、贈る場面によって特別な意味を持つ本数もあります。ここからは、シーンによってふさわしいバラの本数とそれぞれの意味について解説していきます。
愛の告白やプロポーズに贈るバラの本数
愛の告白やプロポーズでバラをプレゼントする場合は、以下のように本数を選び分けることで、その熱意や真剣さを相手に伝えられます。
- 1本 : 一目惚れ
- 3本 : あなたを愛しています
- 12本 : 私とお付き合いしてください、結婚してください
- 108本 : 結婚を申し込む(最強の愛の証明となる本数)
愛の告白やプロポーズといった重要な場面でバラを贈る際は、相手への敬意と愛情を表現するために、慎重に本数を選ぶことがマナーといえます。
また、もし恋人とけんかをしてしまったら、15本のバラを贈ってはいかがでしょう。15本のバラには「ごめんなさい」という意味があります。心からのメッセージをバラに託してプレゼントしたら、ご自身の口からも気持ちを伝えましょう。
誕生日などのお祝いに贈るバラの本数
お祝いの気持ちをより豊かに表現したい場合には、以下のような本数がおすすめです。
- 10本 : 完璧な幸福、あなたの幸せを願っています
- 20本 : 誠実、あなたへの誠実な祝福
- 50本 : 無条件の祝福、変わらぬサポート
- 60本 : 成功と幸運、あなたの成功を祝して
- 100本 : あなたの幸せを心から願っています
なお、お誕生日には歳の数だけのバラを贈る方も多いのではないでしょうか。年齢と同じ本数をプレゼントするのは、愛情表現だけでなく、「おめでとう」という祝福のメッセージを伝える手段としても最適です。相手の新しい歳を祝福し、過ごしてきた年月への敬意と祝福を表現できる素敵なプレゼントとなるでしょう。
お礼や感謝を込めて贈るバラの本数
お礼や感謝を込めて贈る際も、本数によって独自の意味があることを踏まえて選ぶことが大切です。感謝の気持ちを伝えるには、相手への思いやりや感謝の深さに応じて、以下のような本数を選びましょう。
- 1本 : 心からの感謝
- 3本 : 深い感謝
- 10本 : 完璧な幸福への感謝
- 20本以上 : 計り知れない感謝
- 36本 : 心からの尊敬と感謝
本数を選んでバラを贈ることは、言葉だけでは伝えきれない豊かな感情を形にできる方法のひとつです。お礼や感謝の場面では、本数の意味を理解し、贈る相手の個性や関係性に合わせて選ぶことで、より相手に気持ちを伝えられるでしょう。
お悔やみに贈るバラの本数
通常、お悔やみの場面で用いるバラは、控えめな色合いが選ばれがちです。色選びだけでなく意味を踏まえて本数を選ぶことで、よりお悔やみの気持ちを伝えられます。以下のような本数が代表例です。
- 1本 : 心からの哀悼
- 3本 : 哀しみの中の絆
- 12本 : 故人への深い敬意と感謝
- 24本 : 永遠の記憶
上記のようなお悔やみにふさわしいバラの本数には、失った人への深い愛情と尊敬の気持ちが込められています。静かながらも力強いメッセージとして届くでしょう。選ぶ本数によって、故人との思い出を大切にし、その生涯をたたえることができるのです。
バラの本数と色の組み合わせの意味

多種多様なバラは、さまざまな色があります。バラは色によっても意味があり、バラを贈る際は色や本数を考えることで、贈る相手に対する細やかな思いやりや、深い愛情をより豊かに伝えることができます。
そこで、赤・白・ピンク・黄・オレンジ・紫・青の7色のバラについて、それぞれの意味とおすすめの本数を紹介します。
赤いバラの意味 : 愛情、情熱、美しさ
赤いバラは愛情や熱烈な感情を象徴する花です。特定の本数によって、さまざまなポジティブなメッセージを伝えることができます。以下は、赤いバラを贈る際におすすめの本数と、それぞれが持つ意味です。
- 【1本】
「一目惚れ」や「あなたは唯一無二の存在」という意味を持ち、献身的な愛の象徴とされます。最もシンプルながら、強い愛情のメッセージを伝えることができます。 - 【12本】
「わたしの心はあなたに属しています」や「ずっとあなたを愛します」という意味があります。一般的にプロポーズや愛の告白、特別な記念日に贈られ、深い愛情を表現するのに適しています。 - 【36本】
「毎日あなたを愛しています」という意味が込められており、日々の愛情を象徴します。長い間、ともに過ごした日々や、日常の愛情を再確認するのに最適な本数です。
これらの本数を選んで赤いバラを贈ることで、愛情や感謝の気持ちを深く、そして豊かに伝えることができます。
白いバラの意味 : 純潔、尊敬、高貴さ
白いバラは純粋さ、清らかさ、そして新しい始まりを象徴します。以下は、白いバラを贈る際におすすめの本数と、それぞれが持つポジティブなメッセージです。
- 【2本】
「二人の深い結びつき」や「一致団結」を象徴します。とくに新しい関係の始まりや、互いの信頼と理解を確認する場面での贈り物として最適です。 - 【10本】
「完璧な幸福」や「あなたはわたしの理想の人」という意味を持ちます。10本の白いバラは、純粋さと完璧さをたたえる場面におすすめです。 - 【21本】
「わたしの最も誠実な敬意を込めて」という意味があります。尊敬や敬愛の表現する色と本数なので、尊敬する人への贈り物として選ばれます。
これらの本数の白いバラを選ぶことで、純粋な愛や敬意、そして新たな始まりへの願いを表現できます。
ピンクのバラの意味 : 感謝、優美、幸福、感謝
ピンクのバラは感謝、優雅さ、幸福などを象徴し、柔らかく温かい感情を伝えるのに適しています。以下は、ピンクのバラを贈る際におすすめの本数と、それぞれが持つポジティブなメッセージです。
- 【3本】
「愛しています」というメッセージを伝えます。恋の始まりや、日々の感謝に最適です。親しい人への感謝に用いられます。 - 【6本】
「わたしを信じて」という意味があります。相手への信頼や絆を強化するメッセージです。友情や恋愛に最適です。 - 【15本】
「ごめんなさい」という意味のため、謝罪や誤解の解消、小さな争い後の仲直りに適しています。また、深い感謝や敬意を表し、長い友情や愛情を深めるのにも役立ちます。
これらの本数のピンクのバラを選ぶことで、感謝の気持ち、信頼の証、または和解の願いなど、柔らかく温かい感情を美しく伝えることができます。
黄色いバラの意味 : 友情、喜び、ポジティブな感情
黄色いバラは、友情、喜び、新しい始まりを象徴します。以下に、黄色いバラを贈る際におすすめの本数と、それぞれのポジティブなメッセージを紹介します。
- 【5本】
「わたしの幸せはあなたにあります」という意味を持ち、日常の小さな幸せや感謝を伝えるのに適しています。 - 【7本】
「わたしたちは完璧な友達です」という意味を持ち、友情の深さや相手の大切さを表します。長年の絆をたたえ、特別な関係を確認するのにぴったりです。 - 【20本】
「揺るぎない信頼」という意味があります。ビジネス関係や長年の友情に最適です。変わらぬ関係への願いを伝えます。
これらの本数の黄色いバラを選ぶことで、友情や喜び、そして信頼の気持ちを明るく伝えることができます。
オレンジのバラの意味 : 無邪気、健やか、愛嬌
オレンジのバラは、無邪気、健やか、愛嬌を象徴します。以下に、オレンジのバラを贈る際におすすめの本数と、それぞれのポジティブなメッセージを紹介します。
- 【9本】
「いつも一緒にいてください」という意味を持ち、大切な友人やパートナーに明るく友情や愛情を伝えたいときにおすすめです。 - 【13本】
「永遠の友情」という意味を持つ本数です。健やかさを意味するあたたかみのあるオレンジ色を選べば、強い友情と相手を想う気持ちを表現できます。 - 【22本】
「あなたの幸運を祈ります」「あなたは私にとって特別」という意味があります。無邪気さや健やかさを象徴するオレンジのバラは、お子さんにプレゼントしても素敵です。
これらの本数のオレンジのバラを選ぶことで、相手に元気やあたたかい気持ちを伝えられるギフトになるでしょう。
紫のバラの意味 : 気品、上品、尊敬
紫のバラは、気品、上品、尊敬を象徴します。以下に、紫のバラを贈る際におすすめの本数と、それぞれのポジティブなメッセージを紹介します。
- 【8本】
「あなたの思いやりに感謝します」という意味の本数で、尊敬の気持ちと感謝を表すことができます。お世話になった方へのギフトに最適です。 - 【25本】
「あなたの幸せを祈ります」という意味があり、先輩や上司の送別会、結婚祝いなどにおすすめです。気品あふれる紫色のバラは、大人の女性や男性に似合います。 - 【30本】
「ご縁を信じます」「ご恩に感謝します」という意味があります。ビジネス関係の方や友人への感謝を伝えたいときにおすすめです。
これらの本数の紫のバラを選ぶことで、大切な方との繋がりを喜び、感謝や尊敬の気持ちを伝えることができます。
青いバラの意味 : 奇跡、夢叶う、神の祝福
青いバラは、奇跡、夢叶う、神の祝福を象徴します。以下に、青いバラを贈る際におすすめの本数と、それぞれのポジティブなメッセージを紹介します。
- 【11本】
「最愛」「最も愛おしい人」「あなたは私の宝物」という意味の本数です。青いバラを選べば、恋人や配偶者に出逢えた奇跡への感謝と愛情を伝えられます。 - 【14本】
「誇りに思っています」という意味のため、努力を重ねて成功した相手への祝福ギフトに最適です。色味から男女問わず贈れるため、 - 【23本】
「情熱と願い」という意味を持ち、夢や目標に向かって頑張っている友人や家族に贈るのに最適な本数です。見た目は爽やかな印象ですが、エールを込めた特別なギフトになるでしょう。
これらの本数の青いバラを選ぶことで、相手への労いやエール、喜びの気持ちを伝えることができます。
バラを贈る際にタブーとされる本数と意味

バラを贈る際には、その本数に込められた意味に注意を払う必要があります。なぜなら、国の文化によっては特定の数字が不吉な意味を持つと考えられており、そのような数字の本数を贈ることはタブーとされているからです。
タブーとされる本数を贈ることには、「悪意がある」などと捉えられるリスクがあります。意図せずに誤解を招くおそれがあるため、慎重に選ばなければなりません。以下に、好まれないケースのある本数とその理由を解説していきます。
西洋文化は13本を好まない
西洋文化では「13」という数字が不吉と考えられています。その理由はいくつかの伝説に由来しています。一説には、キリスト教の「最後の晩餐」があります。キリスト教の伝承では、イエス・キリストとその12人の使徒が最後の晩餐に集まったとき、13人目の参加者であったユダがイエスを裏切ったとされています。このため、13人の集まりは不吉とされ、13という数字が不幸や裏切りの象徴となったのです。
また、古代北欧神話にも関連する説があります。12人の神々の宴会に未招待の13人目の神ロキが現れ、結果的に神々の中で最も美しく、知恵と正義、そして純潔さを象徴する神バルドルの死を引き起こすという物語です。この神話も13の数字に負のイメージを与える一因です。
これらの伝承は、西洋文化では「13=不吉」という考え方に大きく影響を与えています。これにより、贈り物としての13本のバラも、避けられるべきものとされているのです。
アジア文化圏は4本を好まない
アジア文化圏では、4本のバラを贈ることが避けられることがあります。その理由は、「4」という数字が不吉とされているからです。とくに、中国、日本、韓国などの国々では、4(四)の発音が「死」と同じまたは似ていることが、避けられる原因となっています。
たとえば、病院の部屋番号、ビルの階数、住宅の住所などでさえ、アジア文化圏では4を避ける傾向があります。日本でもそのような考えが残されている場所もあるため、相手の考え方に合わせて慎重に選ぶことが望ましいです。
特別な意味がなければ過度に少ない本数は避ける
バラを贈る際には、過度に少ない本数は避けるようにしましょう。バラは通常、愛情や尊敬、感謝など、強い感情や深い意味を伝えるために贈られます。贈る本数が少なすぎると、その意図が十分に伝わらないか、あるいは贈り物としての価値が低いと受け取られる場合もあります。
たとえば、1本や2本のバラを贈る場合、ご自身と相手との間に特別な意味を持つ数字であるなら問題ありません。また、1~5本のバラは、いずれもポジティブな意味を持ちます。相手に伝えたい思いとマッチしていれば、避ける必要はないでしょう。しかし、大切な記念日などで相手に胸いっぱいの気持ちを伝えたい場合には、より多くの本数を選ぶことが一般的です。
贈り物としてのバラは、特定の意味がない場合は、見た目の豪華さや美しさも重要な要素です。少数のバラでは、その美しさが十分に伝わらないこともあります。とくに、お祝いや感謝の気持ちを表す場合、その瞬間を特別なものにしたいならボリュームを出して華やかにすることが望ましいです。本数が少なすぎると相手への想いが十分に伝わらないこともあるので、見た目の華やかさにも配慮しましょう。
タブーとされる本数のバラを贈りたい場合はどうする?

13本と4本、また、少なすぎる本数は、相手やシーンによっては避けたほうがよいことをお伝えしました。また、ネガティブな意味を持つ本数である15本、16本、17本も、その意味だけを見ると避けることが望ましいと考えられます。
しかし、たとえばその本数が記念日と同じ数字や、相手の誕生日や年齢と同じ数字である場合は、必ずしも避ける必要はありません。その数字が相手やふたりの関係に特別なものなら、ポジティブに捉えることができるからです。相手に喜ばれるようなプレゼントができるよう、以下のように工夫して贈るといいでしょう。
特別な意味があることを相手に伝える
たとえば、「13日がふたりの記念日だから13本」「17歳の誕生日だから17本」というように、その数字と同じ本数を選んだことが相手に伝わるようにしましょう。口頭で伝えるほか、カードを添えるのもおすすめです。
相手が花言葉に詳しくてネガティブな意味を知っていても、特別な数字であることを優先して選んだことがわかれば喜んで受け取ってくれるでしょう。
ほかの種類の花を加える
バラと同じような、存在感のある主役級の花と組み合わせるのもおすすめの方法です。ネガティブな意味を持つ花は、ほかの種類の花とミックスさせることでその意味が和らぐと考えられています。どうしてもネガティブな意味が気になるという場合は、ほかの花と組み合わせてやわらげる方法をしっておくと便利です。たとえば、以下のような花と組み合わせてはいかがでしょう。
- ガーベラ : 「希望」「前向き」「神秘」「崇高美」など
- カーネーション : 「無垢で深い愛」「感謝」など
- チューリップ : 「思いやり」「愛の告白」「博愛」など
バラを主役として目立たせたい場合は、カスミソウやブルースター、スターチスなどの小さな花を組み合わせるのもいいでしょう。
特別な想いが込められたバラは長期保存も可能

大切な方から特別なシーンでプレゼントされたバラの花は、想いの詰まった世界でひとつだけのギフトです。しかし、生花のギフトは日持ちがしないため、そのままでは手元に長く残すことはできません。
そこで、新鮮なうちに専門店に預けて、高品質なドライフラワーや押し花にする方法をおすすめします。一般家庭で作るものとは異なり、生花のようなイメージを保ちながら長期間保存できる点が最大のメリットです。とくに、プロポーズでバラを贈る場合は、相手が保存を希望する可能性が高いです。事前に専門店の利用方法などを知っておくと、いざというときに役立つでしょう。
バラの保存ならシンフラワーへ!おすすめのアイテム

シンフラワーは、生花の保存加工を承る創業20年以上の専門店です。思い出の生花を美しい状態で長期保存できるよう丁寧に加工し、そのまま飾れるインテリアアイテムに仕上げます。シンフラワーにおまかせいただければ、大切なバラの花も色あせずに、美しい状態のまま20~30年先も手元に残して楽しめます。
専門店では、色を定着させる作業や、漬け込みなどを行い花の美しさが維持できるよう加工します。このような時間のかかる作業は、機械を使えば大幅に時間を短縮できます。しかし、短時間で行う分、色落ちが早くなったり、花びらが傷んでしまうことも免れません。そのため、シンフラワーではどのアイテムも、機械作業を一切行わず、すべて職人の手作業で加工・制作しています。
シンフラワーで保存加工した花は、以下の4種類のアイテムにアレンジします。花のサイズや量に合わせて適切なものをお選びいただけます。
- クリスタルフラワー
- ボトルブーケ
- 3D額
- 押し花アート
ここからは、4種類のアイテムについて、バラの花を保存する例を挙げながら詳しく説明していきます。
※シンフラワーの保存加工商品について、こちらからご覧いただけます
愛を表現する1本のバラはクリスタルフラワーで保存

クリスタルフラワーは、キラキラと輝く美しさが魅力の一つです。透明度の高い樹脂に美しいバラの花や葉を封じ込め、その魅力を長期間保存します。
「一目惚れ」という意味を持つ1本のバラは、告白のときに贈られることもあります。思いの詰まった素敵なギフトを、その特別な瞬間とともにいつまでも美しく飾っておくには、クリスタルフラワーが最適なアイテムです。コンパクトに飾れてペーパーウェイトとして活用することもできますよ。インテリアとして取り入れることで空間に洗練された雰囲気をもたらすでしょう。いつも記憶に残しておきたい心温まる思い出のバラを、身近に感じながら美しく保つことができます。
ウェディングブーケの保存にはボトルブーケを

シンフラワーでは、ウェディングブーケの保存加工も数多く承っています。結婚式の貴重なブーケを永続的に保存したいカップル向けに、多彩なアイテムを提案しています。そのなかのボトルブーケシリーズは、結婚式で使用されたブーケを長期間にわたって美しい状態で保持する独創的な保存方法のひとつです。
多様なサイズやデザインのガラスボトルをご用意しているため、さまざまな形のブーケに対応可能です。そのままの形でボトルに閉じ込められるため、結婚式の思い出のブーケを当時のイメージのまま美しい形で飾り続けられます。大切なウェディングブーケを透明のガラスボトルに入れて保存することで、幸福感や感動がいつでもよみがえり、日常生活でも温かい思い出を感じ続けることができます。
50本のバラを立体的に残すなら3D額がおすすめ

記念日などで贈られた50本程度のバラを、立体的かつコンパクトに保存したい場合は、シンフラワーの3D額での保存加工をおすすめします。この加工方法では、数十本のバラをそのままの美しさで丁寧にドライフラワーにしたあと立体的な額に入れます。おしゃれなスクエア型で、空間的な美しさを保ちながら展示することが可能です。
立体的に配置されたバラは、見る角度によって異なる表情を見せ、プレゼントされたときの感動をいつでも再現できます。インテリアとしてお部屋に飾っても、華やかさと温かみを楽しめます。シンフラワーの3D額で、あなたの大切な記念日を美しいアートとして保存してはいかがでしょう。
108本のバラを保存したいなら押し花アートで絵画風に

プロポーズの際に受け取った108本のバラは、一生に一度の大切な思い出のギフトです。シンフラワーの独創的な保存加工技術の中でも、108本のように本数の多いバラを長期間保存したい場合には、押し花アートもおすすめの選択肢のひとつです。このシリーズでは、108本のバラを繊細に押し花に加工し、その美しさと鮮やかな色を保持します。
108本ものバラを立体的に飾るとなると、保管スペースの確保が難しい方も多いのではないでしょうか。そこで、平面状の押し花アートにすれば、壁に掛けてコンパクトに飾ることができます。
バラの花束を美術品のように飾りたい方や、特別な記念日の思い出をスマートに形に残したい方におすすめです。押し花アートにすることで、バラの繊細な美しさを際立たせ、時間が経っても変わらぬ姿で楽しむことができます。20~30年後も美しさが維持されるシンフラワーの押し花アートなら、プロポーズの大切な瞬間を長く、そして美しいイメージのまま保つことが可能です。
まとめ
バラは愛を象徴する花とされていますが、本数によっても愛の意味が異なるため、伝えたい思いに合わせて選ぶことが望ましいです。バラに限らず、相手やシーンにふさわしいかどうか考えて、花の種類や色、本数を選ぶことで素敵な花贈りができるでしょう。とくに、感謝や愛の告白、プロポーズなどの重要なシーンでは、相手への敬意をもって慎重にギフト選びを行いましょう。ネガティブな意味で受け取られることのないよう、選び方とともに贈り方にも工夫が必要です。
大切な花でも、切り花のままでは枯れてしまいますが、新鮮なうちに保存加工すれば美しい姿で長期保存できるものに仕上がります。シンフラワーでは、美しいバラの姿を半永久的に保存できる技術とアイテムを提供し、喜ばしい記憶を大切に残します。バラをはじめ大切なお花の保存をご希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
- バラは本数によって意味が異なるため、プレゼントすることで相手との愛情を深めたいなら選び方が重要
- バラは色にも異なる意味があるため、贈る際に色と本数を考えるとより的確に気持ちを伝えられる
- 思い出のバラをいつまでも美しく保ちたいなら、加工保存の専門店に相談するのがおすすめ





