花束保存・アフターブーケの種類や方法結婚式のウェルカムスペースの飾り方!おすすめアイテムや注意点も紹介
シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

結婚式の会場づくりでは、自分たちらしい味が出せるよう楽しみたいものです。なかでも、ウェルカムスペースは、こだわりたいポイントのひとつではないでしょうか。何を飾るか、レイアウトはどうするか、工夫次第でさまざまな雰囲気の空間をつくることができます。
今回は、結婚式のウェルカムスペースの飾り方を紹介します。おすすめのアイテムや注意点もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。どんなウェルカムスペースにしたいか楽しく考えながら、空間づくりのイメージを膨らませてみましょう。
この記事はこんな人におすすめ
- 結婚式の予定がある方
- ウェルカムスペースの飾り方でお悩みの方
- 結婚式の会場づくりに興味がある方
結婚式のウェルカムスペースとは?

ウェルカムスペースとは、結婚式の会場でゲストをお迎えする場所のことです。案内や受付を行う場所も兼ねています。当日、新郎新婦は、式や披露宴の準備で直接ゲストをお迎えできません。そのため、ウェルカムスペースはふたりの代わりにゲストをお迎えするスペースと考えるといいでしょう。ゲストをお迎えする重要な空間となるため、装飾にこだわり自分たちらしさを演出するカップルが多いです。
また、ゲストが最初に訪れる場所となるウェルカムスペースには、結婚式の第一印象を決める要素もあります。結婚式場や披露宴会場の飾り方と同様に、ふたりらしさを演出するアイテムを用いて素敵な空間づくりをしましょう。
ウェルカムスペースの役割
- ゲストをお迎えする場所(案内や受付を行う場所も兼ねる)
- 結婚式の第一印象を与える場所
結婚式のウェルカムスペースをつくるポイントは?

ウェルカムスペースは、ゲストが足を踏み入れたときにワクワクするような、素敵な空間にしたいですね。具体的なアイテムについて紹介する前に、まずは空間づくりのポイントを押さえておきましょう。
素敵なウェルカムスペースにするための3つのポイント
- テーマを決めて統一感を意識する
- 自分たちらしさを出す
- 空間全体を活用する
上記の3つのポイントについて、詳しく説明していきます。ウェルカムスペースをつくるためのアイテム選びやレイアウトを考える際は、ぜひ頭に入れておいてください。
テーマを決めて統一感を意識する
ウェルカムスペースを素敵な雰囲気の空間にするためには、統一感を意識することが大切です。アイテム選びや飾り付けを始める前に、テーマを決めるといいでしょう。ふたりの好きなものを無作為に集めた空間では、ごちゃごちゃした印象になってしまうかもしれません。テーマを決め、そのテーマに合ったアイテムを選ぶと、自然と統一感が生まれます。
テーマを決める際は、とくに色(カラー)を意識するといいでしょう。テーマカラーをベースにしたウェルカムスペースは印象的です。ただし、色が多すぎると統一感がなくなってしまいます。2~4色程度を組み合わせて、バランスを考えながら装飾すると全体的に整いやすくなります。
自分たちらしさを出す
ウェルカムスペースは、結婚式の会場全体の中でもとくに自分たちらしさを演出しやすい場所です。また、ゲストが装飾をゆっくりと見ることのできる場所でもあります。自分たちらしいアイテムを飾り、ゲストに楽しんでもらえるような個性的な空間にしましょう。
ふたりが好きな色(テーマカラー)やモチーフを用いた装飾をベースに、個性的なアイテムを飾るのがおすすめです。ふたりの共通の趣味にまつわるグッズや、思い出の場所の写真や雑貨などを厳選して飾るといいでしょう。
空間全体を活用する
ウェルカムスペースの装飾は、テーブルだけでなく壁、床、天井など、空間全体を使うことができます。テーブルのうえの装飾がメインですが、空間全体を活用することで、より広がりのある印象的なウェルカムスペースになるでしょう。会場によってはソファやチェストなどの家具が備え付けられている場合もあります。
装飾が少ないと味気ない印象になりますが、欲張りすぎても雑多になってしまいおしゃれには見えません。全体的なバランスを考えながら、空間を埋めすぎないように配置しましょう。
結婚式のウェルカムスペースに飾るおすすめアイテム

ウェルカムスペースに飾るアイテムに決まりはありません。しかし、いざ用意するとなると、何を持っていけばいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。そこで、結婚式のウェルカムスペースを素敵な空間にしてくれる、おすすめのアイテムを紹介します。ここでは、以下の10種類のアイテムをピックアップしました。
ウェルカムスペースのおすすめアイテム10選
- ウェルカムボード
- 写真、アルバム
- フラワーアイテム
- バルーン
- キャンドル
- ウェルカムドール、ぬいぐるみ
- イニシャルオブジェ
- ガーランド
- プチギフト
- ゲスト参加型アート
ここからは、上記の10種類のアイテムについて、それぞれ詳しく説明していきます。説明を参考に、どのアイテムを使いたいかイメージしてみましょう。
ウェルカムボード
ウェルカムスペースに置くアイテムの中でも、最も定番なのがウェルカムボードです。新郎新婦の名前と結婚式の日付が記載されたものが一般的で、さまざまなデザインのものがあります。色や形、字体、サイズでも個性を出せます。さらに、ふたりの写真や似顔絵を入れたものや、ゲストへのメッセージを記載したものなど、多様なタイプが選べます。
ウェルカムボードは、業者に依頼して制作してもらうほか、手作りすることも可能です。結婚式が終わったら、新居に飾って思い出の詰まったインテリアアイテムとして楽しめます。ウェディングの記念に残るものとなるため、ぜひこだわって作りましょう。
ウェルカムバナー
ウェルカムボードをタペストリータイプで作った「ウェルカムバナー」も注目を集めるアイテムのひとつです。
布でできているため軽量で筒状にして持ち運べます。一般的なボードでは運搬が大変な特大サイズも、バナーなら実現しやすいです。
写真、アルバム
ふたりの思い出の写真を壁に飾ったり、フォトフレームを並べたりできます。プライベートな写真をあまり人に見せないカップルの場合、ゲストにとってはとても新鮮で微笑ましく感じるものです。セピアやモノクロなど色味を抑えてプリントすれば、よりおしゃれな雰囲気になります。また、前撮りのウェディングフォトを飾るのも素敵ですね。
ウェルカムスペースに写真を飾るのは恥ずかしい…というカップルは、アルバムを置いておくのもおすすめです。見たい方が自由に手に取れるようにしておくと、待ち時間にゲストに楽しんでもらえますよ。
フラワーアイテム
花で作られたアイテムは、ウェルカムスペースを華やかに彩ります。テーマカラーに合う花を選ぶと、統一感が出て素敵にまとまるでしょう。ウェルカムスペースに飾る花は、自前で用意するケースがほとんどでしょう。しかし、ウェディングブーケやテーブル装花などは、式場の提携フローリストに制作を依頼するのが一般的です。
そのため、フラワーアイテムを飾る場合は、ブーケや装花との色合わせも意識して選ぶのがおすすめです。ブーケや装花で選んだ種類や色と同じ花を飾ると、一体感が生まれて素敵な空間になります。
フラワーアイテムの例
- 置いて飾るタイプ : アレンジメント、花瓶に生けた花、ボトルフラワー、トレーに乗せたドライフラワーなど
- 壁に掛けて飾るタイプ : リース、スワッグ、フレームアレンジ、押し花アートなど
バルーン
バルーンを飾ると空間が埋まりやすく、可愛らしい印象のウェルカムスペースになります。用意したアイテムに対して空間が広く寂しい印象になりそうな場合は、バルーンを追加するといいでしょう。色の選び方を工夫すれば、甘さを抑えることも可能です。
文字入りのバルーンを選べば、ゲストへのメッセージを表現することもできます。また、大きなバルーンにふたりの名前や日付を入れて、ウェルカムボードのように使う方法もあります。色だけでなく形にも多様なタイプがあるため、テーマも意識しながら選んでみてはいかがでしょう。
キャンドル
夕方から夜にかけての結婚式では、ムーディーな雰囲気を演出するのにキャンドルが役立ちます。照明を少しだけ落として、キャンドルの灯でゲストをお迎えすると、とてもロマンチックですよ。LEDライトのキャンドルを用いれば、より安全です。
キャンドルは、フラワーアイテムとの相性がよいため、組み合わせて飾るのもおすすめです。優しい灯で温かみのあるウェルカムスペースになるでしょう。
ウェルカムドール、ぬいぐるみ
好きな動物やキャラクターを花嫁と花婿に見立てたウェルカムドールも、ウェルカムスペースでよく飾られている人気のアイテムです。とくに、ウェディングドレスとタキシードを身に着けた人形、ぬいぐるみが選ばれています。ウェルカムベア(クマのぬいぐるみ)が多く見かけられますが、ふたりの好みで選ぶといいでしょう。
また、ウェルカムドールにふたりの特徴を加えてアレンジすることもできます。ぬいぐるみが定番ですが、フィギュアやブロック人形など、ちょっと変わったウェルカムドールを飾っても楽しいですよ。
イニシャルオブジェ
ふたりのイニシャルのアルファベットを形どったイニシャルオブジェは、ウェルカムボードや写真と一緒に飾られることの多いアイテムです。新居にもインテリアとして取り入れられるため記念に残しやすく、さまざまな飾り方を楽しめます。
無地のシンプルなイニシャルオブジェは、100円ショップなどで取り扱われていることもあります。好みの色にペイントするなど、アレンジして飾るのもおすすめです。
ガーランド
天井や壁などを有効に使うには、ガーランドを活用するといいでしょう。布やリボン、カードなど多様な素材を紐で繋いだアイテムで、さまざまな使い方を楽しめます。紐と飾りたい素材を用意すれば簡単に手作りできるため、多くの方が取り入れています。
逆三角形の小さな旗を横並びにしたタイプが定番ですが、ドライフラワーや貝殻など、ウェルカムスペースのテーマに合った素材を選んで吊るしてはいかがでしょう。飾り方も、横に繋げる、縦に繋げるなど、空間に合わせて調整できます。
プチギフト
披露宴が終わってゲストを見送る際には、ちょっとしたお菓子や雑貨をプチギフトとしてお渡しするのが一般的です。そのプチギフトをウェルカムスペースの装飾品として用いることもできます。見た目が可愛らしいプチギフトは、集めてバスケットに入れたり、高さを出しながら並べたりして飾るとゲストの目を引きます。
ゲスト参加型アート
ゲストがウェルカムスペースに来たときに、色を塗ったりメッセージを書いたりしたものを飾る、参加型のアイテムも人気を集めています。とくに、ウェディングツリーは定番です。枝だけが描かれた木の絵に、ゲストがひとりずつ指につけたインクを葉っぱに見立てて押して仕上げます。
その他、塗り絵タイプやその場で撮ったチェキをガーランドにするなど、さまざまな工夫ができます。
ウェルカムドリンク&フードでおもてなし
ゲストにウェルカムスペースでドリンクやフードを振る舞う場合、見た目がおしゃれなものを選べば装飾としても活用できます。
色のきれいなジュースやカクテル、可愛らしいプチスイーツやおつまみは、ゲストにも喜ばれるでしょう。
結婚式のウェルカムスペースづくりの注意点

具体的なアイテム例を紹介してきましたが、実際にウェルカムスペースをつくる際には気を付けたいこともあります。とくに、以下の2点は当日慌てないためにもしっかりと押さえておきましょう。
いずれも、結婚式場での打ち合わせの際などに確認しておくことで、スムーズに準備や設営ができます。それぞれ詳しく説明します。
事前にスペースのサイズを確認しておく
ウェルカムスペースとして使える空間のサイズを把握していないと、装飾の範囲がわかりません。想定していたよりも広い、あるいは狭いと、イメージと違った仕上がりになってしまいます。とくに、床や壁の広さやテーブルのサイズなど、装飾する部分は細かく見ておきましょう。
計測可能な部分はサイズをメジャーで計っておくと、飾れるアイテムの量がわかりやすいです。自宅で同じ環境を作り、実際に並べてみる方もいるようですよ。
アイテムは厳選して
ウェルカムスペースに飾るアイテムは、前述のとおりテーマを決めて厳選しておくことが大切です。
ギュウギュウに詰め込むのではなく、ゆとりを持たせて飾ると美しくスッキリと見えます。
備品や使えるものを確認しておく
テーブルのほかにも、会場で使える備品には何があるのか確認しておきましょう。ウェルカムスペースに活用できる設備があれば、持ち込む荷物も少なく済みます。借りられるものが不明な場合は、プランナーさんに相談してみるといいかもしれません。
壁への貼り付け方なども確認
壁や天井などにアイテムを貼り付けたり吊るしたりして飾りたい場合、その方法の確認も必須です。
テープや画鋲を使用できるのかなど、細かく確認しておくことで飾り方の選択肢も決まってきます。
また、会場で借りられるものだけでなく、持ち込みに関しても確認しておきましょう。アイテムによっては、持ち込みが認められていない可能性もあります。当日慌てないためにも、持ち込む予定のものは必ず事前に伝えておきましょう。
ウェルカムスペースにもおすすめ!シンフラワーで創るフラワーアート

ウェルカムスペースに飾るおすすめのもののひとつとして、フラワーアイテムを紹介しました。ブーケ保存加工専門店シンフラワーでは、生花を高品質なドライフラワーや押し花にして長期保存できるアイテムにアレンジします。
パートナーからもらった花束など、思い出に残したい大切なお花を保存加工すれば、ウェルカムスペースに飾るアイテムとしても活用できます。また、ウェディングブーケの保存もおすすめです。ここからは、シンフラワーの保存加工について紹介します。
プロポーズの花束など思い出の花を美しく保存

シンフラワーでは、加工から制作まですべての工程を職人の手作業で行っています。大切なお花を生花のような美しいイメージのまま保存できるよう、色や形を維持する加工を施します。さらに、独自の密封技術により高品質なケースに密封して、そのまま飾れるアイテムに仕上げます。
選べる4種類のアイテム
- 押し花アート : 押し花を花束型や好みのレイアウトにアレンジして額に入れた、絵画のようなアイテム
- ボトルブーケ : ドライフラワーを高品質なガラスボトルに入れたもの
- 3D額 : ドライフラワーを立体的な額に入れたもの
- クリスタルフラワー : 1~3輪程度のドライフラワーを透明度の高い樹脂に入れた、コンパクトなアイテム
プロポーズギフトとして人気のある108本のバラの花束も、まるごと保存可能です。しかし、108本ものバラを保存したアイテムは、サイズも大きくなります。飾るスペースの確保が難しい場合は、押し花アートをおすすめしています。
【シンフラワーの保存加工商品】について
ウェルカムスペースに持ち込みやすい「押し花アート」

押し花アートは絵画のように壁に掛けたり、立て掛けたりしてコンパクトに飾れます。また、刻印サービスが付くため、おふたりのお名前や結婚式の日付を入れて、ウェルカムボードとして活用することもできます。
本物の花でできたウェルカムアイテムは、ゲストからも注目を集めること間違いないでしょう。思い入れのある大切な花束を保存した特別なアイテムで、ゲストを華やかにお迎えできます。
【シンフラワーの押し花アート】について
ウェディングブーケの保存もおすすめ

プロポーズの花束をウェルカムアイテムにしたかったけど、もう手元に残っていない…という方もいるかもしれません。シンフラワーでは、ウェディングブーケの保存加工実績も豊富です。これから結婚式をご予定の方は、ウェディングブーケの保存加工もぜひご検討ください。
シンフラワーは、岡山に本社工房を、東京虎ノ門・麻布台にサロンを営業しています。プロポーズ後や結婚式後に直接お花をお持ち込みいただくことも可能です。事前予約はWebからできますので、ご相談やご見学だけでも、お気軽にご連絡ください。
【シンフラワー東京虎ノ門・麻布台サロン】について
まとめ
結婚式のウェルカムスペースは、ゲストをお迎えする大切な場所です。また、会場のなかでも、とくに新郎新婦のオリジナリティを発揮しやすい場所でもあります。紹介したポイントを踏まえて、ぜひ楽しみながら素敵な空間をつくり上げてくださいね。
シンフラワーでは、プロポーズの花束などおふたりにとって特別なお花を保存加工し、そのまま飾れるインテリアアイテムを制作します。ウェルカムスペースに飾るアイテムとしてもおすすめです。また、ウェディングブーケの保存も承ります。ぜひお気軽にご相談ください。
この記事のまとめ
- ウェルカムスペースは、ゲストをお迎えするとともに結婚式を印象付ける大切な場所
- テーマを決め、統一感を出しながらアイテムを配置することで、まとまりのあるおしゃれな空間ができる
- 本物の花を使ったシンフラワーのフラワーアートは、ウェルカムスペースに飾るアイテムとしてもおすすめ