2025.09.22バラの花言葉を徹底解説！色と本数で異なる意味を知って贈ろう

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

バラは、一般的な花言葉に加えて、色や本数によって異なる花言葉を持つ花です。とくにバラをプレゼントする場合は、花言葉を踏まえて色や本数を選ぶとより気持ちの伝わるギフトになるでしょう。

そこで今回は、バラの花言葉について、全般・色別・本数に分けて詳しく紹介します。色と本数の組み合わせ方の例や、贈る際の注意点についてもお伝えします。大切な方に伝えたいメッセージを込めて、素敵なプレゼントをしましょう。

バラの花言葉とは？

花の女王と呼ばれるバラは、フラワーギフトに欠かせない花です。美しく上品な花姿が誰からも好まれやすく、花言葉も素敵なため、ぜひ押さえておきましょう。

バラは色や本数によって花言葉が変わるとお伝えしましたが、全般の花言葉はどんな色・本数でも共通です。まずは、バラ全般の花言葉や名前の由来、基本情報について見ていきましょう。

バラ全般の花言葉と名前の由来

バラには、「愛」「美」という花言葉が付けられています。古代ギリシャ・ローマ時代には、女神アフロディーテやヴィーナス、また欧米では聖母マリアと結び付けて、高貴な花として尊重されてきました。

愛や美という花言葉は、バラの優雅さと気品に溢れている姿が由来と考えられています。愛情や美を象徴する花として、詩や歌詞、美術作品にも数多く登場してきました。バラそのものが愛や美をイメージさせる花として、古くから大切にされてきたのですね。

バラの基本情報

バラは、バラ科バラ属の花で、学名はRosa、和名はバラ（薔薇）です。温室栽培されているため一年中流通し、どの季節でも入手できますが。しかし、バラにも旬の時期はあります。一般的には、春（5月〜6月）と秋（10月〜11月）の年2回がバラの開花時期です。この時期は、バラ園などの地植えのバラが見頃を迎え、切り花もより充実しやすくなります。

紀元前5000年前のメソポタミア文明にバラの記録が残っているとされ、起源はかなり昔に遡ります。交配によってさまざまな色や形、香りを持つバラが存在し、登録されている品種だけでも4万種以上になります。世界中のバラを集めると10万種以上ともいわれています。

バラの色別の花言葉は？

バラにはさまざまな色があり、色によっても異なる花言葉が付けられています。プレゼントする場合は相手の好みに合わせるのが一番ですが、迷ったら花言葉をチェックして選ぶのもいいでしょう。代表的な色とそれぞれの花言葉は以下のとおりです。

色によって見た目の印象が大きく変わりますが、込められた意味もガラッと変わります。たとえば赤いバラは、全般の花言葉である「愛」がより深まった意味となります。そのため、恋人や配偶者に贈る花として選ばれることが多いです。オレンジや黄色は友人へのギフトにも選びやすい花言葉といえます。愛にも多様なニュアンスがあるため、色別の花言葉とともに相手とシーンにふさわしいものを選びましょう。

注意が必要な色と花言葉

バラの花言葉は、色が変わっても基本的にはポジティブな意味がほとんどです。しかし、一部ネガティブな花言葉を持つ色もあるため注意しなければなりません。たとえば、以下のような色のバラをプレゼントする場合は、配慮が必要です。

黄色いバラには、「友情」「思いやり」といったポジティブな花言葉がある一方で、上記のような意味も込められています。相手が花言葉に詳しい場合、ネガティブな意味を受け取る可能性があります。黄色いバラを避ける必要はありませんが、ポジティブな花言葉を強調するなど選んだ理由を伝えて贈ることが望ましいです。

黒いバラはあまり贈ることがないかもしれません。上記の花言葉のほかに、「永遠の愛」や「あなたはあくまで私のもの」という意味もあるそうです。もし選ぶことがある場合は、黄色いバラと同様の配慮をしましょう。

バラの本数別の花言葉は？

色に加えて、バラは本数でも意味が変わります。1本違うだけでも大きく変わるため、本数にも注目して選ぶことが望ましいです。本数別の花言葉を一覧で見てみましょう。

1本から1001本まで、公表されている意味をまとめました。相手やシーン、ご自身の伝えたい想いを踏まえて選ぶことで、メッセージ性の高いギフトとなります。

愛情を表現する花言葉がほとんど

バラ全般の花言葉が愛であることから、本数が変わってもほとんどは愛にまつわるものです。愛を表現するのにふさわしい本数が多いため、意味とボリューム感を見て最適なものを選ぶといいでしょう。なお、プロポーズの場面に最適な意味を持つ本数もあるため、ぜひ押さえておきましょう。

12本のバラは、「ダズンローズ」といわれ12個の誓いが込められている特別な本数です。108本のバラは、10と8の語呂から「永遠」を意味するともいわれており、多くの女性が憧れるプロポーズギフトとしても支持されています。

12本と108本は、いずれもプロポーズのメッセージがダイレクトに伝わる本数です。そのため、ほかのシーンで贈ると誤解を与えてしまうかもしれません。

パートナー以外に贈りやすい本数もある

恋人や配偶者に愛を伝えるのにふさわしい本数が多いですが、友人や家族、職場の方など、パートナー以外に贈れるものもあります。相手との出逢いを喜ぶ、感謝する、幸せを願うといった意味が込められた本数を選ぶと贈りやすいでしょう。たとえば、以下のような本数がおすすめです。

注意が必要な本数と花言葉

色別花言葉と同様に、本数によってはネガティブな意味になるものもあります。たとえば、以下のような本数を贈る場合は注意が必要です。

愛情を伝えるポジティブな本数がほとんどですが、15～17本だけは雰囲気が異なります。15本は、喧嘩の仲直りギフトとして贈られることもあるようですが、お祝いなどには適さないため気を付けましょう。また、13本は「永遠の友情」というポジティブな意味ですが、贈る相手を選びます。

バラの色と本数の花言葉による選び方の例

バラをプレゼントする際は、色にも本数にも異なる花言葉が込められていることを踏まえて、選び方を工夫しましょう。相手の好みに合わせることを前提に、伝えたいメッセージとシーンに適した色と本数を組み合わせるといいでしょう。

ここでは、色と本数の組み合わせ方の例として、恋人・友人・お世話になった方に贈るバラのギフトをそれぞれ紹介します。

赤いバラ24本で「恋人への愛情」を表現

「愛情」や「情熱」という花言葉を持つ赤いバラを24本贈ると、「24時間あなたを愛しています」という意味になります。いつでも想っていることと強い愛情を伝える情熱的なギフトで、大切な恋人に愛情表現をしましょう。

黄色とオレンジのバラ13本で「友情」を表現

黄色は「友情」を、オレンジは「絆」を意味します。この2色を組み合わせて13本贈れば、「永遠の友情」「永遠の絆」を伝える素敵なギフトになります。大切な友人に贈るのにふさわしい組み合わせです。

黄色とオレンジはビタミンカラーと呼ばれ、目に入ると元気が湧く色合いとして人気を集めています。お祝いのほか、エールを送りたいときにプレゼントしてはいかがでしょう。

青、紫、白のバラ22本で「お世話になった方への感謝と幸運」を願う気持ちを表現

落ち着いた色味の組み合わせは、性別を問わず年上の方にも贈りやすいです。花言葉も尊敬や感謝の気持ちを込めるのにふさわしい色といえます。22本の「幸運を祈る」という意味と合わせると、お世話になった方に贈るのにぴったりなギフトとなるでしょう。

どの色を多くするかによって、見た目の印象が大きく変わります。また、青を何本、紫を何本…と、それぞれの本数でも意味を持たせることができます。色ごとの本数もこだわって選ぶことで、よりメッセージ性の強いオリジナリティ溢れるフラワーギフトを贈れます。

バラの喜ばれる贈り方と注意点

花言葉を踏まえてバラをプレゼントする場合、相手にその意図が伝わらないと意味がありません。また、花言葉があるからこそ、誤解を避けるための配慮も重要です。そこで、以下のポイントを押さえて贈ることをおすすめします。

それぞれのポイントについて、詳しく説明していきます。

花言葉を重視した場合はカードで意味を伝える

花言葉で選んだバラのギフトは、その想いが相手に伝わるようにするために、カードを添えて贈るのがおすすめです。カードには、花言葉とともに相手へのメッセージを簡単に綴りましょう。長文になる場合は手紙にするのも喜ばれます。カードや手紙はずっと残るため、花が終わってしまっても記念に保存しておけます。

ネガティブな花言葉を持つ色や本数も選んだ理由を伝える

花言葉で選ぶ場合もあれば、相手の好みの色や、記念日の日付・年齢などと同じ本数を選ぶ場合もあるでしょう。しかし、選んだ色や本数の花言葉がネガティブなものだった場合、相手を傷付けてしまう可能性があります。そこで、花言葉ではない部分を重視してバラを選ぶ場合も、その色や数字を選んだ理由を相手に伝えるようにしてください。

相手が好きな色だから、特別な意味のある数字だからといった理由がしっかりと伝われば、花言葉がネガティブなものでも気にせず喜んでもらえるでしょう。

相手の好みに合わせるのも喜ばれるポイント

花言葉で選ぶのも素敵ですが、相手を思って選んだと伝わることが最も喜ばれるポイントです。そのため、相手の好きな色や思い入れのある数字にまつわる選び方も、花言葉と同じくらい意識するといいでしょう。

バラ以外の花を組み合わせる、相手がもらったあと困らないような形で贈るなど、フラワーギフト選びでは多様な考え方ができます。

大切なバラはシンフラワーで保存加工して記念品に

切り花を保存したい場合は、新鮮なうちにドライフラワーや押し花に加工するといいでしょう。しかし、一般家庭では美しく長持ちするものを作るのは難しいため、保存加工専門店に加工とアレンジを依頼する方法がおすすめです。

創業20年以上のシンフラワーは、とくにバラの加工実績が豊富で強みがあります。特別なシーンで贈られた大切なバラを、そのままのイメージで美しく長期保存します。

シンフラワーの保存加工とは？

専門店には、機械作業中心の店もあれば、手作業中心で加工・制作を行う店もあります。シンフラワーは後者にあたり、すべての工程を職人の手作業で進めます。ドライフラワーと押し花を作ったあとは、主に以下の4つのタイプのインテリアアイテムにアレンジします。

※シンフラワーの保存加工商品について、こちらからご覧いただけます

すべてケース入りだから長持ちしてお手入れ簡単

4つのアイテムは、花がすべてボトルや額縁、樹脂などのケースで覆われた状態です。そのため、花が直接汚れることなく外気の影響も受けにくい状態となります。直射日光や湿気を避けて飾れば、数十年単位で保存可能です。お手入れもケースの表面を布で拭くだけで完了します。

長期に渡り飾れるものに仕上がるため、アイテムを選ぶ際は無理なく飾れるかどうか確認しましょう。大きなバラの花束をまるごと保存したいけれどスペースがない…という場合は、押し花アートがおすすめです。壁に掛けて飾れるため場所を取らず、移動も簡単にできます。

※シンフラワーの押し花アートについて、こちらからご覧いただけます

まとめ

バラ全般の花言葉は「愛」や「美」で、その美しい花姿が由来と考えられています。さらに、色や本数によっても異なる花言葉が加わるため、相手やシーンにふさわしい組み合わせを選びましょう。また、相手の好みの色や特別な想いのある数字を選ぶのも素敵です。どの場合でも、選んだ理由が相手に伝わるよう、カードや手紙に花言葉や意味を添えてプレゼントするのがおすすめです。

切り花のギフトはそのままでは保存できませんが、専門店に預けて加工を依頼すれば、高品質なドライフラワーや押し花となり長期に渡り楽しめます。バラを含め大切なお花の保存加工は、ぜひシンフラワーにご相談ください。