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バラにはどんな意味がある?色や本数の選び方と贈る際の注意点

記事の監修

シンフラワー株式会社

シンフラワーはウェディングブーケやプロポーズの花束の保存加工専門店です。
花嫁様が結婚式で使った生花の花やプロポーズの花束を、特殊なドライフラワーの加工や押し花加工で半永久的に保存します。保存方法は押し花や立体的なガラスや3D(立体)額など、40以上の種類から理想の形で制作が可能で、種類の豊富さが特徴です。
最近はプロポーズの108本のバラの花束を残す特注額での制作依頼も増えております。

バラにはどんな意味がある?色や本数の選び方と贈る際の注意点

美と愛の象徴であり「花の女王」と呼ばれるバラは、世界中に愛好家がいる花です。特別な瞬間や、感謝・愛情を表現する際にふさわしく、大切な方に贈る花としても人気を集めています。ただし、バラを贈る際には、相手や場面に応じて選び方を工夫するなど、考慮しなければならないことがあります。

今回は、バラに込められた意味について、色別や本数別も含めて詳しく解説します。また、バラを贈る際の注意点や、ドライフラワーにしてからのバラの意味や扱い方についても紹介します。ぜひ花贈りの参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ
  • バラの意味を深く知りたい方
  • バラを贈る際のエチケットを知りたい方
  • バラをいつまでも美しく楽しめるアイデアを知りたい方
目次

バラにはどんな意味がある?

バラにはどんな意味がある?

まずは、バラ全般の意味を押さえておきましょう。バラの花言葉や基本情報に加えて、色や本数に関してどのように意味が変わるのか、詳しく見ていきましょう。

バラの花言葉と基本情報

冒頭でも触れましたが、バラは愛と美の象徴とされる花です。花言葉は、そのイメージのとおり「愛」と「美」です。高貴で上品な姿と洗練された豊かな香りから多くの方に愛されています。この花言葉も、優雅で上品なバラの魅力が由来と考えられています。また、ヨーロッパではバラにまつわるさまざまな伝説が残されている、歴史のある花です。

バラはフラワーギフトに欠かせない代表的な花です。広く親しまれていますが、なんと紀元前2000年から栽培されていたといわれています。長い歴史のある花のため、色や品種、咲き方も多種多様です。なお、フラワーショップでは年中取り扱われていますが、品種によって旬も異なります。以下に、バラの基本情報を簡単にまとめました。

バラの基本情報
  • 学名・和名 : Rosa・バラ(薔薇)
  • 科名・属名 : バラ科・バラ属
  • 原産地 : アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカなど
  • 開花期 : 主に5月中旬~6月上旬、品種によっては6月中旬~11月

バラは色や本数でも異なる意味を持つ

バラ全般の花言葉は「愛」と「美」ですが、色や本数が変わると、意味も変わります。「愛」と「美」をベースに、それぞれの色や本数によって異なる意味が加わります。そのため、バラをプレゼントする際は、全般の花言葉とともに色や本数の意味も調べて選ぶといいでしょう。

ここからは、バラの色と本数に分けて、それぞれどのような花言葉・意味が込められているのか詳しく紹介していきます。大切な方へのプレゼントにバラを選ぶ際には、ご自身の想いに合った意味を持つ色・本数を意識してみてください。

バラの色に込められた意味とは?

バラの色に込められた意味とは?

美しさと愛の象徴として古くから愛されてきたバラは、色によって異なる意味を持ちます。込められた花言葉から色を選ぶことで、相手にさまざまな感情やメッセージを伝えることができます。色別に花言葉が付けられているのもバラの特徴のため、ぜひ贈る前にチェックしておきましょう

色で異なるバラの花言葉を踏まえて選ぶことで、相手だけでなくシーンにもふさわしいプレゼントができます。たとえば、友情、感謝、幸せ、愛情などを表現するのに最適な花言葉があります。友人には友情を込めて、お世話になった方には感謝を込めて色を選べるため、より深い気持ちや喜びを伝えることができるでしょう。

相手によっては、花が好きでバラの花言葉を理解している方もいるかもしれません。そのような場合は、とくに贈る場面にふさわしい色を選んでプレゼントすることで、花言葉や意味を共有できます。深い絆や感情を分かち合えるギフトになるでしょう。

バラにはさまざまな色がありますが、ここでは赤・白・黄・ピンク・オレンジ・紫・青の7色に関して、それぞれの意味や花言葉を紹介します

赤いバラ 【情熱と愛の究極を表現】

赤いバラは情熱や愛情を表現します。そのため、とくに恋人や配偶者といった大切なパートナーに贈るのに最もふさわしい色とされています。なお、赤でも深紅のバラは深い愛情を意味するため、プロポーズギフトとしてよく選ばれています。赤いバラの主な花言葉は以下のとおりです。

赤いバラの花言葉
  • 情熱 : 愛情を表現する
  • 深い愛情 : 愛の強さと絆、そして献身を表現する
  • 尊敬 : 深い敬意や尊敬の気持ちを意味する花言葉も持ち合わせている。尊敬の気持ちを表現するときにも最適な色

白いバラ 【純潔と新しい始まりを表現】

白いバラは、純潔や誠実、無垢や無邪気さを意味します。清楚で上品な花姿が魅力的です。美しく清楚な印象がそのまま花言葉になっています。恋人や配偶者に限らず、贈る人やシーンを選ばない色ともいえるでしょう。ウェディングブーケによく用いられるほか、さまざまなお祝い、またお悔やみのシーンで贈られることもあります。

白いバラの花言葉
  • 純粋 : けがれのない純粋さや清楚な感じを表現し、純粋な愛や清らかな心を意味する
  • 無垢 : 無垢で無邪気さを表現し、純粋な思いやりや優しさをイメージさせる
  • 新たな始まり : 希望を意味し、清らかな花びらは、新しい出発や未来への希望をイメージさせる

黄色いバラ 【友情と喜びを表現】

黄色いバラは陽気さ、幸福、友情を意味するといわれています。黄色は明るい印象の色味のため、笑顔を誘い、明るい未来をイメージする色ともいえるでしょう。友人に贈るのにふさわしい花言葉ですが、パートナーやご家族など誰にでも贈りやすい色です。なお、黄色いバラの花束は、父の日の王道ギフトとしても注目されています。

黄色いバラの花言葉
  • 喜び : 明るい色合いは楽しい瞬間を意味し、喜びや高揚を意味する
  • 友情 : 黄色いバラは友情や親愛を意味し、明るい花びらは友人や大切な人との絆を象徴。友情の証として最適な色
  • 感謝 : 黄色いバラは感謝やお礼を伝えには最適

上記のようなポジティブな花言葉を持つ反面、黄色いバラには「嫉妬」といったネガティブな意味もあります。そのため、花言葉に詳しい方にプレゼントする場合は、抵抗感を抱かれる可能性があります。相手に誤解を与えることのないよう、配慮しなければなりません。黄色いバラを贈る場合はポジティブな気持ちで受け取ってもらえるよう、選んだ理由を添えるようにしましょう。

ピンクのバラ 【感謝と優雅さを表現】

ピンクのバラは、感謝、優雅さ、幸せを意味します。優雅で可憐な姿がたくさんの人に好まれている花です。優しい雰囲気の色味は、とくに可愛らしい雰囲気の女性によく似合います。ポジティブで素敵な意味が込められており、シーンを選ばない点もおすすめポイントです。男性からパートナーに贈るほか、女性からも友人や家族、同僚、上司など、さまざまな方にプレゼントしてはいかがでしょう。

ピンクのバラの花言葉
  • 感謝 : 柔らかな花びらがかわいいピンク色は、感謝の気持ちやお礼を伝える際に最適
  • 愛情 : 愛情や思いやりを意味し、優しい色合いは、深い愛や温かい心を象徴
  • 幸せ : 幸せや喜びを意味し、幸福な未来をイメージさせる

オレンジのバラ【愛嬌と健やかさを表現】

オレンジのバラは愛嬌や無邪気さ、絆や信頼、健やかさを意味します。あたたかみのある明るい色味は、優しく包み込んでくれるような印象です。親しみを込めてエールを送りたいときにも、最適な贈り物になるでしょう。男性にも女性にも、また、子どもからご年配の方まで、多様な年代の方に贈りやすい花です。健やかさを表現するため、お見舞いにも向いています。

オレンジのバラの花言葉
  • 無邪気 : 愛嬌のある無邪気さをイメージしており、素直な気持ちを伝えたいときに最適
  • 絆 : 相手とのつながりへの感謝や応援したい気持ちも表現できる
  • 健やか : 元気を与えてくれる色味で、健康への願いを込める花としても活躍

紫のバラ【気品と尊敬する気持ちを表現】

紫の薔薇は、見た目の美しさと同様に気品や上品さを、また、敬意を表す意味も含まれています。少しミステリアスで落ち着いた印象の花です。濃淡で印象が変わりますが、主に大人の女性や男性へのギフトに向いています。両親や祖父母、上司など、目上の方に花を贈りたいときにもおすすめです。

紫のバラの花言葉
  • 誇り : 誇り高い紫のバラは、凛とした印象の方に似合います。相手を讃えたいときにも最適
  • 気品 : 品のある美しさを表現できるため、アレンジに加えると落ち着いた印象に
  • 尊敬 : 相手を敬う気持ちを感謝とともに伝えられるギフトが実現

青いバラ 【不可能を可能に変える神秘を表現】

最先端のバイオテクノロジーと開発者たちのたゆまぬ努力により、自然界でも青いバラが誕生しました。2004年に誕生した青色色素を持つ青いバラは、不可能を可能にした意味を込めて神秘性、夢を象徴する意味があります。鮮やかな青色が人の心をひきつけ、特別な意味を持ち合わせている花です。落ち着いた色合いがクールな印象で、シーンや性別問わず贈ることができます。

青いバラの花言葉
  • 神秘性 : 鮮やかな青色は神秘的な存在や不思議な世界をイメージさせる
  • 不可能な愛 : 理性や現実に捉われない愛やロマンチックな感情を象徴している言葉
  • 夢 : 夢や希望がかなうことを意味し、夢の実現や新たな可能性への期待を表現する色

その他

バラには、上記の色のほかにも多様な色があります。そして、濃淡の違いも含め、色によって細かく異なる意味が込められています。紹介した色以外では、たとえば以下のようなものが選べます。

その他のバラの色と花言葉
  • グリーン : 癒し、希望、新たな希望
  • ブラウン : すべてを捧げます
  • クリーム色 : 和み
  • ピンクと白の複色 : 励まし、美しい少女

濃淡の違いでは、たとえば濃いピンクは「愛を誓います」、淡いピンクは「私を射止めて」というように異なる意味が存在します。ベースとなる全体の花言葉やその色の花言葉は変わらず、新たな意味が加わります。それぞれの意味をより深めたいときは、濃淡も意識してバラを選んでみてはいかがでしょう。

バラの本数に込められた意味とは?

バラの本数に込められた意味とは?

バラを贈る際に、とくに本数を気にせず花束にする方は多いかもしれません。しかし、バラは本数によって異なる意味を持つため、事前に知っておくとよりメッセージ性の強いプレゼントができます

バラの本数による意味は、花言葉に直接由来しているわけではありません。バラの花言葉は色別に解釈されることが一般的です。色別の花言葉が、プレゼントする際の相手へのメッセージ代わりとしても活用されています。

しかし、バラは本数によっても意味があることを踏まえて選ぶと、よりメッセージ性が強く深みのある花贈りができるでしょう。本数の意味を知ったうえで選んだバラを贈ると、言葉にできない思いを相手に伝えることができます。また、相手が喜ぶような本数を選んでプレゼントすることで、より深い絆を育むことができるでしょう。

プレゼントする場合におすすめの、ポジティブな意味を持つ代表的な本数を以下にまとめました。

一般的なバラの本数による意味(本数による花言葉と捉えることもある)
  • 1本 : 一目ぼれ、愛しています、愛情、感謝
  • 2本 : 二人だけ
  • 3本 : 告白、愛しています
  • 5本 : あなたに出逢えて本当によかった
  • 6本 : 夢中、あなたの幸せを願っています
  • 7本 : 密かな愛
  • 11本 : 最愛、あなたは私の宝物
  • 12本 : 私の妻になってください、私とお付き合いしてください
  • 13本 : 永遠の友情
  • 14本 : 誇りに思っています
  • 21本 : 真実の愛、あなただけに尽くします、心から愛しています
  • 24本 : 24時間あなたを思っています
  • 25本 : あなたの幸せを祈ります
  • 30本 : ご縁を信じます、ご恩に感謝します
  • 40本 : 死ぬまで変わらぬ愛、真実の愛を誓います
  • 50本 : 永遠、偶然の出逢い、無条件の愛(相手を応援する気持ちを伝えるときにも選ばれる本数)
  • 99本 : 永遠の愛(最高の愛情を贈るときに選ばれる本数)
  • 100本 : 100%の愛
  • 108本 : 私と結婚してください(プロポーズする際に選ばれる本数)

本数の意味を踏まえてバラを選ぶとメッセージ性を高めることができます。しかし、選ぶ際には注意したいこともあります。それは、込められた意味がどこでも共通とは限らないことです。また、シーンによってはふさわしくない本数もある点も押さえておくといいでしょう。以下にて、詳しく説明していきます。

本数に意味が込められた背景

バラの本数に意味が込められているという認識は、世界共通ではありません。本数による意味は、文化や国や地域によっても異なることがあります

たとえば、一部の国では13本のバラは「不吉」とされています。しかし、一般的には上記のように「永遠の友情」を意味するポジティブな本数と考えられています。避けるべき本数といわれる一方で、ほかの国では特別な意味を持ち積極的に贈られる場合もあるということです。

バラの本数ごとの意味は、社会的な背景や伝統によって形成されているという説もあります。そのため、場面によっては、バラの本数選びにおいて贈る相手の文化や習慣を配慮することも必要と考えられます

シーンに合わせた本数の選び方

意味に注目した花贈りでは、相手とシーンにふさわしいものであることが重要です

選び方を間違えると、せっかく相手に喜んでもらいたくて贈ったのに、意図せず悲しい気持ちや不快な思いをさせてしまうこともあります。愛情を伝えたいとき、感謝を表したいとき、友情を示したいときなど、シーンに合わせて適切な本数を選びましょう。

なお、バラの本数を選ぶ際は、一般的に認識されている本数別の意味を参考にすることとなるでしょう。しかし、それぞれの意味よりも「数字そのもの」に注目して選ぶ方法もあります。たとえば、誕生日にバラをプレゼントする場合は、年齢と同じ数だけを贈る方が多いです。誕生祝いでは、本数の意味に関係なく年齢の数だけのバラを花束にするのも、粋な贈り物となるでしょう

バラの状態や組み合わせ方で異なる意味とは?

バラの状態や組み合わせ方で異なる意味とは?

色や本数だけでなく、咲き方や棘の有無などによっても、意味が変わってきます。また、色の組み合わせ方でも新しい意味が生まれる場合もあります。たとえば、以下の内容は覚えておくと便利です。

バラの部位や咲き方、組み合わせ方による意味
  • 棘のないバラ : 誠意、友情
  • バラの葉 : 希望、諦めないで
  • 一重咲きのバラ : 純潔な愛、敬意、静かな愛
  • 赤いバラのなかに白いバラ : 打ち解けて仲がよい、温かい心
  • 黄色のバラのなかに赤いバラ : あなたがどんな不実でも
  • つぼみ3本と開花した1本のバラ : あのことは永遠に秘密

ポジティブな意味の場合は、相手に伝わるようにして贈ると喜ばれます。ネガティブな意味になってしまう場合は、その対象を取り除くか、別の要素を加えましょう。本来の意味を和らげることができます

バラのギフトの価格相場

バラのギフトの価格相場

バラは単価が一定ではないため、ギフトの価格にも変動があります。プロポーズで贈る花束を除いては、一般的には3,000~5,000円程度の花束やフラワーアレンジメントが選ばれています。このくらいの予算なら、ほどよいボリュームの本数のバラを購入できるでしょう。

友人へのカジュアルなギフトや数輪のバラを用意したい場合は、1000~2000円程度でも十分です。なお、生花ではなくプリザーブドフラワーを選ぶ場合は、やや高価になります。バラは時期によっても単価が変わり、とくに母の日やクリスマスシーズン前後は高価になる傾向があります。事前にさまざまな店を比較して、余裕を持って予約しておくのもおすすめです。

バラを贈る際の注意点

バラを贈る際の注意点

これまで説明してきたように、バラはほかの花に比べてメッセージの代わりとなる花言葉がたくさん付けられています。花言葉の豊富さが、ほかの花と異なるバラならではの大きな特徴といえるでしょう。

バラにはポジティブな花言葉だけでなく、ネガティブな意味の色や本数もあるとお伝えしました。そのため、ネガティブな意味となってしまう選び方にはとくに注意が必要です。バラの色別の花言葉、本数によって異なる意味を考慮して選ぶことが花贈りのエチケットに関わります。色や本数の意味を重視して贈ることで、言葉では表せないメッセージをバラの花に託して相手に伝えられるでしょう。

また、ラッピングや演出のこだわりは、贈り物に特別感を高められる方法です。そして、相手の好みや場面を考えて選び、心を込めてプレゼントすることが、素敵な贈り物にするために最も重要といえるでしょう

バラを贈るときに重要なポイント
  • 色の意味を理解して選ぶ
  • 本数の意味を考えて選ぶ
  • ラッピングや演出にこだわる
  • 相手の好みと状況を考慮する

ここからは、それぞれのポイント(注意点)について、詳しく見ていきましょう。

色の意味を理解して選ぶ

前述のとおり、バラは色の種類が豊富です。そして、それぞれの色には独自の意味があります。贈る場面や相手を考慮して花の色を選ぶと、贈った相手により喜んでもらえるでしょう。また、相手によっては色の意味を深読みされる可能性もあるため注意が必要です。誤解を避けるためにも、バラを贈る際は色の意味を事前に理解しておくことが大切です。

たとえば、柔らかな印象のピンクのバラには「感謝」という意味があります。お誕生日のプレゼントや記念日など、相手に喜びや幸せを感じさせるシーンに選ばれやすい色です。一方、赤いバラは「愛情」や「情熱」という意味のため、異性の友人や同僚に贈ると恋愛的な好意を期待させてしまうかもしれません。そのようなリスクも踏まえて選ぶことが望ましいです。

本数の意味を考えて選ぶ

バラを何本贈るか考慮することで、本数によって異なる意味を生かしたメッセージ性のあるプレゼントができます。そのため、逆に考えると、色の選び方と同様に注意して選ばなければなりません。本数の持つ意味を理解せずに贈ると、相手に誤解を与えるおそれがあるため気を付けましょう。

たとえば、13本のバラには「永遠の友情」という意味があります。恋人や配偶者に贈ると、相手が意味を知っていた場合、「友情ってどういうこと?」と不安に感じる可能性があります。その結果、関係がぎくしゃくしてしまうかもしれません。また、一輪のバラには、特別な人に対する献身や愛情を表現する意味があります。愛の告白のシーンなどに選ばれる本数のため、友人に贈ると深読みされ誤解を与える可能性があります。

そして、108本のバラは、プロポーズ以外のシーンでは贈らないほうがいいでしょう。カップル以外の場合は誤解を招く元となりますし、カップルの場合は相手がプロポーズと認識するからです。プロポーズのつもりではなかったと伝えると、ガッカリさせてしまうでしょう。

このように、バラの本数を選ぶ際には、相手や相手とご自身の関係性、贈る目的を考慮しましょう。適切な本数のバラを贈ることで、より深い意味を込めた贈り物にできます。

ラッピングや演出にこだわる

バラを贈る際は、ラッピングの仕方にもこだわりましょう。贈り物に特別さや心遣いが加わり、バラの魅力をより一層引き立てることができます。美しいラッピングペーパーや上品なリボンを使用することで、バラを用いたギフトの品格がさらに高まるでしょう

また、ラッピングだけでなく、贈る際の演出にも工夫を凝らしてみましょう。たとえば、中身の見えない特別なギフトボックスに入れて贈れば、受け取る相手に驚きや感動を与えることができます。心を込めて書いたメッセージカードを添えることも、気持ちを伝える方法としては最適です。カードは記念に残すこともできるため、相手に喜んでもらえるでしょう。

相手の好みと状況を考慮する

バラを贈る際には、相手の好みや状況を考慮することも大切です。意味ももちろん大切にしたいですが、それ以前に相手が好む色や種類であるかということを第一に考えましょう。相手が喜ぶような色味や花の種類を取り入れたギフトを贈ることで、相手は「自分のことを思って選んでくれた」とその気持ちを受け取ってくれます。

ただし、これまでも述べてきたように、相手との関係性によっても適切な選び方が変わる点には注意が必要です。パートナーや恋人にはロマンチックな雰囲気を演出できる種類がおすすめです。一方、友人や同僚に親しみや感謝の気持ちを伝えたいなら、感謝の意味を持つ色を選びましょう。

また、目的によってもふさわしい選び方があります。誕生日や記念日のような特別な日には、華やかな色のバラが合います。お見舞いやお悔やみなどの場合は、落ち着いた色味を贈るのが適切です。さらに、贈るタイミングや方法も考慮しましょう。誕生日などの特別な日に贈るなら、相手のために時間を作り直接手渡すことが理想的です。遠方の相手に送る場合は、配送方法を検討することに加えて、手紙やカードを添えるなどの工夫があると喜ばれるでしょう。

バラをドライフラワーにするメリットと美しく保存する方法

バラをドライフラワーにするメリットと美しく保存する方法

生花のバラは魅力的ですが、切り花は寿命が短いです。そのままの状態では、お手入れを丁寧にしても1~2週間程度しか保存できません。そこで、鮮度が落ちる前にドライフラワーにする方法がおすすめです。ドライフラワーになったあとは水が不要なため、空の花瓶に挿す、吊るすなど、さまざまな飾り方ができます。また、ハンドメイド資材として活用するのもいいでしょう。

ドライフラワーのバラは、生花のように毎日きれいな水に交換したり、枯れ落ちた花びらを片付けたりする必要もありません。手間をかけずに、美しい形を保てるのがバラのドライフラワーの魅力といえます

花のお手入れに時間をかけられない忙しい方や、風合いや繊細さを重視する方にとっては、バラのドライフラワーは理想的です。ドライフラワーになったバラは、インテリアや装飾品として、上品で落ち着いた雰囲気を演出できます。ケアフリーなうえに、繊細な花びらの美しさを保ち続けるため、特別な贈り物や記念日の贈り物にもおすすめです

プレゼントされたバラをドライフラワーにする場合のメリットと、より美しいものに仕上げて長期保存する方法について説明します。

特別なシーンで贈られたバラを思い出とともに残せる

ドライフラワーとして販売されているバラを購入してプレゼントすれば、長期保存できお手入れも簡単なため、相手に負担をかけずに済みます。しかし、特別なシーンでは生花のプレゼントが好まれる場合もあります。とくに、プロポーズではドライフラワーより生花の花束を望む声が多く聞かれます。

生花も適切な方法でドライフラワーにすれば、美しく保存することができます。市販品のドライフラワーももちろん素敵です。しかし、元々生花だった大切なバラをドライフラワーにして保存することには、それ以上の価値があると考えられます。姿の変わりゆく生花が一番美しかったときを、その瞬間の記憶とともに保存できるからです。大切な思い出の詰まったドライフラワーを、美しさと繊細さを保ちながら長期間保存できるのは大きなメリットといえるでしょう

生花のバラの華やかなギフトは、受け取った相手を自然と笑顔にさせます。ドライフラワーにして手元に残すことで、その受け取った瞬間の幸せな気持ちや思い出も一緒に保存できるのです。バラをドライフラワーにするには、以下のような方法があります。

バラをドライフラワーにする方法

さまざまな方法がありますが、一般的なのは、バラを束ねてつるし、風通しの良い場所で自然乾燥させるハンギング法です。この方法では、バラから徐々に水分を失わせながら乾燥させてドライフラワーにします。

また、シリカゲルを使ってバラをドライフラワーにする方法もおすすめです。自然乾燥よりも比較的短時間で美しいものを作ることができます。

しかし、一般的な方法(自然乾燥)では、経年劣化が避けられません。保管状況が悪いと、数ヶ月で色が悪くなり元の美しいイメージとはかけ離れてしまうこともあります。そこで、大切なバラを美しく保存するなら、保存加工専門店に依頼する方法がベストです。ドライフラワーは手作りも可能ですが、プロに作ってもらったものは美しさが格別です。豊富な経験と技術で花本来の魅力を引き出し、より繊細なドライフラワーを実現できます。

バラを記念に残すなら専門店で保存加工するのがおすすめ

保存加工専門店にバラのドライフラワー加工を依頼すれば、生花と変わらない美しいイメージのまま、一般的な方法で作られたものよりもはるかに長い期間保存できます。専門的な技術を用いて加工するため、色味や形の変化を最小限に抑えながら、美しい状態が維持されます。

もちろん費用は発生しますが、それに代えられない美しさが楽しめるます。大切なバラのドライフラワーアイテムをお部屋に飾れば、眺めるたびに当時の幸せな思い出を振り返ることができます

なお、美しいバラをそのままのイメージで手元に残したい場合は、できるだけ早く加工に取りかかることが重要です。相手が花の保存を希望する可能性もあるため、プロポーズなど特別なギフトを贈る予定のある方は、事前に情報をチェックしておくといいでしょう。

バラのドライフラワーに込められた意味

バラのドライフラワーに込められた意味

バラの色や本数ごとの意味について説明しましたが、バラはドライフラワーにも意味が込められていることはあまり知られていないかもしれません。バラのドライフラワーには主に以下のような意味があるといわれています。

バラのドライフラワーの代表的な意味
  • 永遠の美
  • 永遠の愛

永遠の美と愛という、バラのドライフラワーに込められたそれぞれの意味について、詳しく説明していきます。

「永遠の美」を意味する

バラのドライフラワーには、「永遠の美」という意味が込められています。その理由は、「繊細な形状を保ちながら長期間保存が可能だから」とされています。バラが美しいドライフラワーになるのは、バラの持つ特性もあります。しかし、それだけではなく、ドライにするプロセスも重要なポイントです

せっかくドライフラワーにしても、仕上がりが生花のバラとかけ離れていたり、すぐに劣化してしまったりすることがあります。見る人に美しい印象を与えられなければ、本来の意味にそぐわなくなってしまいます。そのため、生花のバラを加工する場合は「永遠の美」という意味にふさわしい、美しいドライフラワーにすることが望ましいです。

「永遠の愛」を意味する

もうひとつの意味である「永遠の愛」も、バラのドライフラワーの持つ特徴に由来しています。ドライフラワーにしたバラが枯れずに長持ちすることから、この意味が込められたそうです

しかし、一般家庭で作られたものなどには、枯れたような姿になってしまうドライフラワーも存在します。バラは「美しさ」と「愛」を象徴する花とお伝えしました。そのような意味にふさわしい、高品質なドライフラワーにすることが望ましいです。高品質に仕上げられたら、生花のような繊細な花びらを長く保ちながら、美しさを長期間維持することができるでしょう。

つまり、「永遠の愛」も、美しい姿が保たれてこその意味となります。ドライフラワーの質を決めるのは、元の花の状態ももちろんベースとなりますが、加工方法も大きな要素です。どのような方法でドライフラワーにするかという点が、永遠の美や愛を約束するために重要といえるでしょう。

ドライフラワーにも素敵な意味が込められたバラの花は、ギフトに最適です。バラのドライフラワーを贈ったり飾ったりすることで、プレゼントする相手や一緒に暮らす相手に、永遠の愛や深い感謝の気持ちを伝えることができるでしょう。

また、バラのドライフラワーの美しさを維持するには、保管環境が重要です。湿気が多い場所や直射日光の当たる場所に飾るのは、劣化の原因になるため避けてください。長く美しさを保つためには、湿気がこもりにくく強い光の当たらない場所で管理するようにしましょう。

「シンフラワー」が提供する特別なバラ

「シンフラワー」が提供する特別なバラ

美しい花を楽しめる時間は短く、儚いものです。優雅で美しいバラの生花も同様に、その美しさを身近に感じられるのは限られた時間のみとなります。しかし、大切な花をできるだけ長く手元に残したいと考える方は少なくないでしょう。

シンフラワーでは、創業20年以上のブーケ保存加工専門店です。美しいバラを長く楽しめるよう保存加工し、新しい形で楽しむ提案をしています。バラの美しさをより長く楽しみたい方は、ぜひシンフラワーにご相談ください。

バラの持つ魅力を引き出し、美しく素敵なバラの世界をお届けするのがシンフラワーのサービスです。ここからは、そんなシンフラワーが提供しているバラの楽しみ方を紹介します。

※シンフラワーについて、こちらからご覧いただけます

繊細な形をそのまま楽しめるドライフラワー

繊細な形をそのまま楽しめるドライフラワー

シンフラワーで制作するバラのドライフラワーは、シリカゲル法により花びらや茎を短時間で乾燥させて仕上げます。密閉しながら効率よく乾燥させることで、本来の美しさを長く保てるようにします。独自の技術で、花本来の形を最大限に引き出す特殊な加工法のドライフラワーです。結婚式で手にしたブーケ、大切な人からのプロポーズの花束を、いつまでも残したいという想いをシンフラワーが叶えます。

ドライフラワーは手作りも可能ですが、色や形の変化が避けられません。そこでシンフラワーでは、色味が生花のイメージのまま維持されるような加工を施しています。すべての工程を職人の手作業で進めるため、隅々までムラのない美しい仕上がりが特徴です。豊富な経験と特別な技術で花本来の魅力を引き出し、より繊細なドライフラワーを実現できます。なお、シンフラワーで制作したドライフラワーは、以下のようなアイテムにアレンジしてお返しします。

ドライフラワーで創る3種類のインテリアアイテム
  • ボトルブーケシリーズ
  • 3D額シリーズ
  • クリスタルフラワー

また、ドライフラワーのほかにも、圧力をかけて平面状に仕上げる「押し花アート」を選ぶこともできます。それぞれのアイテムの特徴について、詳しく説明していきます。

※シンフラワーの保存加工商品について、こちらからご覧いただけます

絵画のように掛けて飾れる押し花アート

絵画のように掛けて飾れる押し花アート

ドライフラワーは立体的なため、元の生花のイメージのまま保存したい方におすすめです。しかし、本数が多い場合などは、アイテムも大きくなり飾る場所の確保が難しい方もいるかもしれません。そこで、薄型の押し花にして保存する方法も選択肢に入れてはいかがでしょう。

バラの場合は花びらを一枚ずつに分けて丁寧に押し花にして、元の形に組み立て直します。大切な花が、そのままのイメージを保ちながらも絵画のように薄型にコンパクトに保存できます。シンフラワーの押し花アートは、レイアウトも好みで選べます。完成品は壁に掛けて飾れるため、スペースを圧迫することなく移動も簡単です

※シンフラワーのおすすめ「押し花アート」はこちら

インテリアとしても使えるボトルブーケシリーズ

インテリアとしても使えるボトルブーケシリーズ

シンフラワーでは、ボトルケースという特別なガラスケースでバラを立体的に保存する方法を提供しています。立体的なバラを透明なケースに封じ込めることで、美しさを一層に引き立てることができます。

アレンジしたドライフラワーを独自の密封技術によりガラスボトルに閉じ込めるため、数十年単位に渡り美しい状態を保てます。ボトルケースは、贈り物やインテリアとしても高級感があるおしゃれなアイテムです。ボトルブーケの商品例をご覧になりたい方は、ぜひ以下のページもチェックしてみてください。

※シンフラワーのおすすめ「ボトルブーケ」はこちら

立体感を楽しめる3D額シリーズ

立体感を楽しめる3D額シリーズ

3D額は立体的な額縁のことで、ドライフラワーを入れられるよう奥行きがある形状となっています。立体的に保存したバラの花束をそのままの形で額縁に残すことができます。正面から見ると絵画のようにも見えますが、立体的な仕上がりです。そのため、まるで本物のバラが目の前にあるかのような迫力をお楽しみいただけます。

ボトルブーケと3D額のどちらをお選びいただく場合でも、お花の多様なアレンジが可能です。人気の花束型のほか、ドームアレンジやボックスアレンジなど、好みに合わせて変えられます。また、108本のバラの花束のような大きなサイズでもまるごと保存できるよう対応しています

※シンフラワーのおすすめ「3D額」はこちら

輝くバラの美しさを楽しめるクリスタルフラワー

輝くバラの美しさを楽しめるクリスタルフラワー

クリスタルフラワーは、立体的に保存したバラを透明度の高い樹脂に閉じ込めて、美しいままコンパクトに残せるものです。本物の花の美しさをずっと保存できる花のアート作品として、またペーパーウェイトとしても活用できます。本物の花の形や質感を演出するとともに、花の一部のみを保存するため飾り場所に困りません。

クリスタルフラワーに関しても、機械などを使用せずにすべて手作業で制作しています。インテリアの装飾として選ばれることが多いアイテムです。光を受けてキラキラと輝くその姿は、まるで生花のバラように繊細で、どんな空間にも上品な印象を与えます。場所を選ばず、上品に飾ってもらえる高級感のあるアイテムです。

※シンフラワーのおすすめ「クリスタルフラワー」はこちら

20~30年後も思い出とともに

ドライフラワーアイテムも押し花アートも、適切な環境で保管すれば数十年単位での保存が可能です。

20~30年後も、当時の思い出を振り返りながら幸せな気持ちを感じることができます。

まとめ

バラの持つ意味を中心に、選び方や贈り方の注意点についてお伝えしてきました。バラの色別の意味、花言葉、本数別の意味を踏まえて想いの伝わる花贈りをしましょう。贈る相手や場面にふさわしい意味を持つバラをプレゼントすれば、喜ばれるギフトとなるでしょう。また、ドライフラワーの意味もぜひ覚えておいてくださいね。

ブーケ保存加工専門店のシンフラワーでは、バラをはじめ、いつまでも美しく楽しめる花のアイデアを提供しています。バラを含むさまざまな花の持つ魅力を引き出し、心を癒す特別な花の残し方をお届けしています。ウェディングやプロポーズ、特別なお祝い、大切な方への贈り物に、花を長く楽しむための保存加工をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事のまとめ
  • 愛と美を象徴するバラには色別の意味や花言葉、数別にも意味がある
  • ドライフラワーのバラにも意味があるが、その意味を生かすには美しさを維持することが大切
  • バラの美しい花姿を長く楽しむためには、生花を保存加工するのもおすすめ

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