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バラ12本の意味とは?プレゼントしたいシーンやおすすめの贈り方も紹介

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

バラ12本の意味とは?プレゼントしたいシーンやおすすめの贈り方も紹介

バラには「愛」や「美」という花言葉がありますが、本数が変わると違った意味にもなります。そのため、バラの花束をプレゼントする場合は本数の意味を知っておくと選びやすくなります。とくに、12本のバラには特別な意味が込められています。

そこで今回は、12本のバラに込められた意味やおすすめの贈り方を紹介します。ロマンチックなエピソードを持つ12本のバラを、大切な方にプレゼントしませんか?ふさわしいシーンや贈ったあとの保存方法についても解説します。ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 12本のバラの意味やギフトにふさわしいシーンを知りたい方
  • 大切な方にバラの花束をプレゼントしたい方
  • プロポーズを予定している方

バラを贈る場合は本数別の意味に注目!

バラを贈る場合は本数別の意味に注目!

バラは1本から数百本以上の本数まで、細かく意味が持たされています。全体の花言葉でもある「愛」にまつわる意味がほとんどです。そのため、パートナーに贈るのにふさわしい本数が多いですが、友人や同僚、上司、ご両親など幅広い相手に贈れるような意味の本数もあります。

バラの花言葉は知っていても、本数によって意味が変わることを知らないという方は多いかもしれません。大切な方にプレゼントする際は、ご自身の伝えたいメッセージに合う意味の本数を選んではいかがでしょう。本数ごとの意味に関しては、以下の記事で解説しています。12本以外の本数も知りたい方は、併せてご覧ください。

12本のバラの意味とは?

12本のバラの意味とは?

12本のバラには以下のような意味が込められています。

12本のバラの意味
  • 「私の妻になってください」
  • 「私とお付き合いしてください」

12本のバラには上記のようなロマンチックな意味があるため、大切なパートナーや好意を寄せる方へのギフトにふさわしいです。また、結婚や交際を求める意味のため、ピンポイントなシーンで活躍するでしょう。

12本それぞれに込められた誓い

12本のバラはほかの本数とは異なり、1本1本にもそれぞれ以下のような意味が込められています。そして、12本のバラをプレゼントするということは、「この12個をすべて誓う」という意味になります

12本のバラ1本ずつに込められた12個の意味
  • 「愛情」「情熱」「感謝」「希望」「幸福」「永遠」「尊敬」「努力」「栄光」「誠実」「信頼」「真実」

12本のバラの意味が「結婚してください」や「お付き合いしてください」という強いメッセージです。そこに12個の誓いの意味も含められるため、とてもロマンチックで印象的なギフトになります。

12本のバラ「ダズンローズ」の由来

12本のバラは、単位が1ダースとなるため「ダズンローズ(Dozen rose)」と呼ばれています。12本のバラはプロポーズに最適な意味を持っていますが、ダズンローズをプロポーズで贈る風習はヨーロッパで始まったといわれています。その由来は、現在も結婚式の洋装に用いられているブーケ・ブートニアにまつわるエピソードにあるそうです。

ダズンローズの由来となったエピソード

パートナーへのプロポーズを決心したある男性が、相手の元へ向かう途中、野に咲く花を12本摘んで花束を作りました。

その花束を渡しながらプロポーズをしたところ、相手の女性は喜んで受け取り、花束から1本の花を抜き取り、男性の胸元に挿してOKの返事としたといわれています。

バラ12本前後の意味

12本は特別な本数ですが、結婚や交際を申し込む意味であることから、それ以外のシーンでは贈りづらいかもしれません。12本のバラはほどよいボリュームのため、気軽に花束を贈りたい場合にもおすすめの本数です。しかし、結婚や交際とは関係のないシーンで贈るなら、数本増減して本数を変える方法もあります。そこで、12本前後の本数の意味を以下にまとめて紹介します。

10~14本のバラの意味
  • 10本 : 「あなたは完璧な人です」「可愛い人」
  • 11本 : 「最愛」「最も愛おしい人」「あなたは私の宝物」
  • 13本 : 「永遠の友情」
  • 14本 : 「誇りに思っています」

10本や11本は、パートナーに愛情を伝えるのにふさわしい本数です。また、お子さんへのギフトにもいいかもしれません。13本は、友人へのギフトに最適です。12本に1本足しただけで意味がガラッと変わる点が興味深いですね。14本もポジティブな意味で、広範囲の相手やシーンに適用できそうです。

10本、11本、13本、14本は、いずれもポジティブな意味の本数のため、12本のバラが贈りづらい場合は選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

バラ12本を贈ろう!おすすめのシーンとは?

バラ12本を贈ろう!おすすめのシーンとは?

12本のバラはロマンチックで特別感やメッセージ性の強い本数です。そのため、プレゼントするシーンは限られてきます。込められた意味から選ぶ場合は、以下のようなシーンにふさわしい本数といえるでしょう。

12本のバラに最適なシーン
  • プロポーズ
  • 結婚式・ウェディングパーティー
  • 告白

それぞれのシーンでの用い方について、注意点なども含めて説明していきます。

プロポーズ

「私と結婚してください」という意味が込められた12本のバラは、プロポーズで贈るのにぴったりです。ボリュームもちょうどよく、持ち運びにも困らないため、ほかのギフトと組み合わせてプレゼントしてもいいでしょう。ギフト自体がロマンチックなため、凝った演出や特別な場所の用意が難しくても、パートナーに気持ちがしっかり伝わります

なお、プロポーズは、「サプライズでしてくれたら嬉しい」と考える方がほとんどです。生花の切り花を直前まで隠しておくのは簡単ではないため、鮮度を保ちながら隠す方法を考えておきましょう。

ただし、当日のプランによっては、ご自身での花束の入手や管理が難しいかもしれません。その場合は、高級ホテルやレストランのプロポーズプランを利用するのもひとつの方法です。12本のバラの花束がセットになったプランを選べば、保管に困ることもありません。

プロポーズで12本のバラを贈りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

結婚式・ウェディングパーティー

12本のバラを用いた演出が結婚式やウェディングパーティーで採用されることも少なくありません。ダズンローズの由来となったエピソードのように、12本のバラを新郎が新婦にプレゼントしながら、プロポーズを再現する演出が人気です。

また、ウェディングパーティー、披露宴ではテーブルラウンドでダズンローズの演出を行うこともできます。結婚式とウェディングパーティの12本のバラの活用の仕方(演出例)を紹介します。

結婚式での演出例

バージンロード側の席にいる12名のゲストに、1本ずつバラの花を預かっておいてもらいます。新郎が入場し、一人ひとりからバラを受け取り12本の花束にします。

新婦が入場し新郎の前に立ったら、12本のバラの花束を渡し、ゲストの前でプロポーズの言葉を伝えます。

ウェディングパーティーでの演出例

テーブルラウンドの際に、代表のゲスト12名から預けておいたバラを1本ずつ受け取ります。

受け取る際に、「感謝」や「希望」など、12個の意味にまつわるメッセージを一人ひとりに伝えたり、ギフトを渡したりするカップルもいます。

12本のバラの意味をオリジナルの言葉に変えるなど、個性を出した演出も可能です。ウェディングシーンではゲストの前で12本のバラを用いることになるため、多くの人にその意味や魅力が伝わるのも素敵なことですね。

告白

12本のバラには、プロポーズの言葉のほかにも「私とお付き合いしてください」という意味があります。そのため、好意を寄せる相手にその想いを伝える際に、12本のバラをプレゼントするのも素敵です。

告白の際にバラの花束をプレゼントする方はあまりいないかもしれません。そのため、意識していない相手から急にバラを渡されて告白されると、びっくりする可能性もあります。告白で花束を贈るのはとてもロマンチックですが、相手からの好意も確信している場合のみにしたほうがいいでしょう。

バラ12本のおすすめの贈り方

バラ12本のおすすめの贈り方

12本のバラにはお伝えしてきたように素敵な意味が込められており、ロマンチックなプレゼントをしたい場合に最適です。その魅力を生かすためには、贈り方も重要です。そこで、12本のバラのおすすめの贈り方を以下の3つの観点から解説します。

12本のバラの贈り方【3つのポイント】
  • 花束をサプライズプレゼント
  • アレンジメントやリースで飾りやすく
  • 色選びや組み合わせを工夫する

3つのポイントについて、それぞれ詳しく説明していきます。

花束をサプライズプレゼント

12本のバラをロマンチックに贈りたいなら、ギフトアイテムは花束を選ぶのがベストです。花束は、さまざまなフラワーギフトのなかでもボリュームがあり、受け取ったときの感動がより大きくなります。そして、花束を贈るならギリギリまで相手に気付かれないようにして、ベストなタイミングでサプライズプレゼントしましょう。

プロポーズや告白だけでなく、ウェディングシーンでも、花束をサプライズプレゼントする方はいます。12本のバラが持つ結婚や交際を申し込むための特別なメッセージは、必ず口に出してご自身の言葉で伝えるようにしてくださいね。

12本に込められた意味を伝えよう

とくにプロポーズで贈る場合は、12本のバラ1本ずつに込められた意味をメッセージカードに書いて添えるのがおすすめです。

12個の誓いを込められていることが伝わりやすくなり、より誠実な印象のプロポーズになるでしょう。

アレンジメントやリースで飾りやすく

花束が最もおすすめではありますが、ギフト選びで重要なのは相手の希望や好みに合わせることです。花束は見栄えがする点が魅力ですが、自宅に持ち帰って飾る際には、茎のカットや水替えなどのお手入れをしなければなりません。花を扱い慣れていない方や多忙な方にとっては、負担となってしまう場合もあります。

相手に負担をかけずに飾ってもらいたい場合は、12本のバラで作られたフラワーアレンジメントを選ぶといいでしょう。切り花でできたもののほか、プリザーブドフラワーのリースやボックスフラワー、ボトルフラワーなどを選ぶこともできます。

なお、プリザーブドフラワーには保存性が高いというメリットがあります。しかし、生花を選んだ場合でも、新鮮なうちに保存加工を行えば長期に渡り美しいまま手元に残せます。そのため、保存性だけでプリザーブドフラワーを選ぶ必要はありません。

色選びや組み合わせを工夫する

12本のバラの意味を考えると、愛情や情熱を意味する赤が最もふさわしいですが、色選びに決まりはありません。パートナーの好きな色を選んだり、複数の色を組み合わせたりしてもいいでしょう。色別の花言葉に関しては、以下の記事で詳しく紹介していますので、併せて参考にしてください。

また、12本のバラを花束にすると、ほどよいボリュームとなり簡単に抱えられるほどのサイズです。プロポーズなどの特別な場面ではもっとボリュームを出したいと考える方もいるかもしれません。そのような場合は、ほかの種類の花を組み合わせてより華やかにする方法もあります。

ほかの花とミックスしてもOK

カーネーション、トルコキキョウ、ガーベラ、カスミソウなどの花を12本のバラに混ぜ込んでボリュームを出すのも素敵です。

バラが埋もれてしまわないよう、脇役の花は控えめの色にするなど工夫するといいでしょう。

バラ12本をもらったあとも楽しむ方法

バラ12本をもらったあとも楽しむ方法

12本のバラは、その意味から主にプロポーズやウェディングシーンなどの特別なイベントで用いられます。メモリアルな花となるため、できれば手元に残しておきたいと願う方も多いのではないでしょうか。

しかし、切り花のバラはただ生けているだけでは長くても2週間程度で傷んでしまいます。そこで、大切なバラをより長く楽しむ方法を紹介します。自宅で気軽にできる方法のほかに、より美しく長期間保存できる専門店での保存加工についても見ていきましょう。

自宅でできる保存方法

切り花を長期保存したい場合は、新鮮なうちに乾燥させてドライフラワーか押し花にしましょう。12本のバラをすべて保存したい場合は、ドライフラワーがおすすめです。作り方によって仕上がりが大きく変わるため、どんな形で保存したいか考えて方法を選びましょう。

以下の記事で、ドライフラワーの詳しい作り方をご覧いただけます。

押し花も自宅で作れますが、ドライフラワーと比べて手間がかかります。綺麗に仕上げるためには花びらを一枚ずつ分解する必要があるため、12本のバラすべてを押し花にするとなると大変かもしれません。難しい場合は一部のみ押し花にして、残りはドライフラワーにするといいでしょう。

押し花の作り方は、以下の記事からご覧ください。

ハンドメイド作品にアレンジ

一般家庭で作ったドライフラワーや押し花の保存期間は、1~3年程度が目安です。

ドライフラワーはリースやスワッグ、ハーバリウムなどに、押し花はしおりやシール、キャンドル、押し花アートなどに使って楽しむといいでしょう。

記念に残したいなら保存加工専門店を利用しよう

大切な花を手元に残したいと考える場合、1~3年程度の保存期間は短く感じるかもしれません。また、経年劣化が避けられないため、生花のような美しいイメージを維持することが難しい点も、自宅での加工のデメリットです。

できるだけ美しく長く保存したい場合は、保存加工専門店に加工を依頼しましょう。保存加工専門店では、専門技術を用いて大切な花や思い出の花を高品質なドライフラワーや押し花に仕上げます。12本のバラも、その当時のイメージを崩さず長い期間保存することができます。

プロポーズ計画時に保存加工専門店も調べておこう

保存加工専門店について、知識がまったくないという方も多いのではないでしょうか。オンラインにて受付を行う店が多く、HPから問い合わせや見学・相談を申し込める場合もあります。

プロポーズで12本のバラを贈る場合は、パートナーが保存加工を希望した際にすぐ申し込めるよう、事前に情報を調べておくとスムーズです。

バラを美しく保存したいならシンフラワーにご相談を

バラを美しく保存したいならシンフラワーにご相談を

12本のバラもほかの花も、美しいまま長期保存したい方はシンフラワーにご相談ください。シンフラワーは、創業20年以上の保存加工専門店です。岡山に本社工房を、東京虎ノ門にサロンを営業しており、事前予約のうえ見学や相談、お花の持ち込みも可能です

シンフラワーは、バラの保存加工実績がとくに豊富で強みを持っています。ここからは、シンフラワーの保存加工や12本のバラの保存におすすめのアイテムについて、詳しく紹介します。

【シンフラワー東京虎ノ門サロン】について

職人の手作業による美しい仕上がり

職人の手作業による美しい仕上がり

シンフラワーでは、すべての工程を職人の手作業により進めます。加工・制作を丁寧に行うことで、隅々まで美しくムラのない仕上がりをお楽しみいただけます。お預かりした花束やブーケは、お客様のご希望に合わせて高品質なドライフラワーや押し花アートに仕上げます

完成したドライフラワーと押し花は、経年劣化による色の変化などを抑えるため特別な加工を施しています。そのため、年数が経ってもまるで生花のような美しさが維持されます。

独自の密封技術

完成した作品は、独自の密封技術によりすべて高品質なケースに閉じ込めるため、数十年単位での保存が可能です。

バラ12本の保存におすすめのアイテム

バラ12本の保存におすすめのアイテム

バラ12本を保存する場合は、すべてを保存加工してもほどよいサイズに仕上がります。シンフラワーでは、以下の4種類のインテリアアイテムからお好きなものをお選びいただき、お手元に戻ったらすぐに飾ってお楽しみいただけます。

選べる4種類のアイテム
  • 押し花アート : 押し花を花束型や好みのレイアウトにアレンジして額に入れた、絵画のようなアイテム
  • ボトルブーケ : ドライフラワーを高品質なガラスボトルに入れたもの
  • 3D額 : ドライフラワーを立体的な額に入れたもの
  • クリスタルフラワー : 1~3輪程度のドライフラワーを透明度の高い樹脂に入れた、コンパクトなアイテム

【シンフラワーの保存加工商品】について

コンパクトな保存をご希望の場合は、押し花アートがおすすめです。12本のバラすべてを保存しても薄型に仕上がるため、壁に掛けて飾れてスペースをとりません。なお、ボトルや額には多様なデザインがあります。お花のレイアウトとともに、好みやお部屋のテイストに合わせてお選びいただけます。

一部の保存も可能

12本すべてを保存することもできますが、一部のみの保存も可能です。

残りは自宅で生けて楽しみたい方は、保存加工したいお花だけお預けください。

【シンフラワーの押し花アート】について

プロポーズの花束はウェルカムボードにも

プロポーズの花束はウェルカムボードにも

プロポーズで贈られた12本のバラを押し花アートにして、結婚式・ウェディングパーティーのウェルカムボードに用いる方も多いです。本物のお花で作られたアートは珍しくとても華やかなため、ウェディングシーンをより素敵に彩ってくれます。

シンフラワーで制作したアイテムは、適切な環境で保管すれば20~30年後も美しさが維持されます。挙式後はご自宅に飾り、プロポーズや結婚式の思い出とともに末永く暮らすことができます。

すべて刻印サービス

完成したアイテムには、すべてお名前や記念日の日付などを入れることができます。

より記念品らしく仕上がりますので、ぜひご利用ください。

シンフラワーで制作しているバラの商品は、以下のページよりご覧いただけます。

【シンフラワーのバラ~オススメ商品~】について

まとめ

12本のバラの意味は、「私と結婚してください」「私とお付き合いしてください」です。ロマンチックなメッセージが込められているため、大切なパートナーにプロポーズする際や、意中の相手に告白する際に適しています。また、12個の誓いを込めて、ダズンローズの儀式をウェディングシーンでの演出に取り入れるのも素敵です。

メモリアルなギフトとなる12本のバラは、保存加工専門店で高品質なドライフラワーや押し花アートに加工して保存するのがおすすめです。大切なお花を美しく手元に残したい方は、ぜひシンフラワーのご利用をご検討ください。

この記事のまとめ
  • 12本のバラには「結婚してください」「お付き合いしてください」という意味があり、12本それぞれにも誓いの言葉が込められている
  • プロポーズやウェディングシーン、告白で12本のバラをプレゼントしよう
  • メモリアルな花束は専門店で保存加工すれば、美しいまま長期保存できる

関連ワード

結婚式

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花束保存・アフターブーケの種類や方法

薔薇108本のプリザーブドフラワーとは?生花を記念に残す方法も紹介

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

薔薇108本のプリザーブドフラワーとは?生花を記念に残す方法も紹介

薔薇108本は、プロポーズで多くの女性が憧れるギフトのひとつです。プロポーズでは薔薇の花束は生花で贈られることが多いですが、プリザーブドフラワーを選んでも差し支えないのでしょうか。

今回は、薔薇108本のプリザーブドフラワーの特徴やメリット、注意点について解説します。また、生花をプレゼントした場合は保存が難しい点が気がかりなため、記念に残す方法についても併せて紹介します。プロポーズで花を贈りたい場合はぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • プロポーズで贈るギフトを探している方
  • プリザーブドフラワーと生花の違いを知りギフト選びに役立てたい方
  • 薔薇108本のプリザーブドフラワーについて詳しく知りたい方

薔薇108本はプロポーズの王道ギフト

薔薇108本はプロポーズの王道ギフト

プロポーズではギフトを用意して想いを伝える方が多いです。かつては婚約指輪が必須アイテムでしたが、現在は考え方が多様化し、指輪以外のアイテムが贈られることも増えてきました。その流れで人気を集めているのが薔薇のギフトです。婚約指輪に代わって、または婚約指輪と一緒に、108本の薔薇がプロポーズギフトとして選ばれています

108本の薔薇には、特別な意味が込められています。薔薇の花言葉は「愛」や「美」です。さらに、本数によって異なる意味を持つため、薔薇を贈る際は本数選びも重要とされています。まずは、108本の薔薇の意味を押さえておきましょう。

薔薇108本の意味とは?

108本の薔薇には、「私と結婚してください」という意味があります。10と8が「永遠(とわ)」という語呂になるため、縁起のよい本数ともいわれています。プロポーズで贈るのに最適な意味を持ち、本数が多いためとても華やかな雰囲気になります。

ダイレクトなプロポーズメッセージが込められているため、逆にプロポーズ以外のシーンで贈るのは避けたほうがいいでしょう。参考までに、近い本数では「100%の愛」という意味の100本なら多様なシーンで贈れておすすめです。どの本数を贈る場合でも意味を踏まえて選ぶことで、より印象的なプレゼントができます。

生花の花束で贈るのが一般的

フラワーギフトには、花束やブーケ、アレンジメント、リースなど、多様なタイプがあります。108本の薔薇をプロポーズで贈る場合は、生花で作られた花束が王道です。プロポーズのような人生におけるメモリアルな場面では、自然な生花を贈るのが一般的とされています。

赤い薔薇の花束が人気

薔薇は本数だけでなく色によっても意味が変わります。プロポーズでは赤い薔薇が選ばれることが多いです。

赤い薔薇には「愛情」「情熱」という花言葉があるため、大切なパートナーへのギフトに最適と考えられています。

生花の赤い薔薇を花束にするのが王道ですが、ほかの形で贈ってはいけないという決まりはありません。生花に限りなく近い見た目を持つプリザーブドフラワーも選択肢のひとつです。ただし、生花の代わりにプリザーブドフラワーを選ぶ場合は、メリットだけでなく注意点も確認しておきましょう。詳しく説明していきます。

薔薇108本のプリザーブドフラワーとは?

薔薇108本のプリザーブドフラワーとは?

プリザーブドフラワーは、生花を特殊加工して保存性を高めた花です。長期保存でき、高級感のある見た目のため、主にギフトフラワーとしてさまざまなシーンで選ばれています。プロポーズのために制作された108本の薔薇の花束も販売されています。

専用の溶液を用いて水分と置換させるため、水分は抜けていますが瑞々しい質感が保たれるのがプリザーブドフラワーのメリットです。生花との違いや、入手方法について見ていきましょう。

生花とプリザーブドフラワーの違い

プリザーブドフラワーは生花が原料のため、見た目が生花によく似ています。なお、保存性の高い花には、ドライフラワーやアーティフィシャルフラワー(高品質な造花)もあります。

ドライフラワーもプリザーブドフラワーと同様に生花が原料ですが、一般的なものは見た目や質感が生花とは異なります。また、生花に似せて作られたアーティフィシャルフラワーは、ウェディングブーケとして用いられることが増えてきました。しかし、プロポーズで造花を贈ることはあまり好まれない風潮が残っています。

見た目が生花と限りなく近く、生花が原料でありながら異なるメリットを持つのがプリザーブドフラワーです。生花と比較したプリザーブドフラワーの特徴を以下にまとめました。

プリザーブドフラワーの特徴
  • 保存期間が長い : 数年間の保存が可能(生花は1~2週間程度)
  • お手入れが簡単 : 水が不要なため保管場所に気を付けるだけでよい
  • 色の種類が多い : 着色によりさまざまな色の花を選べる
  • 比較的高価 : 加工を施しているため生花より高価な傾向がある
  • 花が小ぶりで種類が少ない : 6~7分咲きの薔薇がメインで、花の種類の多さは生花に劣る

生花を特殊加工したプリザーブドフラワーは、生花以外のプロポーズ用フラワーギフトとして有力です。ただし、メリットだけでなくデメリットもあります。購入する前に、上記のような生花との違いを確認しておきましょう。

薔薇108本は主にオンラインショップで販売

実店舗のフラワーショップでも、プリザーブドフラワーの商品は販売されています。しかし、108本の薔薇のようなプロポーズ専用ギフトを購入したい場合は、オンラインショップで探すのがおすすめです。プリザーブドフラワーは、実店舗よりオンラインショップで多く取り扱われています

価格相場

プリザーブドフラワーの薔薇の花束(108本)は、6~15万円程度+送料が価格相場です。

薔薇のサイズが小ぶりな花束は比較的安価な傾向がありますが、店によっても価格は異なります。複数の店を比較して選ぶといいでしょう。

オンラインショップで購入する場合、実物を確認できないというデメリットがあります。そのため、購入前に商品ページに記載された情報を細かく確認しておきましょう。サイズや色味など、不明点や疑問点がある場合は、専用フォームなどで問い合わせを行ってから購入するといいでしょう。

保存性の高さで選ばれることが多い

プリザーブドフラワーの最大のメリットは、保存性の高さです。プロポーズで贈られるような特別な花束は、記念に手元に残しておきたいと願う方も少なくありません。しかし、生花の花束はそのままでは1~2週間程度しか保存できません。そこで、最初から長期保存できるプリザーブドフラワーを選べば、数年単位で手元に残しておくことができます。

なお、生花の花束でも保存できる方法があり、プリザーブドフラワーより長持ちさせることも可能です。保存性の高さを理由にプリザーブドフラワーを贈ろうと考えている場合は、生花の保存方法についても知ったうえで決めることをおすすめします。生花の保存方法は後ほど詳しく紹介しますので、最後までご覧ください。

薔薇108本のプリザーブドフラワーでプロポーズを成功させるコツ

薔薇108本のプリザーブドフラワーでプロポーズを成功させるコツ

プリザーブドフラワーの薔薇で作られた108本の花束を贈ってプロポーズする場合は、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。プロポーズを成功させるために押さえておきたいポイントをまとめました。

プリザーブドフラワーを贈るプロポーズのコツ
  • 事前に入手した場合は保管方法に注意
  • 購入前にパートナーの希望を確認
  • 場所やタイミング、言葉も重要

これらの3つのポイントを詳しく説明していきます。

事前に入手した場合は保管方法に注意

プリザーブドフラワーは保存性が高いため、プロポーズ後に手元に残せるだけでなく、前もって用意できるというメリットもあります。当日や前日ではなくもっとも前の段階で手元に置いておいても、当日美しい状態でプレゼントすることができます。しかし、そのためには保管方法に気を付けなければなりません。

生花と異なり水が不要なプリザーブドフラワーは、湿気が大敵です。湿度の高い場所に置き続けると、劣化して液だれという着色料が滲み出る現象が起きるおそれがあります。また、逆に乾燥が進みすぎると質感が変わってしまいます。直射日光やエアコンの風を浴び続けるような場所に置くのも避けましょう。

花束は必ず立てて保存

花束を保管する際は立てた状態で置いておくのが原則です。寝かせると下になった花が重みで潰れてしまいます。

厚手の紙袋に入れるなど、支えた状態で立たせるのがおすすめです。

購入前にパートナーの希望を確認

プロポーズで花束をプレゼントされることを希望する方は、花の種類にもこだわりを持っている可能性があります。プロポーズでは生花を贈られたいと考える方もいるため、注意が必要です。

生花を希望する場合もある

プロポーズのような特別なシーンでは、無加工の自然な花を贈られたいと願う方は少なくありません。

自然な生花はそのときだけの美しい姿に魅力や価値があると考えるからです。

パートナーが生花を希望する場合は、プリザーブドフラワーを贈ると喜んでもらえないかもしれません。パートナーの意向に合わせてプロポーズの時点では生花を贈り、保存したい場合はプロポーズ後に加工するのがおすすめです。

場所やタイミング、言葉も重要

プロポーズを成功させるには、ギフト以外にも大切な要素があります。どんな場所でプロポーズするかという点も重要です。場所の選び方によってプロポーズの雰囲気が変わり、思い出にも残ります。また、時期や日にち、時間帯の選び方次第で、パートナーの気持ちも大きく変わるでしょう。記念日や誕生日はプロポーズのタイミングとして期待されている可能性も高いため、気付かれないよう計画を進めたいところです。

そして、最も重要なのがプロポーズの言葉です。シンプルでわかりやすい言葉を選び、まっすぐな想いを伝えましょう。特別な場所に連れて行けなくても、花束と真摯な言葉があれば、素敵なプロポーズになります。

生花の薔薇108本も保存可能!メリットと保存方法

生花の薔薇108本も保存可能!メリットと保存方法

プリザーブドフラワーにもさまざまなメリットがありますが、プロポーズでは生花を贈られたい・贈りたいと考える方もいます。生花のままでは保存できませんが、新鮮なうちに保存加工することで記念に手元に残すことができます。

生花を新鮮なうちに乾燥させてドライフラワーか押し花にすれば、数年単位で保存できます。一般家庭で作られたものは、1~3年程度が保存期間の目安とされています。

ここからは、生花を保存するメリットとおすすめの保存方法について説明します。

プロポーズの瞬間を思い出とともに保存できる

生花は期間限定の美しさを楽しめるのが魅力です。保存性が短いというデメリットを、後日保存加工することによりカバーできます。プロポーズの瞬間に美しく咲いていた花を、思い出とともに保存することができます。最初から加工された花とは異なり日々姿が変化する生花だからこそ、保存加工することで特別な価値を得られます。

最初から保存性の高い花をプレゼントする方法もあります。しかし、生花ならではの魅力を味わえてさらに美しいまま長期保存できれば、幸せな気持ちがより増すのではないでしょうか。

まるごと保存や記念に残したいなら専門店の利用がおすすめ

自宅でドライフラワーや押し花を作ることもできますが、プロポーズの花束を美しく長持ちするものに加工するのは簡単ではありません。経年劣化が避けられないため保存期間も数年程度しかなく、記念品として保存するには不十分です。また、108本の薔薇をすべて保存するのは現実的に難しいでしょう。

そこで、大切な花束は専門店で保存加工してもらうことをおすすめします。専門技術により、生花のイメージが維持されるようなドライフラワーや押し花に仕上がります。108本の薔薇もまるごと美しく保存できます。プロポーズのフラワーギフトを記念品として残したい方は保存加工専門店の利用を検討してみてはいかがでしょう。

薔薇108本の花束の保存ならシンフラワーにおまかせ

薔薇108本の花束の保存ならシンフラワーにおまかせ

保存加工専門店を選ぶ際は、丁寧な加工・制作を行う店を選びましょう。シンフラワーは、創業20年以上のブーケ保存加工専門店です。数多くのウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工を承ってきましたが、とくに薔薇の加工実績が豊富で強みがあります。

シンフラワーは、岡山に本社工房を、東京虎ノ門にサロンを営業しています。お花を預けていただく際は送付のほか、工房やサロンへのお持ち込みも可能です。また、保存加工のお申込み前に事前予約のうえご相談やサンプル品のご見学もできます。ここからは、シンフラワーの保存加工や薔薇108本の保存について詳しく紹介します。

【シンフラワー東京虎ノ門サロン】について

シンフラワーが大切にしていること

シンフラワーが大切にしていること

シンフラワーでは、お客様の幸せを一番に考え、ご希望に寄り添った加工制作を心がけています。そのため、お持ち込みの際のご相談には40分間の枠を設け、お客様のご希望をうかがい仕上がりのイメージを共有できるようにします。また、効率よりも仕上がりの美しさを重視するため、すべての工程を職人の手作業で進めています

ドライフラワーも押し花も、色や形が美しいまま維持されるため、生花のような見た目に仕上がります。さらに、すべて独自の密封技術により高品質なガラスボトルや額縁に閉じ込めて保存するため、傷みにくく数十年単位の保存が可能です

生花に近い仕上がりの理由

一般的なドライフラワーや押し花は乾燥に伴いシワができたり色がくすんだりします。シンフラワーでは、色味が美しく維持されるよう色の定着作業や自然な着色を行うため、乾燥しても色味の変化が少なく経年劣化も目立ちません。

ドライフラワーはシリカゲル法で密閉しながらスムーズに乾燥させ、押し花は手作業で花びらを丁寧に伸ばすためシワができません。

【シンフラワーの保存加工商品】について

薔薇108本をまるごと保存可能

薔薇108本をまるごと保存可能

シンフラワーでは、108本の薔薇の花束もまるごと保存できます。ドライフラワーにする場合は、乾燥後に花束の形に組み立て直し、特大のガラスボトルや立体的な額縁(3D額)に入れて仕上げます。ただし、大きな作品になるため、飾る場所の確保が難しい場合は押し花アートがおすすめです。壁に掛けて飾れるためスペースを圧迫せず、移動も簡単にできます。

一部や分けての保存もOK

108本のうち数本のみをコンパクトに保存する、または複数個のアイテムに分けて保存する方法もあります。

押し花とドライフラワーの両方を制作することも可能です。お持ち込み時に保存加工しない分はお持ち帰りいただくこともできます。

シンフラワーで保存加工したものは数十年単位でお楽しみいただけるため、どのような形で仕上げるかじっくりご検討ください。以下のページより、プロポーズの薔薇の商品をご覧いただけます。

【プロポーズのバラ特集】について

プリザーブドフラワーも保存可能

シンフラワーでは生花をドライフラワーや押し花アートに加工するのがメインですが、プリザーブドフラワーをお預かりして保存することもできます。密封はできないため、ガラスボトルに入れてアレンジする方法となります。

高品質なケースに入れて保存することで、より高級感のある見た目になるだけでなく、保護されるため汚れや破損を防げるというメリットがあります。108本のプリザーブドフラワーの薔薇が入るケースもご用意していますので、お気軽にご相談ください。

【プリザーブドフラワー保存】について

まとめ

プリザーブドフラワーは生花を特殊加工したもので、見た目や質感が生花に似ており保存性が高い点が大きなメリットです。プロポーズの王道ギフトである108本の薔薇の花束も、プリザーブドフラワーで作られた商品があります。前もって用意でき、贈ったあとも管理が簡単で長持ちするため、生花に代えて贈るのもひとつの方法です。

しかし、プロポーズでは生花を贈られたいと考える方も少なくないため、パートナーの希望に合わせて選びましょう。生花の花束も、専門店で保存加工すれば美しいまま長期保存できます。シンフラワーでは生花の108本の薔薇の保存加工に加えて、プリザーブドフラワーのアレンジや保存も承っています。ぜひお気軽にご相談ください。

この記事のまとめ
  • 108本の薔薇のプリザーブドフラワーをプロポーズで贈る場合は、相手の希望を事前に確認しておこう
  • 生花の薔薇でも、専門店で保存加工すれば美しいまま長期保存できる
  • プリザーブドフラワーはケースに入れて保存すればより長持ちする

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花束保存・アフターブーケの種類や方法

プリザーブドフラワーをプロポーズで贈りたい!メリットや注意点を解説

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

プリザーブドフラワーをプロポーズで贈りたい!メリットや注意点を解説

プロポーズでは花をプレゼントするととてもロマンチックです。生花の花束が一般的ですが、プリザーブドフラワーを贈る方もいます。相手が生花にこだわりのない場合は、プリザーブドフラワーを用いたプロポーズが喜ばれある可能性もあります。

今回は、プリザーブドフラワーをプロポーズで贈るメリットや注意点を解説します。また、生花をプレゼントした場合、プロポーズ後に美しく保存する方法についても紹介します。ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • プロポーズで花を贈りたい方
  • プリザーブドフラワーについて知りたい方
  • プロポーズでプリザーブドフラワーを贈っていいのか迷っている方

プリザーブドフラワーとは?

プリザーブドフラワーとは?

まずは、プリザーブドフラワーとはどのような花なのか、特徴を押さえておきましょう。原料は生花ですが、特殊な加工が施されているため、加工された花と位置付けられます。生花とは違った特徴は以下のとおりです。

プリザーブドフラワーの特徴
  • 専用の溶液を用いて、生花の水分を抜いている(水分を溶液と置換)
  • 着色を施している
  • 主に6~7分咲きの花を原料とするため小ぶりなものが多い

プリザーブドフラワーは生花の水分を専用の溶液と置換することにより、保存性を高めた花です。主にギフト用として扱われるもので、高級感のある見た目も特徴のひとつといえます。

プリザーブドフラワーのメリット

生花を特殊加工したプリザーブドフラワーには、以下のようなメリットがあります。

4つの主なメリット
  • 保存性の高さ
  • 生花に近い見た目
  • 色の豊富さ
  • お手入れの簡単さ

保存性を高めるために加工したプリザーブドフラワーの寿命は、2~3年程度とされています。品質や保管環境がよければ10年以上保存できる場合もあるそうです。生花を特殊加工することで見た目の美しさを維持しているため、長期間生花のような美しさを楽しめます。

また、元の色を脱色し着色を施すため、さまざまな色のプリザーブドフラワーを作り出せます。希少な色や自然界にはない色の花を作ることも可能です。そして、水分が不要なため、水やりや水替えなどの手間が不要で、好みの場所に飾っておくだけで花のある暮らしを楽しめます。

プリザーブドフラワーはプロポーズで贈ってもよい?

プリザーブドフラワーはプロポーズで贈ってもよい?

多様なメリットのあるプリザーブドフラワーは、さまざまなシーンでプレゼントされています。誕生日や記念日のお祝いをはじめ、お手入れが不要で衛生的なため、療養中の方へのお見舞いや出産祝いなどに用いられることも多いです

では、プロポーズでプリザーブドフラワーを贈っても問題ないのでしょうか。プロポーズのギフトフラワーは生花でなければならないという決まりはありません。ギフトに関しては、相手の希望に合っているかどうかが重要です。

相手の希望に沿っていればOK

プリザーブドフラワーは水が不要で簡単に飾れます。相手が生花にこだわりを持っていない場合は、お手入れの簡単さや保存性の高さから、喜ばれる可能性もあるでしょう。

見た目の美しさは問題なし

花の美しさや華やかさには、人の心を動かす力があると考えられています。それは、プリザーブドフラワーも同様です。

生花に近い見た目とみずみずしい質感を持つため、生花を受け取ったときのような感動を得られるでしょう。

プリザーブドフラワーで作られたギフトにはさまざまな種類があります。生花の代わりとして贈る場合は、プロポーズ専用のギフトから選ぶのがおすすめです。ガラスの靴やオルゴール、小箱に入った一輪のバラなど、プリザーブドフラワーならではのアイテムがあります。高級感や特別感のあるロマンチックなギフトを贈れば、印象的なプロポーズになるでしょう。

プリザーブドフラワーをプロポーズで贈るメリット

プリザーブドフラワーは保存性が高く水や器が不要なため、プロポーズギフトに選ぶと以下のようなメリットも得られます。

4つのメリット
  • 長期保存できる
  • 事前に準備し簡単に保管できる
  • 贈ったあとすぐ飾れる
  • 思い出を振り返れる

前述のとおり、プリザーブドフラワーは2~3年程度は美しいまま保存できます。切り花を生けた場合の保存期間は1~2週間程度のため、はるかに長く楽しむことができるでしょう。また、プロポーズ当日ではなく前もって用意しておくことができる点も大きなメリットです。水が不要なため、渡すまでの管理も簡単です。

そして、贈られた側にとっても、持ち帰ったらそのまま飾れるため手間がかかりません。部屋に飾れば、プロポーズの思い出をいつでも振り返ることができます。

プロポーズ専用の花束もある

生花では108本の赤いバラの花束が人気ですが、プリザーブドフラワーで作られたものもあります。108本のバラの花束に憧れはあるものの、贈ってからの取り扱いが難しそうな場合は、プリザーブドフラワーの花束を贈るのもひとつの方法です。

オンラインショップ中心に販売

プリザーブドフラワーの商品は、主にオンラインショップで取り扱われています。

実店舗をあまり見かけないという方は、Webサイトをチェックしてみてください。

プロポーズでプリザーブドフラワーを贈る場合の注意点

プロポーズでプリザーブドフラワーを贈る場合の注意点

プリザーブドフラワーをプロポーズギフトとして選ぶことには多様なメリットがありますが、気を付けたいこともあります。とくに、以下の3つのポイントは購入前に押さえておきましょう。

購入前に押さえておくべきポイント
  • 生花の花束よりサイズが小さめの傾向
  • プリザーブドフラワーの保管方法
  • 相手が生花を希望している可能性も

それぞれの注意点について詳しく説明していきます。

生花の花束よりサイズが小さめの傾向

前述のとおり、プリザーブドフラワーは6~7分咲きの花で作られることが多いです。そのため、一般的な生花の切り花より一本一本が小ぶりな傾向があります。108本のバラの花束も、小ぶりな花で作られたものではイメージしていたよりボリューム感がないかもしれません。

プリザーブドフラワーの花束を取り扱う実店舗はあまり多くありません。オンラインショップでの購入が中心となるため、実物のサイズ感を確認できない点に注意が必要です。商品ページにサイズが出ていないか確認し、気になる場合は購入前に問い合わせておくといいでしょう。

プリザーブドフラワーの保管方法

長持ちするよう加工されているプリザーブドフラワーですが、保管方法を間違えると傷んでしまいます。とくに、湿気と強い光には注意が必要です。湿度の高い場所に置き続けると、水分を吸収して「液だれ」を起こしたりカビが生えたりするおそれがあります。水回りなど湿気のこもりやすい場所での保管は避けましょう。

直射日光を浴びる場所や室内灯のすぐそばで保管すると、光を浴び続けて色あせや乾燥が進み質感が変わってしまうことがあります。プリザーブドフラワーを保管する環境は、温度25℃以下、湿度65%以下が適切とされています。乾燥しすぎも劣化の原因となるため、温度と湿度の管理に注意しましょう。

相手にも保管方法を伝えておこう

プレゼントするまで保管に気を付けるだけでなく、相手にも適切な保管方法を伝えておきましょう。

贈ったあと適切な方法で保管してもらうことで、相手がより長く美しい状態を楽しめます。

相手が生花を希望している可能性も

プリザーブドフラワーは生花に限りなく近い質感ですが、加工された花という点に抵抗感を持つ方もいるかもしれません。とくに、プロポーズのような重要なシーンでは、生花を贈られたいと願う女性は少なくないようです。パートナーが生花を希望しているのにプリザーブドフラワーを贈ったら、ガッカリさせてしまうかもしれません。

プロポーズで生花をプレゼントしたら、すぐに枯れてしまうのでは?と思う方もいるかもしれませんが、その心配は不要です。生花を美しいまま長期保存できる方法があるため、その瞬間の思い出とともに記念に残すことができます。

相手の希望を知ることが大切 

プロポーズを成功させるには、ギフト選びに限らず相手の希望に沿うことが重要です。

タイミングや場所なども、パートナーの希望をキャッチして実行することが成功のコツとなります。

プロポーズでは生花を贈りたい!保存する方法はある?

プロポーズでは生花を贈りたい!保存する方法はある?

プリザーブドフラワーも魅力的だけど、やっぱりプロポーズでは生花を選びたいという方も多いのではないでしょうか。その場合、気になるのが贈ったあとのこと。切り花は基本的には水に生けて吸水させることで鮮度が保たれます。しかし、お手入れをしても保存期間は長くありません。とくに、夏場など気温の高い時期では1週間も持たないケースもあります。

生花を美しく保存する方法を知っておけば、プロポーズで贈ったあと、パートナーが保存を希望したときにスムーズに対応できます。そこで、生花を長期保存するための方法について見ていきましょう。

自宅で乾燥させれば数年の保存は可能

生花を保存したい場合は、乾燥させるのが基本です。そのままの形で乾燥させれば立体的なドライフラワーになります。また、コンパクトに保存したい場合は押し花にするといいでしょう。

ドライフラワーと押し花
  • ドライフラワー : 吊るして自然乾燥させたりシリカゲル(乾燥剤)に埋め込んだりして作る
  • 押し花 : 圧力をかけながら平面状に乾燥させる

自宅で作ったドライフラワーと押し花は単純に乾燥させたもののため、経年劣化による見た目の変化が避けられません。保存期間は1~3年程度が目安です。また、一度に多くの花を乾燥させるのは難しいため、108本のバラの花束をまるごと保存したい場合は、自宅での加工はあまりおすすめできません。

記念に残したい場合は専門店の利用がおすすめ

108本のバラの花束をすべて保存したい場合や、経年劣化による見た目の変化を避けて長期保存したい場合は、専門店に加工を依頼しましょう。プロポーズの花束やウェディングブーケなどを記念に残したいと考える方は多いです。保存加工専門店に依頼することで、生花に限りなく近いイメージのドライフラワーや押し花にして長期保存できます

プロポーズの思い出も花と一緒に保存

生花を保存加工するメリットは、そのときの思い出を一緒に残せることです。

生花は期間限定のもののため、貴重なギフトとなります。プロポーズの瞬間は生花だったものを押し花やドライフラワーにすることで、特別感の強い記念品となるでしょう。

なお、保存加工専門店を利用したことのない方や、存在自体を初めて知った方も多いかもしれません。一般的な花屋との違いや利用するメリット、基本的な利用方法などを知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

プロポーズの花束はシンフラワーで記念品にしよう

プロポーズの花束はシンフラワーで記念品にしよう

保存加工専門店をインターネットで探すと、さまざまなお店が出てきます。どこに依頼したらいいか迷ったら、加工方法や実績をチェックしてみましょう。仕上がりが美しいのは手作業による加工です。また、アフターフォローについても確認しておきましょう。

シンフラワーは創業20年以上のブーケ保存加工専門店です。ウェディングブーケやプロポーズの花束を中心に、高品質なドライフラワーアイテムや押し花アートを制作します。ここからは、シンフラワーの保存加工について紹介します。

シンフラワーの保存加工とは?

シンフラワーの保存加工とは?

シンフラワーでは、すべての工程を職人の手作業で進めます。加工・制作ともに手作業で行うため、花びら一枚一枚まで目と心を配ることができます。大切な花束やブーケをそのときのイメージのまま保存したいという願いを叶えるために、色や形、デザインまで当時の美しさが維持されるよう仕上げます。

保存期間の目安

色の定着作業や独自の密封技術など、花を美しく保存するための工夫が充実しています。すべて高品質なガラスボトルや額縁に入れるため、保存性もより高まります。

シンフラワーで保存加工した花は、数十年単位での保存が可能です。20~30年先も当時の思い出を振り返ることができます。

シンフラワーは、岡山に本社の工房を、東京虎ノ門にサロンを営業しています。お花の保存加工について詳しく知りたい方や、実際の仕上がりアイテムのサンプル品を見たい方は、事前予約にて無料の相談・見学が可能です。お花をお預けいただく際は、工房に送付か工房・サロンへの持ち込みで受け付けます。お持ち込みも事前予約のうえ承ります。

※「シンフラワー東京虎ノ門サロン」について、こちらからご覧いただけます

プリザーブドフラワーの保存も可能

プリザーブドフラワーの保存も可能

シンフラワーは、生花を高品質なドライフラワーや押し花にする専門店です。プリザーブドフラワーへの加工は行っておりません。しかし、お客様のプリザーブドフラワーをお預かりして、ガラスボトルに入れるなどのアレンジは可能です。シンフラワーのボトルはサイズと形状のバリエーションが豊富なため、大きなフラワーギフトを入れることもできます。

ドライフラワーや押し花のような密封での保存ではありませんが、高品質なケースに入れることで埃や湿気から守ることができます。ケースで保護されるため、大切なプリザーブドフラワーが長持ちします。プリザーブドフラワーの保存に関しても、ぜひシンフラワーにご相談ください。

ラッピング材やカードも保存

花束に用いられていた包装紙やリボンもお花と一緒に保存できます。また、メッセージカードやお手紙を一緒に入れることも可能です。

シンフラワーに生花やプリザーブドフラワーを送付またはお持ち込みいただく際に、ラッピング材やカードなどもぜひ一緒にお預けください。

シンフラワーのプリザーブドフラワーの保存事例を、以下のページで紹介しています。ぜひご覧ください。

※「シンフラワーのプリザーブドフラワーの保存」について、こちらからご覧いただけます

生花108本のバラもまるごと保存

生花108本のバラもまるごと保存

プロポーズでは、108本のバラの花束が人気とお伝えしました。108本のバラには「結婚してください」という意味があり、プロポーズに最適なギフトです。シンフラワーにご依頼いただければ、この108本のバラをまるごと保存できます。ドライフラワーは特大ガラスボトルか立体的な額縁に入れての保存です。大きなサイズとなるため、コンパクトに保存したい場合は押し花アートをおすすめします

押し花アートは108本のバラを花びら一枚ずつに分けて丁寧にプレスし、元の花束の形に組み立て直して額縁に入れます。また、ほかのレイアウトにアレンジすることも可能です。壁に掛けて飾れるため、108本もの花でもスペースを圧迫することなく保存できます。

押し花アートはウェルカムボードにも最適

押し花アートは持ち運びもしやすいため、結婚式場やウェディングパーティー会場に持ち込んでウェルカムボードにするのもおすすめです。

シンフラワーのアイテムにはすべて刻印サービスがつきますので、お名前や記念日を入れて飾ってはいかがでしょう。

また、花束の一部のみを保存することも可能です。プロポーズのバラの保存加工が気になる方は、以下の特集ページをぜひご覧ください。

※「シンフラワーのプロポーズのバラ保存特集ページ」について、こちらからご覧いただけます

まとめ

プリザーブドフラワーは、生花を特殊加工した花です。保存性の高さをはじめ、生花に近い見た目や質感、色のバリエーションの豊富さ、高級感、お手入れの簡単さなど、さまざまなメリットがあります。プロポーズ用の商品も多数販売されているため、相手が生花にこだわりを持っていない場合はプリザーブドフラワーを贈るのもいいかもしれません。

しかし、生花ならではのメリットもあります。とくに、生花は限られた時間しか美しさを保てないもののため、プロポーズの瞬間を彩った花束は特別感が違います。保存加工専門店で高品質なドライフラワーや押し花にすれば、プロポーズでの感動や思い出も一緒に保存できる点は大きなメリットです。保存加工に興味のある方は、ぜひシンフラワーにお気軽にお問い合わせください。

この記事のまとめ
  • プリザーブドフラワーは生花を特殊加工したもので、生花に近い見た目や質感を保ちながら長期保存できる
  • プロポーズでプリザーブドフラワーと生花のどちらを選ぶかは、相手の希望に合わせて決めることが望ましい
  • 生花も保存加工専門店に預ければ美しいまま長期保存できる。シンフラワーではプリザーブドフラワーの保存も可能

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花束保存・アフターブーケの種類や方法

プロポーズの花束を保存するには?持ち込みで専門店に依頼するメリットや注意点

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

プロポーズの花束を保存するには?持ち込みで専門店に依頼するメリットや注意点

プロポーズでもらった花束は、大切な記念のギフトです。しかし、生花の花束はそのままの状態では枯れてしまいます。美しい状態をキープしながら保存できれば、年数が経っても当時の思い出とともに手元で楽しめるでしょう。

特別な花束を記念に残すための選択肢として、保存加工専門店のご利用をおすすめしています。今回は、持ち込みで花束を専門店に預けるメリットや注意点について解説します。大切な花束の保存をご希望の方や、プロポーズを計画中の方は、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • プロポーズでもらった花束を美しいまま保存したい方
  • プロポーズで花束を贈りたい方
  • 保存加工専門店の利用を検討中の方

プロポーズの花束はどうやって保存する?

プロポーズの花束はどうやって保存する?

プロポーズで贈る花束は生花(切り花)でできているのが一般的です。記念に残すには、適切な方法で保存加工する必要があります。時間が経つにつれ劣化が進んでしまうため、できるだけ早く保存加工しましょう。その方法は、主に以下の2つです。

生花の花束を保存する方法
  • 自宅でドライフラワーか押し花にする
  • 保存加工専門店を利用する

花束の保存には、上記のようにご自身で加工する方法、専門店に依頼する方法があります。仕上がりなどが大きく異なるため、理解してから選択することが大切です。それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

自宅でドライフラワーか押し花にする

切り花を保存するには、水分を抜き乾燥させる必要があります。自宅でも適切な方法で乾燥させれば保存性が高まるため、1~3年程度の保存が可能です。立体的なドライフラワーか、平面的な押し花のいずれかの形状で保存できます。

ドライフラワーと押し花のどちらを選ぶかは、どのような形で保存したいか考えて決めるといいでしょう。ただし、自宅での保存加工には以下のようなデメリットがある点に注意が必要です。

自宅加工のデメリット
  • 一度に加工できる量に限界がある(花束の一部の保存が現実的)
  • 経年劣化が避けられないため保存期間が短い
  • 方法によっては生花のイメージからかけ離れてしまう場合がある

たとえば、プロポーズでは108本のバラの花束がよく贈られていますが、自宅ですべてドライフラワーや押し花にするのは難しいでしょう。吊るして自然乾燥させる方法(ハンギング法)なら可能かもしれませんが、バラの場合は色がくすみ形も縮んだようになるため、イメージが変わってしまいます。

また、ドライフラワーも押し花も単純に乾燥させるだけでは、年月の経過とともに色が悪くなっていきます。自宅での加工は、一時的な保存、もしくはハンドメイド資材として利用したい場合に適しています

保存加工専門店を利用する

メモリアルな花束を記念品として、美しいまま長く手元に残したい場合は、保存加工専門店に加工を依頼する方法がベストです。自宅での方法とは異なり、専門技術を用いて加工するため、プロポーズの花束をそのままのイメージで長期保存できます。108本のバラの花束も、すべてご希望の形で保存できます

費用が発生する点や、人気店の場合は花が手元に戻ってくるまで待ち時間が長い点など、保存加工専門店の利用にはデメリットもあります。しかしその分、プロポーズの瞬間を彩った花束を美しいまま手元に残せることは、何にも代えられない魅力ではないでしょうか。

保存加工専門店に花束を預ける方法

保存加工専門店に花束を預ける方法

花束を保存加工専門店で加工するには、まず花束を預けて依頼する必要があります。しかし、多くの店では予約制のシステムとなっています。一度に加工できる花束は限られているため、予約なしで直接店に駆け込んでも受け付けられないことがほとんどです。急遽保存加工を依頼したい場合でも、必ず事前予約をしてから預けるようにしましょう。

プロポーズの花束を預ける際は、基本的に客側が送付する方法で受け付けている専門店が多いです。また、店によっては直接持ち込みのできる場合もあります。花束を預ける方法について詳しく見ていきましょう。

工房やアトリエへの送付が基本

保存加工専門店はオンラインで受け付けなどの対応を行っている場合が多いです。実店舗を構えていない店もあり、実店舗がある場合でも、基本的にはオンラインでのやり取りで保存加工を承ります。花束を預ける際は、事前予約を済ませたうえで、指定の方法で専門店の工房やアトリエに送りましょう。

専門店によっては、押し花とドライフラワーで送付先が違う場合もあります。工房とアトリエ、サロンなど複数の店舗がある場合も多いため、送付先を間違えないよう確認しておきましょう。なお、送付に用いる箱などの梱包セットを無料で受け取れる場合もあるため、予約の際に確認しておくといいでしょう。

なるべく早めがおすすめ

生花の花束は日が経つにつれ鮮度が落ちていきます。専門店に加工を依頼する場合も、仕上がりをよりよくするにはできるだけ早く預けることが大切です。

また、気温の高い時期は配送中に花が傷んでしまうため、クール便を利用しましょう。

花束を持ち込みで預けられる専門店もある

花束を直接工房やアトリエ、サロンに持ち込み可能としている専門店もあります。自宅やプロポーズ場所から工房や店舗が近い場合は、送付よりも早く花束を預けられるため、持ち込みがおすすめです

預け方は店に確認を

送付と同様に、たとえば押し花は工房、ドライフラワーはアトリエというように、預け先が異なる場合もあります。また、持ち込む際の保水や梱包の仕方に指定があるかもしれません。

花束を持ち込みで預ける場合も、その方法を事前に専門店に確認しておくと安心です。

プロポーズ前に贈る側が予約をしておく

花束を保存加工できることや、専門店の存在をそもそも知らない方も少なくありません。パートナーが花を好きで保存加工を喜びそうな場合は、プロポーズをする前に専門店を予約しておくとよりスムーズです。とくに、持ち込みで預けられる専門店を予約しておけば、場所とタイミング次第ではプロポーズ後に直接立ち寄ることもできるかもしれません

とくに、108本のバラの花束など、ボリュームのある花束は自宅で花瓶に生けて飾るのも大変な作業です。プロポーズ後にすぐ預けることができれば、持ち帰りの負担も避けられます。

プロポーズ後の予約でも保存加工は可能

プロポーズの花束は預ける前にしばらく自宅で飾って楽しみたい、または一部のみを預けたいという方もいるでしょう。

その場合は、専門店の情報のみ調べておき、保存加工の申し込みはパートナーの意向を確認してから行うこともできます。

プロポーズの花束を保存加工専門店に持ち込みで預けるメリット

プロポーズの花束を保存加工専門店に持ち込みで預けるメリット

保存加工専門店にプロポーズの花束を預ける方法には、送付と持ち込みがあるとお伝えしました。送付で預ける方法は専門店に足を運ぶ必要がないため、遠方の場合などは便利です。しかし、持ち込みには送付にはないメリットがあります。

持ち込みならではの3つのメリット
  • 加工や制作について直接相談ができる
  • サンプル品を見ることで仕上がりをイメージしやすくなる
  • プロポーズ後に直接預ければ鮮度を維持しやすい

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

加工や制作について直接相談ができる

大切な花束を預けて加工・制作を依頼するため、専門店のスタッフと直接顔を合わせて話ができたほうが安心感を得られます。もしイメージと違う仕上がりになってしまっても、元の状態に戻すことはできません。そんな事態を避けるためにも、十分に確認を行い希望を伝え、仕上がりのイメージを共有しておくといいでしょう

オンラインでも相談はできますが、実際に店舗を訪れて直接話をしたほうが、細かい部分まで共有できます。不安な点や不明点も、会って話すことで解消しやすいです。花束をその場で渡せるため、状態をすぐに見てもらえる点も安心材料となるでしょう。

サンプル品を見ることで仕上がりをイメージしやすくなる

持ち込み可能な専門店では、保存加工後の仕上がりをイメージできるよう、サンプル品の展示を行っている場合があります。どのようなアイテムを選べるのか確認できるとともに、デザインやレイアウトの参考にもなります。質感やサイズ感の確認もできるため、ご自身のオーダーをよりスムーズにできるでしょう。

オンライン上でも画像や映像で制作事例や商品(仕上がりアイテム)を見ることは可能です。しかし、実物を手に取って見られたほうが、よりイメージがわきやすくなるでしょう。持ち込み時だけでなく、事前にサンプル品を見学できる場合もあるため、ご希望の場合は専門店に問い合わせてみましょう。

プロポーズ後に直接預ければ鮮度を維持しやすい

プロポーズの花束を渡したあと(もらったあと)、あまり時間を空けずに専門店に預けられれば、花が新鮮な状態で保存加工をスタートさせることができます。切り花は時間の経過とともに鮮度が落ちていってしまいます。茎の切り口部分の保水処理も一時的なものです。美しいドライフラワーや押し花にするには、できるだけ早く保存加工をすることが望ましいです

プロポーズ後に直接持ち込みができれば、一旦自宅に持ち帰る必要もありません。とくに、気温の高い時期などは移動中に水枯れして花が萎れてしまう場合もあります。スピーディーに預けられれば、移動の負担も最小限に抑えられるでしょう。

持ち込みでプロポーズの花束を預ける際の注意点

持ち込みでプロポーズの花束を預ける際の注意点

花束の持ち込みにはメリットが多く、美しい保存加工アイテムを作るためにもおすすめです。もし利用する場合は、以下の注意点を押さえておきましょう。

持ち込み前に確認を!3つの注意点
  • 必ず事前予約をしておく
  • 預けるまで時間が空く場合は保管を工夫
  • 移動時間がなるべく短くなるようにする

それぞれの注意点について説明します。

必ず事前予約をしておく

保存加工専門店では、送付でも持ち込みでも、事前予約が必要な場合がほとんどです。大切な花束を預かるため、一組ごとの顧客に十分な時間をかけて対応できるようにしているからです

指定された時間に持ち込むことで、前述のような相談やサンプル品の見学もできます。納得したうえで保存加工を依頼するためにも、専門店のスタッフとの対話を十分に行いましょう。

混み合うタイミングもあるため予約は必須

予約をしておくことで、スムーズに案内されるというメリットもあります。依頼が重なると希望のタイミングに予約ができない場合もあります。確実に保存加工をしたいなら、プロポーズ計画中の事前予約も検討しておくと安心です。

預けるまで時間が空く場合は保管を工夫

プロポーズ後に花束をすぐ持ち込める場合は問題ありませんが、預けるまでに時間が空いてしまう可能性もあります。花束は高温に弱いため、すぐに預けられない場合は涼しい場所で保管することが大切です。また、大きな花束を持ち運ぶ場合は、衝撃による破損を防ぐため、自家用車やタクシーを利用することをおすすめします。

翌日に預ける場合は?

プロポーズ当日に花束を預けられればベストですが、翌日になるケースも考えられます。

その場合は、一旦ラッピングを外し、バケツなどに張った水に茎の切り口を浸けておきましょう。涼しい場所に置いておけば、鮮度が維持されます。

時間が空く場合は、水枯れしないようにするため、上記のように持ち運ぶ直前まで保水しておくことが望ましいです。また、持ち出す際は、キッチンペーパーなどに水を含ませたものを茎の切り口に巻き付け、ラップかアルミホイルで保護しましょう。

移動時間がなるべく短くなるようにする

保存加工専門店は、さまざまな場所にあります。事前に情報をチェックし、持ち込み可能な最寄り店を選ぶとスムーズです。プロポーズ場所や自宅から専門店までが遠いと移動時間が長くなり、花が傷む原因となってしまいます。移動時間を短くするためにも、無理なく持ち込める店を選びましょう。

プロポーズ場所との調整

プロポーズの場所から直接花束を持ち込むことを考えて、近隣の専門店を選ぶとスムーズです。

また、逆に専門店の近くにあるスポットをプロポーズ場所に選ぶのもいいかもしれません。

都内や東京近郊にお住いの方や、東京でプロポーズ旅行を計画されている方は、東京にある持ち込み可能な専門店をご利用ください。以下の記事も、併せてチェックしてみてくださいね。

シンフラワーも持ち込みOK!プロポーズの花束を記念に保存しよう

シンフラワーも持ち込みOK!プロポーズの花束を記念に保存しよう

プロポーズの花束を美しいまま記念に残せる保存加工をご希望の方は、ぜひシンフラワーにご相談ください。シンフラワーは、創業20年以上の保存加工専門店です。大切な花束をお預かりして、心を込めて加工します。

ここからは、シンフラワーの保存加工やお持ち込みの方法について詳しく紹介します。東京でのプロポーズをご検討の方や、手元にある花束の保存をご希望の方は、ぜひ最後までご覧ください。

シンフラワーの保存加工とは?

シンフラワーの保存加工とは?

シンフラワーでは、効率よりも丁寧な加工を心がけています。お客様の大切な花束をできるだけそのままのイメージで飾り続けられるよう、色味や形が生花に限りなく近い状態で保存します。花びら一枚一枚にまで目を配れるよう、すべての工程を職人の手作業で進めます

押し花アートかドライフラワーをお選びいただき、加工後は美しくアレンジし、すべて独自の密封技術により高品質なケースに閉じ込めて保存します。そのため、数十年単位での保存が可能です。以下の4種類のアイテムから、お好みのタイプをお選びください。

選べる4種類のアイテム
  • 押し花アート : 押し花を美しくレイアウトして額縁に保存したアイテム
  • ボトルブーケ : ドライフラワーを高品質なガラスボトルに保存したアイテム
  • 3D額 : ドライフラワーを奥行きのある立体的な額縁に保存したアイテム
  • クリスタルフラワー : 1輪(小花なら2~3輪)のドライフラワーを透明度の高い樹脂に保存した手のひらサイズのアイテム

※「シンフラワーの保存加工商品」は、こちらからご覧いただけます

シンフラワーに花束を持ち込むには?

シンフラワーに花束を持ち込むには?

シンフラワーは、岡山本社工房と東京虎ノ門サロンを営業しています。どちらもお花のお持ち込みが可能です。また、サンプル品の見学も承っています。前もっての予約がおすすめですが、プロポーズ後に急遽花束の加工で利用したいという場合は、当日の予約も大歓迎です。HPのご来店予約フォームからお気軽にお申込みください。

ゆっくり相談できるシステム

東京虎ノ門サロンでは、1枠40分の時間を取り、ゆっくりお話しできるようにしています。

ご満足いただける形で保存加工をお任せいただきたいため、サンプル品の確認も含め不明点や疑問点など何でもご相談ください。

※「シンフラワー東京虎ノ門サロン」は、こちらからご覧いただけます

プロポーズでは、バラの花束がよく贈られています。プロポーズのバラの特集ページもぜひ参考にしてください。

※「シンフラワーのプロポーズのバラ保存特集ページ」は、こちらからご覧いただけます

まとめ

プロポーズの花束を美しく保存したいなら、保存加工専門店のご利用がおすすめです。送付で花束を預ける方法が基本ですが、持ち込みのできる専門店もあります。直接店舗に足を運ぶことで、サンプル品の見学をしたりスタッフと直接相談ができたりと、メリットが多いです。花束の鮮度が高いうちに預けるためにも、持ち込みでの保存加工もぜひ検討してみてください。

シンフラワーは、東京虎ノ門にサロンがあります。プロポーズにも最適な雰囲気のエリアです。プロポーズ後に利用される方も多い便利な立地です。プロポーズの花束の保存をご希望の場合は、ぜひシンフラワーにおまかせください。

この記事のまとめ
  • プロポーズの花束を記念に残したいなら、保存加工専門店の利用がおすすめ
  • 専門店に送付する方法もあるが、持ち込みにも多様なメリットがある
  • シンフラワーは、プロポーズ後に持ち込みやすい立地の保存加工専門店

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制作事例のご紹介

神奈川県にお住いのお客様より押し花【メゾ】への制作事例のご紹介❀

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

皆さん、こんにちは♬*゚

本日は、神奈川県にお住まいのお客様より
押し花商品「メゾ」への
加工のご依頼を頂きました事例をご紹介します。

チューリップやスイトピーにガーベラの花束をお客様のリボンと一緒にクラッチブーケの形で制作させて頂きました。

大切なブーケを一つ一つ丁寧に形に残しながら、幸せがずっと続きますように思いを込めて制作しています♪

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東京オフィス
東京都港区虎ノ門1丁目21-10-1803

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岡山本社
岡山県岡山市中区桑野704-1

お電話によるお問い合わせもお待ちしております

0120-118-087 (いいわ お花)


 


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制作事例のご紹介

東京都ご在住のお客様より、押し花額プラン「ピエニ」への制作事例のご紹介♪

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

本日は東京都ご在住のお客様より、

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花束保存・アフターブーケの種類や方法

ダズンローズとは?意味や由来、おすすめの取り入れ方を紹介

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

ダズンローズとは?意味や由来、おすすめの取り入れ方を紹介

ダズンローズは、ヨーロッパ発祥のセレモニーで注目を集めています。直訳すると「12本のバラ」となり、結婚式や披露宴で取り入れる方も多いです。しかし、ダズンローズにはどのような意味があるか、詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ダズンローズについて詳しく解説します。12本のバラに込められた意味やダズンローズの由来を説明し、おすすめの取り入れ方や演出例を紹介します。重要なシーンでロマンチックなプレゼントをしたい方や、結婚式や披露宴での演出を検討中の方も、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • ダズンローズについて詳しく知りたい方
  • バラの花を大切な方にプレゼントしたい方
  • ウェディングシーンで素敵な演出がしたい方

ダズンローズとは?

ダズンローズとは?

冒頭でもお伝えしたように、ダズンローズ(Dozen Roses)とは、12本(1ダース)のバラという意味です。12本のバラを花束にしたもので、大切な方へのギフトとして用いられます。バラは本数によって意味が変わりますが、ダズンローズ(12本のバラ)にはほかの本数とは違った特徴があります。

まずは、12本のバラの意味やダズンローズの由来について詳しく見ていきましょう。

12本のバラの意味

12本のバラには、「私と結婚してください」「私とお付き合いしてください」という意味があります。プロポーズや告白の際にプレゼントするのにふさわしい、特別な本数です。バラ全般の花言葉が「愛」や「美」のため、どの本数でも愛にまつわる意味が込められていますが、12本はとくに重要な意味を持つ本数といえます。

さらに、12本のバラにはほかの本数とは異なり、1本1本にそれぞれ以下のような意味が込められています。

ダズンローズの12個の意味

「愛情」「情熱」「感謝」「希望」「幸福」「永遠」「尊敬」「努力」「栄光」「誠実」「信頼」「真実」

ダズンローズをプレゼントする際は、「この12個のすべてを誓います」という想いを込めて、結婚や交際を申し込むという意味になります。ダズンローズは、とても真摯な気持ちが込められたロマンチックなギフトなのです。

ダズンローズの由来

ダズンローズはヨーロッパが発祥とされています。12という数字には「すべてをまとめた」という意味があると考えられていることから、ダズンローズを贈ることで12個の意味をすべて誓うというメッセージにつながったようです。

ヨーロッパでは「愛する人にダズンローズを贈ると幸せになれる」という言い伝えがあります。とくに、12月12日は「ダズンローズデー」として、プロポーズや告白に限らず12本のバラを贈る風習が続いています

また、「ブーケ・ブートニア」のエピソードもダズンローズの由来として有力です。洋風のウェディングシーンでは、新婦が持つブーケと同じデザインのブートニアを新郎が胸元に挿していますが、これは以下のエピソードが由来といわれています。

ブーケ・ブートニアのエピソード

結婚を決意した男性が相手の元に向かう途中、咲いていた花を摘んで花束にして、手渡しながらプロポーズをしました。

すると相手の女性は、プロポーズを承諾する代わりに花束から1本の花を抜き取り、男性の胸元に飾ったそうです。

このようなダズンローズの意味や由来を知ったうえでプレゼントすることで、より想いの伝わる素敵なギフトになるでしょう。

ダズンローズはどのように取り入れる?

ダズンローズはどのように取り入れる?

ロマンチックな意味を持つダズンローズは、12月12日に大切なパートナーに贈ってはいかがでしょう。普段花を贈る習慣のない方でも、イベントにちなんでプレゼントすれば、自然に感謝や愛情を伝えることができます。また、「結婚してください」という意味を持つため、以下のようなイベントに最適なギフトでもあります。

ダズンローズにふさわしいイベント
  • 結婚式
  • 披露宴
  • プロポーズ

ここからは、上記の3つのイベントでダズンローズを取り入れる際のコツや演出例を紹介します。

結婚式で

結婚式では、ダズンローズの由来とされるブーケ・ブートニアの儀式を再現する演出がおすすめです。まず、12名のゲストにバラを1本ずつ持っておいてもらい、新郎が入場しながら受け取っていきます。12本のバラが集まったら花束にして、新婦が入場してきたら渡します。新婦は、花束から1本のバラを取り出して新郎の胸元に挿します。

花束にする際、リボンを結んだりするのは式場のスタッフが手助けしてくれます。結婚式のプランを相談する際に、事前に伝えておきましょう。結婚式は、披露宴やプロポーズと比べて最もフォーマルな雰囲気の場です。予行練習もできるため、当日緊張してもスムーズに進められるようにしておきましょう。

12本のバラとゲストの組み合わせ方

ダズンローズが持つ12個の意味を、ゲスト一人ひとりに当てはめて組み合わせるのも素敵です。

愛情は親、感謝は友人、尊敬は上司というように、イメージに合わせて誰にお願いしたいか考えてみましょう。

披露宴で

披露宴やウェディングパーティーでは、結婚式のように入場の際にバラを受け取ることができます。また、お色直し後のテーブルラウンドでダズンローズセレモニーを行うと、より凝った演出ができるためおすすめです。

ゲストにメッセージを伝える演出も

テーブルラウンドでは、ゲストとの距離が近付く時間を作れます。あらかじめ指定した12名の方にバラを持っていてもらい、受け取る際に一人ひとりに宛てて一言メッセージを伝えるといいでしょう。

たとえば、「感謝」の意味を込めたバラを友人に持ってもらった場合は、「ずっと変わらず傍にいてくれてありがとうという気持ちを込めて、感謝のバラを託しました」というように伝えるといいでしょう。

披露宴でダズンローズの演出をする場合は、その意味を司会から簡単に説明してもらうようにしましょう。12名のゲストからバラを受け取る際にプチギフトを渡すのも素敵です。

プロポーズで

「結婚してください」という意味が込められたダズンローズは、プロポーズギフトにもぴったりです。婚約指輪と一緒に、あるいは代わりに12本のバラの花束をプレゼントしながら、大切なパートナーにプロポーズしましょう。

プロポーズでは、生花の花束を選ぶのが原則です。ご自身で手配する場合は、当日でも十分入手できる本数ですが、花屋さんに事前予約しておくとスムーズです。また、ホテルやレストランのウェディングプランに12本のバラの花束がセットになっている場合もあります。プロポーズ計画に合わせて、入手方法を考えるといいでしょう。

ダズンローズの意味をカードで伝える

ダズンローズは一般的に認識されているほど普及しているものではありません。そのため、プレゼントする際は12本のバラの意味が相手に伝わるようにしましょう。

とくに12個の意味は覚えるのが難しいため、カードに記して花束に添えるのがおすすめです。

ダズンローズをアレンジするのもおすすめ

ダズンローズをアレンジするのもおすすめ

12本のバラをプレゼントすることにはとてもロマンチックな意味があるとお伝えしました。ヨーロッパから伝わった風習をそのまま取り入れてもいいですが、プレゼントする際は自分なりにアレンジするのも素敵です。色の選び方、12本の意味、バラ以外の花を用いるという、3つのアレンジ方法を紹介します。

王道の赤以外のバラを選んでもよい

バラは本数だけでなく色によっても意味が変わります。愛情を伝えたい場合は赤いバラが王道ですが、パートナーの好みの色を選んでもいいでしょう。その場合は、色別の花言葉を知っておくとスムーズに選べます。代表的な色とそれぞれの花言葉を押さえておきましょう。

バラの色別花言葉
  • 赤 : 「情熱」「愛情」「美」など
  • ピンク : 「感謝」「上品」「しとやか」「感銘」など
  • オレンジ : 「絆」「信頼」「健やか」など
  • 白 : 「純潔」「深い尊敬」など
  • 黄 : 「友情」「思いやり」など

なお、バラは色の濃淡などによっても意味が変わります。色別の花言葉は以下の記事で詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。

12本の意味を自分で考える

ダズンローズには1本ずつに異なる意味が込められています。どれも素敵な意味ですが、演出で用いる際にはゲストに合わせた言葉をオリジナルで考えても面白いです。たとえば、「笑顔」や「元気」、「優しさ」など、その方を表すような言葉を当てはめてみてはいかがでしょう。

自分で考えた言葉を12本のバラに託した演出は、個性的であたたかみがあり、強く印象に残るはずです。自分たちらしいウェディングシーンをご希望の方は、ぜひ工夫してみましょう。

バラ以外の花でアレンジ

ダズンローズセレモニーは、ほかの花で行うこともできます。バラ以外に思い入れの強い花がある場合は、ぜひその花を用いて自分たちらしい結婚式や披露宴を作りましょう。季節感のある花を選ぶことで、より印象的なウェディングシーンになります。プロポーズでも、パートナーの好きな花を12本贈るというアレンジは喜ばれるでしょう。

色選びと同様に、バラ以外の花を選ぶ際は、花言葉をチェックしておくことが大切です。おすすめの花の代表例とそれぞれの花言葉は以下のとおりです。

ダズンローズ風演出におすすめの花と花言葉
  • ヒマワリ : 「あなただけを見つめる」「情熱」「憧れ」など
  • チューリップ : 「愛の告白」「思いやり」など
  • カスミソウ : 「感謝」「幸福」「無邪気」など
  • ガーベラ : 「希望」「常に前進」「神秘」など
  • ラナンキュラス : 「晴れやかな魅力」「とても魅力的」など

ダズンローズを保存する方法はある?

ダズンローズを保存する方法はある?

ダズンローズには特別な意味があるため、特別なシーンで贈られることが多いです。ウェディングやプロポーズで用いたダズンローズは、メモリアルな花束といえます。しかし、生花のままでは少しずつ劣化し、やがては傷んで枯れてしまいます。

できるだけ美しいまま長い間ダズンローズを手元に残せたら…と願う方は少なくないでしょう。そこで、ダズンローズを保存できる方法について見ていきましょう。

切り花を乾燥させれば保存可能

生花は切り花の状態では水に生けていても数週間程度で寿命を迎えます。しかし、新鮮なうちに適切な方法で乾燥させれば、保存性が高まり長期保存できるようになります。切り花を乾燥させる場合、ドライフラワーか押し花のいずれかの形にすることができます。それぞれの違いを踏まえて、希望に合う形を選ぶことが望ましいです。

ドライフラワーと押し花の違い
  • ドライフラワー : 立体的に花を乾燥させたもの。乾燥の方法によっては生花に近い見た目を維持できる
  • 押し花 : 圧力をかけながら平面的に花を乾燥させたもの。薄型に仕上がるためコンパクトに保存できる

カスミソウなど水分量の少ない花は、自然乾燥させただけでも生花のイメージと変わらないドライフラワーができます。しかし、ダズンローズのバラは水分量が多く花びらが重なり合っているため、乾燥に時間がかかります。このような花を美しく保存するには工夫が必要です。

ウェディングブーケやプロポーズの花束の保存方法は?

一般家庭で作られたドライフラワーや押し花の保存期間は、1~3年程度が目安とされています。しかし、ウェディングブーケやプロポーズの花束など、記念に残したい花は1~3年程度の保存期間では不十分でしょう。

そこで、記念に残したいような大切な花束は、専門店に保存加工を依頼するのがおすすめです。専門技術を用いて一般家庭とは異なる方法で保存加工し、美しくアレンジして仕上げるため、長期間美しいままインテリアアイテムとして楽しむことができます。

ダズンローズをシンフラワーで記念に残そう

ダズンローズをシンフラワーで記念に残そう

ダズンローズを美しく、生花のイメージのまま手元に残したいなら、シンフラワーにご相談ください。シンフラワーは創業20年以上のブーケ保存加工専門店です。とくにバラの保存加工実績が豊富なため、ダズンローズもそのままの美しさを維持できるよう仕上げます。

シンフラワーでは、お預かりした花束やブーケを高品質なドライフラワーまたは押し花アートにして、すべてケースに入れた状態でお返しします。そのため、すぐにお部屋に飾ってお楽しみいただけます。ここからは、シンフラワーの保存加工の特徴と、ダズンローズのおすすめの保存方法について説明します。

※シンフラワーについて、こちらからご覧いただけます

シンフラワーの保存加工とは?

シンフラワーの保存加工とは?

保存加工専門店には、機械作業中心の店と、手作業の店があります。シンフラワーでは、すべての工程を職人の手作業で進めるため、加工・制作に時間がかかります。しかし、その分丁寧さにこだわり、花びら一枚一枚まで美しい仕上がりが実現します。

一般的なドライフラワーや押し花は経年劣化による変色や形崩れが避けられません。そこで、シンフラワーでは色や形が生花と同じイメージで維持できるよう加工します。そのため、年数が経っても鮮やかな色味や美しい形状が維持されます。

数十年単位で保存可能

完成したドライフラワーと押し花アートは、すべて高品質なケースに密封して仕上げます。

花そのものも保存性が高く、さらに独自の密封技術を用いるため、シンフラワーで制作したアイテムは数十年単位での保存が可能です。

※シンフラワーの「保存加工商品」について、こちらからご覧いただけます

ダズンローズのおすすめの保存方法

ダズンローズのおすすめの保存方法

ダズンローズ(12本のバラ)は、まるごと保存可能です。ドライフラワーにする場合は2つのタイプから選べます。押し花の場合は、額に入れて絵画のように飾れる押し花アートに仕上げます。また、12本のうち1本だけを保存できるアイテムもあります。以下の4タイプのアイテムからお選びください。

4タイプのアイテム
  • 押し花アート : 押し花を高品質な額に入れた絵画作品のようなアイテム
  • 3D額 : ドライフラワーを立体的な額に保存したアイテム
  • ボトルブーケ : ドライフラワーを多様な形状から選べるガラスボトルに保存したアイテム
  • クリスタルフラワー : ドライフラワーの一部(1~3輪程度)を透明度の高い樹脂に保存した手のひらサイズのアイテム

押し花アート、3D額、ボトルブーケは、さまざまなサイズに対応しています。花束をまるごと保存することも、一部のみを残すことも可能です。花束を分けて、押し花アートとボトルブーケというように複数のアイテムを作ることもできます。大切なダズンローズをお気に入りのアイテムにして、20~30年先も思い出とともにお楽しみください。

※シンフラワーの「押し花アート」について、こちらからご覧いただけます

カードやラッピング材も保存可能

カードやラッピング材も保存可能

ダズンローズなどの花束に添えられていたカードやリボン、包装紙も、お花と一緒にお預かりして保存できます。もらったときと同じイメージを維持できることは、記念に残すうえでとても大切です。当時の思い出をいつでも振り返れるような、素敵なアイテムに仕上げましょう。

また、すべてのアイテムに刻印サービスがつきます。ふたりのお名前や記念日を入れて、メモリアルなインテリアアイテムとして飾る方が多いです。刻印の仕方、お花のレイアウトの仕方、額やボトルのデザインなど、多様な種類から選べるのもシンフラワーの魅力です。東京虎ノ門サロンと岡山本社工房では、お花の持ち込みや相談もできますので、ぜひお気軽にお問い合せください。

結婚式のウェルカムアイテムに

シンフラワーで制作したドライフラワーや押し花アートは、ウェディングでのウェルカムアイテムにも最適です。

プロポーズで贈られたダズンローズを保存加工した場合は、ぜひウェルカムアイテムとしてもご活用ください。

ダズンローズを含むバラの保存をご希望の方は、以下の商品ページもぜひご覧ください。

※シンフラワーの「プロポーズのバラ保存特集ページ」について、こちらからご覧いただけます

まとめ

ダズンローズ(12本のバラ)には「私と結婚してください」「私とお付き合いしてください」という意味があり、12本それぞれにも誓委の言葉が込められています。ヨーロッパ発祥のダズンローズは、ブーケ・ブートニアのエピソードが由来とされており、そのセレモニーは結婚式や披露宴での演出にも用いられるようになりました。また、ダズンローズはプロポーズにもふさわしいギフトです。

ロマンチックなギフトとして人気の高いダズンローズは、特別なシーンで活躍するアイテムです。役目を終えても記念に手元に残したいと考える方が多いため、保存加工専門店の利用を選択肢に入れてみてはいかがでしょう。ダズンローズの保存には、ぜひシンフラワーのご利用をご検討ください。

この記事のまとめ
  • ダズンローズは結婚式やプロポーズにふさわしいロマンチックなギフトで、その由来は演出にも用いられることが多い
  • 「結婚してください」「お付き合いしてください」という意味と、12本それぞれに誓いが込められている
  • 特別なシーンで用いられるダズンローズは、専門店で保存加工して記念品にするのがおすすめ

関連ワード

結婚式

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花束保存・アフターブーケの種類や方法

12本の薔薇がふさわしいシーンとは?意味や贈り方を解説

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

12本の薔薇がふさわしいシーンとは?意味や贈り方を解説

「愛」や「美」という花言葉を持つ薔薇は、本数によってさらに意味が変わります。大切な方に薔薇の花束をプレゼントする際には、本数にもこだわって選んではいかがでしょう。

今回は、12本の薔薇にスポットを当てて紹介します。12本の薔薇には、とてもロマンチックな意味が込められています。また、プレゼントするのにもほどよい本数・ボリューム感のため、おすすめのギフトです。12本の薔薇の意味や、プレゼントするのにふさわしいシーン、喜ばれる贈り方のコツを解説します。ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 薔薇の花束を贈りたい方
  • 12本の薔薇の意味やふさわしいシーンを知りたい方
  • ロマンチックなプレゼントをしたい方

12本の薔薇の意味とは?

12本の薔薇の意味とは?

薔薇には「愛」という花言葉があるため、本数が変わっても愛にまつわる意味になることがほとんどです。12本の薔薇には以下のような意味が込められています。

12本の薔薇の意味
  • 「私の妻になってください」
  • 「私とお付き合いしてください」

12本の薔薇は、大切なパートナーや意中の方に向けて、強い想いを伝えるのにふさわしい本数です。逆に、意味を知らずに贈ると誤解させてしまうかもしれません。意味を踏まえてここぞというときに活用すれば、印象深い素敵なプレゼントになるでしょう。

12本の薔薇1本ずつにも意味がある

12本の薔薇には、ほかの本数と違う独自の特徴があります。それは、12本を構成する1本1本にも、それぞれ異なる意味が込められていることです。12本の薔薇1本ずつに込められた12個の意味は以下のとおりです。

12本の薔薇1本ずつに込められた12個の意味
  • 「愛情」「情熱」「感謝」「希望」「幸福」「永遠」
  • 「尊敬」「努力」「栄光」「誠実」「信頼」「真実」

いずれもポジティブな言葉ばかりですが、12本の薔薇の意味と組み合わせることで「誓い」のメッセージとなります。「結婚してください」や「お付き合いしてください」という言葉に12個の誓いが加わるため、より誠実でメッセージ性の高いギフトといえるでしょう。

ダズンローズのエピソード

12本の薔薇は、1ダースという単位でもあることから、「ダズンローズ(Dozen rose)」と呼ばれています。ヨーロッパでは、ダズンローズをプロポーズで贈る風習が古くから受け継がれてきたそうです。12本の薔薇を大切なシーンでプレゼントするなら、ぜひダズンローズのエピソードも押さえておきましょう。

ダズンローズの由来

パートナーにプロポーズすることを決心したある男性が、相手の元へ向かう途中、野に咲いていた花を12本摘んで花束を作りました。

その花束を渡しながらプロポーズをしたところ、パートナーは喜んで受け取って承諾してくれたそうです。その際、花束から1本の花を抜き取り、男性の胸元に挿しました。

このエピソードは、現在も結婚式で用いられているブーケ・ブートニアの由来となっているそうです。12本の薔薇(ダズンローズ)は、情熱的なメッセージや誠実な誓いが込められていることに加えて、ロマンチックなエピソードが由来となっていることからも、特別な本数といえるでしょう。

12本の薔薇はどんなシーンにふさわしい?

12本の薔薇はどんなシーンにふさわしい?

特別な本数である12本の薔薇は、プレゼントするシーンも厳選したいところです。ピンポイントな意味が込められているため、日常的に贈るというよりは、特別なシーンにふさわしいでしょう。意味を踏まえると、以下のようなシーンにぴったりです。

12本の薔薇を贈るのにふさわしい3つのシーン
  • プロポーズ
  • 結婚式
  • 告白

それぞれのシーンでの贈り方の例や注意点などを見ていきましょう。

プロポーズ

12本の薔薇には「私と結婚してください」という意味が込められているため、プロポーズギフトに最適です。プロポーズは、交際中のカップルにとって重要なイベントのため、幸せな思い出となるようなプロポーズをしましょう。12本の薔薇を花束にして、サプライズ演出でプレゼントするのがおすすめです。直前まで気付かれないよう保管しておき、プロポーズの瞬間に出してきて渡せばパートナーに感動を与えることができます。

プロポーズプランを利用する方法も

プロポーズ場所や当日の過ごし方にもこだわりたい場合、薔薇の花束を入手し持ち歩くのが難しい方もいるかもしれません。

高級ホテルやレストランのプロポーズプランには、12本の薔薇の花束がセットになったものもあります。手配や保管も任せられるため、選択肢に入れておくといいかもしれません。

薔薇の花束を贈れば、その場が華やかになるため演出にも役立ちます。慣れた場所でのプロポーズでも特別感が出ます。普段花を贈ることがなかった方も、プロポーズで12本の薔薇を贈ってしっかりと想いを伝えれば、相手に喜んでもらえるでしょう。プロポーズでの12本の薔薇の贈り方などを詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

結婚式

12本の薔薇は、結婚式の演出でも活用できます。前述のダズンローズの由来となったエピソードを結婚式や披露宴再現するカップルが多く、印象的な演出が実現します。たとえば、以下のような用い方が代表的です。

12本の薔薇を用いた演出例

12本の薔薇をあらかじめ1本ずつゲストに預かっておいてもらいます。新郎が入場し、一人ひとりから薔薇を受け取り12本の花束にします。

新婦が入場し新郎の前に立ったら12本の薔薇の花束を渡し、ゲストの前で再度プロポーズします。

また、披露宴のテーブルラウンドでダズンローズの演出をすることもできます。12個の意味に合わせてゲストを選び、一人ずつにメッセージを伝えるなど、さらに凝った演出をするカップルもいます。12本の薔薇を活用すれば、ユニークで想いの詰まった印象的な結婚式になるでしょう。

告白

「私とお付き合いしてください」という意味は、告白のシーンに最適です。意中の相手に想いを伝える際に、12本の薔薇をプレゼントすればロマンチックな告白ができるでしょう。この場合も、プロポーズと同様にサプライズでプレゼントできるよう計画するのがおすすめです。

ただし、あまり凝りすぎると相手が引いてしまう可能性もあります。プロポーズよりは少し控えめに、サラッと取り出してプレゼントするといいでしょう。また、交際前の段階のため、相手からの好意も感じられる状況でなければ重く感じさせてしまうかもしれません。相手が花が好きであることを前提に、あとは告白だけ…というくらい関係が築かれているなら、贈ってみてはいかがでしょう。

12本の薔薇の喜ばれる贈り方とは?

12本の薔薇の喜ばれる贈り方とは?

素敵な意味が込められた12本の薔薇をプレゼントする際は、相手に喜ばれるようひと工夫するのがおすすめです。以下の3つのポイントを押さえて、12本の薔薇の魅力を生かした贈り方をしましょう。

12本の薔薇を贈るときのポイント
  • 12本の意味を伝える
  • ほかの花と組み合わせてボリュームを出す
  • 色選びを工夫する

3つのポイントについて、詳しく説明していきます。

12本の意味を伝える

薔薇の花言葉や本数で異なる意味については、一般的に知られている情報とはいえません。せっかく12本の薔薇の意味を重視して選んでも、相手に伝わらなかったらもったいないですよね。花が好きな相手なら知っている可能性もありますが、知らないことを前提に準備を進めるといいでしょう

たとえば、プロポーズする場合は、まずは自身の言葉でプロポーズの言葉を伝えましょう。そして、相手にOKしてもらえたら、12本の薔薇の意味を改めて伝えるのがおすすめです。なぜ12本なのか、その意図を相手が理解することで印象に残るギフトになるはずです。

カードを添えるのもおすすめ

口頭で伝えてもいいのですが、12本の薔薇の意味を書いたカードを花束と一緒にプレゼントすると記念になります。

とくに、12個の意味に関しては覚えるのも難しいため、カードに記載して後から見返せるようにするのがおすすめです。

ほかの花と組み合わせてボリュームを出す

12本の薔薇は、花束にすると簡単に抱えられるくらいの程よいサイズです。しかし、特別な場面ではもっと大きな花束にしたいと考える方もいるかもしれません。12本の薔薇にこだわりたいけれどもう少しボリュームを出したいという場合は、ほかの種類の花を組み合わせるといいでしょう。

薔薇に合うおすすめの花と花言葉
  • カーネーション : 純潔の愛、無垢で深い愛 など
  • トルコキキョウ : 永遠の愛、すがすがしい美しさ など
  • カスミソウ : 清らかな心、幸福、感謝、無邪気 など

なお、プロポーズでは108本の薔薇も12本と同様の意味を持つため人気です。女性のなかには108本の薔薇を贈られるプロポーズに憧れを抱いている方もいます。もし、パートナーが108本の薔薇の花束を求めているなら、その希望を叶えることが成功のコツです。ご自身の希望よりも、相手の希望に沿った計画を心がけましょう

色選びを工夫する

薔薇にはさまざまな色があります。愛情を伝えるには赤い薔薇が最もふさわしく、プロポーズでも赤い薔薇の花束が王道です。しかし、ほかの色の薔薇をプレゼントしても問題ありません。相手の好きな色を選んだり、複数の色をミックスしたりと、色選びを工夫すると素敵なギフトになるでしょう。

なお、薔薇は本数で意味が変わりますが、色によっても異なる花言葉を持っています。プレゼントする際は、色の持つ意味も踏まえて選ぶことをおすすめします。以下に、代表的な色と花言葉をまとめました。

薔薇の色別花言葉
  • 赤 : 「情熱」「愛情」「美」など
  • ピンク : 「感謝」「上品」「しとやか」「感銘」など
  • オレンジ : 「絆」「信頼」「健やか」など
  • 白 : 「純潔」「深い尊敬」など
  • 黄 : 「友情」「思いやり」など

もらった12本の薔薇を楽しむ方法とは?

もらった12本の薔薇を楽しむ方法とは?

薔薇12本は特別なイベントでもらうことが多いギフトです。そのため、大切な時間の思い出とともに、できるだけ長く手元に残したいと考える方も多いでしょう。これから薔薇をプレゼントする予定の方も、贈ったあとのことを想像してみてください。より長く、美しい状態を楽しめる方法を知っていれば、大切なパートナーをさらに幸せな気持ちにしてあげられるでしょう。

そこで、ここからは、もらった薔薇の花束を楽しむ方法を紹介します。

切り花を長持ちさせるには?

プロポーズや結婚式、告白などの重要なイベントで用いる12本の薔薇は、造花ではなく生花を選ぶことが望ましいです。しかし、生花の切り花は日持ちがしないため、贈ってからの管理に気を配る必要があります。花瓶に生けて飾る場合は、なるべく速やかにラッピングを外しましょう。水中で茎をカットしてから生けることで吸水が促され、より生き生きとした薔薇を楽しめます

花瓶に生けてからは、直射日光を避け涼しい場所に置くことが大切です。高温になると水が濁って花が傷んでしまうため、涼しく保ち水もこまめに入れ替えましょう。飾っている間に少しずつ茎をカットすることで、断面が新しくなり水を吸い上げやすくなります。

ドライフラワーや押し花を作ろう

切り花の状態では2週間程度が限界です。それ以上長く手元に置いておきたい場合は、新鮮なうちに乾燥させてドライフラワーか押し花にしましょう。12本の薔薇なら、自宅でも乾燥させることができるでしょう。薔薇は押し花にはあまり向かない花ですが、花びらを分解して1枚ずつ並べた状態で押せば、美しいものに仕上がります

一般家庭で作ったドライフラワーや押し花は、1~3年程度保存できます。経年劣化が避けられないため、美しいうちにハンドメイド資材などに使うといいでしょう。

美しく保存したいなら保存加工専門店を利用しよう

1~3年程度の保存期間は短い、生花のイメージを維持しながら保存したいという場合は、保存加工専門店を利用するのがおすすめです。生花を専門技術により高品質なドライフラワーや押し花に仕上げるため、一般家庭で作ったものよりはるかに長い期間保存できます。

主にプロポーズの花束やウェディングブーケを手元に残すために利用される専門店で、加工・制作方法や仕上がりのアイテム、料金などはそれぞれ異なります。利用する場合は、なるべく工房やアトリエでサンプル品の見学や相談ができる専門店を選び、納得できる保存加工をしましょう。

シンフラワーで12本の薔薇を記念品にしよう

シンフラワーで12本の薔薇を記念品にしよう

シンフラワーは、創業20年以上の保存加工専門店です。岡山本社に工房を、東京虎ノ門にサロンを営業しており、見学や相談、お花の持ち込みも可能です。保存加工をご検討されている方は、事前予約のうえ、ぜひお気軽にご来店ください。もちろん、Webでのお問い合わせも可能です。

シンフラワーはとくに薔薇の保存加工実績が豊富で強みがあるため、12本の薔薇の保存をご希望の方にもおすすめです。シンフラワーの保存加工や12本の薔薇の保存の仕方について、詳しく紹介します。

シンフラワーの保存加工の特徴

シンフラワーの保存加工の特徴

シンフラワーでは、お預かりした花束やブーケを、高品質なドライフラワーや押し花アートに仕上げます。すべて職人の手作業により加工・制作を進めるため、隅々まで美しくムラのない仕上がりをお楽しみいただけます。

完成したドライフラワーと押し花は、経年劣化による色の変化などを抑える加工をしているため、生花のような美しさが維持されます。さらに、独自の密封技術によりケースに閉じ込めるため、数十年単位での保存が可能です。シンフラワーで保存加工した花は、以下の4種類のインテリアアイテムに仕上がるため、すぐに飾ってお楽しみいただけます。

選べる4タイプのアイテム
  • 押し花アート : 押し花を花束型や好みのレイアウトにアレンジして額に入れた、絵画のようなアイテム
  • ボトルブーケ : ドライフラワーを高品質なガラスボトルに入れたもの
  • 3D額 : ドライフラワーを立体的な額に入れたもの
  • クリスタルフラワー : 1~3輪程度のドライフラワーを透明度の高い樹脂に入れた、コンパクトなアイテム

※シンフラワーの保存加工商品について、こちらからご覧いただけます

12本の薔薇はどう保存する?

12本の薔薇はどう保存する?

12本の薔薇をすべて保存したい場合は、押し花アート、ボトルブーケ、3D額のいずれかを選びましょう。花束のイメージを維持したい場合は、花束型にレイアウトするのがおすすめです。包装紙やリボンも一緒に保存できるため、ご希望の場合はお花と一緒にお預けください

12本の薔薇をすべて手元に残したいけどコンパクトに保存したい場合は、押し花アートを選ぶのがおすすめです。薄型のため場所を取らず、壁にかけて飾れます。

分けて保存することも可能

12本を2~3個のアイテムに分けて保存することもできます。小さなアイテムを複数個作って飾るのも素敵です。

また、一部のみを保存する方法もあります。12本のうち数本を保存加工し、残りは自宅で最後まで飾って楽しむのもいいでしょう。

※シンフラワーの押し花アートについて、こちらからご覧いただけます

刻印もできる

刻印もできる

シンフラワーでは、すべてのアイテムに刻印サービスをつけています。ふたりのお名前や記念日を入れられるため、より記念品としての要素が強くなり、特別感のあるアイテムに仕上げられます。

刻印プレートを額縁や台座に取り付ける方法が基本ですが、押し花アートの場合は台紙に直接印字することも可能です。メモリアルな花束をシンフラワーで保存加工して飾れば、20~30年後も当時の思い出を振り返れるお気に入りのインテリアとなるでしょう。

結婚式のウェルカムアイテムにもおすすめ

シンフラワーで制作したアイテムは、結婚式やウェディングパーティーの場にも映えます。

本物の花を閉じ込めた生花のような印象のアイテムのため、空間が華やかになりゲストにも喜んでもらえるでしょう。

シンフラワーで制作している薔薇のアイテムは、以下のページから詳しくご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください。

※シンフラワーのプロポーズのバラ保存特集ページについて、こちらからご覧いただけます

まとめ

薔薇12本は、プロポーズや結婚式、告白で大切な方に贈るのにふさわしい意味を持っています。また、ダズンローズの由来や12個の誓いが込められていることも、ほかの本数とは異なる魅力です。ロマンチックなプレゼントになるよう、サプライズで渡せるような準備や、意味を伝える工夫をするといいでしょう。

メモリアルなギフトとなる12本の薔薇の花束は、保存加工専門店で高品質なドライフラワーや押し花アートにして手元に残すのもおすすめです。大切な花束やブーケの保存をご希望の場合は、ぜひシンフラワーのご利用をご検討ください。

この記事のまとめ
  • 12本の薔薇を贈ることは「結婚してください」「お付き合いしてください」という意志表示になる
  • プロポーズや結婚式、告白で12本の薔薇を贈るなら、意味が伝わる工夫やロマンチックな渡し方を考えよう
  • 記念に残したい大切な花束は、専門店で保存加工するのがおすすめ

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記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

 

プロポーズの108本の赤いバラ🌹
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商品名:ベンティ
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